おいしい家族

ちいさな美しい島の中に、変な人がたくさん！
恋をするのは男と女。結婚するのも男と女。家族というのは、お父さん、お母さん、そしてこどもたち、という常識。男と男のカップルはゲイ、女と女のカップルはレズ、という固定観念。常識や固定観念にしばられたカタイ頭をほぐしましょう、愛さえあればどんな形もアリなんだよ、おいしくご飯が食べられたらそれでいいんだよ、というコンセプトの作品か？主人公の橙花と同じように、観ていて混乱してしまう。自分なりに内容を消化するまでには時間がかかりそうだ。橙花自身の結婚はうまくいっていない。その理由ははっきり示されないが、男と女が「普通に」結婚しても、3組に1組は理解し合えずに結局離婚してんじゃん！というあてつけなのかもしれない。

料理の美味しそうに映画は好き・・・なので、点数が甘くなる。
女装したお父さん(板尾創路）
お父さんは離島(伊豆新島でロケをしている）の校長先生。
お父さんがお母さんの洋服を着て、「お母さんになった」
その理由は、お母さん(3年前に死んだ)の洋服を着て料理すると美味しく作れたから・・・なんだって言うのが理由。

そして子連れの中年男の居候の和生と結婚する・・・と言う。

結婚する意味が、全くに理解出来ない。
お父さんは校長先生で公務員・・・島で暮らすには結構な年収だと思う。

女装してても、ゲイではなくて、性的な意味での結婚でもない・・・
ますます分からなくなる。
離島とは、そんなにも自由なのか？とも思う。

お父さんの息子はスリランカ人の嫁を貰っている。
常識に囚われているのは、東京に住む娘の燈花(とうか・・松本穂香）だけみたいなのだ。

島の湾と海水の色がメチャ綺麗。
食卓に並ぶ料理が美味しそう。
みんな、満ち足りて幸せそう。

だから悪くない。

28歳のふくだももこ監督は、家族の繋がりを、「自由枠」で捉えている。
（ゴチャゴチャ、文句はやめよう。）

東京で働く橙花は夫と別居中。仕事もなんとなくうまくいかない
母の3回忌に故郷に戻ると、父がワンピース姿で、おいしいご飯を作って待っていた。
「お父さん、母さんになろうと思う」
挙句に見知らぬ中年男とその男の娘が一緒に住んでおり、「家族になろうと思う」と言いだすが。。

一緒に住む弟夫婦（奥さんが外国の方）も違和感なく暮らしており。。。

ただ、何となく、平和に暮らしている日常
みんな違ってみんないい、、そういうのびのびとした暮らしが始まった。

安心して見れる映画です

橙花が、母がなくなって、父親も居なくなってしまうそのさみしさと、父親の生き方を受け入れるまでの話です

松本穂香、板尾創路と浜野謙太ぐらいしか、知ってる俳優さん出ていませんでした（コレコレ

でも板尾創路の女装、何となくよかったです

不思議な映画だなと思いました。父親の女装する気持ちや人助けしたい気持ちは理解出来るけど職場でも女装したり結婚までする意味が分からなかったです。主人公の娘さんが最初理解できないのはすごく分かるし周りが受け止めすぎてるのに戸惑う気持ちも分かります。でもそれで家族や周りが幸せならばいいのかなと段々見ていて思いました。価値観は人それぞれで人に迷惑かけてなければいいのかなと思いました。

松本穂香さんは、すずさん以外は割合におてんばやとんだ役のイメージがあったが、この作品は周りの俳優さんの顔の特徴がある人が、多かったので全く普通の女子に見えてしまいました。
作品の内容はそれぞれの人の考え方でどのようにもとれる内容ではないでしょうか。
自分的には？？？