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フォルトゥナの瞳 / 神木隆之介
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「フォルトゥナの瞳」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

人気作家・百田尚樹の同名ベストセラーを神木隆之介と有村架純の主演で映画化したファンタジック・ラブストーリー。“死を目前にした人間が透けて見える”という不思議な能力を宿した青年と、“死の運命”に導かれたヒロインが織りなす切ない恋の行方を描く。監督は「僕等がいた」「坂道のアポロン」の三木孝浩。自動車修理工として働く青年・木山慎一郎は、幼少期に飛行機事故で家族を失ったトラウマから、友人も恋人も作らず孤独に生きていた。ところがある日、自分に“死を目前にした人間が透けて見える”という不思議な能力があることに気づき苦悩を深めていく。そんな時、偶然入った携帯ショップで桐生葵という運命の女性とめぐり会い、互いに惹かれ合っていく慎一郎と葵だったが…。 JAN:4988104121639

「フォルトゥナの瞳」 の作品情報

作品情報

製作年:

2018年

製作国:

日本

「フォルトゥナの瞳」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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1〜 5件 / 全34件

瞳に秘められた数奇な運命

投稿日:2019/08/22 レビュアー:カマンベール

フォルトゥナの瞳を持つ青年が、逆らえない運命の定めに、
強く立ち向かうラブストーリーでした。

フォルトゥナの瞳=(死を目前にした人が透けて見える能力)
を持つ青年木山慎一郎(神木隆之介)は、ある日出会った女性・桐生葵(有村架純)の手が透けているのに気付きます。

なんとか助けようと「デート」に誘った慎一郎は、葵を救うことに成功します。
それをキッカケに恋人同士になるふたり。

「死を目前にした人間が透けて見える能力」は、相手の死を防ごうと使うと、慎一郎の生命力を損ない命の危険が・・・

主演のふたり。
キャリア20年なのに透明感の溢れる神木隆之介。
人気と高感度満点でキャリア十分なのに、今も新鮮さと清純さを失わない有村架純。
ふたりが信頼して愛し合う姿やシーンは微笑ましく素敵でした。
そんな慎一郎と葵に運命は過酷です。
慎一郎には試練と過酷な決断が強いられるのです。

フォルトゥナの瞳。
フォルトゥナとは「運命の女神の名前」
美しい響きとは裏腹な非情な女神さまですね。
百田尚樹の原作を三木孝浩監督のメガホンでの映画化作品です。

隆之介くんと架純ちゃんの演技に胸いっぱいになり、切なかったです。

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不思議な能力を得て、どう生きてゆくべきか

投稿日:2019/08/21 レビュアー:なんの因果

百田尚樹原作の「フォルトゥナの瞳」を、三木孝浩監督が映画化。
フォルトゥナとは「運命の女神」の事で、「死を目前にした人の体が透明になってゆく」のを見える能力をフォルトゥナの瞳と言う。
その能力を持っている事に気づいた木山(神木隆之介)は、社長の災難を防いだり、
携帯ショップの葵(有村架純)を事故から回避させたりするが、1人救う度に自分の心臓などにダメージを受ける。
診察した医師はたまたま理解者であり「神の領域に踏み込むな」と注意するが。
木山は、救えたはずの命を傍観したことで苦しんだり悩む。
さて、木山と葵は交際し始め、地味で暗かった木山も、笑顔が増え未来へ希望をもつようになった。
しかし、愛する人の「死の運命」が見えてしまった木山は、ある行動をとる・・・。

という流れなんですが、百田尚樹ですからラヴストーリーで終わるはずはない。
ラストは神木の演技の見せどころですが、三浦綾子の「塩狩峠」ですよね。
「運命」「自己犠牲」「神の領域」とくればある種の語り尽くされたテーマが見え隠れするんですが、
百田にしてはゆるいお話だと思うんですけど、面白いと感じた方はそれで良しも、後半の付け足しのような展開が私は腑に落ちない。
(ここから少しネタバレ)
医師が同じ「瞳」を持ってるとは、偶然にもほどがあるが、葵まで「それがある」とは!!
(どんだけいるんだ?)しかも、葵は何も言わない。もし木山に打ち明けていれば・・。
しっかりしたオナゴじゃのぉ〜。飛行機事故の件も秘密にしてたでしょ、言ったれよ〜、
マジメな木山君かわいちょ。それに飛行機事故の女の子はどう見ても、神木君より年上じゃないですか。
(ごまかせると思うなよ監督!)
我々の選択尽くめの人生には、確かに(選ばれなかった人生)も影のように存在している。
あの時、違う道を選べばと現実世界の背後を夢想する時もある。
百田の事だから「現実大肯定」とか「もらった生命を大切に」というテーマに自己犠牲を
まぶした感じだが、作品としては、可だけど不可もあり、で50点かな。

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フォルトゥナの瞳 ネタバレ

投稿日:2020/02/08 レビュアー:片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 死ぬことが近いことがわかる能力を持つ主人公がいろんな人を救おうとする話。

 この映画の魅力は何といっても有村架純さんの可愛さが最高でした。あんな店員さんがいたら、そりゃ誰でも救おうとするよというキャラクターでした。

 話自体はてらいなく王道のラブストーリーで主人公たちが出会って好きになって士泡汗な生活を送って、仕事も嫌な人とかとの対応しながら頑張って、けど能力で愛する人たちが近いうちに死ぬかもと分かって、何とか奔走するという。真面目に丁寧に作られているのが伝わってくる好感のもてる映画でした。

 主人公がなぜ自らの命を顧みずに他人を救おうとするのかちょっと動機が弱く感じました。最初から最後まで善人としてのキャラクターで面白みに欠けました。唯一、昔好きだった人を酷い目に遭わせた小金持ちだけ救わないのも、いくら彼が酷いとはいえそのまま無視するというのはなかなか酷い主人公でした。

 それに超能力者が主人公だけではなく、お医者さんも持っていて更には…という展開もどんだけ能力者いるんだという大量発生っぷりでモチーフだから仕方ないですが。人の死で感動させるというのはもう古臭いのではないかな? と個人的には思ってしまいました。

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『過去は振り返らない。私たち、未來を生きていくの』

投稿日:2019/08/01 レビュアー:飛べない魔女

とても良かったです。
『ブランチ』の映画紹介コーナーで
おい!おい!ここまでネタバレしちゃっていいの?結末わかっちゃうやん!
って思うほどにストーリー紹介を念入りにされていましたが
実はこの物語には隠された結末があったのです。

  ああ、そういうことだったのかぁ。。
  それを知ったときには、涙が。。。

5歳の時飛行機事故にあい、その生存者である真一郎は
その事故以来、死を真近にした人が透けて見える能力『フォルトナの瞳』をもってしまった。
その能力のこともあり、人とあまり関わらないように車の整備士として地味に暮らす彼が
ある日携帯ショップで働く葵ちゃんに恋をし、明るい未来に希望を抱いて過ごし始めるが・・

主演の二人がハマり役でした。
あと脇役ながら悪役のDAIGOや志尊淳クンも良かったです。
愛する人のため自分の命を犠牲にしても救おうとする真一郎に
自然と涙が出てきます。

原作は『永遠のゼロ』や『海賊とよばれた男』の百田尚樹さん。
あの方がこんなピュアな恋愛小説を書けるなんて
人は見かけによらないですね(おっと、失礼!)

あと挿入歌がONE OK ROCKの”In the Stars (feat.Kiiara)”(めちゃ、いい曲!)
ここで、かかるかぁ!ってシーンで導入されて
なんかおばさんの心もフワフワしてしまいましたよ。
ピュアな恋愛映画ですが、心が震えました。

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特別な力なんか欲しくない、要らない

投稿日:2020/03/17 レビュアー:kazupon

監督:三木孝浩(2018年・111分)
原作:百田尚樹『フォルトゥナの瞳』

“フォルトゥナ”とは、英語の「Fortune」の語源で、ローマ神話の運命の女神だそうです。
主人公の木山慎一郎(神木隆之介)には、死期が迫っている人が分かります。
彼には、「死に面している人」の手や体が透けて見えるという不思議な能力があるのです。
彼は、ある日、透けて見える人の後をつけて行って、目の前でその人が交通事故に遭う現場を目撃します。
これで彼は自分の不思議な能力を確信します。
その後、会社の社長の体が透けているのを見て、木山は社長と行動を共にし命を救います。
しかし、それには木山自身の命を縮めるという代償が待っていました。

それにしても、この物語には「フォルトゥナの瞳」を持った人物が、木山慎一郎を含めて三人も登場します。
木山が心臓に異常を感じ、診断を受けた黒川医師(北村有起哉)もそうでした。
黒川は、これ以上他人の運命に関わるなと忠告します。
他人を「死から回避」させれば、その見返りは自分に返って来るのです。
誰かを救う度に自身の命は削られて行くのです。
葵(有村架純)という恋人が出来た木山は、黒川の忠告に一時は従おうと考えました。
しかし、葵の体が透けて見えたことで、木山は自分が犠牲になってでも彼女を助けたいと考えます。
ラストの解釈は、どのように考えたらよいのでしょうか?
「美しいラブストーリー」「自己犠牲」
「フォルトゥナの瞳」を持ってしまったことを打明ける、打明けないの選択については?
ラストの衝撃から立ち直るに連れ、私は遣り切れない思いで一杯になりました。
***   ***   ***   ***   ***    
私の町内に他人の死期が分かるという女性がいます。
その話を聞いたのは、もう10年以上も前のことなので、今その人は多分80歳を過ぎただろうと思います。
認知症になったと聞いてから随分経ちますし、最近は姿も見かけなくなりました。
その人が言うには、自分の感じ方を言葉で他人に説明するのは難しいけど、しいて説明するなら「影が薄く感じる」のだそうです。
実際に目の前にいる人でも写真に写った人でも「影が薄く」感じる(色が他の人よりも薄い。輪郭がぼやけている。)のだそうです。
それが分かったからと言って誰にも伝えないし、見えてしまう(感じてしまう)のだから仕方がないと言っていました。

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フォルトゥナの瞳

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瞳に秘められた数奇な運命

投稿日

2019/08/22

レビュアー

カマンベール

フォルトゥナの瞳を持つ青年が、逆らえない運命の定めに、
強く立ち向かうラブストーリーでした。

フォルトゥナの瞳=(死を目前にした人が透けて見える能力)
を持つ青年木山慎一郎(神木隆之介)は、ある日出会った女性・桐生葵(有村架純)の手が透けているのに気付きます。

なんとか助けようと「デート」に誘った慎一郎は、葵を救うことに成功します。
それをキッカケに恋人同士になるふたり。

「死を目前にした人間が透けて見える能力」は、相手の死を防ごうと使うと、慎一郎の生命力を損ない命の危険が・・・

主演のふたり。
キャリア20年なのに透明感の溢れる神木隆之介。
人気と高感度満点でキャリア十分なのに、今も新鮮さと清純さを失わない有村架純。
ふたりが信頼して愛し合う姿やシーンは微笑ましく素敵でした。
そんな慎一郎と葵に運命は過酷です。
慎一郎には試練と過酷な決断が強いられるのです。

フォルトゥナの瞳。
フォルトゥナとは「運命の女神の名前」
美しい響きとは裏腹な非情な女神さまですね。
百田尚樹の原作を三木孝浩監督のメガホンでの映画化作品です。

隆之介くんと架純ちゃんの演技に胸いっぱいになり、切なかったです。

不思議な能力を得て、どう生きてゆくべきか

投稿日

2019/08/21

レビュアー

なんの因果

百田尚樹原作の「フォルトゥナの瞳」を、三木孝浩監督が映画化。
フォルトゥナとは「運命の女神」の事で、「死を目前にした人の体が透明になってゆく」のを見える能力をフォルトゥナの瞳と言う。
その能力を持っている事に気づいた木山(神木隆之介)は、社長の災難を防いだり、
携帯ショップの葵(有村架純)を事故から回避させたりするが、1人救う度に自分の心臓などにダメージを受ける。
診察した医師はたまたま理解者であり「神の領域に踏み込むな」と注意するが。
木山は、救えたはずの命を傍観したことで苦しんだり悩む。
さて、木山と葵は交際し始め、地味で暗かった木山も、笑顔が増え未来へ希望をもつようになった。
しかし、愛する人の「死の運命」が見えてしまった木山は、ある行動をとる・・・。

という流れなんですが、百田尚樹ですからラヴストーリーで終わるはずはない。
ラストは神木の演技の見せどころですが、三浦綾子の「塩狩峠」ですよね。
「運命」「自己犠牲」「神の領域」とくればある種の語り尽くされたテーマが見え隠れするんですが、
百田にしてはゆるいお話だと思うんですけど、面白いと感じた方はそれで良しも、後半の付け足しのような展開が私は腑に落ちない。
(ここから少しネタバレ)
医師が同じ「瞳」を持ってるとは、偶然にもほどがあるが、葵まで「それがある」とは!!
(どんだけいるんだ?)しかも、葵は何も言わない。もし木山に打ち明けていれば・・。
しっかりしたオナゴじゃのぉ〜。飛行機事故の件も秘密にしてたでしょ、言ったれよ〜、
マジメな木山君かわいちょ。それに飛行機事故の女の子はどう見ても、神木君より年上じゃないですか。
(ごまかせると思うなよ監督!)
我々の選択尽くめの人生には、確かに(選ばれなかった人生)も影のように存在している。
あの時、違う道を選べばと現実世界の背後を夢想する時もある。
百田の事だから「現実大肯定」とか「もらった生命を大切に」というテーマに自己犠牲を
まぶした感じだが、作品としては、可だけど不可もあり、で50点かな。

フォルトゥナの瞳

投稿日

2020/02/08

レビュアー

片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 死ぬことが近いことがわかる能力を持つ主人公がいろんな人を救おうとする話。

 この映画の魅力は何といっても有村架純さんの可愛さが最高でした。あんな店員さんがいたら、そりゃ誰でも救おうとするよというキャラクターでした。

 話自体はてらいなく王道のラブストーリーで主人公たちが出会って好きになって士泡汗な生活を送って、仕事も嫌な人とかとの対応しながら頑張って、けど能力で愛する人たちが近いうちに死ぬかもと分かって、何とか奔走するという。真面目に丁寧に作られているのが伝わってくる好感のもてる映画でした。

 主人公がなぜ自らの命を顧みずに他人を救おうとするのかちょっと動機が弱く感じました。最初から最後まで善人としてのキャラクターで面白みに欠けました。唯一、昔好きだった人を酷い目に遭わせた小金持ちだけ救わないのも、いくら彼が酷いとはいえそのまま無視するというのはなかなか酷い主人公でした。

 それに超能力者が主人公だけではなく、お医者さんも持っていて更には…という展開もどんだけ能力者いるんだという大量発生っぷりでモチーフだから仕方ないですが。人の死で感動させるというのはもう古臭いのではないかな? と個人的には思ってしまいました。

『過去は振り返らない。私たち、未來を生きていくの』

投稿日

2019/08/01

レビュアー

飛べない魔女

とても良かったです。
『ブランチ』の映画紹介コーナーで
おい!おい!ここまでネタバレしちゃっていいの?結末わかっちゃうやん!
って思うほどにストーリー紹介を念入りにされていましたが
実はこの物語には隠された結末があったのです。

  ああ、そういうことだったのかぁ。。
  それを知ったときには、涙が。。。

5歳の時飛行機事故にあい、その生存者である真一郎は
その事故以来、死を真近にした人が透けて見える能力『フォルトナの瞳』をもってしまった。
その能力のこともあり、人とあまり関わらないように車の整備士として地味に暮らす彼が
ある日携帯ショップで働く葵ちゃんに恋をし、明るい未来に希望を抱いて過ごし始めるが・・

主演の二人がハマり役でした。
あと脇役ながら悪役のDAIGOや志尊淳クンも良かったです。
愛する人のため自分の命を犠牲にしても救おうとする真一郎に
自然と涙が出てきます。

原作は『永遠のゼロ』や『海賊とよばれた男』の百田尚樹さん。
あの方がこんなピュアな恋愛小説を書けるなんて
人は見かけによらないですね(おっと、失礼!)

あと挿入歌がONE OK ROCKの”In the Stars (feat.Kiiara)”(めちゃ、いい曲!)
ここで、かかるかぁ!ってシーンで導入されて
なんかおばさんの心もフワフワしてしまいましたよ。
ピュアな恋愛映画ですが、心が震えました。

特別な力なんか欲しくない、要らない

投稿日

2020/03/17

レビュアー

kazupon

監督:三木孝浩(2018年・111分)
原作:百田尚樹『フォルトゥナの瞳』

“フォルトゥナ”とは、英語の「Fortune」の語源で、ローマ神話の運命の女神だそうです。
主人公の木山慎一郎(神木隆之介)には、死期が迫っている人が分かります。
彼には、「死に面している人」の手や体が透けて見えるという不思議な能力があるのです。
彼は、ある日、透けて見える人の後をつけて行って、目の前でその人が交通事故に遭う現場を目撃します。
これで彼は自分の不思議な能力を確信します。
その後、会社の社長の体が透けているのを見て、木山は社長と行動を共にし命を救います。
しかし、それには木山自身の命を縮めるという代償が待っていました。

それにしても、この物語には「フォルトゥナの瞳」を持った人物が、木山慎一郎を含めて三人も登場します。
木山が心臓に異常を感じ、診断を受けた黒川医師(北村有起哉)もそうでした。
黒川は、これ以上他人の運命に関わるなと忠告します。
他人を「死から回避」させれば、その見返りは自分に返って来るのです。
誰かを救う度に自身の命は削られて行くのです。
葵(有村架純)という恋人が出来た木山は、黒川の忠告に一時は従おうと考えました。
しかし、葵の体が透けて見えたことで、木山は自分が犠牲になってでも彼女を助けたいと考えます。
ラストの解釈は、どのように考えたらよいのでしょうか?
「美しいラブストーリー」「自己犠牲」
「フォルトゥナの瞳」を持ってしまったことを打明ける、打明けないの選択については?
ラストの衝撃から立ち直るに連れ、私は遣り切れない思いで一杯になりました。
***   ***   ***   ***   ***    
私の町内に他人の死期が分かるという女性がいます。
その話を聞いたのは、もう10年以上も前のことなので、今その人は多分80歳を過ぎただろうと思います。
認知症になったと聞いてから随分経ちますし、最近は姿も見かけなくなりました。
その人が言うには、自分の感じ方を言葉で他人に説明するのは難しいけど、しいて説明するなら「影が薄く感じる」のだそうです。
実際に目の前にいる人でも写真に写った人でも「影が薄く」感じる(色が他の人よりも薄い。輪郭がぼやけている。)のだそうです。
それが分かったからと言って誰にも伝えないし、見えてしまう(感じてしまう)のだから仕方がないと言っていました。

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