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凪待ち

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凪待ち / 香取慎吾
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「凪待ち」 の解説・あらすじ・ストーリー

『孤狼の血』の白石和彌監督、香取慎吾主演によるヒューマンサスペンス。毎日を無為に過ごしていた郁男は、恋人の亜弓とその娘と共に彼女の故郷で再出発を図ろうとする。しかし、亜弓が何者かに殺され、郁男は疑いの目を向けられる。※販売協力:HPMM

「凪待ち」 の作品情報

製作年: 2018年
製作国: 日本

「凪待ち」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

凪待ちの詳細

  • 新作
収録時間: 字幕: 音声:
124分 日(バリアフリー) 日:ドルビーデジタル5.1ch、日(解説):ドルビーデジタルステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 80HPBRR511 2020年03月03日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
294枚 50人 60人

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ユーザーレビュー:9件

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1〜 5件 / 全9件

凪待ちネタバレ

投稿日:2020/01/11 レビュアー:片山刑事

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 ギャンブル依存症の主人公が喧嘩してるか博打してるかと思ったら事件の被害者になって落ち込む話
 これぞ日本映画という感じの静かで丁寧に社会の底辺で必死に生きる人の目線になって描いていくというものでした。

 役者さんたちみなさんの熱演も素晴らしくて、全くのダメダメ男の主人公で感情移入を拒否してしまうかのようなキャラクターですが、彼を支える善人たちがいて主人公だ立ち直っていく姿を応援してしまうキャラクター造形がよかったです。

 ただ好みの問題として展開がゆっくりで丁寧すぎるきらいのあるテンポだと思いました。全10話の第1話なのかな? というくらい開始60分くらいまでは主人公が仕事をクビになって恋人とその娘さんと新天地へ行って、そこの地元の人たちや末期がんのおじいちゃんとの生活があって、ギャンブル辞めたと誓ったけど当然競輪をやっちゃって、どんどんと落ちていって…というのを丁寧と言えば丁寧なのかもしれませんが、個人的にはまどろっこしくて結構退屈な時間が多かったです。娘さんの定時制学校とかもダルくて時間ばかり気になる描かれ方でした。

 中盤で大きな出来事があって動きがあってからも基本は主人公が落ちぶれて、喧嘩しているかギャンブルして周りに迷惑をかけて、そのたびに救ってくれる人がいてというのが最後まで続くだけなので周りに優しい人たちがいてよかったねという感想しか出てこなかったです。起こる出来事はそれぞれ見せ場として大きいはずなのに、静かに重々しく淡々としている演出が続くので、自暴自棄になって暴れて「1度死んでまたやり直そう」と励ましてくれる人がいたり、おじいちゃんが大事な船を売ってお金を工面してくれたりという展開が感動しそうですが、そういったところも淡々と受け流されてしまって特に見ているこちらの感情を動かされることはなかったです。

 そして宮城県警ってガラ悪いんだと勉強になる映画でした。

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郁男に「凪」は訪れるのか?

投稿日:2020/03/22 レビュアー:kazupon

監督:白石和彌(2018年・124分)
脚本:加藤正人

競輪・競馬・パチンコ・アルコール・覚醒剤・・・止めたくても止められない“依存症”に「身をやつす」男や女の話は、その辺にいくらでも転がっている。
本作の主人公・木野本郁男(香取慎吾)の場合は、「ギャンブル(競輪)依存症」だった。
同棲相手の昆野亜弓(西田尚美)のヘソクリにまで手を付けるが、亜弓はそれを知っている。
亜弓の父が末期ガンで余命僅かだと分かり、亜弓は娘の美波(恒松祐里)と郁男を連れて故郷の石巻に帰る決心をする。
郁男もこれを契機にギャンブルから足を洗うつもりだった。
亜弓の幼馴染の小野寺(リリー・フランキー)の紹介で、地元の印刷会社を紹介してもらったが、それは郁男の資格を活かせる仕事でもあり、実際、彼の知識と経験は会社の社長や同僚からも一目置かれる程だった。
しかし、郁男が再びギャンブルにハマり、元の堕落した生活に戻って行くのに然程時間は要らなかった。
後に郁男自身が言うように、「疫病神」のように周囲の人間をもジワジワと不幸にして行くのだ。
そして、突然の亜弓の死。
郁男と口論の末に車から降ろされた後、彼女は何者かによって殺害されてしまうのだ。

郁男のダメ男ぶりを見るに付け、彼の生い立ちはどんなものだったのか?と考える。
彼の人生のどの地点まで時間を戻したなら、彼に真っ当な生き方をさせることが出来るのだろう?と考える。
観終わった後、劇中の登場人物について考える時、自身の責任において、すべてを引き受けて生きている人物が二人いた。
亜弓と、その父・勝美(吉沢健)である。
勝美は過去に悪い道に逸れていたが、亜弓の母と一緒に暮らす際にキッパリと足を洗ったようだ。
無口で偏屈な父ではあっても、亜弓は父の背中から「覚悟」というものを学んでいたのだろう。
郁男も勝美の「腹を括った」生き様に、二度三度と助けられ、やっと覚悟が出来たかに見えるラストだった。
海は、いつも時化ているばかりではない。凪の時もある。
恐らく私たちの人生も。
海の「凪」を待つように、人生もただ何かを信じて待つだけで良いのだろうか。
今度こそ、“裏切らないでくれ”と願うばかり。

香取慎吾の徹底した汚れ役の熱演に拍手したい。

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ギャンブル依存症の男

投稿日:2020/03/09 レビュアー:カマンベール

2018年。『凶悪』『孤狼の血』『彼女がその名を知らない鳥たち』などの白石和哉監督。

42歳になった香取慎吾が競輪にのめり込む《ギャンブル依存症の男》をやさぐれ感いっぱいに演じました。
恋人・亜弓(西田尚美)のヘソクリの封筒から、万札を抜き取るときも、罪の意識が脳裏をかすめるのか?罪の意識も、もう麻痺しているのか?

でも香取演じる郁男はなぜか周囲の人に恵まれます。
西田尚美も愛想を尽かさない・・・
西田尚美の娘の美波(恒松祐里)も実の父親より郁男に懐いている。

ギャンブルのせいで川崎から亜弓の実家のある仙台の石巻への引っ越しは、
郁男に重い後悔を残す事に。
言い争いの後、車から降した数時間後、亜弓は無惨に殺されてしまうのです。

この映画はミステリーの犯人探しは二の次です。
あくまでもギャンブルにのめり込む郁男の七転八倒を描くのです。

石巻でもネットの賭場で憑かれたように車券を買い続ける郁男の姿は壮絶です。
(絶対に日本にカジノが出来てほしくないです)
理性も善悪も分からなくなった郁男。
でも香取演じる郁男を私は、真から憎めない・・・のでした。
・・・幸せを願ってしまいました。
そこが香取慎吾の人間力と人気ですね。

宮城県石巻の漁師の亜弓の父親。
若い頃ヤンチャした勝美(吉澤健)は、意外な救世主になり(吉澤健・・・好演。光りました)
美波は郁男を信じる事で彼の再生を助けます。
(リリー・フランキーだけが、謎・・・でした)

ラストの海のシーンは、美しく心に響きました。
東北の海は試練を乗り越えて、強く逞しい海です。

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うちさ、けえっぺ(家に帰ろ)やがて温かき白石ワールド

投稿日:2020/03/04 レビュアー:くまげらの森

カフカの「変身」が先に届いた?と思ったぺ。これがあの「シンゴちゃん」か!(クマじゃん)
ギャンブル依存症のダメ男、やり直すかと見えてさらに転落、助けてもらってぶち壊し、
という残念な物語であるが、段々、香取慎吾、やっぱりカッコイイ!!と見えてきました。
(思えば、コントもシンゴママも全力でやる人でした)

しかし、白石監督のねらいが慎吾ちゃんウケでない事は確かだ。(きっぱり。)
この作品は楽しくも愉快でもありません。むしろ不快さで引っ張っている。
気持ちは晴れないが、どうにも先が気になるという感じだ。
人間、やり直したくても出来ないで一番苦しいのは自分だよね。
迷惑かけたくなくても、やっぱりかけてしまって、申し訳ないと思っても恩返しも出来ない。
白石監督が言う。
「物語の多くは過去に何があったかで語ろうとする。わかりやすく描いてしまえば観る方の想像力を奪う。」
郁夫(香取)の事情も、亜弓(西田尚美)の殺害の様子や理由すら描かれない。
理由は後付けで、とにかく殺人も天災も引きこもりも、人生に起こってしまったのだ。

ギャンブルするから、就職できないから「ダメ男」なのではない、郁夫は愛されている人間だ。
忍耐のいる作風ではあるが、宮城県石巻市を舞台に、海が印象的。悪くはない後味である。

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誰が何故殺したのかはさほど重要ではない

投稿日:2020/03/08 レビュアー:飛べない魔女

『凶悪』のあの衝撃がいまだに忘れられない白石和彌監督の作品。
想像していた話とは違った。
てっきり慎吾ちゃん演じる主人公が
恋人殺しの濡れぎぬを晴らすために犯人捜しに孤軍奮闘し
最後は真犯人と対峙することになる話なのかと思っていた。
ところが、そんな単純なストリーだったら世の中にゴロゴロしている。
そうしないところが白石監督ワールドの醍醐味で
凄く引き込まれた。

郁男のダメ男ぶりには本当にイライラした。
情けなくてろくでもない男だと自覚しているのなら
何故もっとちゃんと生きようとしないのか?
そこがギャンブル依存症の恐ろしいところなんだろう。
今度こそ、今度こそと、次々と競輪のノミ屋につぎ込んでいき
やがて借金が膨らんでとんでもないことになる。
周りに迷惑を掛けてでもやめられない。
そんなダメダメな郁男を体当たりの渾身の演技で演じた慎吾ちゃんは
新境地を開いた作品になったのでは?と思う。

恋人の父ちゃんが根っからいい人で泣けた。
昔は相当やんちゃしてたというから、
郁男の姿をかつての自分と重ね合わせていたのかもしれない。
その優しさに甘えてはいけないよ、郁男くん。
父ちゃんの思いに応えるためにも、立ち直るんだよ、郁男くん。
希望の光がほんのりと見えるラストに
それまでこれでもか、これでもかと訪れていた緊張感が解れて
ちょっと安堵した。

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