ウトヤ島、7月22日 / アンドレア・ベルンツェン
全体の平均評価点: (5点満点)
(20)
ウトヤ島、7月22日
/エリック・ポッペ
全体の平均評価点:
予告編を観る
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「ウトヤ島、7月22日」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で起きた戦慄の無差別乱射テロ事件を映画化した実録サスペンス・ドラマ。たった一人の極右の青年によって69人の若者が犠牲になった悪夢の惨劇を、標的となったサマーキャンプに参加していた一人の少女の視点から、ワンカットによる臨場感あふれる映像で描き出す。監督は「ヒトラーに屈しなかった国王」のエリック・ポッペ。2011年7月22日、ウトヤ島でノルウェー労働党青年部のサマーキャンプが行われていた。そこでは政治に関心のある数百人の若者たちが思い思いに国の未来について語り合っていた。そんな中、首都オスロの政府庁舎前で爆破テロ事件が発生したとのニュースが飛び込んでくる。妹と一緒に参加していた少女カヤも、不安を感じながらもオスロから40キロ離れたウトヤ島とは関係ない出来事と考えていたが…。 JAN:4532612138728
「ウトヤ島、7月22日」 の作品情報
「ウトヤ島、7月22日」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ウトヤ島、7月22日の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
97分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CPDP13968 |
2019年10月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
2人
|
0人
|
ウトヤ島、7月22日の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
97分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CPDP13968 |
2019年10月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
2人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:20件
ウトヤ島、7月22日
投稿日:2019/11/06
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で起こった無差別銃乱射事件を72分のワンカットで描いた話。
若者たちが島でキャンプをしていて、40キロ離れた都市で爆破テロがあったらしいと情報が入ってきているところから始まり、遠いところで起きたと家族の心配とかをしながら過ごす主人公たち。そして遠くで銃声が聞こえて逃げ惑う仲間たちと一緒に何が怒っているのかわからずひたすら逃げ続ける。
実際に遭ったテロを風化させずに記憶にとどめるという大事な映画としての意義だと思ってそういった意味では大事な作品だと思いました。
映画としては主人公の少女が離ればなれになった妹を探しながら、走っては隠れてその場所で出会った人と会話してまた逃げての繰り返しで、正直面白さを感じる部分は少なかったです。
ナンパな男が銃声が響く中でも「猫の動画見る?」など緊張感ある中でもユーモアを忘れないキャラクターが面白かったりするくらいで、あとは1人ぼっちの少年を逃がそうとしたり、負傷した女の子を励ましたりと何人かと出会ってステレオタイプなキャラクターだったり類型的な物語が展開したりするだけで、しかもワンカットのため映画の裏側のスタッフさんキャストさんの苦労とかを見ながら考えてしまう撮影手法でした。
本当に酷いテロ事件で被害者の鎮魂として異議のある映画だと思いますが、全体的には単純に楽しめない70分ちょいの時間でした。
このレビューは気に入りましたか?
13人の会員が気に入ったと投稿しています
逃げ惑う《罪なき人々》・・恐怖の72分感。
2018年(ノルウェー)
2011年7月22日
ノルウェーのオスロで連続テロ事件が発生した。
ノルウェーのオスロ政府庁舎爆破事件で8人が死亡。
続く5時過ぎに40キロ離れたウトヤ島で銃乱射事件が起こった。
犠牲者は69人、なんの罪もないサマーキャンプに参加していた若者たちだ。
惨劇の時間とまったく同じ72分間をワンカットの長回しで撮影して臨場感を持たせている。
カヤというひとりの女性。妹のエミリアと離れ離れになり、妹を気遣う優しい姉だ。
犯行はニセ警官を装ったひとりの男性。
72分間、ただただ銃を乱射し続ける。
映像は雨音、逃げ惑う人々の足音、ときおり鳴る携帯音のみ。
なぜこんな惨劇に出会ってしまったのか?
不条理な犯行に身が凍りました。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
理不尽に奪われた若い命に対する鎮魂の思いが湧いてくる…
2011年7月22日、ノルウェーで2つのテロ事件が起きた。
「オスロ政府庁舎爆破事件」と「ウトヤ島銃乱射事件」である。
極右思想を持つキリスト教原理主義者・アンネシュ・ブレイビクの単独犯行とされている。
この男は単独で77人を殺害したのだ。
この悲惨な事件を私は覚えている。
サマー・キャンプに参加した若者が69人も殺害された…というのが衝撃的だったからだ。
ノルウェーの人々の心痛は察するに余りある…
そんなテロ事件が、生存者の証言をベースに映画化された。
将来の夢は国会議員という優等生・カヤの目を通して描かれる惨劇。
悲鳴をあげて逃げていく仲間たち、轟く銃声…
身を隠す場所もなく、助けも来ない。
重傷を負った少女は母親を求め、カヤに手を握られて死んでいった…
サマー・キャンプは労働党主催のもので、参加したのは政治意識の高い若者たちだった。
労働党が移民に寛容な政策を取っていたため、彼らは狙われたのだ。
警察官の制服を着た犯人は、テロの捜査と偽って若者たちを整列させ乱射したという。
しかし、本作ではこのような事件の概要は省かれている。
犯人の姿もはっきりとは映らない。
将来の夢や希望を断たれた若者たちの恐怖と絶望だけがあった。
ワンカット撮影という名のブレブレ映像は、決して見易いものではない…
だが、理不尽に奪われた若い命に対する鎮魂の思いが湧いてくる。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
けっこう緊張した
2011年にノルウェーのウトヤ島のサマーキャンプ場で実際に起こったテロ事件です。
この時、犯人は2時間以上乱射し続けて、執拗に若者たちを追い回したそうです。
労働党青年部が主催したサマーキャンプで
当時キャンプ場には600人余りの10代〜20代の若者が集っていました。
犯人の男は警察官の服装で、若者たちに話があるから集まるようにと促して集合させ
突然発砲。
逃げ惑う若者たちを次から次へと射殺し、2時間後に警察の特殊部隊が到着したときには
85人以上が犠牲になっていたそうです。
何故、警察はすぐに来なかったのか?
同じ日にオスロでテロがあったのでそちらの対応に追われていたのでしょうか?
それとも通報を本気にしなかったのでしょうか?
オスロのテロも実は同じ犯人の犯行だったのです。
いずれにしても、いくら何でも2時間もの間、犯人に好きにさせていたとは!
犯人の名はアンネシュ・ベーリング・ブレイビク、32歳。
キリスト教原理主義者だったそうです。
映画の登場人物はすべて架空の人々で
この事件に遭遇した生存者の証言を基にしているそうです。
カメラはワンカットでカヤという大学生らしき女性を追っていきます。
妹のエイミリアを必死で探すカヤ。
何が起こっているのか、銃の発砲音と悲鳴のほか、何の情報もない中、逃げ惑う人たち。
とにかく物陰に隠れて息を潜めているしかありません。
警察に連絡しても救助はなかなか来ません。
観ているこちら側も息苦しくなり緊張してしまいました。
白人至上主義や差別意識が高まる世界。
この話は決してはるか海の彼方で起こった遠い事件ではなく
明日にでも、この日本でも、起こりうることだと思い怖くなりました。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
2011年ノルウェー、ウトヤ島での惨劇
監督:エリック・ポッペ(2018年・ノルウェー・97分)
2011年と言えば、日本では3月11日に東日本大震災があり、7月には「なでしこジャパン」が初優勝した年。
自国の出来事さえ、直ぐに思い出せるのはそれくらいで、「ウトヤ島」での無差別銃乱射事件も、ノルウェー・オスロの庁舎爆破事件もまったく記憶にない。
その二つの事件は、同一犯(アンネシュ・ベーリング・ブレイビク)による連続テロ事件とされており、映像化されているのであれば、(実話ベースのフィクションと監督は言ってるが)一度は観ておきたいと思った。
冒頭のシーンは、実際の爆破現場の映像と思うが、建ち並ぶ行政機関の庁舎が木っ端微塵に吹き飛ばされ、瓦礫の山となっている光景に言葉を失った。
車爆弾とのことだが、どんな車種の車にどれ程の量の爆弾を積んでいたのだろうか。
爆破した直後に、直ぐに犯人はウトヤ島に向かい、サマー・キャンプに来ていた若者たちに次々に銃口を向けたようだ。
結果、69人の命が無惨にも奪われた。
本作は、その時に居合わせた生存者の証言が基になっている。
乾いたような銃声が響き始めて、キャンプの参加者が管理棟に雪崩れ込むように逃げて来る。
その後は森の中に身をひそめる者、海岸まで降りて 泳いで対岸に渡ろうとする者、どの判断が吉と出るのか凶と出るのか…
警察に助けを求めようとしても携帯が繋がらない。犯人の数も分からない。逃げて来た者の中には、犯人は警官だったという者もいた。
劇中、犯人の姿をカメラが捉えることはなく、終盤になって崖の上から海岸にいる人々を狙う姿が一度見えただけだった。
テロによって何かが変わった例(ためし)はない。ただ人の命が失われ、日常の暮らしが奪われていくだけだ。余りに理不尽で常軌を逸する行動に、為す術がないのが悔しい。
この事件も正気の沙汰とは思えないが、後に裁判所に出された鑑定結果には「統合失調症」と書かれ、それはそれで被害者も被害者家族も救われず、一体何処に怒りをぶつけたらよいのだろうか…
Wikipediaによるとポール・グリーングラス監督・脚本で『7月22日』という作品があるそうだ。同事件を題材とした他の作品も観てみたかったが、ディスカスでは取り扱いがないらしい。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ウトヤ島、7月22日
投稿日
2019/11/06
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で起こった無差別銃乱射事件を72分のワンカットで描いた話。
若者たちが島でキャンプをしていて、40キロ離れた都市で爆破テロがあったらしいと情報が入ってきているところから始まり、遠いところで起きたと家族の心配とかをしながら過ごす主人公たち。そして遠くで銃声が聞こえて逃げ惑う仲間たちと一緒に何が怒っているのかわからずひたすら逃げ続ける。
実際に遭ったテロを風化させずに記憶にとどめるという大事な映画としての意義だと思ってそういった意味では大事な作品だと思いました。
映画としては主人公の少女が離ればなれになった妹を探しながら、走っては隠れてその場所で出会った人と会話してまた逃げての繰り返しで、正直面白さを感じる部分は少なかったです。
ナンパな男が銃声が響く中でも「猫の動画見る?」など緊張感ある中でもユーモアを忘れないキャラクターが面白かったりするくらいで、あとは1人ぼっちの少年を逃がそうとしたり、負傷した女の子を励ましたりと何人かと出会ってステレオタイプなキャラクターだったり類型的な物語が展開したりするだけで、しかもワンカットのため映画の裏側のスタッフさんキャストさんの苦労とかを見ながら考えてしまう撮影手法でした。
本当に酷いテロ事件で被害者の鎮魂として異議のある映画だと思いますが、全体的には単純に楽しめない70分ちょいの時間でした。
逃げ惑う《罪なき人々》・・恐怖の72分感。
投稿日
2019/10/03
レビュアー
カマンベール
2018年(ノルウェー)
2011年7月22日
ノルウェーのオスロで連続テロ事件が発生した。
ノルウェーのオスロ政府庁舎爆破事件で8人が死亡。
続く5時過ぎに40キロ離れたウトヤ島で銃乱射事件が起こった。
犠牲者は69人、なんの罪もないサマーキャンプに参加していた若者たちだ。
惨劇の時間とまったく同じ72分間をワンカットの長回しで撮影して臨場感を持たせている。
カヤというひとりの女性。妹のエミリアと離れ離れになり、妹を気遣う優しい姉だ。
犯行はニセ警官を装ったひとりの男性。
72分間、ただただ銃を乱射し続ける。
映像は雨音、逃げ惑う人々の足音、ときおり鳴る携帯音のみ。
なぜこんな惨劇に出会ってしまったのか?
不条理な犯行に身が凍りました。
理不尽に奪われた若い命に対する鎮魂の思いが湧いてくる…
投稿日
2019/11/24
レビュアー
コタロウ(!)
2011年7月22日、ノルウェーで2つのテロ事件が起きた。
「オスロ政府庁舎爆破事件」と「ウトヤ島銃乱射事件」である。
極右思想を持つキリスト教原理主義者・アンネシュ・ブレイビクの単独犯行とされている。
この男は単独で77人を殺害したのだ。
この悲惨な事件を私は覚えている。
サマー・キャンプに参加した若者が69人も殺害された…というのが衝撃的だったからだ。
ノルウェーの人々の心痛は察するに余りある…
そんなテロ事件が、生存者の証言をベースに映画化された。
将来の夢は国会議員という優等生・カヤの目を通して描かれる惨劇。
悲鳴をあげて逃げていく仲間たち、轟く銃声…
身を隠す場所もなく、助けも来ない。
重傷を負った少女は母親を求め、カヤに手を握られて死んでいった…
サマー・キャンプは労働党主催のもので、参加したのは政治意識の高い若者たちだった。
労働党が移民に寛容な政策を取っていたため、彼らは狙われたのだ。
警察官の制服を着た犯人は、テロの捜査と偽って若者たちを整列させ乱射したという。
しかし、本作ではこのような事件の概要は省かれている。
犯人の姿もはっきりとは映らない。
将来の夢や希望を断たれた若者たちの恐怖と絶望だけがあった。
ワンカット撮影という名のブレブレ映像は、決して見易いものではない…
だが、理不尽に奪われた若い命に対する鎮魂の思いが湧いてくる。
けっこう緊張した
投稿日
2019/10/17
レビュアー
飛べない魔女
2011年にノルウェーのウトヤ島のサマーキャンプ場で実際に起こったテロ事件です。
この時、犯人は2時間以上乱射し続けて、執拗に若者たちを追い回したそうです。
労働党青年部が主催したサマーキャンプで
当時キャンプ場には600人余りの10代〜20代の若者が集っていました。
犯人の男は警察官の服装で、若者たちに話があるから集まるようにと促して集合させ
突然発砲。
逃げ惑う若者たちを次から次へと射殺し、2時間後に警察の特殊部隊が到着したときには
85人以上が犠牲になっていたそうです。
何故、警察はすぐに来なかったのか?
同じ日にオスロでテロがあったのでそちらの対応に追われていたのでしょうか?
それとも通報を本気にしなかったのでしょうか?
オスロのテロも実は同じ犯人の犯行だったのです。
いずれにしても、いくら何でも2時間もの間、犯人に好きにさせていたとは!
犯人の名はアンネシュ・ベーリング・ブレイビク、32歳。
キリスト教原理主義者だったそうです。
映画の登場人物はすべて架空の人々で
この事件に遭遇した生存者の証言を基にしているそうです。
カメラはワンカットでカヤという大学生らしき女性を追っていきます。
妹のエイミリアを必死で探すカヤ。
何が起こっているのか、銃の発砲音と悲鳴のほか、何の情報もない中、逃げ惑う人たち。
とにかく物陰に隠れて息を潜めているしかありません。
警察に連絡しても救助はなかなか来ません。
観ているこちら側も息苦しくなり緊張してしまいました。
白人至上主義や差別意識が高まる世界。
この話は決してはるか海の彼方で起こった遠い事件ではなく
明日にでも、この日本でも、起こりうることだと思い怖くなりました。
2011年ノルウェー、ウトヤ島での惨劇
投稿日
2020/08/31
レビュアー
kazupon
監督:エリック・ポッペ(2018年・ノルウェー・97分)
2011年と言えば、日本では3月11日に東日本大震災があり、7月には「なでしこジャパン」が初優勝した年。
自国の出来事さえ、直ぐに思い出せるのはそれくらいで、「ウトヤ島」での無差別銃乱射事件も、ノルウェー・オスロの庁舎爆破事件もまったく記憶にない。
その二つの事件は、同一犯(アンネシュ・ベーリング・ブレイビク)による連続テロ事件とされており、映像化されているのであれば、(実話ベースのフィクションと監督は言ってるが)一度は観ておきたいと思った。
冒頭のシーンは、実際の爆破現場の映像と思うが、建ち並ぶ行政機関の庁舎が木っ端微塵に吹き飛ばされ、瓦礫の山となっている光景に言葉を失った。
車爆弾とのことだが、どんな車種の車にどれ程の量の爆弾を積んでいたのだろうか。
爆破した直後に、直ぐに犯人はウトヤ島に向かい、サマー・キャンプに来ていた若者たちに次々に銃口を向けたようだ。
結果、69人の命が無惨にも奪われた。
本作は、その時に居合わせた生存者の証言が基になっている。
乾いたような銃声が響き始めて、キャンプの参加者が管理棟に雪崩れ込むように逃げて来る。
その後は森の中に身をひそめる者、海岸まで降りて 泳いで対岸に渡ろうとする者、どの判断が吉と出るのか凶と出るのか…
警察に助けを求めようとしても携帯が繋がらない。犯人の数も分からない。逃げて来た者の中には、犯人は警官だったという者もいた。
劇中、犯人の姿をカメラが捉えることはなく、終盤になって崖の上から海岸にいる人々を狙う姿が一度見えただけだった。
テロによって何かが変わった例(ためし)はない。ただ人の命が失われ、日常の暮らしが奪われていくだけだ。余りに理不尽で常軌を逸する行動に、為す術がないのが悔しい。
この事件も正気の沙汰とは思えないが、後に裁判所に出された鑑定結果には「統合失調症」と書かれ、それはそれで被害者も被害者家族も救われず、一体何処に怒りをぶつけたらよいのだろうか…
Wikipediaによるとポール・グリーングラス監督・脚本で『7月22日』という作品があるそうだ。同事件を題材とした他の作品も観てみたかったが、ディスカスでは取り扱いがないらしい。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
-
- 宅配レンタル 定額8プラン

-
- 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
- 新規登録する
-
- 宅配レンタル 定額4プラン

-
- 新規登録する
-
- 都度課金 プラン

-
- 新規登録する
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
ウトヤ島、7月22日