依頼人 / 太地喜和子
全体の平均評価点: (5点満点)
(2)
解説・ストーリー
松本清張の原作を斬新な脚本と演出で実写化したサスペンス。美容院を営む佐伯伊佐子はある会社の愛人だった。その会長が亡くなったある日、顧問弁護士の沼田が彼女に接触してくる。遺族からの依頼で、伊佐子の出方を探ることが目的だったが…。 JAN:4988066231919
松本清張の原作を斬新な脚本と演出で実写化したサスペンス。美容院を営む佐伯伊佐子はある会社の愛人だった。その会長が亡くなったある日、顧問弁護士の沼田が彼女に接触してくる。遺族からの依頼で、伊佐子の出方を探ることが目的だったが…。 JAN:4988066231919
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「依頼人」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
松本清張の原作を斬新な脚本と演出で実写化したサスペンス。美容院を営む佐伯伊佐子はある会社の愛人だった。その会長が亡くなったある日、顧問弁護士の沼田が彼女に接触してくる。遺族からの依頼で、伊佐子の出方を探ることが目的だったが…。 JAN:4988066231919
「依頼人」 の作品情報
「依頼人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
依頼人の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
69分 |
|
日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
NSDR24185 |
2020年01月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
0人
|
依頼人の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
69分 |
|
日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
NSDR24185 |
2020年01月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:2件
妖艶美女はイヤラシ弁護士に泣く
1977年。松本清張原作。
原作、とは言ってもこの作品に原作となる小説はなく、「清張の覚書きより」という珍しい一品だ。
一作品が年代、役者を変えて何度も映像化されている清張の作品群。
この「依頼人」は、ただ一回の映像作品となる。
そんなに駄作なのだろうか?(もしや版権の問題か?)
覚え書きからどんなドラマになったのか。そんな興味で鑑賞してみた。
太地喜和子。名前こそ見覚えあるが、テレビでもそんなに見たことはなかった。
肉感的で色っぽい。男なら目の前にいたらすぐオオカミになりそうだ。
二木てるみ。かすかに記憶にある。かわいい子役ではなかったか。
この二人が姉妹で美容院を経営している。
しかし土地問題で大家から立ち退きを迫られ、沼田(小沢栄太郎)という弁護士に相談する。
沼田が好色で喜和子をゴルフに誘ったりするが、承諾しない喜和子に
高額な弁護料を請求したり、あなたを助けますよと言いつつ困らせる、陰険なヤツなのだった。
弱みに付け込み、私なら何とでもしますよイヒヒ・・と。
正義感の強い若い弁護士を、(懐かしき)沖雅也が演ずる。
「無力な若い女が困っている」と何度も言うが。
清張らしく、ラストは悲劇でおわる。
女性が社会進出していない時代なので、清張にしても仕方ない事ではあるが、
保険勧誘員や美容院経営など、どこかに男の力を頼らないとやり切れない風に
描いているのは、悔しい事ではある。そういう偏見を乗り越えて、現在は
「男なんかいなくても自立してますよ。歪みはまだあるけどね。」
と言ってやりたい。
喜和子が訪れる花屋。なんでこんな小汚いタコオヤジが接客してるのだろうと違和感ありあり。
これが清張のカメオ出演だとな。ぷぷ。(エラそうに書斎にいる写真しかしらない)
いやぁ、今ならもうちょっと修正もできるんですが。
げにこわきものは時代ですな。(松本清張大好きなくまげらが書きました。)
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
「リピドー」の高い女優
「依頼人」(1977年、NHKテレビドラマ、カラー、70分)。
松本清張の「原作」を山内久の脚本、高野喜世志の演出でドラマ化。
その「清張の覚え書きより」というのが、どの小説でもない謎で、未だ解明できていません。
冒頭、浴室に「入(はい)んなさい」という男の背を、女がハサミで刺す。そこから女の過去の回想、川で溺れかかった時に若い男の登山家に助けられたときの記憶が短く挿入される。タイトルが始まる。
美容室の経営者「佐伯伊佐子」(太地喜和子)は、パトロンの会社会長が急死したため、会長の相続問題で店の土地を奪われそうになっている。仮処分の申し立てで、裁判所から役人二名が来る。それを見越していた老獪な弁護士「沼田」(小沢栄太郎)は、会長の遺族の依頼で「伊佐子」の動静を探りに来るが、彼女の妖しい美しさに魅かれ、自分の愛人にしようと策動しはじめる。「そんなことを行っちゃあ きみはだめんなんじゃないかあ」。
清張は、既得利権が絡む様々な業界にメスを入れた作家です。医師と医薬、私立大学、宗教団体、大学の研究そのもの、……、政治家と企業の間で殺される下級官僚。
この「依頼人」は、弁護士業界が対象になっています。「正義の弁護士」というものは幻想です。「レインメイカー」のマット・デイモンが途中で目覚め、「正義」に転じるからこそドラマになるのでしょう。弁護士は、基本的に法の知識と資格をもって商売に生きます。刑事裁判の国選弁護人はさておき、民事訴訟では、嘘を使っても裁判に勝てば報酬を得るのですから。このドラマの「沼田」などは典型です。検事をやめた「ヤメ検」弁護士などは、裏の裏を知り抜いているので悪質です。組織犯罪グループ専門の弁護士もいるようです。
このドラマの時代設定は、バブル期の前で、衣装や髪型、人の暮らしも語りも素朴さを保っています。
「伊佐子」の昔なじみの、もう一人の弁護士「河村亮平」を演じるのは、沖雅也(1952〜1983)。チャーリー・シーンに似た美男俳優です。「おやじ 涅槃で 待つ」で想い出すのは、60歳以上の人か……。
二人が「サテン(喫茶店)」で相談する場面では、因幡晃の「わかって下さい」(1976)が流れます。
「伊佐子」の妹「律子」を二木てるみ(1949生)。姉と一緒に美容室で働く彼女は「亮平」に魅かれる。二木さんは、子役を経て、黒澤明「赤ひげ」(1965)の「おとよ」役で名演。
嫌な役を演じさせたら超一流の小沢栄太郎(1909〜1988)は、実は、モリエールの仏古典喜劇の研究家。
そして、太地喜和子。フィルムより、舞台演劇を本領とした人。奔放な恋愛、酒豪、演劇への壮絶な努力。
以下、ある老女との会話──
○それはね、「近松心中物語」よ。
○「おさん・茂平」の?
○あたりまえやん。あの……(むせぶ)きわこ、ひらみきで、うた、もりしんいち、や」(さらにむせぶ)
○もう、おばん、やめとき。
○何を言うか若僧! あの最後のみちゆきでな、桜が雪のように落ちてなあ」
今、存命であれば、76歳。伊東の海からとっくに天に昇って、今のおたおたした日本をどう見ていますか?
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
妖艶美女はイヤラシ弁護士に泣く
投稿日
2020/01/26
レビュアー
くまげらの森
1977年。松本清張原作。
原作、とは言ってもこの作品に原作となる小説はなく、「清張の覚書きより」という珍しい一品だ。
一作品が年代、役者を変えて何度も映像化されている清張の作品群。
この「依頼人」は、ただ一回の映像作品となる。
そんなに駄作なのだろうか?(もしや版権の問題か?)
覚え書きからどんなドラマになったのか。そんな興味で鑑賞してみた。
太地喜和子。名前こそ見覚えあるが、テレビでもそんなに見たことはなかった。
肉感的で色っぽい。男なら目の前にいたらすぐオオカミになりそうだ。
二木てるみ。かすかに記憶にある。かわいい子役ではなかったか。
この二人が姉妹で美容院を経営している。
しかし土地問題で大家から立ち退きを迫られ、沼田(小沢栄太郎)という弁護士に相談する。
沼田が好色で喜和子をゴルフに誘ったりするが、承諾しない喜和子に
高額な弁護料を請求したり、あなたを助けますよと言いつつ困らせる、陰険なヤツなのだった。
弱みに付け込み、私なら何とでもしますよイヒヒ・・と。
正義感の強い若い弁護士を、(懐かしき)沖雅也が演ずる。
「無力な若い女が困っている」と何度も言うが。
清張らしく、ラストは悲劇でおわる。
女性が社会進出していない時代なので、清張にしても仕方ない事ではあるが、
保険勧誘員や美容院経営など、どこかに男の力を頼らないとやり切れない風に
描いているのは、悔しい事ではある。そういう偏見を乗り越えて、現在は
「男なんかいなくても自立してますよ。歪みはまだあるけどね。」
と言ってやりたい。
喜和子が訪れる花屋。なんでこんな小汚いタコオヤジが接客してるのだろうと違和感ありあり。
これが清張のカメオ出演だとな。ぷぷ。(エラそうに書斎にいる写真しかしらない)
いやぁ、今ならもうちょっと修正もできるんですが。
げにこわきものは時代ですな。(松本清張大好きなくまげらが書きました。)
「リピドー」の高い女優
投稿日
2020/03/09
レビュアー
ちゅく
「依頼人」(1977年、NHKテレビドラマ、カラー、70分)。
松本清張の「原作」を山内久の脚本、高野喜世志の演出でドラマ化。
その「清張の覚え書きより」というのが、どの小説でもない謎で、未だ解明できていません。
冒頭、浴室に「入(はい)んなさい」という男の背を、女がハサミで刺す。そこから女の過去の回想、川で溺れかかった時に若い男の登山家に助けられたときの記憶が短く挿入される。タイトルが始まる。
美容室の経営者「佐伯伊佐子」(太地喜和子)は、パトロンの会社会長が急死したため、会長の相続問題で店の土地を奪われそうになっている。仮処分の申し立てで、裁判所から役人二名が来る。それを見越していた老獪な弁護士「沼田」(小沢栄太郎)は、会長の遺族の依頼で「伊佐子」の動静を探りに来るが、彼女の妖しい美しさに魅かれ、自分の愛人にしようと策動しはじめる。「そんなことを行っちゃあ きみはだめんなんじゃないかあ」。
清張は、既得利権が絡む様々な業界にメスを入れた作家です。医師と医薬、私立大学、宗教団体、大学の研究そのもの、……、政治家と企業の間で殺される下級官僚。
この「依頼人」は、弁護士業界が対象になっています。「正義の弁護士」というものは幻想です。「レインメイカー」のマット・デイモンが途中で目覚め、「正義」に転じるからこそドラマになるのでしょう。弁護士は、基本的に法の知識と資格をもって商売に生きます。刑事裁判の国選弁護人はさておき、民事訴訟では、嘘を使っても裁判に勝てば報酬を得るのですから。このドラマの「沼田」などは典型です。検事をやめた「ヤメ検」弁護士などは、裏の裏を知り抜いているので悪質です。組織犯罪グループ専門の弁護士もいるようです。
このドラマの時代設定は、バブル期の前で、衣装や髪型、人の暮らしも語りも素朴さを保っています。
「伊佐子」の昔なじみの、もう一人の弁護士「河村亮平」を演じるのは、沖雅也(1952〜1983)。チャーリー・シーンに似た美男俳優です。「おやじ 涅槃で 待つ」で想い出すのは、60歳以上の人か……。
二人が「サテン(喫茶店)」で相談する場面では、因幡晃の「わかって下さい」(1976)が流れます。
「伊佐子」の妹「律子」を二木てるみ(1949生)。姉と一緒に美容室で働く彼女は「亮平」に魅かれる。二木さんは、子役を経て、黒澤明「赤ひげ」(1965)の「おとよ」役で名演。
嫌な役を演じさせたら超一流の小沢栄太郎(1909〜1988)は、実は、モリエールの仏古典喜劇の研究家。
そして、太地喜和子。フィルムより、舞台演劇を本領とした人。奔放な恋愛、酒豪、演劇への壮絶な努力。
以下、ある老女との会話──
○それはね、「近松心中物語」よ。
○「おさん・茂平」の?
○あたりまえやん。あの……(むせぶ)きわこ、ひらみきで、うた、もりしんいち、や」(さらにむせぶ)
○もう、おばん、やめとき。
○何を言うか若僧! あの最後のみちゆきでな、桜が雪のように落ちてなあ」
今、存命であれば、76歳。伊東の海からとっくに天に昇って、今のおたおたした日本をどう見ていますか?
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
-
- 宅配レンタル 定額8プラン

-
- 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
- 新規登録する
-
- 宅配レンタル 定額4プラン

-
- 新規登録する
-
- 都度課金 プラン

-
- 新規登録する
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
依頼人
※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。