ＫＩＮ／キン

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　血の繋がらない兄弟がギャングに追われて逃げたり謎の兵器を手に入れたりする話。

　スクラップを売ってお小遣い稼ぎをしている主人公が謎の兵器を手に入れたり、お兄ちゃんが刑務所での用心棒代をせびられて6万ドルをギャングに持ってこないといけない。お父さんがそんな兄弟を男で一つで正しい道へ導こうとするけれど、案の定トラブルになって逃避行が始まる。

　話のベースはあまり仲の良くない気まずい兄弟が逃避行を通して、血が繋がっていないけれど信頼関係が深まっていくという。そこにギャングに追われる緊張感恐怖や謎の兵器のSF設定が混ざっている不思議な感覚の作品でした。クライマックスのギャングとの対決で謎の兵器で戦うシーンとか楽しかったです。

　ただ兄弟愛についての展開が絆が深まっていくのが早すぎて、アメリカ人が好きな運転を教えてドライブができるようになる。というシーンも逃避行が始まってすぐにドライブの練習をして笑顔になる2人というのがあって、簡単に2人が仲良くなっているのであまり2人の対立とかがないまま、ストリップバーとかでバカ騒ぎしているだけで兄弟愛で感動するということができなかったです。

　SF設定もあまり説明がなく、主人公の手のひらにうんぬんというのが最後の最後に判明するので続編ありきなのかな?　という最初からこの1作で説明する気がないというのがいかがなものかと思ってしまいました。ギャングたちも警察署を何の躊躇もなく襲撃して警官隊に取り囲まれても特に動じることなく、ものすごい規模や経験を誇るギャングなのかと驚きでした。そしてタイトルの意味がよく分からない映画でした。

家族愛をベースにした、ロードムービー的なSFです。

筋はこびが、てっ散らかっているので、説明が面倒です。

近未来と言っても、イライジャ(15歳の黒人少年)が、《それ》を
廃屋で見つけて、更にヘンテコなブリキの兵士(？謎だわ！)がいる。
何だこりゃ・・・と思いながら観ます。

《それ》が何なのか？
男の子の大好きな、モノです。

ブリキの兵士がヘンテコなのは予算不足のせいらしい。
イライジャの出所した血の繋がらない兄貴が、ワル(ジェームズ・フランコ)に借りた6万ドルを返せないいざこざに巻き込まれ、
イライジャと兄貴は、トラックで逃亡のロードムービー。
旅の間に兄弟の絆が深まります。

そして迎えるラストシーンの15分間。
子供っぽい・・・と笑うか？
なんだそう来たか？・・・と喜ぶか？

私的には《それ》が、凄い威力の○○で、
ブリキの兵士も、再登場して、面白かったです。
(マイケル・B・ジョーダンがちょい役で出てますよ)
続編有りきの、ラストでしたね。

兄貴の悪事のせいで
悪党連中と謎の二人組に追われる兄弟。
何が起こるのか、最後まで全く予測不能。
いったい何が言いたい？
兄弟愛？
家族愛？
SFの要素はどこにある？
いつまでも核心が見えてこない。
選択ミスか？
と自問自答しながら見ていたら、最後に飛んでもない展開に！
結果面白かったです。
『ラスト５分、すべてがフリーズする』というキャッチコピーは嘘ではなかった！

でもこの物語は明らかに序章。
始まりにすぎません。
でなきゃ、マイケル・B・ジョーダン、ここでもってこないでしょ！
大人になったイライジャをぜひ見たいです。
続編希望！

それにしても、ジェームズ・フランコを汚らしい悪役に仕立てるとは！
許せません(>_<)

まあまあ面白かったけど、大した映画ではない。ＳＦとなっているけど、宇宙船も宇宙人も出てこない。宇宙服みたいなのを着てる人がちょこっと出て来て、未来仕様の強力なライフルみたいなのが出てくるだけ。そのライフルが黒人少年に拾われて、それが田舎のチンピラみたいなのを相手にちょこちょこ活躍するのだが、アクションは普通のガンファイト。
ちなみに、デニス・クエイドが出て来たので準主役なのかと思ったらすぐに消えた。主役は黒人の少年で、ジャック・レイナーが準主役って感じだった。ゾーイ・クラヴィッツも出て来たが、これは彩りを添えただけって感じ。ラストにアポロ・クリードの息子も出てくるが活躍はしない。続編でいろいろな謎を明かすつもりのようで、それが製作されるときにはクリードの息子が主役になりそう。でも、続編できるのかな？　興行収入はあまり芳しくない感じ。

キャラもストーリーもつまらなかったです。ぶっ放すのは楽しかったです。