ある少年の告白

ある少年の告白の画像・ジャケット写真

ある少年の告白 / ニコール・キッドマン

全体の平均評価点:(5点満点)

8

全体の平均評価点:

DVD

Blu-ray

ジャンル :

「ある少年の告白」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

Blu-ray

解説・ストーリー

ガラルド・コンリーの回顧録を映画化したヒューマン・ドラマ。アメリカの田舎町を舞台に、自分がゲイだと気づいた少年が参加した矯正プログラムの危険で非人道的な実態と、愛する我が子がゲイである事実を受け入れられず動揺する両親の葛藤の行方を描く。主演は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のルーカス・ヘッジズ。共演にニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ。監督は「ザ・ギフト」のジョエル・エドガートン。アメリカの田舎町。牧師の父と優しい母のもと、何不自由なく育った大学生のジャレッド。ところがある日、ふとしたきっかけから自分がゲイであることに気づく。ジャレッドはその事実を両親に伝えるが、両親は息子の衝撃の告白を受け止めきれない。困惑する両親の姿に、ジャレッドは両親が勧める矯正プログラムへの参加を決意するのだったが…。 JAN:4988102811204

「ある少年の告白」 の作品情報

作品情報

製作年: 2018年
製作国: アメリカ
原題: BOY ERASED

「ある少年の告白」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

毛皮のエロス 〜ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト〜

華麗なるギャツビー

ウソツキは結婚のはじまり

ヴィレッジ

ユーザーレビュー:8件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全8件

終始重苦しいが、終盤から見応え有り!!

投稿日:2019/10/27 レビュアー:カマンベール

2018年(アメリカ)俳優のジョエル・エドガートンの監督作品。

主人公のジャレッド(ルーカス・ヘッジス)は、自分が男性を好きな同性愛者だと気付きます。
大学入学の寮の個室ではじまった行為は、学校と両親に知られた時、ジャレッドは、
矯正施設に送られてしまうのでした。

おまけにジャレッドの父親は福音派の牧師なのだ。
父親(ラッセル・クロウ)にとっては同性愛は神(イエス・キリスト)が禁じている行為。
真面目な牧師の父親にとっては受け入れ難いのは良くわかる。
そして送られる矯正施設。
(読書の禁止。テレビ映画も音楽も禁止。携帯は取り上げられる・・・と言う非人間的な教育プログラム)

人間にとって何より耐え難いのは、《人間性を否定される》ことだと思います。
そして入所者に行われるイジメや虐待。

ジャレッドは、矯正プログラムを受けている内に、施設長のサイクス(ジョエル・エドガートン)の教えに嫌悪と反感の塊りになります。
矯正プログラムは、逆に彼の自我をより強く目覚めさせ、自我を爆発させるあたりからは、
この映画が輝き出します。

母親(ニコール・キッドマン)は、サイクスの矯正施設のインチキ臭さに気付きます。
そして牧師の夫に対しても、ある距離を置き始めます。

ジャレッドに立ちはだかる神の教え(それは父親の存在そのもの)

無宗教者の多い日本人には《神の教えに背く》と言う概念が、迫って来ないのですが、
ジャレッド以上に牧師の父親には重たいものを突きつけられただろうと想像します。

アメリカでは2008年時点で、同性愛者の矯正施設を32の州が認めていて、多くの青少年が、非人間的な治療を受けているとのテロップが流れます。

ガラルド・コンリーの著書を原作とした映画です。
同性愛者の人権。その戦いは現在のアメリカでも、まだ道半ばなのです。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

同性愛矯正という名の施設、驚きの実態

投稿日:2019/11/03 レビュアー:くまげらの森

(2018年・アメリカ)監督は「ザ・ギフト」のジョエル・エドガートン
アメリカの田舎町。牧師の父(ラッセル・クロウ)と、優しい母(ニコール・キッドマン)の一人息子として
不自由なく育った大学生のジャレッド(ルーカス・ヘッジス)は、大学でのある出来事がきっかけで、自分がゲイであると気付く。両親と気まずい雰囲気になるなか、ジャレッドは母とともに「同性愛矯正プログラム」を実施する施設に向かう。
そこはキリスト教保守的な思想の元、同性愛をアル中や薬物依存と同じような「病気」として、それを「治す」というのです。

監督も務めたジョエル・エドガートンが演じる施設所長のヴイクターは熱心に行動しているように見える。
しかし、内容を口外する事は許されず、自分自身を憎むように仕向けるセラピー、同性愛を悪魔と見立ててお祓いする、自分のすべてが否定される、いじめに似た葬式セラピー、自殺者も多数出たというその治療なるものは、過酷なもので、多くは無許可、まともな治療とは認められていない。
今でもアメリカでは36州がその存在を禁止しておらず、LGBTの若者たちが保護者によって無理やり入所させられている実態があるのだそうだ。

さて、ジャレッドは施設を脱走し、父親の牧師仲間から説得されてまた帰るが、やはりトイレにこもって今度は母親に電話して迎えにきてもらう。
母親は「今まで夫のする事をすべて正しいと思って従ってきたが、今回はなんとしても
息子を連れて帰る。こんな所にいれた私がバカだった・・・」
ジャレッドは父親に、
「僕はゲイだ。僕を変えようとしても変わらない。
僕を失いたくないなら、父さんの方が変わらなければいけないんだ。」
苦しんだ末の言葉のようだが、家族の再生に向けて少しずつ歩み寄る希望が見えてくる。

「自分は自分のままで良い」この言葉をはっきり言えないまま、何人もの若者が犠牲になったと映画は伝える。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

治す必要などないと思う ネタバレ

投稿日:2019/11/13 レビュアー:飛べない魔女

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

まず同性愛者を矯正させる施設があるなんて、驚きでした。
原作者であるガラルド・コンリーという人の体験談を
ジョエル・エドガートンがメガホンを取り映画化しました。

キリスト教の教えに反するからでしょうか。
その教えでは、人は男と女が結びつくものとされているからでしょうか。
薬物依存症やアルコール依存症なら治す必要があり
矯正施設に入所させる必要もありでしょう。
でも同性愛は病気ではありません。
持って生まれた性格と同じです。
治そうとして治るものではないでしょう。
人格を否定することはその人の人生をも否定すること。
まず家族がこの事実を受け入れて、理解してあげる。
これが一番大切。
私の周りでもこのような人が何人かいたので
家族が一番の理解者になってあげることで
彼(彼女)の人生が幸福なものに変わっていくということを
目の当たりにしました。
(本人にとっても、家族にとっても大変な道のりであることは事実ですが)
そして、人が人を愛すること、男であれ女であれ
人を愛することに制限は必要ないとことを
そろそろ私たちは理解する時が来ている気がします。
ジャレッドの場合、父親が神父だったことで余計に話が拗れたかもしれません。
『僕は変われない、変わるのは父さんの方だよ』
そう、周りの人が理解者になる。
それが幸せへの第一歩ですね。
それにしても最後のテロップには、またまた驚かされました。
矯正施設の教官であるサイクス自身が、同性愛者だったとは!
お金目当て、または別の目的もあったのか、怪しい施設であったことは間違いなさそうです。
ゲイであることを公表しているグザヴィエ・ドランが出演していました。
彼にはもっと重要な立ち位置を期待していましが、友情出演的な扱いにちょっとがっかりでした。

私事ですが、実は息子が小学生の頃
『同級生の●●クンはかっこいい、話をするときドキドキする』とか
AKBとかには全く興味がなく
『嵐の松潤が好き』とか言っていたので
もしや彼は。。。と疑念を抱いた時期がありました。
同級生の男子にも女子にも『かっこいい』ではなく
『かわいいね』と称された彼は、高校は男子校を選び
やっぱりそっち系なのかもなと、ちょっと覚悟をしていました。
もしそうだとしても母は必ず受け入れてあげようと
ずっと思っていました。
まあ、しかし大学に入ってから彼女も出来ましたし
一応ノーマルであるようなので、本当の気持ちとしてはホッとしたというのが本音ではあります(;^_^A

このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています

神様はゲイを愛さない?

投稿日:2020/06/12 レビュアー:daichan

作り手のメッセージがバンバン伝わってきた。
LGBTは本人の選択であり、教育によって矯正できる(すべきである)という誤解。
イエス・キリストはLGBTを愛さないという宗教的偏見。
イエス・キリストはとんちをきかせて困った人を助けるやさしいおっちゃんだったはず。
その教えは愛に満ちていたはず。それがいつの間にか、カビのはえた、融通のきかない「教義」になって、愚かな聖職者が罪のない信徒を罰する鞭として使われている。
やさしいおかあさん、バランスの取れた女医さん、ふたりの女性に救われた。

このレビューは気に入りましたか? 1人の会員が気に入ったと投稿しています

ある少年の告白

投稿日:2019/11/07 レビュアー:みっくん

今なお偏見の目で見られる同性愛をテーマにした作品だが、豪華キャストを起用した割にインパクトは少なめ。言わんとしてることは分かるが、親の心情だって当然理解できる。

このレビューは気に入りましたか? 1人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全8件

ある少年の告白

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:8件

終始重苦しいが、終盤から見応え有り!!

投稿日

2019/10/27

レビュアー

カマンベール

2018年(アメリカ)俳優のジョエル・エドガートンの監督作品。

主人公のジャレッド(ルーカス・ヘッジス)は、自分が男性を好きな同性愛者だと気付きます。
大学入学の寮の個室ではじまった行為は、学校と両親に知られた時、ジャレッドは、
矯正施設に送られてしまうのでした。

おまけにジャレッドの父親は福音派の牧師なのだ。
父親(ラッセル・クロウ)にとっては同性愛は神(イエス・キリスト)が禁じている行為。
真面目な牧師の父親にとっては受け入れ難いのは良くわかる。
そして送られる矯正施設。
(読書の禁止。テレビ映画も音楽も禁止。携帯は取り上げられる・・・と言う非人間的な教育プログラム)

人間にとって何より耐え難いのは、《人間性を否定される》ことだと思います。
そして入所者に行われるイジメや虐待。

ジャレッドは、矯正プログラムを受けている内に、施設長のサイクス(ジョエル・エドガートン)の教えに嫌悪と反感の塊りになります。
矯正プログラムは、逆に彼の自我をより強く目覚めさせ、自我を爆発させるあたりからは、
この映画が輝き出します。

母親(ニコール・キッドマン)は、サイクスの矯正施設のインチキ臭さに気付きます。
そして牧師の夫に対しても、ある距離を置き始めます。

ジャレッドに立ちはだかる神の教え(それは父親の存在そのもの)

無宗教者の多い日本人には《神の教えに背く》と言う概念が、迫って来ないのですが、
ジャレッド以上に牧師の父親には重たいものを突きつけられただろうと想像します。

アメリカでは2008年時点で、同性愛者の矯正施設を32の州が認めていて、多くの青少年が、非人間的な治療を受けているとのテロップが流れます。

ガラルド・コンリーの著書を原作とした映画です。
同性愛者の人権。その戦いは現在のアメリカでも、まだ道半ばなのです。

同性愛矯正という名の施設、驚きの実態

投稿日

2019/11/03

レビュアー

くまげらの森

(2018年・アメリカ)監督は「ザ・ギフト」のジョエル・エドガートン
アメリカの田舎町。牧師の父(ラッセル・クロウ)と、優しい母(ニコール・キッドマン)の一人息子として
不自由なく育った大学生のジャレッド(ルーカス・ヘッジス)は、大学でのある出来事がきっかけで、自分がゲイであると気付く。両親と気まずい雰囲気になるなか、ジャレッドは母とともに「同性愛矯正プログラム」を実施する施設に向かう。
そこはキリスト教保守的な思想の元、同性愛をアル中や薬物依存と同じような「病気」として、それを「治す」というのです。

監督も務めたジョエル・エドガートンが演じる施設所長のヴイクターは熱心に行動しているように見える。
しかし、内容を口外する事は許されず、自分自身を憎むように仕向けるセラピー、同性愛を悪魔と見立ててお祓いする、自分のすべてが否定される、いじめに似た葬式セラピー、自殺者も多数出たというその治療なるものは、過酷なもので、多くは無許可、まともな治療とは認められていない。
今でもアメリカでは36州がその存在を禁止しておらず、LGBTの若者たちが保護者によって無理やり入所させられている実態があるのだそうだ。

さて、ジャレッドは施設を脱走し、父親の牧師仲間から説得されてまた帰るが、やはりトイレにこもって今度は母親に電話して迎えにきてもらう。
母親は「今まで夫のする事をすべて正しいと思って従ってきたが、今回はなんとしても
息子を連れて帰る。こんな所にいれた私がバカだった・・・」
ジャレッドは父親に、
「僕はゲイだ。僕を変えようとしても変わらない。
僕を失いたくないなら、父さんの方が変わらなければいけないんだ。」
苦しんだ末の言葉のようだが、家族の再生に向けて少しずつ歩み寄る希望が見えてくる。

「自分は自分のままで良い」この言葉をはっきり言えないまま、何人もの若者が犠牲になったと映画は伝える。

治す必要などないと思う

投稿日

2019/11/13

レビュアー

飛べない魔女

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

まず同性愛者を矯正させる施設があるなんて、驚きでした。
原作者であるガラルド・コンリーという人の体験談を
ジョエル・エドガートンがメガホンを取り映画化しました。

キリスト教の教えに反するからでしょうか。
その教えでは、人は男と女が結びつくものとされているからでしょうか。
薬物依存症やアルコール依存症なら治す必要があり
矯正施設に入所させる必要もありでしょう。
でも同性愛は病気ではありません。
持って生まれた性格と同じです。
治そうとして治るものではないでしょう。
人格を否定することはその人の人生をも否定すること。
まず家族がこの事実を受け入れて、理解してあげる。
これが一番大切。
私の周りでもこのような人が何人かいたので
家族が一番の理解者になってあげることで
彼(彼女)の人生が幸福なものに変わっていくということを
目の当たりにしました。
(本人にとっても、家族にとっても大変な道のりであることは事実ですが)
そして、人が人を愛すること、男であれ女であれ
人を愛することに制限は必要ないとことを
そろそろ私たちは理解する時が来ている気がします。
ジャレッドの場合、父親が神父だったことで余計に話が拗れたかもしれません。
『僕は変われない、変わるのは父さんの方だよ』
そう、周りの人が理解者になる。
それが幸せへの第一歩ですね。
それにしても最後のテロップには、またまた驚かされました。
矯正施設の教官であるサイクス自身が、同性愛者だったとは!
お金目当て、または別の目的もあったのか、怪しい施設であったことは間違いなさそうです。
ゲイであることを公表しているグザヴィエ・ドランが出演していました。
彼にはもっと重要な立ち位置を期待していましが、友情出演的な扱いにちょっとがっかりでした。

私事ですが、実は息子が小学生の頃
『同級生の●●クンはかっこいい、話をするときドキドキする』とか
AKBとかには全く興味がなく
『嵐の松潤が好き』とか言っていたので
もしや彼は。。。と疑念を抱いた時期がありました。
同級生の男子にも女子にも『かっこいい』ではなく
『かわいいね』と称された彼は、高校は男子校を選び
やっぱりそっち系なのかもなと、ちょっと覚悟をしていました。
もしそうだとしても母は必ず受け入れてあげようと
ずっと思っていました。
まあ、しかし大学に入ってから彼女も出来ましたし
一応ノーマルであるようなので、本当の気持ちとしてはホッとしたというのが本音ではあります(;^_^A

神様はゲイを愛さない?

投稿日

2020/06/12

レビュアー

daichan

作り手のメッセージがバンバン伝わってきた。
LGBTは本人の選択であり、教育によって矯正できる(すべきである)という誤解。
イエス・キリストはLGBTを愛さないという宗教的偏見。
イエス・キリストはとんちをきかせて困った人を助けるやさしいおっちゃんだったはず。
その教えは愛に満ちていたはず。それがいつの間にか、カビのはえた、融通のきかない「教義」になって、愚かな聖職者が罪のない信徒を罰する鞭として使われている。
やさしいおかあさん、バランスの取れた女医さん、ふたりの女性に救われた。

ある少年の告白

投稿日

2019/11/07

レビュアー

みっくん

今なお偏見の目で見られる同性愛をテーマにした作品だが、豪華キャストを起用した割にインパクトは少なめ。言わんとしてることは分かるが、親の心情だって当然理解できる。

1〜 5件 / 全8件