芝生は緑 / ケイリー・グラント
芝生は緑
/スタンリー・ドーネン
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(3)
解説・ストーリー
イギリスのライオール伯爵夫妻の屋敷に、アメリカの石油王ドラクロがやってきた。伯爵の夫人ヒラリーに一目惚れしたドラクロは、ライオール伯の友人の手配で、逢い引きの機会を得る。ところが、その浮気が伯爵にバレてしまい、決闘さわぎとなってしまう……。 JAN:4589609948747
イギリスのライオール伯爵夫妻の屋敷に、アメリカの石油王ドラクロがやってきた。伯爵の夫人ヒラリーに一目惚れしたドラクロは、ライオール伯の友人の手配で、逢い引きの機会を得る。ところが、その浮気が伯爵にバレてしまい、決闘さわぎとなってしまう……。 JAN:4589609948747
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「芝生は緑」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
イギリスのライオール伯爵夫妻の屋敷に、アメリカの石油王ドラクロがやってきた。伯爵の夫人ヒラリーに一目惚れしたドラクロは、ライオール伯の友人の手配で、逢い引きの機会を得る。ところが、その浮気が伯爵にバレてしまい、決闘さわぎとなってしまう……。 JAN:4589609948747
「芝生は緑」 の作品情報
「芝生は緑」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
【販売禁止】芝生は緑(スペシャル・プライス)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLDP074 |
2019年12月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
0人
|
0人
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【販売禁止】芝生は緑(スペシャル・プライス)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLDP074 |
2019年12月04日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:3件
やっぱり女性が賢い理由(わけ)
投稿日:2021/12/30
レビュアー:趣味は洋画
*年末のレビュー投稿につき、恒例の「2021・オールタイム年間ベスト20」をコメント欄に付記しました。私の独りよがりの楽しみの一環です。
芝生は緑(1960年、イギリス・アメリカ、カラー、104分)
名女優2人・名男優2人が、まさにガップリ4つに組んでの演技合戦。
イギリス上流社会を皮肉ったコメディとしては上出来で、スタンリー・ドーネン監督の明るく楽しい作風が本作でも十二分に生かされています。
ロンドン郊外の広大な館リンレー・ホール。英国の没落貴族の流れをくむヴィクター・ライオール伯爵(ケイリー・グラント)は、妻ヒラリー(デボラ・カー)と2人の子供と共にこの大邸宅に住んでいるが、日中は観光客にも開放している。夏休みに子供達が叔母の家に出かけた日、一人の観光客が見学通路と間違えて私室に紛れ込んだ。チャールズ・ドラクロ(ロバート・ミッチャム)というアメリカの石油王である。ヒラリーを一目見たチャールズは彼女に一目ぼれし、積極的に言葉をかける。2人の会話の最中、ヴィクターはチャールズと鉢合わせ、ただならぬ気配を直感する。最初はチャールズを敬遠し、早々に退室を勧めるヒラリーだったが、彼の余裕のある立ち振る舞いに心惹かれていた。会話の中で、ヒラリーがロンドンの美容室へ時々行くことを知ったチャールズは、自分が暫くロンドンへ滞在する旨を語って帰っていった。一方、チャールズを忘れることが出来ないヒラリーは、ロンドンの美容室を予約し、旧知の友人ハティ(ジーン・シモンズ)の家に泊まる段取りを整えたが...。
驚いたのは、初対面のヒラリーとチャールズが、いくら会話で盛り上がったとはいえ、いきなりキスまでいくかねえ...ということ。よほどチャールズのセリフが効いたのか、ヒラリーもメロメロの様子。
これも皮肉の一部分なのかと思って納得して観ていましたが。
更に、さらに、ロンドンで会ったヒラリーに、チャールズは突然、‘結婚しよう’ と言い出す始末。
思わず、‘あほちゃう?’ と口ずさんでいました。(笑)
ストーリーの中盤、ロンドンのホテルにいるヒラリーとチャールズ組、リンレー・ホールにいるヴィクターとハティ組、この両者の電話でのやりとりを分割画面で表示するシーンがありました。
映像技術が進歩した今では当たり前かもしれませんが、このシーンは当時画期的だったと思います。
両者の様子が同時に見てとれ、実に面白かった。
この前段で、ケイリー・グラント扮するヴィクターがロンドンのホテルに電話するのですが、ホテルの電話オペレーターに ‘私はロック・ハドソンです’ と言っているのには苦笑しました。
この頃のロック・ハドソンは出演作品が概ねヒットし、世界的スターになっていった時期なので、何らかのメッセージなのかと勘ぐってしまいました。或いは、これまた皮肉? (笑)
ただ、ケイリー・グラントのセリフはユーモアに満ちてはいるのですが、それに固執しすぎて嫌味に感じられる気もします。
デボラ・カーはさすがに上手く、ヒラリーの複雑な感情を、セリフの中身と顔の表情が真逆であったり、ピッタリ合致していたりと、シチュエーションによって変化する様は見事でした。
又、真面目で固い役柄が多いジーン・シモンズが、本作では三枚目的な役柄でのびのびと演技、付けボクロを鼻の頭にくっつけたり、リンレー・ホールでのハチャメチャぶりが楽しかったです。
最後は決闘シーンまで登場しましたが、落ち着くところに落ち着いたという印象でした。
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イギリス流の、上品で礼儀正しい( ? )男女のもつれ (笑)
( ネタばれあり )
伯爵であるビクター・ライオール( ケーリー・グラント )は美しい妻ヒラリー・( デボラ・カー )と二人の子どものいる幸せな家庭を築いていた。
豪華なお屋敷を維持するため観光客に公開していたが、子どもたちを親戚に預けたある日、その観光客の一人、石油ビジネスの富豪チャールズ・ドラクロ( ロバート・ミッチャム )がヒラリーに一目ぼれし、アメリカ人らしいストレートな求愛に彼女もその気になってしまう。
妻の異変に気づくビクターだが、イギリス人気質で感情を露わに事を荒立てることができない。
ヒラリーの友人でビクターの元恋人のハティ・デュラント( ジーン・シモンズ )が心配して・・・と言うより、おもしろがって訪ねてきた。
執事のセラーズ・トレバー( モーレイ・ワトソン)も絡んで、五人の長い夜が始まった。
果たして、ビクターは妻を取り戻すことができるのか・・・・。
『 嵐が丘 』( 1939 ウィリアム・ワイラー監督 )にも出演しているヒュー・ウィリアムズ とマーガレット・ウィリアムズ夫妻が、自分たちのヒットした舞台を映画のために脚色。
監督は『 踊る大紐育 』『 雨に唄えば 』『 掠奪された七人の花嫁 』『 シャレード 』などのスタンリー・ドーネン。
タイトル制作はモーリス・ビンダ―。 後年007シリーズや『 シャレード 』『 ラストエンペラー 』などで知られる彼ですが、『 太陽がいっぱい 』で成功を収めたこの年( 1960年 )、本作でもユーモラスでかわいいタイトル制作を見せてくれます。
IMDBによると、ケーリー・グラントはビクター役を断り、チャールズ役を選んでいましたが、代わってビクター役に決まった親友のレックス・ハリスンが妻のケイ・ケンドール( 本作のハティ役で共演の予定でした )が白血病で亡くなったために降板。 ケーリー・グラントがビクターを演じることに。
チャールズ役はロック・ハドソン、チャールトン・ヘストンに打診されたものの断られ、ロバート・ミッチャムに。 急な話で出演クレジット3番目にも不服を言わず出演を快諾。
執事役にはノエル・カワードが打診されましたが、舞台で同役を演じたモーレイ・ワトソンが。 ノエル・カワードは音楽を担当。 劇作家・俳優としては著名ですが、多才ぶりには驚かされます。
本作は公開時イギリスではヒットしましたが、アメリカでは不入りだったそうで、ケーリー・グラントとデボラ・カーはメロドラマ『 めぐり逢い 』のイメージが強く、人妻の不倫のコメディに対して、当時のアメリカはおカタかったのかな。
現在はケーブルテレビでの定番の人気作だそうです。
デボラ・カーもジーン・シモンズもいつものキャラとちょっと違う一面を見せ、ケーリー・グラントとロバート・ミッチャムのお茶目なバトル、名優たちが「イギリス流の、上品で礼儀正しい? 男女のもつれ 」で笑わしてくれます。
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ミンクのコートと決闘の行方
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1960年 イギリス/アメリカ映画
原題:THE GRASS IS GREENER
監督:スタンリー・ド―ネン
妻が浮気しているのに、夫は知らないフリして全てお見通しだなんて、考えてみるとサスペンス張りの内容なのに、それを気品溢れるユーモアのあるコメディに仕立てたスタンリー・ド―ネンはスゴイ人だと思います。
主要キャストは次の5人です。
*ビクター・ライオール(ケーリー・グラント)英国の大邸宅に住む伯爵
*ヒラリー・ライオール(デボラ・カー)ビクターの妻
*チャールズ(ロバート・ミッチャム)ヒラリーに一目惚れするアメリカ人の石油王
*ハティ(ジーン・シモンズ)ヒラリーの友人で、ビクターと関係を持っている
*執事セラーズ(モーレイ・ワトソン)解雇を求める程、暇を持て余している
ビクター、ヒラリー、チャールズ、ハティの立ち位置が分かるまでやや時間を要しますが、ストーリー展開は解りやすかったです。ビクターとヒラリーが住む家がイギリスの観光地になる程の大邸宅というのがユニークです。
序盤では窓から外を見ると観光バスが何台も敷地内に入ってきて、観光客がツアーガイドと共にぞろぞろやって来るのです。(私だったら落ち着かないなぁ!)
この大邸宅の部屋が次々と映し出されますが、装飾品だけでも相当の金額だろうと下世話な事を考えてしまう。そのくらいの豪華さです。立ち入り禁止という札が掛かっている部屋にチャールズ(ロバート・ミッチャム)が入ってきてしまい、チャールズは中にいたヒラリーに一目惚れする・・・。
簡単に言ってしまうと、ビクターとヒラリーを中心に男女4人が絡み合い、縺れた糸がどんな風に解れて行くのか?といったストーリー展開です。
オープニングのクレジット紹介で芝生の上の赤ちゃん達が可愛かったです。
あれは実際のジェームス・スチュアートやデボラ・カー、ロバート・ミッチャムとジーン・シモンズなのか気になりますが、生まれた時は皆同じというメッセージなのでしょうか。
執事のセラーズも暇を持て余す役どころですが、最後にいい仕事をしましたね!
鳥の“クックー” がマヌケという意味だなんて!(笑)この鳴き声が気になるビクターと執事の会話も面白かったです。
隣の芝生は青く見えると言いますが、どの国でも共通なのだと思います。
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ユーザーレビュー
やっぱり女性が賢い理由(わけ)
投稿日
2021/12/30
レビュアー
趣味は洋画
*年末のレビュー投稿につき、恒例の「2021・オールタイム年間ベスト20」をコメント欄に付記しました。私の独りよがりの楽しみの一環です。
芝生は緑(1960年、イギリス・アメリカ、カラー、104分)
名女優2人・名男優2人が、まさにガップリ4つに組んでの演技合戦。
イギリス上流社会を皮肉ったコメディとしては上出来で、スタンリー・ドーネン監督の明るく楽しい作風が本作でも十二分に生かされています。
ロンドン郊外の広大な館リンレー・ホール。英国の没落貴族の流れをくむヴィクター・ライオール伯爵(ケイリー・グラント)は、妻ヒラリー(デボラ・カー)と2人の子供と共にこの大邸宅に住んでいるが、日中は観光客にも開放している。夏休みに子供達が叔母の家に出かけた日、一人の観光客が見学通路と間違えて私室に紛れ込んだ。チャールズ・ドラクロ(ロバート・ミッチャム)というアメリカの石油王である。ヒラリーを一目見たチャールズは彼女に一目ぼれし、積極的に言葉をかける。2人の会話の最中、ヴィクターはチャールズと鉢合わせ、ただならぬ気配を直感する。最初はチャールズを敬遠し、早々に退室を勧めるヒラリーだったが、彼の余裕のある立ち振る舞いに心惹かれていた。会話の中で、ヒラリーがロンドンの美容室へ時々行くことを知ったチャールズは、自分が暫くロンドンへ滞在する旨を語って帰っていった。一方、チャールズを忘れることが出来ないヒラリーは、ロンドンの美容室を予約し、旧知の友人ハティ(ジーン・シモンズ)の家に泊まる段取りを整えたが...。
驚いたのは、初対面のヒラリーとチャールズが、いくら会話で盛り上がったとはいえ、いきなりキスまでいくかねえ...ということ。よほどチャールズのセリフが効いたのか、ヒラリーもメロメロの様子。
これも皮肉の一部分なのかと思って納得して観ていましたが。
更に、さらに、ロンドンで会ったヒラリーに、チャールズは突然、‘結婚しよう’ と言い出す始末。
思わず、‘あほちゃう?’ と口ずさんでいました。(笑)
ストーリーの中盤、ロンドンのホテルにいるヒラリーとチャールズ組、リンレー・ホールにいるヴィクターとハティ組、この両者の電話でのやりとりを分割画面で表示するシーンがありました。
映像技術が進歩した今では当たり前かもしれませんが、このシーンは当時画期的だったと思います。
両者の様子が同時に見てとれ、実に面白かった。
この前段で、ケイリー・グラント扮するヴィクターがロンドンのホテルに電話するのですが、ホテルの電話オペレーターに ‘私はロック・ハドソンです’ と言っているのには苦笑しました。
この頃のロック・ハドソンは出演作品が概ねヒットし、世界的スターになっていった時期なので、何らかのメッセージなのかと勘ぐってしまいました。或いは、これまた皮肉? (笑)
ただ、ケイリー・グラントのセリフはユーモアに満ちてはいるのですが、それに固執しすぎて嫌味に感じられる気もします。
デボラ・カーはさすがに上手く、ヒラリーの複雑な感情を、セリフの中身と顔の表情が真逆であったり、ピッタリ合致していたりと、シチュエーションによって変化する様は見事でした。
又、真面目で固い役柄が多いジーン・シモンズが、本作では三枚目的な役柄でのびのびと演技、付けボクロを鼻の頭にくっつけたり、リンレー・ホールでのハチャメチャぶりが楽しかったです。
最後は決闘シーンまで登場しましたが、落ち着くところに落ち着いたという印象でした。
イギリス流の、上品で礼儀正しい( ? )男女のもつれ (笑)
投稿日
2021/05/12
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり )
伯爵であるビクター・ライオール( ケーリー・グラント )は美しい妻ヒラリー・( デボラ・カー )と二人の子どものいる幸せな家庭を築いていた。
豪華なお屋敷を維持するため観光客に公開していたが、子どもたちを親戚に預けたある日、その観光客の一人、石油ビジネスの富豪チャールズ・ドラクロ( ロバート・ミッチャム )がヒラリーに一目ぼれし、アメリカ人らしいストレートな求愛に彼女もその気になってしまう。
妻の異変に気づくビクターだが、イギリス人気質で感情を露わに事を荒立てることができない。
ヒラリーの友人でビクターの元恋人のハティ・デュラント( ジーン・シモンズ )が心配して・・・と言うより、おもしろがって訪ねてきた。
執事のセラーズ・トレバー( モーレイ・ワトソン)も絡んで、五人の長い夜が始まった。
果たして、ビクターは妻を取り戻すことができるのか・・・・。
『 嵐が丘 』( 1939 ウィリアム・ワイラー監督 )にも出演しているヒュー・ウィリアムズ とマーガレット・ウィリアムズ夫妻が、自分たちのヒットした舞台を映画のために脚色。
監督は『 踊る大紐育 』『 雨に唄えば 』『 掠奪された七人の花嫁 』『 シャレード 』などのスタンリー・ドーネン。
タイトル制作はモーリス・ビンダ―。 後年007シリーズや『 シャレード 』『 ラストエンペラー 』などで知られる彼ですが、『 太陽がいっぱい 』で成功を収めたこの年( 1960年 )、本作でもユーモラスでかわいいタイトル制作を見せてくれます。
IMDBによると、ケーリー・グラントはビクター役を断り、チャールズ役を選んでいましたが、代わってビクター役に決まった親友のレックス・ハリスンが妻のケイ・ケンドール( 本作のハティ役で共演の予定でした )が白血病で亡くなったために降板。 ケーリー・グラントがビクターを演じることに。
チャールズ役はロック・ハドソン、チャールトン・ヘストンに打診されたものの断られ、ロバート・ミッチャムに。 急な話で出演クレジット3番目にも不服を言わず出演を快諾。
執事役にはノエル・カワードが打診されましたが、舞台で同役を演じたモーレイ・ワトソンが。 ノエル・カワードは音楽を担当。 劇作家・俳優としては著名ですが、多才ぶりには驚かされます。
本作は公開時イギリスではヒットしましたが、アメリカでは不入りだったそうで、ケーリー・グラントとデボラ・カーはメロドラマ『 めぐり逢い 』のイメージが強く、人妻の不倫のコメディに対して、当時のアメリカはおカタかったのかな。
現在はケーブルテレビでの定番の人気作だそうです。
デボラ・カーもジーン・シモンズもいつものキャラとちょっと違う一面を見せ、ケーリー・グラントとロバート・ミッチャムのお茶目なバトル、名優たちが「イギリス流の、上品で礼儀正しい? 男女のもつれ 」で笑わしてくれます。
ミンクのコートと決闘の行方
投稿日
2021/10/20
レビュアー
かつ
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1960年 イギリス/アメリカ映画
原題:THE GRASS IS GREENER
監督:スタンリー・ド―ネン
妻が浮気しているのに、夫は知らないフリして全てお見通しだなんて、考えてみるとサスペンス張りの内容なのに、それを気品溢れるユーモアのあるコメディに仕立てたスタンリー・ド―ネンはスゴイ人だと思います。
主要キャストは次の5人です。
*ビクター・ライオール(ケーリー・グラント)英国の大邸宅に住む伯爵
*ヒラリー・ライオール(デボラ・カー)ビクターの妻
*チャールズ(ロバート・ミッチャム)ヒラリーに一目惚れするアメリカ人の石油王
*ハティ(ジーン・シモンズ)ヒラリーの友人で、ビクターと関係を持っている
*執事セラーズ(モーレイ・ワトソン)解雇を求める程、暇を持て余している
ビクター、ヒラリー、チャールズ、ハティの立ち位置が分かるまでやや時間を要しますが、ストーリー展開は解りやすかったです。ビクターとヒラリーが住む家がイギリスの観光地になる程の大邸宅というのがユニークです。
序盤では窓から外を見ると観光バスが何台も敷地内に入ってきて、観光客がツアーガイドと共にぞろぞろやって来るのです。(私だったら落ち着かないなぁ!)
この大邸宅の部屋が次々と映し出されますが、装飾品だけでも相当の金額だろうと下世話な事を考えてしまう。そのくらいの豪華さです。立ち入り禁止という札が掛かっている部屋にチャールズ(ロバート・ミッチャム)が入ってきてしまい、チャールズは中にいたヒラリーに一目惚れする・・・。
簡単に言ってしまうと、ビクターとヒラリーを中心に男女4人が絡み合い、縺れた糸がどんな風に解れて行くのか?といったストーリー展開です。
オープニングのクレジット紹介で芝生の上の赤ちゃん達が可愛かったです。
あれは実際のジェームス・スチュアートやデボラ・カー、ロバート・ミッチャムとジーン・シモンズなのか気になりますが、生まれた時は皆同じというメッセージなのでしょうか。
執事のセラーズも暇を持て余す役どころですが、最後にいい仕事をしましたね!
鳥の“クックー” がマヌケという意味だなんて!(笑)この鳴き声が気になるビクターと執事の会話も面白かったです。
隣の芝生は青く見えると言いますが、どの国でも共通なのだと思います。
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- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
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