ザ・ネゴシエーション

タイ・バンコクでソウル市警危機交渉班の班長と韓国人記者を拉致した男が、交渉相手に危機交渉班の女性警部補を指名した

男の拉致の動機も要求も不明だが、特殊部隊が突入するタイムリミットの14時間で、交渉人の女性警部補と男との緊張感溢れる交渉の心理サスペンス作品

ヒョンビンの繊細で表現力豊かで、振り幅のある演技力が大好きです。作品をほとんど観ましたが、これ、この役、本当にカッコ良すぎる。。。 内容もテンポよく観やすいですし、ハラハラドキドキ感ももちろんありますし、全体のバランスが良い映画だと思います。 ヒョンビンはあまり、映画には恵まれてないようなイメージがありましたが、この映画は良かったです。スウィンダラーズのヒョンビンと、ルックスは近い（その前に同じ人ですがw）けど、作品が面白かったせいか、こちらのヒョンビンの方がより、魅力的に感じました。 ほとんどが対面しない、交渉シーンでしたが、それを感じさせない、表情豊かな演技に、本当にシビれました。 この二人が揃うと、どうしても、不時着色が強くなってしまうのでは？という心配は全く的外れでした。イェジンさんも演技上手くて、他の作品も観てみたくなりました。

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『愛の不時着』でド嵌りしたヒョンビン＆ソン・イェジン映画初共演の『ザ・ネゴシエーション』
注目するのは、ヒョンビンさんが凶悪犯を演じていること
交渉人と人質犯という、一対一の交渉は
一秒一秒無駄にできないため、観ている側も力が入っちゃいます
さらに演技が上手い二人に目が離せない

冒頭、人質をとって立てこもる事件の交渉を試みるも
人質と犯人を死なせてしまったソウル市警危機交渉斑のハ・チェヨン(ソン・イェジン)
この事件にショックを受け、辞めようと思った矢先、
新たな事件が発生し、彼女に応援要請が入り
何も知らされないまま、交渉現場につくことになってしまいます

チーム長と新聞記者を拉致し、チェヨンを交渉人として指名した犯人ミン・テグ(ヒョンビン)
交渉してる最中にも平気で人を殺してしまうミン・テグ
彼を怒らせてはいけないと緊張も高鳴ります

限られた時間は14時間。。。
交渉は成功して人質を助けることができるのか。。。
手に汗握ります

物語は、ただの人質事件ではない、というのが映画の見どころです
とても悲しく、虚しさが残ってしまいます。。。

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『スウィンダラーズ』のヒョンビンがめちゃカッコよかったので
これも見てみた。

ところが、今回のヒョンビンは悪役！
ヤクザのドン？
その残虐な行為をするときの、おぞましい顔ったら、もうゾゾゾゾって感じ。
端正なお顔立ちに現れる冷酷な表情には脱帽。
嫌いになりそう（笑）

でもやっぱりヒョンビョンだもの、絶対何か裏がある！って思っていたら
やっぱりね。
彼のこの行為には訳があった。
そこには金と権力に執着した官僚たちの醜く汚い真実を暴くこと、
そして何より復讐に燃えるヒョンビンなのであった。

なかなかスリリングで面白かった。
ソウル警察の交渉人を演じるソン・イェジン も男前でカッコよかった。
正義に燃える彼女の告発が
果たしてこの腐った官僚たちを裁くことが出来るのか？
そこまでは映画は描いていない。
きっと潰されるに違いない、国家権力だもの。
官僚が腐っているのはどの国も同じなんだなぁ。
それでも立ち向かう彼女が本当にかっこよかった。

主人公の女性交渉人と犯人の心理戦と、組織の汚職を暴くまでが面白いといえば面白かったが、さほどのことでもありませんでした。おすすめ度は星3つです。暇な時にでもどうぞ。