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天才作家の妻 −40年目の真実−

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天才作家の妻 −40年目の真実− / グレン・クローズ
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「天才作家の妻 −40年目の真実−」 の解説・あらすじ・ストーリー

グレン・クローズ主演によるヒューマンサスペンス。現代文学の巨匠・ジョゼフと妻・ジョーンの下に、ノーベル文学賞受賞の吉報が届く。ふたりは息子と共にストックホルムを訪れるが、ジョゼフの経歴に疑惑を持つ記者から夫婦の“秘密”を問われ…。

「天才作家の妻 −40年目の真実−」 の作品情報

製作年: 2017年
製作国: スウェーデン/アメリカ/イギリス
原題: THE WIFE

「天才作家の妻 −40年目の真実−」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

天才作家の妻 -40年目の真実-の詳細

  • 新作
収録時間: 字幕: 音声:
101分 英:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DZ9772 2019年08月28日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
118枚 33人 38人

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ユーザーレビュー:13件

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1〜 5件 / 全13件

あるノーベル文学賞受賞者の妻・・の秘密

投稿日:2019/07/28 レビュアー:カマンベール

2017年(スウェーデン/アメリカ/イギリス)
主演のグレン・クローズがゴールデングローブ主演女優賞受賞した作品。

とても新鮮な切り口の、面白いサスペンスドラマでした。

ある深夜、夫婦の寝室の電話が鳴ります。
それはジョーン(グレン・クローズ)の夫のジョゼフ(ジョナサン・プライス)に今年のノーベル文学賞が授与されると報せる電話でした。
日本でも毎年のノーベル賞授賞者は、平穏な日常から怒涛の喧騒に巻き込まれるますね。
お祝いが殺到、取材も殺到して浮かれるジョゼフ。
妻のジョーンの表情はどこか冷めていて浮かないし複雑な想いを抱えて
います。
この映画のテーマは、ジョゼフの著作のゴーストライターが妻のジョーンではないか?
なのです。
(答えは書きません。その解答は意外と早く明かされるからです)

私が注目したのは、この夫婦、絶対に何処か歪んでいる!!
その点でした。

ノーベル賞授賞式に向けて息子と3人はストックホルムへ向かいます。
着くとジョゼフ専任のコンシェルジェが甲斐甲斐しくお世話をしてくれます。若くてオマケに美人なのです。
(早速、鼻の下を伸ばすジョゼフに苦い思いのジョーン)

回想シーンが時々挟まれます。
文学部の学生だったジョーンは担当教授のジョゼフに小説の習作を見てもらううちに、恋愛関係になり妻子あるジョゼフを略奪婚した過去があるのです。
そしてジョーンは作家を志すものの、
「一体誰が女性作家の本を読みたがるだろう」なんて日本人でも言われないような性差別を受けた過去があるのです。
信じられませんね、まったく。

スウェーデン国王も列席しての授賞式。
セレブ列席の華やかな晩餐会。
そして着飾った人々の別世界のような舞踏会。
華やかな行事に徐々に心乱され自分を失いだすジョーン。
そしてジョゼフへの信頼を決定的に失う「胡桃事件」が起こります。
この顛末は是非ご覧になって下さい。

ラストのジョーンの微笑みの意味?
とても味わい深い中身の濃い映画です。
もちろんグレン・クローズの繊細な心理描写も素晴らしいです。
(若き日のジョーンをクローズの実の娘のアニー・スタークが演じています・・とても美人)
40年連れ添った夫婦にも、深い深い隔たりがある。
みんな夫婦は見て見ぬ振りをしてるのではないか?
信頼と、その信頼を裏切ることの罪深さを、噛み締めました。
ラストの微笑みも意味深・・さあ、やるわよ!!
かな?

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二人三脚でこの場所まで登ってきたネタバレ

投稿日:2019/09/02 レビュアー:なんの因果

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(2017年製作・スウェーデン・アメリカ・イギリス)
「天才作家の妻 40年目の真実」いかにも妻がゴーストライターだったと言わんばかりの邦題だが、
真実と言うならば、
「妻は天才作家、夫はサポートと外渉を担当する共存関係、幾山河超えての40年」という所か。
ノーベル文学賞受賞の知らせが届き、手をつないでベッドの上でピョンピョン飛び跳ねる夫婦。(可愛い)
その昔、大学教授のジョセフ(ジョナサン・プライス)の優秀な生徒だったジョーン(グレン・クローズ)、
当時、妻子がいたジョセフと愛し合い、いわば略奪愛の如く結婚した。
文壇は女性作家を認めず、男たちが牛耳る世界で成功する可能性は極めて低かった。
ジョセフとて、才能がないわけではない。「胡桃」という書籍が4刷かかっている売れっ子作家だった。
ジョセフの草稿をジョーンが見て、
「もし私だったらこういう風に書くね、という所をチェックするね。」
そしてタイプライターを打つのも明らかにジョーンの方が早いのだった。
そうして批評家からは、ジョセフの作品は結婚してからずっと良くなったと評価を得てゆく。

ジョーンは、女性というだけで表舞台での活躍が困難になる道より、
略奪してまで選んだ夫を成功させる道を選び、自己の才能を発揮する機会がある事、
お互いの最も良い方法としての共存関係だった。

しかしながら、男というものはプライドがあり「世界は男が動かしている」と考えている。(笑)
ついにはジョーンの方が8時間も書斎にこもるようになり才能の差は明らか。
優位に立ちたい男(ジョセフ)は、家事育児の合間に沢山、浮気をするようになりました。
ジョセフの助けがなければジョーンだって書き続けられない訳だし、劣等感ゆえだという事も理解するので何も言えないジョーン。
「愛してるよ」とクルミの殻に書き、どこぞの奥様や店員やメイドに捧げている夫。
これ、ホントにウインウインですかね?
でもその怒りや屈辱をジョーンの才能は、素材として文学に昇華させてタイプをチャチャチャチャ・チャッ・チーーン!と連打したのでしょうね。
複雑な力関係の夫婦であるとも言えます。
それでも、妻は自分の選んだ道、異論などないところだ。

が、しかし──、授賞式に出席するため、ストックホルムを訪れた夫婦。
飛行機の中でも美人アテンダントの胸ばかり見て、若い女性カメラマンに鼻の下を伸ばしてはしゃぐ夫を見て、ジョーンは次第に不愉快になる。
そしてついに怒りのトリガーが発射されたのは、ジョセフの授賞式あいさつの言葉だ。
彼女に感謝の気持ちを伝えねばと、ジョセフは精一杯言葉を選ぶが・・・。
ブチきれる場合じゃないとわかってるジョーン。
しかしメラメラと燃え上がる制御不能のハート。
グレン・クローズの形容しがたい表情、深みのある演技をどうぞお楽しみ下さい。

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表現してきた者、表現できなかった者ネタバレ

投稿日:2019/09/27 レビュアー:hinakksk

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 コネチカット州に住むキャッスルマン夫妻の元に、長年待ち望んでいた夫ジョー(ジョセフ)のノーベル文学賞受賞の知らせが届く。ベッドの上で飛び上がって喜ぶふたり。しかし、この受賞は、表面的には夫唱婦随だが、実際は危うい均衡を保ってきた夫婦関係に波瀾を巻き起こすことになる。

 この映画はもう、妻ジョーン役のグレン・クローズと夫役のジョナサン・プライスの勝利だと思う。複雑な想いを抱えながらも、長年連れ添ってきた、まるで本物の夫婦としか思えない、存在感あるふたりの名演の賜物だ。作家の夫を支える良き妻を演じつつ、実は知的で内面の充実感を漂わせているジョーン。一方夫のジョーは中身は空疎で、浮気に明け暮れ、満たされない思いを始終何かを食べることで紛らわせている。ストックホルムへ向かう飛行機で、夫婦の秘密を暴こうとナサニエル・ボーンが近づいてきたとき、観ている者には、もうすでに真実は分かってしまっている。表現者は本当は妻なのだと。

 女性が作家になることが極めて困難だった時代、ジョーンにとっては納得のうえの選択であったはずなのだが、ノーベル文学賞という最高の栄誉を受けるとなると、本来ならば自分が受賞者だったのにと胸中は複雑。妻の苛立ちが理解できない夫は妻を気遣いつつも無粋でデリカシーに欠ける振舞い。ジョーンは、真実をと迫るナサニエルの誘惑に負けそうになりつつ彼を煙に巻く。果たして秘密は守り通せるのか。ハラハラする緊迫した夫婦の関係は終盤まで持続され、私たちは、その成行きを息を潜めて見守る。グレン・クローズとジョナサン・プライスの、まさにリアリティある見事な演技。

 互いに葛藤を抱えながらも、長年ふたりで築き上げてきた夫婦の特別な絆は、簡単には崩れない。ジョーンはきっと夫の名誉を守り通して、今後は表現者として自分の人生を生きるのだろう。

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夫婦愛が生んだ受賞の裏にあった驚愕の真実ネタバレ

投稿日:2019/09/17 レビュアー:飛べない魔女

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なかなか面白かったです。

略奪愛の末に、自分の大学の文学部教授であるジョセフと結婚したジョーン。
浮気をする男は
同じことを何度も繰り返すってこと
若いジョーンには考えられなかったわけですね。
まあ、そこはいいとして
念願のノーベル文学賞に選ばれたジョセフ。
夫婦は文字通り飛び上がって大喜びをします。
ジョセフはことある事に、この受賞は妻の深い愛のお陰と声を大にして言います。
それもそのはず、実は彼の作品は初期の段階から自分で書いたものではなかった、という
驚愕の事実。
書いていたのは妻であるジョーンだったわけです。
何故彼女は40年もの長い間、影の存在であることに我慢したのでしょうか?
共同執筆でもよかったのでは?と思いますが
彼女は略奪した挙句に結婚した夫にぞっこんだったから
夫のために裏方に徹して支えてあげようと決意したのでしょうね。
自分が執筆する傍ら、夫は女遊びに明け暮れていたというのに
すべてを許してきたジョーン。
その我慢はノーベル賞授賞式後の晩餐会でついに爆発してしまうのです。

それでも彼女は夫を屈辱するようなことを書いたら訴えてやると
事実を探っていたジャーナリストに喝を入れて微笑みを浮かべるのです。
結局、勝ったのは自分なのよ・・といわんばかりのその微笑みの意味は。。。果たして?
女の強かさの象徴のようなジョーンの微笑みには
いろいろな含みを感じたラストでした。
あっぱれ、グレン・クローズ!

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ノーベル文学賞はヘビー・ローテション? その2「本編」

投稿日:2019/09/10 レビュアー:ちゅく

何度か、候補に挙がりながら……ノーベル文学賞を逃してきた作家「ジョゼフ・キャッスルマン」(ジョナサン・プライス)に受賞の朗報が届く。彼と妻「ジョーン」ふたりはベッドの上で、両手を取り合って歌い跳ね喜ぶ。映画をずっと見て行くと、同じような場面がある。「ジョゼフ」の最初の成功作「クルミ」は「ジョーン」が大幅に書き換えたあと出版されることが決まった場面。「ジョゼフ」は割る前の「胡桃」の殻にいろいろなメッセージを書き、周辺の人にプレゼントする。いつか、それは、浮気相手への差し出される。
これが「純文学」から「ノーベル文学賞」へ至る話でなかったら、二人は早く、共作者として、長い道を歩いてきてもよかった。ミステリの世界では、エラリー・クイーン、ボワロー=ナルスジャック、岡嶋二人などのコンビ作家がいるのだ。

授賞式に向かう飛行機内で、「ナサニエル・ボーン」(クリスチャン・スレーター/久しぶりだが全然老けていない)が近寄ってきて、「お前には伝記を任せない」と言う「ジョゼフ」に追い返される。「ジョゼフ」は受賞に舞い上がっていて、正当な判断ができない。妻の「ジョーン」は不吉なことを予感して、ストックホルムのカフェで「ナサニエル」と飲み、彼の推理を「邪推」と退ける。不安は的中する。二人の一人息子「デヴィッド」(マックス・アイアンズ/ジェレミー・アイアンズの次男)も作家志望だが、父には疑いと反感をもっている。母のアドバイスは適切なのに、父は何も言ってくれない。
昔、「ジョーン」に女流作家は小説を書いても出版社は本気で売ってくれないと嘆いた作家(エリザベス・マクガバン/「Once Upon a Time in America」名演)がいた。そこで、「ジョーン」は黒子に徹することに決める。

前代未聞の事件がストックホルムで起こったあと、「ジョーン」は息子とともに米国行の飛行機で帰還する。CAは「ご愁傷さま」と言う。「ナサニエル」がまた近づいてくる。「夫の名誉を汚すと訴えますよ」と釘をさした彼女は、微笑する。まずは夫の自伝を書いて生活の安定を得る。それから自分名義の傑作を書くための時間は十分にあるわ。

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