

スノー・ロワイヤル
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「スノー・ロワイヤル」 の解説・あらすじ・ストーリー
ハンス・ペテル・モランド監督が『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』をリーアム・ニーソン主演でセルフリメイクしたサスペンスアクション。息子を麻薬組織に殺された除雪作業員のネルズ・コックスマンは、除雪車で次々と敵を始末していく。※PG12
「スノー・ロワイヤル」 の作品情報
製作年: | 2019年 |
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製作国: | アメリカ |
原題: | COLD PURSUIT |
「スノー・ロワイヤル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | ハンス・ペテル・モランド |
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製作: | マイケル・シャンバーグ |
製作総指揮: | ポール・シュワルツマン 、 マイケル・ドライヤー 、 ロン・ハルパーン 、 ディディエ・ルプファー 、 シェイナ・エディ=グルーフ |
出演: | リーアム・ニーソン 、 ローラ・ダーン 、 トム・ベイトマン 、 エミー・ロッサム 、 ジュリア・ジョーンズ[女優] 、 ジョン・ドーマン 、 ウィリアム・フォーサイス 、 トム・ジャクソン |
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ユーザーレビュー:17件
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スノー・ロワイヤル
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息子さんが殺されたので、麻薬組織にリベンジしていく中でどんどんと話が大きくなっていく話。
主人公の息子さんが殺されたことを発端にしてリベンジもののストーリーではありますが、この映画の魅力はギャングたちのくだらない会話だったり、キャラクターたちのズレた面白さで笑いをとったりと外したところの面白さで魅せる映画でした。
麻薬組織のボスがやたらと健康志向だったり、子分たちがやたらとくだらない会話をしたり先住民がインド人をインディアンと呼んで子分として扱っていたりと楽しいシーンがいっぱいでした。ラストのラストで忘れていたパラグライダーの子分のオチとかいいオチでした。
ただ主人公がリベンジを開始してあっという間に次から次に殺害していったりして、展開が早すぎてどうして今ここにいるのかとかわかりにくかったり、キャラクターが群像劇に近いからか、主人公の奥さんとかあっという間に退場したり、麻薬組織のボスの奥さんとかも消えてしまったり、組織の抗争で燃える女性警官とかもあまり話に関係なく思えたりとキャラクターの背景とか深みとかは一切ないのが残念でした。
クライマックスも普通に銃撃戦が起こって普通に終わっていくのもアクションシーンもそこまで盛り上がる設計にも感じられなかったのがカタルシスが少ない映画でした。
とはいえ、殺された人たちのクレジットがそのたびに出るのとか面白い演出の映画でした。
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北欧発ブラックユーモアの快作
北欧でヒットしたブラックユーモアあふれるクライムアクションをハリウッドリメイク。おじいちゃん監督自らが脚本変更しながらリメイクしたものです。
息子が殺された除雪作業員がリーアムニーソンで、表彰されるほど真面目。犯人探しもコツコツ殺します。遺体の処理は推理小説で読んだ通りに。
やがてマフィアの組織が相手とわかり人づてにプロの殺し屋を雇うのですが。
やがてマフィアと対立する組織も巻き込んでクライマックスは殺しあいの大盤振る舞いです。
さすがに北欧発なのでマフィアがLGBT だったりのブラックユーモアが随所に出てきます。
リーアムニーソンはなめてたら殺人マシーンではなかったので、ちょっと新鮮でした。
さて、無事に生き残れるのでしょうか?
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一癖も二癖もある復讐劇・・・麻薬王の抗争に変換する、ムムッ!!
リーアム・ニーソンのヒーロー・アクション映画・・と期待して観ると、肩透かしを喰らわせられます。
ブラックで、皮肉でユーモラス。盛り上がると言うより、ニンマリ笑って楽しむ感じ・・風変わりで面白いです。
元々はノルウェー映画『ファイティング・ダディ怒りの除雪車』のリメイク。
監督は同じ、ハンス・ペテル・モランド。
(彼は『特捜部Q Pからのメッセージ』をヒットさせて注目されたとか・・・)
前置きはさておき。
除雪車の作業を長年真面目に勤めて、キーホーという田舎町の模範市民賞で表彰されるほど真面目なネルズ・コックマンがリーアム・ニーソンの役です。
なんと息子が、麻薬絡みで殺されてしまう。
クールに復讐を企てたネルズは、ひとり、またひとり、そして3人目と、素手や銃そして仕事用の除雪車で殺して行く。
この復讐殺人を、麻薬王のバイキング(白人)は、敵対組織の麻薬王(エスキモー系の原住民)の仕業だと誤解した事から、殺人が殺人を呼び報復合戦に発展するのだ。
コロラド州デンバー近くのリゾートスキー場キーホーが舞台になります。
(実際にはカナダの2000メートル級の山岳地帯でロケしたので、山がやたらと気高く美しい。
圧雪を跳ね飛ばすリーアムの巨大除雪車とロケーションは最高です。
そこに麻薬王と間抜けな手下のギャングたち。
ひとり死ぬごとに、真っ黒い背景に死人の名前とニックネームそして宗教が書き記されます。
この演出はなかなか気が利いてますが、盛り上がりを削いでいる感もありますね。
(そこを楽しまないと、この映画は面白くないんだけれど、笑)
リーアムがめちゃくちゃに強いわけでもない。
息子を殺された悲憤が寡黙な男を復讐に駆り立て、その波紋がキーホーの町全体に
大きなウネリとなって押し寄せる。
死体が転がる毎にクスクス笑いながら、殺人のバリエーションを楽しむのも一興ですね。
(元々のノルウェー作品を観たくなりました)
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除雪車のド迫力!
監督:ハンス・ペテル・モランド(2019年・米・119分)
リーアム・ニーソン主演というだけで観てみた。
リーアムが扮するのは、ネルズ・コックスマンという除雪作業員。
キーホーの模範市民賞を貰うほどの真面目人間なのだ。
そんな彼の息子が、人違いで何者かに殺されてしまった。
ネルズは、息子殺しの犯人を探し出し復讐することを誓う。
この復讐劇、犯人に辿り着いたと思ったら、まだ上に命令した奴がいると言う。
最終的には地元マフィアと原住民との因縁にまで遡ってしまった。
何と言っても、ネルズの巨大な愛車(除雪車ね!)の迫力は凄かった。
堆く(うずたかく)積もった雪を300m先まで飛ばせるという威力で、マフィアの車も吹っ飛ばすのだ。(笑)
そして、復讐して殺した相手を金網でグルグル巻きにして、渓谷の川に捨てるという方法は、ネルズが小説から学んだ遺体処理法らしい。
こうすると、遺体から腐敗ガスが発生しても膨張出来ず、浮かんで来ないのだとか。
一人、また一人と敵を始末していくネルズ。
バイオレンスなのに何故か笑えるという滅茶苦茶な展開!
でも、ラストが何だか尻切れトンボで肩透かしだった。
本作はノルウェー映画『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車(2014年)』のハンス・ペテル・モランド監督によるセルフ・リメイクだそうだ。
オリジナルの方が面白いというレビューがあったので、是非そちらも観てみるつもりだ。
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惜しい作品でした。
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淡々と簡単に人が死に、人が死ぬ度に十字架と名前などがスクリーン上に現れる演出は面白かったです。
それなりに楽しめたのですが、登場人物たちの背景が曖昧で、惜しむらくは作品に入り込めませんでした。
奥さんは何で出ていったの?
あれだけ大っぴらにコカインを取扱い、簡単に人を殺す麻薬王は野放し?
殺された息子を巻き込んだ友人はあの状態で、麻薬の過剰摂取?
敵対する麻薬組織のボスと友達だったの?
なんていろいろな疑問がよぎりながら見てしまいました。
最後やっとパラセイリングの人が除雪車で粉砕されますが、意味がわからず苦笑いしてしまいました。
淡々と進むストーリー。
もう少し設定をしっかりと作りこんでいるともっと良かったと思います。
それなりに楽しめましたが、惜しい作品でした。
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