泣くな赤鬼

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泣くな赤鬼 / 柳楽優弥
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「泣くな赤鬼」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

重松清原作、堤真一主演、余命半年の元生徒と教師の絆を描いた人間ドラマ。野球部監督の小渕は、日に焼けた赤い顔と熱血指導から“赤鬼先生”と呼ばれ恐れられていた。ある日、彼は野球の才能がありながらも高校を中退した教え子・斉藤と再会し…。

「泣くな赤鬼」 の作品情報

作品情報

製作年: 2019年
製作国: 日本

「泣くな赤鬼」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本: 上平満
原作: 重松清重松清

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1〜 5件 / 全14件

赤鬼先生の再生物語

投稿日:2019/11/04 レビュアー:カマンベール

2019年(日本)原作・重松清

若くして末期癌に侵された元教え子・野球部員との再会で、失われていた野球への
情熱を取り戻す教師・赤鬼先生の再生物語・・・そう思いました。

赤鬼こと小淵隆(堤真一)は真っ赤に日焼けした顔と鬼のように厳しい熱血指導で
恐れられていた。
城南高校野球部は赤鬼の熱血指導で強くなり、あと一歩で甲子園出場を狙える位置にいた。
そして入部してきた斎藤智之(愛称=ゴルゴ・柳楽優弥)は、野球センスバツグンなのに、
努力の持続しない部員だった。
三塁のポジションを奪われたことなどあり、野球部を辞めてやがて高校も中退する。

そんな赤鬼とゴルゴは10年ぶりに、病院で再会することに。
ゴルゴは結婚して妻と、1歳足らずの男の子の父親になっていた。
ゴルゴの妻から、余命半年と聞いた赤鬼はゴルゴの夢を叶えようとする。


城南高校野球部は、本当に惜しかった、あと一歩で甲子園に手が届く位置にいた。
甲子園出場は高校球児の夢・・・そして指導者にとっても、どうしても手に入れたい勲章。

赤鬼は、夢破れて傷ついていた。
野球への情熱をなくしていた。

ゴルゴは、野球を愛していた、赤鬼を慕っていた・・・
どんなに元気で生きて、息子にユニフォ姿でプレーする姿を見せて、
そして成長した息子とキャッチボールすることを望んでいただろう・・・

ゴルゴとの交流で赤鬼に芽生える、野球への愛そして情熱。

最初、堤真一に孫がいて、驚きました。
(もう55歳だから孫がいてもおかしくないですね)
それも疲れてやつれた印象・・・でもすぐに10年前の熱血指導者・赤鬼に変わって、一安心。

重松清原作らしい人間味溢れるドラマでした。
教師って生徒にとって、これほど大きな影響力を持つものなのですね!!
多くの教師の皆さんに観て頂きたいです。

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甲子園を目指しながら挫折した10年後に分かること

投稿日:2020/09/23 レビュアー:hinakksk

 高校野球という狭い世界を描いていて、すごくドラマティックというわけでもないのに、いいストーリーと優れた脚本、相応しいキャストに味わい深い演技、これらが備わっていたら、悪い映画になりようがないというお手本のような佳品。赤鬼先生役の堤真一の抑制された自然な演技はさすがです。球児たちの汗と泥にまみれた高校野球の現場が、実にリアルにきびきびと描かれています。

 勝者と敗者に必ず分かれるという厳しい勝負の世界。甲子園という夢がかなうチームは極めて限られていて、ゴルゴが言うように、努力が必ずしも報われるわけでもない。指導法に正解があるわけでもなく、様々な個性の生徒たちをまとめて、強いチームへと育て上げるのは容易なことではない。情熱を注げば注ぐほど、達成できなかった時の落胆も大きいだろう。

 監督と選手として共に甲子園を目指しながら、それぞれに挫折した10年後、赤鬼と呼ばれていた鬼監督(小渕)と、彼の指導に反撥したことをきっかけに退学した生徒ゴルゴ(斎藤)は、病院で偶然再会する。赤鬼先生はかつての情熱を失い、進学校の弱小チームの監督になっている。ゴルゴは結婚して幼い息子もいるが、末期がんだと判明する。

 ゴルゴの病気を契機に、ふたりは再び交流するようになり、互いの想いがすれ違ってしまった10年前のことを振り返る。やり残した野球を死ぬ前にもう一度やりたいと言うゴルゴの願いを、赤鬼先生は何とかして叶えてやろうとする。ゴルゴは、自分とは正反対の優等生で、彼のライバルだった和田とも再会し、互いの想いを理解し受け入れて、わだかまりをとくことができる。

 死を前にして過去の自分を顧みて、そこから前進しようとするゴルゴと同様に、かつての教え子との出会いによって、赤鬼先生もまた自分自身を見つめ直し、監督として再び積極的に選手と関わろうとする、とても前向きな終り方になっている。 

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めちゃ泣けた〜

投稿日:2019/11/16 レビュアー:飛べない魔女

重松清さんの小説は優しさあふれる話が多くて
大好きな作家さんの一人です。
この小説は未読でした。
とてもいい話でした。

かつて泣かない赤鬼と恐れられていた野球部の監督
赤鬼先生こと小渕先生は
今では進学校の高校の野球部で監督をしている。
ブッチーとか言われて、かつての鬼の面影はなく
野球指導の情熱を失っていた。
そんな中、病院の待合室で、13年前に甲子園を目指していた城南工業の野球部員であった
ゴルゴこと斎藤と再会する。
ゴルゴは野球の才能はあったのに
赤鬼先生は彼への指導方法を間違えて
正しい道に導いてあげられなかったという苦い思い出があった。
すっかり大人になったゴルゴとの再会。
ところがゴルゴは末期のガンに侵されていたのだ。

泣くまい、泣くまいと思っていたのに
もう堤さんと柳楽くんの演技が凄くて
号泣してしまいました。
野球指導への情熱を失いかけていた赤鬼先生が
ゴルゴの最後の生き様からその心を取り戻すラストが
爽やかで良かったです。

柳楽くんは最初は丸々としていたのに
ガンが進行するにつれ、凄く痩せてげっそりしていたので
ちゃんと役作りしたのですね。
流石です!

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指導方法に正解はない、、のかな

投稿日:2019/11/12 レビュアー:じゃじゃまる

堤真一、柳楽優弥主演「泣くな赤鬼」を見ました

重松清原作「先生」の映画化です

甲子園出場を目指して野球部監督をしている小渕、通称赤鬼

城南高校時代にはあと一歩のところで甲子園出場を逃す。
50代にさしかかり、情熱もさめ、甲子園に出場できそうもない進学校に赴任し、なおざりな野球部の監督をしていた
 病院で、元野球部員の斎藤、通称ゴルゴと再会する

ゴルゴはがんにおかされ、余命いくばくもないと診断され、ゴルゴの妻から「会いに来てほしい」と赤鬼は懇願され。。

ストーリーは鉄板。娘婿が野球部監督で、甲子園出場を目指しているから、心に突き刺さる言葉がありました。

「先生にとって自分の夢をかなえる道具でしか俺たちはなかった」とかつての教え子に言われた言葉

ゴルゴに奮起させるために当て馬にされた和田の言葉。ゴルゴには、「続ける努力」の才能がかけており、結局和田はそのまま3塁主になったんですが。

これは言われるときついなー

でもラストで、「俺のやり方は間違っていたのかも」と新しい指導で夢に向かっていくんです。

「悔しさを背負って生きていけ」「教え子の葬式出るのが一番つらい」

ホントにいろいろ泣けてきました。

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流石の赤鬼も

投稿日:2021/03/10 レビュアー:こうさま

日焼けした赤い顔と厳しい指導から「赤鬼」と呼ばれていた城南工業野球部監督と球児たちのふれあいを描いた感動的な作品。
甲子園を目指す城南工業高校野球部を指導する赤鬼こと小渕監督、毎年入って来る新入部員の中で類なる野球センスを持ち、自信あふれる選手斎藤がいた。
ゴルゴ13の作者名からゴルゴというあだ名がついた斎藤、練習試合で監督のバントサインを無視して強打、結果はタイムリーとなるが当然赤鬼監督は激怒、ゴルゴは試合途中で帰ってしまう。
よくあるシュチエーションである。
高校球児はみんな素直で努力家で監督の指示には逆らわないというのがイメージではあるが当然斎藤のように自我の強い選手もいるのだろう。
彼はいいセンスを持ちながらひたむきに努力するという姿勢がみられない、赤鬼は斎藤を奮起させるために彼よりも技量は劣るが野球に対する情熱と努力を買って和田を斎藤と同じサードに抜擢して競わせようとする。
でも斎藤は競おうとはしない、自ら勝負の場から去ろうとする、
それどころか練習にも来なくなり悪い連中と遊んでいるという噂、県大会を前に彼が不祥事でも起こせば出場停止になると心配するチームメートたち。
斎藤に「何故努力しようとしない」「努力をすれば必ず報われる」と叱責する赤鬼、斎藤は問う「努力が必ず報われるのならみんな甲子園に行けるはず、でも行けない」
「努力をしてから言え」「僕には出来ません」とかみ合わない二人、そして斎藤は退部し、高校も中退することに。
これが赤鬼とゴルゴの思い出、月日が流れて偶然に病院で出会う二人、結婚して家庭を持ち息子までいる斎藤を見て「大人になつたなぁ」と実感する赤鬼、でもそれから直ぐに斎藤の直面した過酷な運命を知ることになる。
後半は感動的なシーンが続く、もう一人斎藤のライバルだった和田、彼はレギュラーになったものの自分が赤鬼に選ばれた者ではなかつたことを理解しており、ある意味斎藤に嫉妬していたことを打ち明けるが、これも青春時代の思い出の一つとして彼の心に刻まれているものだろう。
和田の努力は高校時代の野球という短いスパンの中では報われなかったかも知れないが、彼の人生にはきつと生かされることになるだろう。
野球を描きながら決して野球だけでは終わらせていないストーリーを評価したい。

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泣くな赤鬼

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赤鬼先生の再生物語

投稿日

2019/11/04

レビュアー

カマンベール

2019年(日本)原作・重松清

若くして末期癌に侵された元教え子・野球部員との再会で、失われていた野球への
情熱を取り戻す教師・赤鬼先生の再生物語・・・そう思いました。

赤鬼こと小淵隆(堤真一)は真っ赤に日焼けした顔と鬼のように厳しい熱血指導で
恐れられていた。
城南高校野球部は赤鬼の熱血指導で強くなり、あと一歩で甲子園出場を狙える位置にいた。
そして入部してきた斎藤智之(愛称=ゴルゴ・柳楽優弥)は、野球センスバツグンなのに、
努力の持続しない部員だった。
三塁のポジションを奪われたことなどあり、野球部を辞めてやがて高校も中退する。

そんな赤鬼とゴルゴは10年ぶりに、病院で再会することに。
ゴルゴは結婚して妻と、1歳足らずの男の子の父親になっていた。
ゴルゴの妻から、余命半年と聞いた赤鬼はゴルゴの夢を叶えようとする。


城南高校野球部は、本当に惜しかった、あと一歩で甲子園に手が届く位置にいた。
甲子園出場は高校球児の夢・・・そして指導者にとっても、どうしても手に入れたい勲章。

赤鬼は、夢破れて傷ついていた。
野球への情熱をなくしていた。

ゴルゴは、野球を愛していた、赤鬼を慕っていた・・・
どんなに元気で生きて、息子にユニフォ姿でプレーする姿を見せて、
そして成長した息子とキャッチボールすることを望んでいただろう・・・

ゴルゴとの交流で赤鬼に芽生える、野球への愛そして情熱。

最初、堤真一に孫がいて、驚きました。
(もう55歳だから孫がいてもおかしくないですね)
それも疲れてやつれた印象・・・でもすぐに10年前の熱血指導者・赤鬼に変わって、一安心。

重松清原作らしい人間味溢れるドラマでした。
教師って生徒にとって、これほど大きな影響力を持つものなのですね!!
多くの教師の皆さんに観て頂きたいです。

甲子園を目指しながら挫折した10年後に分かること

投稿日

2020/09/23

レビュアー

hinakksk

 高校野球という狭い世界を描いていて、すごくドラマティックというわけでもないのに、いいストーリーと優れた脚本、相応しいキャストに味わい深い演技、これらが備わっていたら、悪い映画になりようがないというお手本のような佳品。赤鬼先生役の堤真一の抑制された自然な演技はさすがです。球児たちの汗と泥にまみれた高校野球の現場が、実にリアルにきびきびと描かれています。

 勝者と敗者に必ず分かれるという厳しい勝負の世界。甲子園という夢がかなうチームは極めて限られていて、ゴルゴが言うように、努力が必ずしも報われるわけでもない。指導法に正解があるわけでもなく、様々な個性の生徒たちをまとめて、強いチームへと育て上げるのは容易なことではない。情熱を注げば注ぐほど、達成できなかった時の落胆も大きいだろう。

 監督と選手として共に甲子園を目指しながら、それぞれに挫折した10年後、赤鬼と呼ばれていた鬼監督(小渕)と、彼の指導に反撥したことをきっかけに退学した生徒ゴルゴ(斎藤)は、病院で偶然再会する。赤鬼先生はかつての情熱を失い、進学校の弱小チームの監督になっている。ゴルゴは結婚して幼い息子もいるが、末期がんだと判明する。

 ゴルゴの病気を契機に、ふたりは再び交流するようになり、互いの想いがすれ違ってしまった10年前のことを振り返る。やり残した野球を死ぬ前にもう一度やりたいと言うゴルゴの願いを、赤鬼先生は何とかして叶えてやろうとする。ゴルゴは、自分とは正反対の優等生で、彼のライバルだった和田とも再会し、互いの想いを理解し受け入れて、わだかまりをとくことができる。

 死を前にして過去の自分を顧みて、そこから前進しようとするゴルゴと同様に、かつての教え子との出会いによって、赤鬼先生もまた自分自身を見つめ直し、監督として再び積極的に選手と関わろうとする、とても前向きな終り方になっている。 

めちゃ泣けた〜

投稿日

2019/11/16

レビュアー

飛べない魔女

重松清さんの小説は優しさあふれる話が多くて
大好きな作家さんの一人です。
この小説は未読でした。
とてもいい話でした。

かつて泣かない赤鬼と恐れられていた野球部の監督
赤鬼先生こと小渕先生は
今では進学校の高校の野球部で監督をしている。
ブッチーとか言われて、かつての鬼の面影はなく
野球指導の情熱を失っていた。
そんな中、病院の待合室で、13年前に甲子園を目指していた城南工業の野球部員であった
ゴルゴこと斎藤と再会する。
ゴルゴは野球の才能はあったのに
赤鬼先生は彼への指導方法を間違えて
正しい道に導いてあげられなかったという苦い思い出があった。
すっかり大人になったゴルゴとの再会。
ところがゴルゴは末期のガンに侵されていたのだ。

泣くまい、泣くまいと思っていたのに
もう堤さんと柳楽くんの演技が凄くて
号泣してしまいました。
野球指導への情熱を失いかけていた赤鬼先生が
ゴルゴの最後の生き様からその心を取り戻すラストが
爽やかで良かったです。

柳楽くんは最初は丸々としていたのに
ガンが進行するにつれ、凄く痩せてげっそりしていたので
ちゃんと役作りしたのですね。
流石です!

指導方法に正解はない、、のかな

投稿日

2019/11/12

レビュアー

じゃじゃまる

堤真一、柳楽優弥主演「泣くな赤鬼」を見ました

重松清原作「先生」の映画化です

甲子園出場を目指して野球部監督をしている小渕、通称赤鬼

城南高校時代にはあと一歩のところで甲子園出場を逃す。
50代にさしかかり、情熱もさめ、甲子園に出場できそうもない進学校に赴任し、なおざりな野球部の監督をしていた
 病院で、元野球部員の斎藤、通称ゴルゴと再会する

ゴルゴはがんにおかされ、余命いくばくもないと診断され、ゴルゴの妻から「会いに来てほしい」と赤鬼は懇願され。。

ストーリーは鉄板。娘婿が野球部監督で、甲子園出場を目指しているから、心に突き刺さる言葉がありました。

「先生にとって自分の夢をかなえる道具でしか俺たちはなかった」とかつての教え子に言われた言葉

ゴルゴに奮起させるために当て馬にされた和田の言葉。ゴルゴには、「続ける努力」の才能がかけており、結局和田はそのまま3塁主になったんですが。

これは言われるときついなー

でもラストで、「俺のやり方は間違っていたのかも」と新しい指導で夢に向かっていくんです。

「悔しさを背負って生きていけ」「教え子の葬式出るのが一番つらい」

ホントにいろいろ泣けてきました。

流石の赤鬼も

投稿日

2021/03/10

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こうさま

日焼けした赤い顔と厳しい指導から「赤鬼」と呼ばれていた城南工業野球部監督と球児たちのふれあいを描いた感動的な作品。
甲子園を目指す城南工業高校野球部を指導する赤鬼こと小渕監督、毎年入って来る新入部員の中で類なる野球センスを持ち、自信あふれる選手斎藤がいた。
ゴルゴ13の作者名からゴルゴというあだ名がついた斎藤、練習試合で監督のバントサインを無視して強打、結果はタイムリーとなるが当然赤鬼監督は激怒、ゴルゴは試合途中で帰ってしまう。
よくあるシュチエーションである。
高校球児はみんな素直で努力家で監督の指示には逆らわないというのがイメージではあるが当然斎藤のように自我の強い選手もいるのだろう。
彼はいいセンスを持ちながらひたむきに努力するという姿勢がみられない、赤鬼は斎藤を奮起させるために彼よりも技量は劣るが野球に対する情熱と努力を買って和田を斎藤と同じサードに抜擢して競わせようとする。
でも斎藤は競おうとはしない、自ら勝負の場から去ろうとする、
それどころか練習にも来なくなり悪い連中と遊んでいるという噂、県大会を前に彼が不祥事でも起こせば出場停止になると心配するチームメートたち。
斎藤に「何故努力しようとしない」「努力をすれば必ず報われる」と叱責する赤鬼、斎藤は問う「努力が必ず報われるのならみんな甲子園に行けるはず、でも行けない」
「努力をしてから言え」「僕には出来ません」とかみ合わない二人、そして斎藤は退部し、高校も中退することに。
これが赤鬼とゴルゴの思い出、月日が流れて偶然に病院で出会う二人、結婚して家庭を持ち息子までいる斎藤を見て「大人になつたなぁ」と実感する赤鬼、でもそれから直ぐに斎藤の直面した過酷な運命を知ることになる。
後半は感動的なシーンが続く、もう一人斎藤のライバルだった和田、彼はレギュラーになったものの自分が赤鬼に選ばれた者ではなかつたことを理解しており、ある意味斎藤に嫉妬していたことを打ち明けるが、これも青春時代の思い出の一つとして彼の心に刻まれているものだろう。
和田の努力は高校時代の野球という短いスパンの中では報われなかったかも知れないが、彼の人生にはきつと生かされることになるだろう。
野球を描きながら決して野球だけでは終わらせていないストーリーを評価したい。

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