No.16 RANKING

ジョジョ・ラビット

ジョジョ・ラビットの画像・ジャケット写真
ジョジョ・ラビット / ローマン・グリフィン・デイビス
全体の平均評価点:
(5点満点)

4

  • DVD
  • Blu-ray
  • TSUTAYA TV
  • 動画ポイント利用可
ジャンル:

「ジョジョ・ラビット」 の解説・あらすじ・ストーリー

タイカ・ワイティティ監督が、第2次世界大戦下のドイツを舞台に、空想の友人・ヒトラーの助けを借りて立派な兵士を目指す少年の奮闘をユーモアを効かせて描いた感動作。10歳のジョジョはある日、家の隠し部屋に匿われていた少女に気付き惹かれ始める。

「ジョジョ・ラビット」 の作品情報

製作年: 2019年
製作国: アメリカ
原題: JOJO RABBIT

「ジョジョ・ラビット」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ジョジョ・ラビットの詳細

  • HOT NEW!
収録時間: 字幕: 音声:
109分 日・英 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
VWDR7014 2020年06月03日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
295枚 83人 58人

【Blu-ray】ジョジョ・ラビット(ブルーレイ)の詳細

  • HOT NEW!
収録時間: 字幕: 音声:
109分
レイティング: 記番: レンタル開始日:
VWBR7014 2020年06月03日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
118枚 100人 64人

関連作品

ユーザーレビュー:4件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 4件 / 全4件

少年は知る、戦争の愚かさ

投稿日:2020/05/24 レビュアー:くまげらの森

硬軟とりまぜて「ナチス」題材の作品は多数あるのに、今また新機軸で、コミカルでもあり、
おとぎ話風にも味付けされた作品が世に問われた。

10歳の子供の視線で描くことの意味を考えてみたい。
練られた脚本と演出は、(不快な仕上がりではないので)賞賛したくなるも
「ちょっと待て」と思うシーンがないわけではない。
監督のタイカ・ワイティティが扮するヒトラーは、少年ジョジョのイマジナリーフレンドだ。
この子は何故、わざわざヒトラーを友にも師にもしているのか。
(たとえば、部屋に昭和天皇がいつもいたらウザくてしょうがないじゃないですか!)
(失礼・・不敬罪がない世の中で良かった)
感覚的に疑問でしょうがないが、ここは二つ考えられる。
何の疑問も持たない小さい頃からもうこの子の脳内世界は洗脳されていた。
そして、終盤にこのフレンドは、ジョジョの足で見事に蹴っ飛ばされるが、それこそタイカ監督が描きたかったシーンだろう、
自ら嫌っているヒトラーに扮してまでやったかいがあったというものだ。うんうん。
(消滅させる目的で存在させた「まぼろし」なのだ)

さて、子供目線という事は、一見、ノーイメージの無邪気な土壌から、「悪」が生まれ「愛」が生まれ、やがて戦争の罪と愚かさが理解され、
自分の体で気持ちが変化してゆく過程を追体験できるという強みがある。
彼ジョジョは、母親が部屋に隠したエルサを、ユダヤ人だからと嫌っていたが、人間として何も違いはないことに気づき、自ら和解する。

同時に争うことの無意味に気づく。ジョジョが、唯一、エルサに激情を吐いたのは母親が殺された時だ。
つまり、愛する親が殺されたら、信頼している人間をもナイフで傷つけようとする、
憎しみは連鎖すると場面は語る。
戦争や争いのある所には、同じ場所にテキとして友人や恋人がいた人もたくさんいたはず。
それでも私たちは社会に渦巻く強い空気に押し切られてゆく。
上から言われた事、数の多さと権威ある出所から言われた事でも、言いなりになるべきでない。
自分の頭で検証しなくてはいけない、検証できるだけの己であれと言われている気がした。

『すべてを経験せよ』とリルケの詩からの引用があり、『愛は最強』とともに美しい。

若干、描写が曖昧で理解しきれなかったジョジョの母親と、キャプテンK(サム・ロックウェル)について、長くなったのでコメントらんに書かせていただきます。ありがとうございました。

このレビューは気に入りましたか? はい 4人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

驚きです!!ナチスを題材にここまで、チャーミングな映画が!!

投稿日:2020/05/21 レビュアー:カマンベール

2019年(アメリカ)監督・脚本・(ヒトラー役まで)タイカ・ワイティティ。

ナチス風刺映画が、こんなにチャーミングでハートウォーミングで良いのだろうか?
そんな疑問が湧き上がるほど、素敵な映画でした。
映画がはじまると、ヒトラーに熱狂する群衆の記録映像のバックに流れるのは、
ビートルズの「抱きしめたい」のドイツ語バージョン。
乗っけから明るい気分になるスタートでした。

第二次世界大戦下のドイツ。
10歳のジョジョはナチスを愛し、ヒトラーを崇拝する少年です。
ヒトラーは脳内友達で彼に指図する相談相手でもあります。
(ヒトラー=ワイティティ監督自ら出演・・あまり似てません、笑)

青少年兵士「ヒトラーユーゲント」の訓練で、ウサギを殺せと命じられたジョジョに、そんな度胸があるわけもなく、ヤケクソで投げた手榴弾で、
顔に裂傷を負い片足も引きずることになり、少年兵失格です。

差別語の羅列で心配になるほど・・ジョジョの顔は、フランケンシュタイン、悪い足は「不具」呼ばわり・・・毒気満載です。

お母さん(スカーレット・ヨハンソン)のる留守に屋根裏の小部屋に匿われた少女を発見します。
ジョジョが忌み嫌うユダヤ人の少女・エルサでした。
ジョジョのはじめて出会ったユダヤ人です。
悪魔か?魔物か?バイキン?敵?
ジョジョに剃り込まれたユダヤ人蔑視。
エルサを見てジョジョの中で、ユダヤ人蔑視が変化します。
(なんだ、同じ人間じゃないか?)
(それも可愛らしくて皮肉屋の・・・)

人類至上未曾有の悲劇をここまでポップな映像と音楽で、心地良くしていいのだろうか?
と、後ろめたくなる程です。
サム・ロックウェル(K・大尉)が、めちゃくちゃかっこ良いです。
弛んだ空気感をかもす独特の存在感と優しさ。
そしてお母さんのロージー(スカーレット・ヨハンソン)
映画では彼女は突然(当然かも)の悲劇に見舞われますが、あくまで綺麗でおしゃれなまま。

メルヘンチックな口当たりの良い、甘いお菓子のような映画ですが、
それは仮の姿。
ナチスに洗脳された少年が、次第に真実に触れて、成長するする姿は感動的でした。
異色のナチス映画。
面白過ぎてやがて深く、ジーンと心に染みてきました。

エンディング曲は、デヴィド・ボウイの「ヒーローズ」のドイツ語バージョン。
(挿入音楽の良さ・・・素晴らしいです)

このレビューは気に入りましたか? はい 3人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

ごめんなさい。 否定的レビューです。ネタバレ

投稿日:2020/05/09 レビュアー:ロキュータス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

本作はアカデミー賞で作品賞にノミネートされてるし、脚色賞を受賞。
また、トロント国際映画祭では観客賞。 ナチスを笑いものにした先達のメル・ブルックスから激賞されています。
日本でも僕の好きな映画評論家や女優がベタほめですし。国内外の映画レビューサイトでも高い支持を受け、多くの観客から愛されています。

 ですが、僕は映画館で観ながら違和感・疑問が次々と出てきて、ドン引きし、ラストに胸やけして劇場を後にしました。
 本作を愛する人たちには申し訳ありませんが、極めて否定的なレビューです。

( がっつりネタばれあり )

ドイツを描くからって別にドイツ語を話さず英語でも僕は「あり」です。
 そんなこと言ったら、『 サウンド・オブ・ミュージック 』『 アラビアのロレンス 』『 ラスト・エンペラー 』など当事国語でない作品はハナからアウトになってしまう。
 英語て話してもかまわない、しかし本作の登場人物たちはまったくドイツ人に見えない。
 生まじめで、几帳面で、徹底的なこだわりの強さがドイツらしさと思うけれど、どうにもおおざっぱでお気楽な感じに違和感を感じます。

 ジョジョ( ヨァヒムだからドイツ語だとヨヨになるけれども・・・)は甘えんぼで靴のヒモもきちんと結べない落ちこぼれ。
彼をいじめる、そして彼が劣等感を抱くナチスのドイツ人たちは、その対比で、一見強そうできちんとして優秀に見えてこそ、あとあと見かけ倒しの空疎さがドラマにもなる。

 しかしタイカ・ワイティテイの脚本と演出はハナからナチを茶化すことに忙しくて、グダグダのポンコツ集団にしているので、緊張感がなく、サスペンスも笑いも空回りして感じられるのです。

サム・ロックウェル演じる教官のキャプテンKの服装のだらしなさ。厭戦的な発言。
 レベル・ウィルソンが演じる女性インストラクターのラームは18人子どもを産んだという。 さらにそれがクローンだという。 そんなありえない設定では話がウソになってしまう。  

 てんぱって勝手に教官から手りゅう弾を奪い自分がケガするジョジョ。 
 ナイフを投げて誤って仲間をけがさせ、またバズーカを打ち損ねてしまうヨーキー。
 
 アクロバットな撃ち方を子どもたちに見せるキャプテンK
 ボーイ・スカウトでのナイフの指導でも、軍隊の新兵訓練でも、子どもにライフルを持たすアメリカ人でも、注意力を欠いた不用意な扱いは初めにかたく戒められるもの。 
 子どもの武器使用の批判するつもりが、逆に見識のなさを露にしていて、笑えない。

 タイカ・ワイティテイ演じるヒトラー。 ジョジョにタバコを勧める( それも2回 )けれど、ヒトラーは嫌煙家と言われているし、ナチスは禁煙キャンペーンをしました。
 愛煙か、禁煙か、神経の使い方に人物描写は変わってくると思うが、知っていてそうしたのか。
 本物ではなく、10歳の少年のイマジナリー・フレンドだからいいということか。
 
 でもこのイマジナリー・フレンドという設定、あまり機能していないと思う。
 ヒトラーへのあこがれの表現として、ビートルズ・ナンバーが使われているけれど、それは設定の説明にとどまり、当時のナチスへの熱狂やあこがれは描かれず、カリスマをこのヒトラーには感じない。  
 
 ジョジョが母親にユダヤ人の少女エルサのことを秘密にするけれども、エルサが自分のことを知ったと母親に言わないのはなぜか。 というより、少女と母親のやりとりのシーンがないのはなぜなのか。  なぜ母親から戦況など外部の情報を聞かないのか。

 エルサは家宅捜索するゲシュタポの前でジョジョの姉だとウソをついて切り抜けるが、あの悪辣なゲシュタポが、几帳面で緻密なドイツ人が、事前に家族構成も把握せず家宅捜索するの?

 母親が処刑された後、幼い10歳の少年はどう暮らしたの? 親が反逆者でも子どもはほったらかし?  自分とエルサの食べ物はどうした ?
 となり近所の人は何をしているの?  ジョジョをいじめる年長の子どもはなぜキャラを持って描かれないの ?

米軍のジープはなぜあんなにきれいなの? 戦場を戦ってきて汚れないの?
なぜキャプテンKを急に闘うヒーローにしてしまうのか?

 そして親が殺され、敬愛していた人が殺され、国が戦争に負けたのに、虚脱状態にもならず、飢えの苦しみもなく、子役二人にあの表情をさせ、ダンスをさせるの ?
映画館で、そのあざとさに「 うへー 」と声を出しそうになりました。

このレビューは気に入りましたか? はい 3人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

メルヘンから学ぼう!人と人は何の違いもないということをネタバレ

投稿日:2020/05/20 レビュアー:飛べない魔女

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

これはメルヘンです。
ナチの親衛隊に憧れる10歳のジョジョ少年が
自分の中で作り出した心の友ヒトラー。
臆病者と揶揄され、年長のいじめっ子らから
ジョジョ・ラビットとからかわれる彼が
自分を奮い立たせるために作り出した偶像です。
過激な言葉を吐きだすところはまさにヒトラー。
ユダヤ人のことは『アレ』とか言って言葉にしようとしません。

そんなジョジョは死んだ姉の部屋の壁裏に少女がいることを発見。
彼女の名前はエルサ。ユダヤ人です。
ママが匿っていたのです。
ユダヤ人は悪魔で人ではないと洗脳されていたジョジョが
彼らは自分たちと何の違いもない普通の人間だということに
次第に気づいていき、そしてエルサに恋をします。

諸々不自然な設定はありますが
これはあくまでもメルヘンであり、コメディです。
戦闘シーンもふざけています。
ワイティティ監督は、ユーモアとシニカルを交えて
人と人が憎しみ合うことの愚かさを
10歳の少年の目を通して観るものの心に訴えています。
そしてついにヒトラーの偶像とオサラバするとき
少年と少女は平和のダンスを踊るのでした。

ジョジョ役のローマン・グリフィン・デイヴィスくん、脅威の演技力!
ほんとに最近の子役ちゃんは凄いわ。
あと、K大尉演じるサム・ロックウェル、かっこ良過ぎでしょ!
とても良い映画でした。

このレビューは気に入りましたか? はい 2人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

1〜 4件 / 全4件

ジョジョ・ラビット