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黒い司法 0%からの奇跡

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黒い司法 0%からの奇跡 / ジェイミー・フォックス
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「黒い司法 0%からの奇跡」 の解説・あらすじ・ストーリー

全米ベストセラー・ノンフィクションをマイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソンの共演で映画化した実話ドラマ。1980年代のアメリカ南部アラバマ州を舞台に、冤罪の黒人死刑囚を救うべく立ち上がった若手弁護士が、差別と偏見によって歪められた司法制度の深い闇を相手に苦しみながらも、正義を求めて闘い続けた執念の軌跡を描く。監督は「ショート・ターム」のデスティン・ダニエル・クレットン。一流大学を出た正義感に燃える若手弁護士のブライアン・スティーブンソンは、アラバマ州でウォルター・マクミリアンという黒人男性が、証拠もないのに死刑判決を受けたとのニュースに接し、何としても彼の冤罪を晴らしたいと自ら弁護を買って出るが…。 JAN:4548967440140

「黒い司法 0%からの奇跡」 の作品情報

製作年: 2019年
原題: JUST MERCY

「黒い司法 0%からの奇跡」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

黒い司法 0%からの奇跡の詳細

  • 新作
収録時間: 字幕: 音声:
137分 1.日本語2.英語(for the Hearing Impaired)3.吹替用 1.ドルビーデジタル5.1ch:英語
2.ドルビーデジタル5.1ch:日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
1000769365 2020年06月17日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
257枚 54人 59人

【Blu-ray】黒い司法 0%からの奇跡(ブルーレイ)の詳細

  • 新作
収録時間: 字幕: 音声:
137分 1.日本語2.英語(for the Hearing Impaired)3.吹替用 1.ドルビーTrueHDドルビーアトモス:英語
2.ドルビーデジタル5.1ch:英語
3.ドルビーデジタル5.1ch:日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
1000769364 2020年06月17日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
85枚 37人 54人

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冤罪に挑む人権弁護士ブライアン「人の命に差はない」

投稿日:2020/06/19 レビュアー:くまげらの森

(2019年制作・アメリカ)
冤罪の黒人死刑囚たちに寄り添い、司法の闇と闘った弁護士ブライアン・スティーヴンソンの実話を、
マイケル・B・ジョーダンの主演で描く。
根強い人種差別が残るアラバマ州。ハーバード大学を卒業したブライアンは、周囲の反対を押し切ってアラバマに赴いた。
映画はブライアンが担当した、ウォルター・マクミリアン(ジェイミー・フォックス)の案件に焦点を絞って描く。

1988年、木材伐採の仕事を終え、車で帰宅しようとするウォルター。突然、保安官が現れ、
「18歳の少女を惨殺した」罪で彼を逮捕した。そしてすぐさま死刑が決まってしまう。
いったいどんな動機や証拠があって、逮捕されたのか。
観客も戸惑うばかりだが、そもそも証拠などなにもなかったのだ。こんな理不尽な事があってよいのだろうか。
『黒人だから』という理由で疑われ、裁判は偏見に満ちたズサンな審理で有罪、結審・
陪審員も白人ばかり。そのうえ、ブライアンの弁護活動を警察が妨害工作までするのだ。
警察や検察は、彼らのメンツのため間違いや錯誤を認めようとしない。
法の遵守はどこにいったのか?
正しい事を判定しようとする白人たちの意識の低さ、これ本当にアメリカの話なの?
捏造、捏造、脅迫、死刑、法治国家を名乗る国のやる事なのか?
さて、ブライアンが調査した結果、ある男の証言が無罪に導くと予想された。
誰もが、ウォルターはこれで冤罪がはらせると、内々で喜んだ。
しかし、後日の判決は思いもかけないものだった。
絶望して6年の獄中生活、希望という言葉を封印した無表情のウォルターは、
一度は大空を舞う夢を見、そして無惨にも前よりも悪い地面にたたき落された。
また牢に入りたくないと、子供のようにわめくウォルター。希望を与えただけ残酷な事になった。
ここでブライアンは方法を変えて、新たな裁判を依頼する。
その裁判で無罪が証明された時の、ウォルターの喜び、ジェイミー・フォックスは最高の表情を魅せてくれ、
私はもらい泣きしました。

ブライアン弁護士は、「弱い人、貧しい人のため」の信念の人だった。初めからうまくゆく訳もない。
一緒に悩み、闘い、成長する。
接見の時、係から全部脱ぐよう指示されるが、その屈辱に怒ったら「負け」なのだ。
彼らは、反抗するのを待っているのだから。
この映画を観る限りは、腐っているのは白人の方のように見える。おのが権力と、
(黒人に生まれなかった)というだけの僥倖にアグラをかいて理不尽のやり放題。
立場が変わったら、また今世が黒人の世の中だったら、白人にはどれだけの忍耐と
どれだけの努力が出来るのであろうか。
ラストでシビアな事実が告げられる。「現在もアメリカでは、冤罪の可能性のある死刑囚の
10人に1人しか釈放されていない」問題は続いているのだ。
硬派な映画ではあるが、ドラマチックで考えさせられる作品だった。

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どんなに険しく困難な道も、最初の1歩から、最初の1人から

投稿日:2020/07/07 レビュアー:hinakksk

 映画の舞台は、人種差別で悪名高いディープサウスの典型のようなアラバマ州。公民権運動に大きな影響を与えた小説『ものまね鳥を殺すとは』(初めて読んだ時のタイトルだが、映画化されてからは『アラバマ物語』として知られているようだ)の舞台でもある。作中のモンロービルの看板が示すように、まさしく「『アラバマ物語』の地」であるのだ。

 最後まで再審請求に抵抗する地方検事のチャップマンは、真相究明の協力依頼に訪れた弁護士のブライアンに対し、地元の「アラバマ物語」博物館に立ち寄るようにと勧める。しかも「公民権運動の偉大な記念碑だ」と自慢げに付け加えるのだ。何という皮肉。そしてそのことに気付きもしていない。

 今まさに目の前に小説と全く同じような事例が展開されようとしているのに、その不公正を恥ずかしげもなく自ら強化さえする。自己矛盾だし、まさしくダブルスタンダード。この最初のやり取りは、行動を伴わない理念の虚しさを表すかのように、通奏低音のように映画全体に重く響いている。

 映画は、ハーバードのロースクールを出たばかりの有能な黒人弁護士ブライアンが、はるばるアラバマまでやって来て、地元関係者の脅迫や執拗な抵抗に遭いながらも粘り強く闘い、証拠もなく殺人罪に問われ死刑囚監房に収監された黒人マクミリアン(ジョニー・D)の無罪を勝ち取るまでを描いている。そしてそれは、ブライアンやエバたちが立ち上げた「平等な正義イニシアティブ(EJI)」の活動の一環なのだ。

 マクミリアンを救済して一過性で終るのではなく、司法の正当な庇護を受けられない貧しい人々すべてのための永続的な活動であるからこそ、より一層価値があり、すばらしい。ブライアンは言う「マクミランと出会い、理想だけではダメだと教わった。強い信念が必要だし、希望が大切だ。絶望は正義の敵だから。権力者が正義を曲げても、希望があれば前に進める、立ち上がれる」と。

 過度にセンセーショナルになることなく、抑制された丁寧な語りは、とても分かりやすく、啓蒙的でさえある。法とは、真実とは何か、正義とは何かと、静かに問いかけてくる。それでも、映画に描かれた偏向した捜査や裁判の余りの不当さに、怒りが沸々と湧いてくる。どんな人も公正な裁判が受けられるように、冤罪の犠牲者が1人でも多く救われるように、ただ祈るしかない。

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黒人に公正な裁きを!!《どんなに困難でも闘った弁護士の実話》

投稿日:2020/06/18 レビュアー:カマンベール

2019年(アメリカ)「ショートターム」のデスティン・ダニエル・クレットン監督。

この映画の原作は、主役の弁護士のブライアン・スティーブンソンが書いた
「黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪」
この本の題名が殆ど映画の内容を語って入れるのですが、
まったくの無実なのに不法に逮捕され、あれよあれよと言う間に、死刑囚に仕立て上げられたウォルター・マクシミリアン(ジェイミー・フォックス)が、
ブライアン(マイケル・B・ジョーダン)に言う言葉、
《黒人は黒人に生まれただけで、有罪なのだ》
諦観が痛ましいです。
それにしてもハーバード大学を卒業したばかりのエリート黒人であるブライアンは、
不屈の人でした。
E・J・I(平等な正義イニシアチブ)を立ち上げて、エバ(ブリー・ラーソン)を助手に、
黒人死刑囚の多くが冤罪・・・彼らを助けるために命の危険を顧みずに闘います。

映画で取り上げるのはそのひとつの冤罪事件。
マクシミリアンは、18歳の白人の少女の殺人罪に問われますが、彼はその場にいさえしなかったのです。
司法取引で重罪の白人が、100%嘘の偽証をします。
ひとつひとつ証拠を提示して、検察の嘘を暴いてゆくブライアンですが、
司法の壁はあまりにも厚い。
しかし、ブライアンは屈することなく白人保安官と検察官そして白人判事に挑んで行きます。
ブライアン(マイケル・B・ジョーダン)の抑えた演技が光りました。
死刑囚に面会に行ったブライアンは白人警官から、裸になるように促されます。
容疑者でもないのに、ありえないこと。
シャツを脱ぎズボンを脱ぐとブリーフまで脱げ、そして尻を突き出せ・・とまで脅されるのです。
プライドを傷つける・・・それが彼らが黒人の反抗心を奪う手段のひとつなのです。

それにしても事件の起こった土地は「アラバマ物語」(1960年の大ベストセラー)の記念館のある土地。
映画『アラバマ物語』1962年。
2013年には『それでも夜が明ける』がアカデミー賞作品賞。
2016年には『ムーンライト』が同じくアカデミー賞作品賞。
そして2017年の『ゲットアウト』では黒人の監督ジョーダン・ピールが白人への恐怖を
まざまざと体現してくれました。

そして黒人初のアメリカ大統領バラク・オバマ(任期2009年〜2017年)
彼は黒人に何をもたらしたのでしょう。あまりにも微力でした。
そして今、2020年5月の白人警官による暴力で、罪もなき黒人ジョージ・フロイトさんが殺された事件は、全米に大きな盛り上がりを見せています。
差別主義者のトランプ大統領が広げたアメリカの分断。

今、アメリカは本当に変わることができるのでしょうか?

この映画は信念と慈悲を持って闘った弁護士の素晴らしい実話です。

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トランプ降ろしに使われてた可能性あり

投稿日:2020/07/22 レビュアー:勇光

はっきり言って前半はかったるい。意気軒昂な新卒の弁護士が人種差別と戦うことを決意して登場し、その家族が不安におののく。無実の罪で死刑囚として拘束されている準主役のオッサンは人生をあきらめていて青二才の弁護士を小ばかにする。弁護士は信頼を勝ち取るために苦心する。いよいよ戦いがはじまると、あてにしていた協力者が敵に脅されてビビリまくって退場。敵は弁護士にも悪辣な手で脅しをかける・・・このあたりの流れは今までのこの手の映画の定石みたいなものであり、新鮮味がまるでない。
だが、逆転劇がはじまると面白くなる。で、ワンクッションあったり、話が二転三転したりして楽しくなる。ラストの勝利のフィナーレはよかったよかったで感動的。

悪い映画ではないし、こういう映画は定期的につくりつづけねばならないと思う。
ただ、今、アメリカでは黒人の暴動が全国に波及しつつある。きっかけとなったミネアポリスでの事件における黒人被害者は無実ではなかったらしいし、過去にはかなり悪いことをしていたらしい。が、暴動が起きた。この映画がその暴動にいたる経緯で一役かっていたのだとしたら、ちょっとなあって思ってしまう。
ちなみに、暴動が拡散したのは、この騒ぎをトランプ降ろしに使おうとした勢力がマスコミと協力したかららしい。

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心にグサグサ刺さり、考えさせさせられる映画

投稿日:2020/07/25 レビュアー:ケースケ

事実に基づいた物語、という事でちょっと気になって観賞しました。
邦題が『黒い司法 0%からの奇跡』てのがなんとも薄っぺらく感じ、勿体ないなーと。原題である『Just Mercy』の方がしっくりきましたね(公正な慈悲、といった意味合いでしょうか)。「黒い司法」は原作本の邦題から引っ張ってきたようで。


若手弁護士ブライアン・スティーブンソン(マイケル・B・ジョーダン)は同じ黒人である受刑者の人権を少しでも向上させるため、アラバマ州でエヴァ・アンスリー(ブリー・ラーソン)とともに活動を始め、その中で“ジョニー・D”ことウォルター・マクミリアン(ジェイミー・フォックス)という死刑囚に出会う。彼が起こした事件を調べるうちに、ウォルターは完全な冤罪だと確信したブライアン。ウォルターの無実を証明するために奮闘することに・・・。


以下、本編内容に触れつつ感想。鑑賞時の感情に関わる内容も含むと思いますので、未見で気にされる方はご注意ください。









アメリカでの黒人差別による冤罪事件。黒人差別というと映画『グリーンブック』でも描かれていましたが、グリーンブックの舞台は1960年代初頭が舞台。本作では発端となった事件が起きたのが1987年。20年以上経っても根強い差別が残っていたのですね…。
ただ黒人というだけで、白いものが真っ黒にされてしまうという恐ろしさを、まざまざと見せつけられました。



ウォルターが有罪とさせられた証拠が、彼の知り合いであるラルフ・マイヤーズ(ティム・ブレイク・ネルソン)による証言のみ。しかもその証言は司法取引によってある意味無理やり供述させられたというもの。
だがしかし、劇中で弁護士ブライアンによって集められる事件に関する内容は明らかにウォルターは無関係で冤罪と思わせられるものばかり。

普通の人だったら「これだけの証拠、証言があれば冤罪である事は確実に証明されるよね」って思うのでしょうが、「嘘でしょ!?」って展開に。そしてブライアンやエヴァにも脅迫等の嫌がらせが起きるという…。
最初は怒りを感じたのですが、もし自分がこの死刑囚という立場の状況だったら絶望を味わっただろうなと、なんとも重い気持ちになってしまった。


死刑囚達の独房でも、ウォルター達と隣あう同じ死刑囚との交流等が描かれる部分が、ある種アクセントとなっていますね。
中には冤罪ではなく、実際に罪を犯した者たちもいるのですが、あの監獄内で本当の“死刑囚”は一体何人だったのだろう…。




ブライアンはウォルター以外の死刑囚にも刑の減軽や、再審などを求めて奔走するのですが、その中の一人ハーバート(ロブ・モーガン)の弁護に関するくだりがあるのですが、ここが個人的に一つ目のピークだった。
「普通の人はまさか今日が人生最後の日と思っては生きていない」
もちろん罪を犯し、裁かれた以上は償う必要があるけど、果たして本当に死刑が正しいのか、、、深く考えさせられましたね。


もう一つは終盤の起訴取り下げ請求に伴うブライアンの熱弁。もしあれで司法に伝わらないなら、正義って何なんだろうと思わせられる名シーンでしたね。セリフが心にグサグサ刺さった。泣いた。
検察側にも、ちゃんと良心がある人が描かれていたのも救いがありました。

いやー、ほんと後半は我ながらびっくりするくらい泣いた。泣けた・・・。




映画では130分ちょっとで描かれますが、ウォルターの事件に関しては6年以上の歳月が流れており、ブライアンが他に弁護を務めた人の中では実に30年ぶりに無実が証明され刑務所から出たという人も(劇中にも登場しております)。
間違いによって奪われた時間は帰ってこない。それでも冤罪における無罪を勝ち取れるのは大切な事なのだろうけど、そもそもそういった事が起きないようにするにはどうしたらいいのか、考えさせられる。


一言で「良い映画だった」っていうとちょっと違う気もするのですが、色々と考えさせられる、重く深みのある映画でした。

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