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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話の画像・ジャケット写真

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 / 大泉洋
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旧作

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「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」 の解説・あらすじ・ストーリー

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旧作

解説・ストーリー

難病の筋ジストロフィーを患う鹿野靖明とボランティアたちとの交流を綴った渡辺一史の同名ノンフィクションを大泉洋主演で実写映画化したヒューマン・コメディ。共演は高畑充希、三浦春馬。監督は「ブタがいた教室」の前田哲。北海道札幌市。34歳の鹿野靖明は幼い頃から難病の筋ジストロフィーを患い、今では体で動かせるのは首と手だけ。24時間体制の介助が必要な体にもかかわらず医師の反対を押し切り、病院ではなく市内のケア付き住宅で、大勢のボラ(ボランティア)に囲まれながらの自立生活を送っていた。ボラたちはワガママな鹿野に振り回されながらも、彼の人間的な魅力の虜になっていた。医大生の田中もそんなボラの一人。そんな中、田中の恋人・美咲は、たまたま鹿野宅を訪れただけなのに、いきなりボラとして手伝いをさせられ、戸惑うのだったが…。 JAN:4988105975774

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」 の作品情報

作品情報

製作年:

2018年

製作国:

日本

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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ユーザーレビュー:25件

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本音全開で生きる鹿野さんとボランティアたち

投稿日:2019/08/11 レビュアー:なんの因果

北海道札幌市。34歳の筋ジストロフィ患者、鹿野靖明(大泉洋)は、医師の反対を押し切って、
病院ではなくケア付き住宅で自立生活を送っている。動かせるのは首と手だけだった。
24時間体制での介助が必要で、大勢のボランティアに囲まれていた。

鹿野は言いたい放題で強烈キャラ。憎たらしい事を言ってるようだが、憎めないのは大泉洋だからだろうか?
(いや、実話なんですよ・笑)
ドラマの進行とともに、彼にも様々な苦悩がありそれを乗り越えてポジティヴに生きていこうとしているのが感じられます。そういう所がボラ(ボランティア)にも影響を与えて
心のつながりになっているようです。
なぜかお母さんにすごく邪険に当たるのですが、これが彼なりの方針なのですね。
回想シーンで、母親が、まだ小さい筋ジスの息子と屋上から飛び降りようとしているシーンがあり、
息子はイヤだイヤだと泣く、涙を誘うシーンです。(母親役が綾戸知恵)。
以来、息子は母親に自分に影響されない母なりの人生を歩んでほしいと、突き放すのですね。
鹿野には鹿野の夢、英検合格やアメリカ行という夢があり、障害者だからと諦めずに奮闘します。
(傷心の鹿野を励ますのが、高畑充希のあるかなきかのオッパイの感触とは・・
ワタシので良ければいつでも・・・おいおいっ)
ボラの三浦春馬と充希ちゃんの恋の行方も絡ませながら、ユーモラスに押し付け感なく、
いわゆる難病ものでない明るさがある、前向きな作品でした。

このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 ネタバレ

投稿日:2019/10/12 レビュアー:片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 車いす生活の主人公と彼を支えたボランティアの話。

 車いす生活を大学生の主人公目線で紹介する序盤からボランティアの大変さ、彼らの軽い恋愛、夢をあきらめないなど描き、こういう映画でありがちな感傷的感動的なお涙ちょうだいの大仰な演出などないのも好感のもてる映画でした。

 医者は病院で仕事を終われば帰れるのに自分は帰れないのはおかしい。天上の穴を見続ける人生は嫌だと自宅でボランティアの介護を受けて生活している主人公。わがままを言うのは気を遣ってしまいそうですが、主人公はそんなこと言っている場合ではないのでどんどんとわがままを言っていく。彼を助けるボランティアたちですが、それに疑問を持つのが大学生のヒロインで「障害者なら何してもいいのか」と最初は問題提起していきますが、しだいに感化されていく。

 このヒロインが主人公を認めていく過程がどうも納得できるものは特になく。牧場的なところで安っぽいライブを一緒に見てシモの世話を失敗したら、もうボランティアにやる気になっていくモンタージュになってというのがついていけなかったです。それに、主人公のわがままとかも大泉洋さんの日頃のキャラクター、パワーで主人公をコミカルに描けているので障害者の生活の現実とかがぼやけてしまっているのではないかと思ってしまうところもありました。それにタイトルもちょっとダサいのがいただけなかったです。

 とはいえ道徳の教科書みたいな映画で学校の授業とかで見るといい映画だと思いました。

このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています

600人のボランティアを巻き込んだ、笑いと涙の車椅子人生

投稿日:2019/06/27 レビュアー:カマンベール

同名の原作は渡辺一史の、大宅壮一ノンフィクション賞と、講談社ノンフィクション賞をW受賞。

大泉洋に尽きる映画でした。
10キロ減量した彼は、実物の鹿野靖明さんに、よく似ています。

わがままで、人間大好きで、おしゃべり。
鹿野さんと触れ合った大勢の、延べ600人のボランティアの人生は、
シカノと出会うことで、大きく変わったのです。
法学部から、医学部へ変わり医師を目指す者。
農協OLから鍼灸師になった者。
(このあたりの事情は原作に詳しいです)

映画では、北海道の医学生・田中(三浦春馬)も、悩み苦しみ、大きな影響を受けた一人です。

12歳で筋ジストロフィーと診断されたシカノは、大の病院嫌い。
空腹に苦しみ、がんじがらめの規則に縛られた養護学校(現・独立支援学校)の暗い校舎が彼のトラウマなのです。
病院は幼い頃のトラウマを思い出す場所なのです。

何より「自由」を愛するシカノ。
首と手だけしか動かせない彼は、病院を半ば強引に飛び出して、
自活する道を選びます。
親、特に母親(綾戸智恵)には介護を拒否する態度を取ります。
「親の人生を奪いたくない」そう、シカノは言います。
他人(ボランティア)の手は借りても、親には頼らないと、決めます。
原作を読むと母親の光枝が、シカノだけに関わっていられない事情が詳しく書かれています。

私は光枝(綾戸智恵)の姿をスクリーンで観ると、なぜか涙が溢れました。
・・・シカノの「早く、帰れ、帰れ!!」が、強がりに聞こえるてなりませんでした。

表題の「こんな夜更けにバナナかよ」
なんとステキな題名なのでしょう!!

笑いもいっぱいの映画です。
北海道の札幌、美瑛などの景色が美しい。
外出が生きる活力だったシカノ。
しかしその外出は「死」の危険を伴うものでした。
「食アタリ」そして、実際には「呼吸器のチューブ」を入れ忘れて、
救急車で運ばれたりしました。

障害者を「家の中」に縛り付けることの、理不尽。
障害者が健常者と同じように「人生を楽しむ権利」
鹿野靖明さんの生き様を見て、一番に思うのは、その事でした。
大泉洋のとぼけた泣き笑いが、心に沁みます。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

筋ジス患者・鹿野靖明さんの生き方

投稿日:2020/01/17 レビュアー:kazupon

監督:前田哲(2018年・120分)
原作:渡辺一史『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』

「こんな夜更けにバナナかよ」このインパクトのあるタイトルに、勝手な想像を持って臨んだ本作でした。
夜中に突然「バナナが食べたい」と言い出し、ボランティアを買い物に行かせることもへっちゃらで、その鹿野の我儘に正直イラッとしました。
しかし、「バナナ」のくだりは鹿野のエピソードのほんの一部であって、彼の本音を知るにつれて「強気」でなければ生きていけない事情も分かって来るのです。
「進行性筋ジストロフィー」は(TVドラマのテーマとして扱われることもあり)全身の筋力が徐々に衰えていく病気であることは、本作で描かれている当時よりは一般に知られて来ているのではないでしょうか?
呼吸筋が衰えることで自発呼吸が困難になることは私も知っていました。
しかし、心臓も筋力低下して、拡張型心筋症になるということは、知りませんでした。
まだ自身で動けるうちに、鹿野は自らビラを配って支援者を募ります。
やがて、24時間誰かの手助けなしでは生きて行けなくなることを見越して、彼は自身でボランティアを養成するのです。
「自分をさらけ出さないと他人の中で生きていけない。出来ないことは他人にやってもらうしかない」
そういう割切り方が、鹿野の「生きることへの執着」を支えていたのかも知れませんが、本作で登場するような支援者ばかりではなく、恐らくは彼に反発を覚えて去って行った人も結構いたでしょう。
何しろ、鹿野のあの強烈なキャラと言動です。
本作では、高村(萩原聖人)前木貴子(渡辺真起子)塚田心平(宇野祥平)の3人が中心になって鹿ボラを支え、美咲(高畑充希)と田中久(三浦春馬)を絡めたエピソードを交えながら鹿野とボランティアたちとの生活、葛藤が描かれています。
「障害者も健常者も立場は対等」このように書くことは簡単です。
でも、冒頭の「バナナ」の部分で私がイラッとしたのは、-誰かの支援を必要とする人は我儘を言うべきではない-という気持ちが私にあったからなのです。(とは言え、あの要求には今でも苛立ちますが。笑)
原作本は463頁だそうです。
それを120分で描くのですから、紹介しきれていないエピソードが沢山ある筈です。
鹿野さんのお母さんがご自身を責めるのには、鹿野さんの妹さんの病気に付きっきりで鹿野さんの病気に気づかなかったという事情もあるようです。
映画では描かれなかった鹿ボラとの奮闘ぶりなど、原作を読んでみようと思います。
***    ***    ***    ***   
ロケ地マップなるサイトを見つけました。
鹿野の家があるのは、三角山の近く(山の手)です。
ラグビーのマイケル・リーチ選手の出身校・山の手高校も近くにあります。
北大や旭山記念公園などの写真も見られますので、興味のある方は是非。

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八つ当たり

投稿日:2021/05/11 レビュアー:ビンス

神様よ
いるんだろ
いるとは思わないが
どっかにいるんだろ
人間が神の模倣であるならば
せめて五体満足に作ってくれよ
全ての人間に
五体満足を与えてくれよ
意地悪しないで
手を抜かないで
五体満足を与えてくれよ
普通を過ごさせてくれよ
平凡を過ごさせてくれよ
こんな素晴らしき
こんな愛しき
こんな奇跡の実話なんて
こんな奇跡の実話なんて
感動もいらない
涙もいらない
五体満足を
ただそれだけを

と八つ当たりしたくなるほどに
泣けてくる物語でした。
生きる力を与えてくれる物語でした。
なんだコイツ
から始まる印象は
いつのまにか彼を応援しています。
生きてほしいと願っています。
そんな主人公を
モジャ泉が素晴らしい人間力で演じています。

そして
高畑充希さん
なんという驚異の演技力でしょうか。
彼女には「ザ・ナチュラル」の称号を与えたいです。
それほどに演技が自然で
最早演技をしているとは思えないぐらいです。
かなり古くて申し訳ないですし
いまさら感ハンパないのですが
綾野剛くんの言葉を借りるなら
「すごいの出てきたな」
です。
どこにでもいる普通感
それなのにとびっきりの特別感
彼女の作品はあまり観てこなかったのですが
その少ない作品で
毎回のように演技力の素晴らしさに胸をうたれます。

幸か不幸か
ボクは五体満足でありながら
「出来ないことは助けてもらう」ことを常としてきました。
できない部分を自分の力で補ってとか
できないことを隠してとかではなく
助けてもらって生きてます。
そのつながりに感謝し
自分ができることで
つながっている人を助けていければと思います。

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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

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本音全開で生きる鹿野さんとボランティアたち

投稿日

2019/08/11

レビュアー

なんの因果

北海道札幌市。34歳の筋ジストロフィ患者、鹿野靖明(大泉洋)は、医師の反対を押し切って、
病院ではなくケア付き住宅で自立生活を送っている。動かせるのは首と手だけだった。
24時間体制での介助が必要で、大勢のボランティアに囲まれていた。

鹿野は言いたい放題で強烈キャラ。憎たらしい事を言ってるようだが、憎めないのは大泉洋だからだろうか?
(いや、実話なんですよ・笑)
ドラマの進行とともに、彼にも様々な苦悩がありそれを乗り越えてポジティヴに生きていこうとしているのが感じられます。そういう所がボラ(ボランティア)にも影響を与えて
心のつながりになっているようです。
なぜかお母さんにすごく邪険に当たるのですが、これが彼なりの方針なのですね。
回想シーンで、母親が、まだ小さい筋ジスの息子と屋上から飛び降りようとしているシーンがあり、
息子はイヤだイヤだと泣く、涙を誘うシーンです。(母親役が綾戸知恵)。
以来、息子は母親に自分に影響されない母なりの人生を歩んでほしいと、突き放すのですね。
鹿野には鹿野の夢、英検合格やアメリカ行という夢があり、障害者だからと諦めずに奮闘します。
(傷心の鹿野を励ますのが、高畑充希のあるかなきかのオッパイの感触とは・・
ワタシので良ければいつでも・・・おいおいっ)
ボラの三浦春馬と充希ちゃんの恋の行方も絡ませながら、ユーモラスに押し付け感なく、
いわゆる難病ものでない明るさがある、前向きな作品でした。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

投稿日

2019/10/12

レビュアー

片山刑事

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 車いす生活の主人公と彼を支えたボランティアの話。

 車いす生活を大学生の主人公目線で紹介する序盤からボランティアの大変さ、彼らの軽い恋愛、夢をあきらめないなど描き、こういう映画でありがちな感傷的感動的なお涙ちょうだいの大仰な演出などないのも好感のもてる映画でした。

 医者は病院で仕事を終われば帰れるのに自分は帰れないのはおかしい。天上の穴を見続ける人生は嫌だと自宅でボランティアの介護を受けて生活している主人公。わがままを言うのは気を遣ってしまいそうですが、主人公はそんなこと言っている場合ではないのでどんどんとわがままを言っていく。彼を助けるボランティアたちですが、それに疑問を持つのが大学生のヒロインで「障害者なら何してもいいのか」と最初は問題提起していきますが、しだいに感化されていく。

 このヒロインが主人公を認めていく過程がどうも納得できるものは特になく。牧場的なところで安っぽいライブを一緒に見てシモの世話を失敗したら、もうボランティアにやる気になっていくモンタージュになってというのがついていけなかったです。それに、主人公のわがままとかも大泉洋さんの日頃のキャラクター、パワーで主人公をコミカルに描けているので障害者の生活の現実とかがぼやけてしまっているのではないかと思ってしまうところもありました。それにタイトルもちょっとダサいのがいただけなかったです。

 とはいえ道徳の教科書みたいな映画で学校の授業とかで見るといい映画だと思いました。

600人のボランティアを巻き込んだ、笑いと涙の車椅子人生

投稿日

2019/06/27

レビュアー

カマンベール

同名の原作は渡辺一史の、大宅壮一ノンフィクション賞と、講談社ノンフィクション賞をW受賞。

大泉洋に尽きる映画でした。
10キロ減量した彼は、実物の鹿野靖明さんに、よく似ています。

わがままで、人間大好きで、おしゃべり。
鹿野さんと触れ合った大勢の、延べ600人のボランティアの人生は、
シカノと出会うことで、大きく変わったのです。
法学部から、医学部へ変わり医師を目指す者。
農協OLから鍼灸師になった者。
(このあたりの事情は原作に詳しいです)

映画では、北海道の医学生・田中(三浦春馬)も、悩み苦しみ、大きな影響を受けた一人です。

12歳で筋ジストロフィーと診断されたシカノは、大の病院嫌い。
空腹に苦しみ、がんじがらめの規則に縛られた養護学校(現・独立支援学校)の暗い校舎が彼のトラウマなのです。
病院は幼い頃のトラウマを思い出す場所なのです。

何より「自由」を愛するシカノ。
首と手だけしか動かせない彼は、病院を半ば強引に飛び出して、
自活する道を選びます。
親、特に母親(綾戸智恵)には介護を拒否する態度を取ります。
「親の人生を奪いたくない」そう、シカノは言います。
他人(ボランティア)の手は借りても、親には頼らないと、決めます。
原作を読むと母親の光枝が、シカノだけに関わっていられない事情が詳しく書かれています。

私は光枝(綾戸智恵)の姿をスクリーンで観ると、なぜか涙が溢れました。
・・・シカノの「早く、帰れ、帰れ!!」が、強がりに聞こえるてなりませんでした。

表題の「こんな夜更けにバナナかよ」
なんとステキな題名なのでしょう!!

笑いもいっぱいの映画です。
北海道の札幌、美瑛などの景色が美しい。
外出が生きる活力だったシカノ。
しかしその外出は「死」の危険を伴うものでした。
「食アタリ」そして、実際には「呼吸器のチューブ」を入れ忘れて、
救急車で運ばれたりしました。

障害者を「家の中」に縛り付けることの、理不尽。
障害者が健常者と同じように「人生を楽しむ権利」
鹿野靖明さんの生き様を見て、一番に思うのは、その事でした。
大泉洋のとぼけた泣き笑いが、心に沁みます。

筋ジス患者・鹿野靖明さんの生き方

投稿日

2020/01/17

レビュアー

kazupon

監督:前田哲(2018年・120分)
原作:渡辺一史『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』

「こんな夜更けにバナナかよ」このインパクトのあるタイトルに、勝手な想像を持って臨んだ本作でした。
夜中に突然「バナナが食べたい」と言い出し、ボランティアを買い物に行かせることもへっちゃらで、その鹿野の我儘に正直イラッとしました。
しかし、「バナナ」のくだりは鹿野のエピソードのほんの一部であって、彼の本音を知るにつれて「強気」でなければ生きていけない事情も分かって来るのです。
「進行性筋ジストロフィー」は(TVドラマのテーマとして扱われることもあり)全身の筋力が徐々に衰えていく病気であることは、本作で描かれている当時よりは一般に知られて来ているのではないでしょうか?
呼吸筋が衰えることで自発呼吸が困難になることは私も知っていました。
しかし、心臓も筋力低下して、拡張型心筋症になるということは、知りませんでした。
まだ自身で動けるうちに、鹿野は自らビラを配って支援者を募ります。
やがて、24時間誰かの手助けなしでは生きて行けなくなることを見越して、彼は自身でボランティアを養成するのです。
「自分をさらけ出さないと他人の中で生きていけない。出来ないことは他人にやってもらうしかない」
そういう割切り方が、鹿野の「生きることへの執着」を支えていたのかも知れませんが、本作で登場するような支援者ばかりではなく、恐らくは彼に反発を覚えて去って行った人も結構いたでしょう。
何しろ、鹿野のあの強烈なキャラと言動です。
本作では、高村(萩原聖人)前木貴子(渡辺真起子)塚田心平(宇野祥平)の3人が中心になって鹿ボラを支え、美咲(高畑充希)と田中久(三浦春馬)を絡めたエピソードを交えながら鹿野とボランティアたちとの生活、葛藤が描かれています。
「障害者も健常者も立場は対等」このように書くことは簡単です。
でも、冒頭の「バナナ」の部分で私がイラッとしたのは、-誰かの支援を必要とする人は我儘を言うべきではない-という気持ちが私にあったからなのです。(とは言え、あの要求には今でも苛立ちますが。笑)
原作本は463頁だそうです。
それを120分で描くのですから、紹介しきれていないエピソードが沢山ある筈です。
鹿野さんのお母さんがご自身を責めるのには、鹿野さんの妹さんの病気に付きっきりで鹿野さんの病気に気づかなかったという事情もあるようです。
映画では描かれなかった鹿ボラとの奮闘ぶりなど、原作を読んでみようと思います。
***    ***    ***    ***   
ロケ地マップなるサイトを見つけました。
鹿野の家があるのは、三角山の近く(山の手)です。
ラグビーのマイケル・リーチ選手の出身校・山の手高校も近くにあります。
北大や旭山記念公園などの写真も見られますので、興味のある方は是非。

八つ当たり

投稿日

2021/05/11

レビュアー

ビンス

神様よ
いるんだろ
いるとは思わないが
どっかにいるんだろ
人間が神の模倣であるならば
せめて五体満足に作ってくれよ
全ての人間に
五体満足を与えてくれよ
意地悪しないで
手を抜かないで
五体満足を与えてくれよ
普通を過ごさせてくれよ
平凡を過ごさせてくれよ
こんな素晴らしき
こんな愛しき
こんな奇跡の実話なんて
こんな奇跡の実話なんて
感動もいらない
涙もいらない
五体満足を
ただそれだけを

と八つ当たりしたくなるほどに
泣けてくる物語でした。
生きる力を与えてくれる物語でした。
なんだコイツ
から始まる印象は
いつのまにか彼を応援しています。
生きてほしいと願っています。
そんな主人公を
モジャ泉が素晴らしい人間力で演じています。

そして
高畑充希さん
なんという驚異の演技力でしょうか。
彼女には「ザ・ナチュラル」の称号を与えたいです。
それほどに演技が自然で
最早演技をしているとは思えないぐらいです。
かなり古くて申し訳ないですし
いまさら感ハンパないのですが
綾野剛くんの言葉を借りるなら
「すごいの出てきたな」
です。
どこにでもいる普通感
それなのにとびっきりの特別感
彼女の作品はあまり観てこなかったのですが
その少ない作品で
毎回のように演技力の素晴らしさに胸をうたれます。

幸か不幸か
ボクは五体満足でありながら
「出来ないことは助けてもらう」ことを常としてきました。
できない部分を自分の力で補ってとか
できないことを隠してとかではなく
助けてもらって生きてます。
そのつながりに感謝し
自分ができることで
つながっている人を助けていければと思います。

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