私が棄てた女 / 河原崎長一郎
私が棄てた女
/浦山桐郎
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(3)
解説・ストーリー
遠藤周作の『わたしが・棄てた・女』を「キューポラのある街」の浦山桐郎監督が映画化。幸せな人生のためと田舎娘を棄て、出世の道を選んだ男の末路を虚無的とも諦観ともとれる眼差しで描き、愛や人生について静かに問う名作。自動車の部品会社に勤める吉岡努は、自らの出世のため、専務の姪のマリ子との結婚を控えていた。ある夜クラブの女から、吉岡が学生時代に遊んで棄てたミツという女が中絶したとの噂を聞いた。吉岡は今でも責任を感じつつ、マリ子と盛大な結婚式を挙げるのだったが……。 JAN:4907953274075
遠藤周作の『わたしが・棄てた・女』を「キューポラのある街」の浦山桐郎監督が映画化。幸せな人生のためと田舎娘を棄て、出世の道を選んだ男の末路を虚無的とも諦観ともとれる眼差しで描き、愛や人生について静かに問う名作。自動車の部品会社に勤める吉岡努は、自らの出世のため、専務の姪のマリ子との結婚を控えていた。ある夜クラブの女から、吉岡が学生時代に遊んで棄てたミツという女が中絶したとの噂を聞いた。吉岡は今でも責任を感じつつ、マリ子と盛大な結婚式を挙げるのだったが……。 JAN:4907953274075
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「私が棄てた女」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
遠藤周作の『わたしが・棄てた・女』を「キューポラのある街」の浦山桐郎監督が映画化。幸せな人生のためと田舎娘を棄て、出世の道を選んだ男の末路を虚無的とも諦観ともとれる眼差しで描き、愛や人生について静かに問う名作。自動車の部品会社に勤める吉岡努は、自らの出世のため、専務の姪のマリ子との結婚を控えていた。ある夜クラブの女から、吉岡が学生時代に遊んで棄てたミツという女が中絶したとの噂を聞いた。吉岡は今でも責任を感じつつ、マリ子と盛大な結婚式を挙げるのだったが……。 JAN:4907953274075
「私が棄てた女」 の作品情報
「私が棄てた女」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
私が棄てた女の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
|
日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DIGR1067 |
2019年09月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
0人
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私が棄てた女の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
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日:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DIGR1067 |
2019年09月03日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
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0人
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ユーザーレビュー:3件
日本映画屈指の名作
1969年(日本/116分/モノクロ一部カラー)浦山桐郎監督作品。
人間の本質的醜さ・・・棄てる男・河原崎長一郎。
人間の性善説的美しさ・・・捨てられる女・小林トシ江
女としての完璧な美・・・河原崎の妻・浅丘ルリ子
1963年に出版された遠藤周作の「わたしが・棄てた・女」が原作だとされていますが、未読です。しかしウィキペディアで粗筋を読んだところ、かなりに改変されて主人公の名前・森田ミツが吉岡努を一途に愛することなどの他にはかなりの違いがあるようです。
主人公の吉岡努(河原崎長一郎)は学生時代に肉体だけを目的に女工の森田ミツ(小林トシ江)を抱いた。真剣に付き合うつもりのない吉岡は、直ぐにミツの前から姿を消す。
数年後、自動車会社に勤める吉岡は専務の姪のマリ子(浅丘ルリ子)との結婚を控えていた。
勉の心の奥底には、海岸に置き去りにしたミツへの悔恨があった。
そしてミツとの再会。
手切れ金を渡すだけのつもりで、会った努だったが、涙を目一杯に溜めたミツにまたしても抱きしめてしまう努だった。
ミツの女工時代の友達しま子は、努とミツの逢引現場を情夫に盗み撮りさせる。
ミツと努のラブレターをマリ子に送りつけるしま子。
そこには金銭を要求する文言があった。
しま子の計略を知り、必死で努を守ろうとしたミツは・・・不幸な事故に遭ってしまう。
ともかく、小林トシ江と浅丘ルリ子の美しさの違いが、まるで同じ女とは思えないほどです。
しかし外見の容姿の違いなんて、愛することになんの優越があるでしょう?美しさなんて愛される条件ではない・・・
その映画を観ると、愛することの本質が見えて来ます。
ミツはひたすらに与え、ひたすらに信じ、何も望まない・・・
実は努はマリ子よりミツに強く惹かれているのではないか?と思えてくるのです。
しかし我々人間が鶏から卵を奪い、牛や豚や鶏を殺して食べて命の糧としているように、ミツは利用されて搾取され棄てられる運命なのです。
努は後悔して詫びようとミツの物にはならない。
出世と美しい妻との家庭に帰って行くのです。
映画の途中で突然カラーになるシーンがあります。
馬に乗る武士の合戦のシーン。
回想の中で努は1960年安保闘争の中にいたりします。
高度成長期に多くの人を犠牲に企業や権力者がのし上がってきた様に、
ミツは高度成長期の日本の礎なのかもしれない。
愛の真実を描いたことで俯瞰的に日本人や、1960年代の日本が見えてくる映画でした。
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遠藤周作が許した原作との乖離(後編)
投稿日:2019/09/12
レビュアー:なんの因果
(前篇より続きます)
ハンセン病は誤診だった事がわかり、退院を促されるも「ここで働きたい」という森田ミツ。
人が嫌がる世界に残って、わずかな入院中にお世話になり慰めあった人たちと過ごしたいと言うのだ。
病院は国家の僅かな援助金と寄付で賄っていた。軽症患者たちも鶏を育てて卵を売ったり、刺繍したハンカチを販売して援助していた。人手は欲しいのだった。
ミツの思いやり、優しさは一時的な感傷ではなく、心から、病ある孤独な人に寄り添うものだった。
喜んで働くミツに運命はしかし、残酷だった。
卵を配達中に、バックしてきたトラックに轢かれてしまったミツ・・。もし、卵を抱えていなかったらすばやく逃げられたかも、というシスターたちの言葉も虚しい。
シスターの手紙でミツの死を知った吉岡。
吉岡は長い間、その手紙を見つめていた。神というものが本当にあるならば・・・なぜ・。
遊んでやっただけのミツに対して吉岡は名状しがたい寂しさを感じるのだった。
──というのが原作の流れですが、映画はハンセン病のくだりをバッサリとカットしております。
そのかわり、暴力団関係に知り合いのいる友達の計略にかかって、住む所を追われ、大事に持っていた吉岡の手紙を悪用されたり、子供を中絶するなど、やはり悲惨な不幸な目にあいます。
亡くなった原因は可哀想過ぎて書けません・・。
しかしながら、ミツが亡くなって、呆然として苦しむ吉岡の姿があり、そこは救われます。
後半がまったく違う内容になっている事をよく遠藤周作が許可したと思う。
彼は、医者役としてカメオ出演までしている。
吉岡はミツに冷酷だったが、ミツは最後まで吉岡を慕い、思い出とともに旅立った。
吉岡はまり子(浅丘)といてももしかしたら孤独かもしれない。孤独は闇だ。
いろんな事があっても、心に吉岡がいたミツは案外幸せだったのかも知れないと思った。
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遠藤周作が許した原作との乖離(前篇)
投稿日:2019/09/11
レビュアー:なんの因果
1969年製作の浦山桐郎監督の日活作品。
原作は遠藤周作の「わたしが・棄てた・女」
仏の因果と言われ、滅多なことでは怒らない温厚冷静なワタクシであるが、
(行の始めからウソをつく因果、地獄に落ちろ!)
(ヤダもんねぇ〜、クモもダンゴムシも踏んづけなかったも〜ん!)
流石にこれはイカリを覚えた。(50年前の作品なのか・・むむ。)
う〜ん、重要度の低い方から言わせていただきます。
ジャケの浅丘ルリ子。ルリ子さんが悪いわけじゃありません。
が、「私が棄てた女」では、主人公吉岡が結婚相手として、打算の上で選んだ専務の姪にすぎず、
会社で事務服着てソロバン弾いてるごく普通の女性で登場場面も少ない、
大女優の浅丘ルリ子さんがやるような役じゃないのです。浅丘さんを起用したことで、ムダに豪邸でのパーティとか夫婦喧嘩のシーンが追加されました。こんな役でも一生懸命演じたルリ子さんですが、宣伝のためか華を出すためとしか思えないです。
「私が棄てた女」は2007年、熊井啓監督により「愛する」というタイトルで映画化されています。渡部篤郎と酒井美紀主演で、現在デスカスでは動画でしか配信されておりません。
私は映画館で観ましたが印象的な作品です。ラストは絶句しました。オススメいたします。
さて、本作に戻り、主人公吉岡努(河原崎長一郎)は、かつて学生運動に青春を費やしていた熱血派だが今は平凡な人間である事を自覚しつつ自動車部品会社に勤めている。
吉岡は学生時代、遊び相手としてペンフレンド募集に出ていた森田ミツ、田舎出の女工と付き合い、肉欲だけ満たすと海岸の小屋に置き去りにしたという過去があった。
ところが森田ミツ(小林トシ江)の方は、東京の頭の良い学生さんと知り合って大喜び、何年経っても吉岡さん吉岡さんと心の恋人だった。小林トシ江がまた、ミツにピッタリの不器量で体型も悪く、動作もドスドスした田舎者、憎めない可愛さは心が純情なミツに最適だった。
「私が棄てた女」はひとつには、心の美しさあれど、垢抜けなさゆえに逃げ回った吉岡も変化し、心惹かれる存在となる事を描いている。ひとつには、何も悪くないミツにつきまとった過酷な運命、
ハンセン病と誤診され、隔離病棟に入院して同じ運命の人々と交流し、誤診だったと言われても病院にとどまって働くミツの(病人に寄り添う心)(自分を犠牲とも思わず犠牲にし尽くす心)でありながら、
不幸にも襲った悲劇(事故)そんな報われない話、ではある。
(すみません。後篇に続きます。)
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
日本映画屈指の名作
投稿日
2019/09/14
レビュアー
カマンベール
1969年(日本/116分/モノクロ一部カラー)浦山桐郎監督作品。
人間の本質的醜さ・・・棄てる男・河原崎長一郎。
人間の性善説的美しさ・・・捨てられる女・小林トシ江
女としての完璧な美・・・河原崎の妻・浅丘ルリ子
1963年に出版された遠藤周作の「わたしが・棄てた・女」が原作だとされていますが、未読です。しかしウィキペディアで粗筋を読んだところ、かなりに改変されて主人公の名前・森田ミツが吉岡努を一途に愛することなどの他にはかなりの違いがあるようです。
主人公の吉岡努(河原崎長一郎)は学生時代に肉体だけを目的に女工の森田ミツ(小林トシ江)を抱いた。真剣に付き合うつもりのない吉岡は、直ぐにミツの前から姿を消す。
数年後、自動車会社に勤める吉岡は専務の姪のマリ子(浅丘ルリ子)との結婚を控えていた。
勉の心の奥底には、海岸に置き去りにしたミツへの悔恨があった。
そしてミツとの再会。
手切れ金を渡すだけのつもりで、会った努だったが、涙を目一杯に溜めたミツにまたしても抱きしめてしまう努だった。
ミツの女工時代の友達しま子は、努とミツの逢引現場を情夫に盗み撮りさせる。
ミツと努のラブレターをマリ子に送りつけるしま子。
そこには金銭を要求する文言があった。
しま子の計略を知り、必死で努を守ろうとしたミツは・・・不幸な事故に遭ってしまう。
ともかく、小林トシ江と浅丘ルリ子の美しさの違いが、まるで同じ女とは思えないほどです。
しかし外見の容姿の違いなんて、愛することになんの優越があるでしょう?美しさなんて愛される条件ではない・・・
その映画を観ると、愛することの本質が見えて来ます。
ミツはひたすらに与え、ひたすらに信じ、何も望まない・・・
実は努はマリ子よりミツに強く惹かれているのではないか?と思えてくるのです。
しかし我々人間が鶏から卵を奪い、牛や豚や鶏を殺して食べて命の糧としているように、ミツは利用されて搾取され棄てられる運命なのです。
努は後悔して詫びようとミツの物にはならない。
出世と美しい妻との家庭に帰って行くのです。
映画の途中で突然カラーになるシーンがあります。
馬に乗る武士の合戦のシーン。
回想の中で努は1960年安保闘争の中にいたりします。
高度成長期に多くの人を犠牲に企業や権力者がのし上がってきた様に、
ミツは高度成長期の日本の礎なのかもしれない。
愛の真実を描いたことで俯瞰的に日本人や、1960年代の日本が見えてくる映画でした。
遠藤周作が許した原作との乖離(後編)
投稿日
2019/09/12
レビュアー
なんの因果
(前篇より続きます)
ハンセン病は誤診だった事がわかり、退院を促されるも「ここで働きたい」という森田ミツ。
人が嫌がる世界に残って、わずかな入院中にお世話になり慰めあった人たちと過ごしたいと言うのだ。
病院は国家の僅かな援助金と寄付で賄っていた。軽症患者たちも鶏を育てて卵を売ったり、刺繍したハンカチを販売して援助していた。人手は欲しいのだった。
ミツの思いやり、優しさは一時的な感傷ではなく、心から、病ある孤独な人に寄り添うものだった。
喜んで働くミツに運命はしかし、残酷だった。
卵を配達中に、バックしてきたトラックに轢かれてしまったミツ・・。もし、卵を抱えていなかったらすばやく逃げられたかも、というシスターたちの言葉も虚しい。
シスターの手紙でミツの死を知った吉岡。
吉岡は長い間、その手紙を見つめていた。神というものが本当にあるならば・・・なぜ・。
遊んでやっただけのミツに対して吉岡は名状しがたい寂しさを感じるのだった。
──というのが原作の流れですが、映画はハンセン病のくだりをバッサリとカットしております。
そのかわり、暴力団関係に知り合いのいる友達の計略にかかって、住む所を追われ、大事に持っていた吉岡の手紙を悪用されたり、子供を中絶するなど、やはり悲惨な不幸な目にあいます。
亡くなった原因は可哀想過ぎて書けません・・。
しかしながら、ミツが亡くなって、呆然として苦しむ吉岡の姿があり、そこは救われます。
後半がまったく違う内容になっている事をよく遠藤周作が許可したと思う。
彼は、医者役としてカメオ出演までしている。
吉岡はミツに冷酷だったが、ミツは最後まで吉岡を慕い、思い出とともに旅立った。
吉岡はまり子(浅丘)といてももしかしたら孤独かもしれない。孤独は闇だ。
いろんな事があっても、心に吉岡がいたミツは案外幸せだったのかも知れないと思った。
遠藤周作が許した原作との乖離(前篇)
投稿日
2019/09/11
レビュアー
なんの因果
1969年製作の浦山桐郎監督の日活作品。
原作は遠藤周作の「わたしが・棄てた・女」
仏の因果と言われ、滅多なことでは怒らない温厚冷静なワタクシであるが、
(行の始めからウソをつく因果、地獄に落ちろ!)
(ヤダもんねぇ〜、クモもダンゴムシも踏んづけなかったも〜ん!)
流石にこれはイカリを覚えた。(50年前の作品なのか・・むむ。)
う〜ん、重要度の低い方から言わせていただきます。
ジャケの浅丘ルリ子。ルリ子さんが悪いわけじゃありません。
が、「私が棄てた女」では、主人公吉岡が結婚相手として、打算の上で選んだ専務の姪にすぎず、
会社で事務服着てソロバン弾いてるごく普通の女性で登場場面も少ない、
大女優の浅丘ルリ子さんがやるような役じゃないのです。浅丘さんを起用したことで、ムダに豪邸でのパーティとか夫婦喧嘩のシーンが追加されました。こんな役でも一生懸命演じたルリ子さんですが、宣伝のためか華を出すためとしか思えないです。
「私が棄てた女」は2007年、熊井啓監督により「愛する」というタイトルで映画化されています。渡部篤郎と酒井美紀主演で、現在デスカスでは動画でしか配信されておりません。
私は映画館で観ましたが印象的な作品です。ラストは絶句しました。オススメいたします。
さて、本作に戻り、主人公吉岡努(河原崎長一郎)は、かつて学生運動に青春を費やしていた熱血派だが今は平凡な人間である事を自覚しつつ自動車部品会社に勤めている。
吉岡は学生時代、遊び相手としてペンフレンド募集に出ていた森田ミツ、田舎出の女工と付き合い、肉欲だけ満たすと海岸の小屋に置き去りにしたという過去があった。
ところが森田ミツ(小林トシ江)の方は、東京の頭の良い学生さんと知り合って大喜び、何年経っても吉岡さん吉岡さんと心の恋人だった。小林トシ江がまた、ミツにピッタリの不器量で体型も悪く、動作もドスドスした田舎者、憎めない可愛さは心が純情なミツに最適だった。
「私が棄てた女」はひとつには、心の美しさあれど、垢抜けなさゆえに逃げ回った吉岡も変化し、心惹かれる存在となる事を描いている。ひとつには、何も悪くないミツにつきまとった過酷な運命、
ハンセン病と誤診され、隔離病棟に入院して同じ運命の人々と交流し、誤診だったと言われても病院にとどまって働くミツの(病人に寄り添う心)(自分を犠牲とも思わず犠牲にし尽くす心)でありながら、
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私が棄てた女