ファースト・マン / ライアン・ゴズリング
ファースト・マン
/デイミアン・チャゼル
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(29)
解説・ストーリー
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督&ライアン・ゴズリングのコンビが、人類で初めて月に降り立った宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を映画化した伝記ドラマ。壮大なミッションに立ち向かった男たちの過酷な道のりと、アームストロング船長の知られざる素顔を、圧倒的臨場感の映像とともに描き出す。1961年、空軍でテストパイロットを務めるニール・アームストロングだったが、幼い娘を病で亡くす。寡黙な彼は、悲しみに暮れる妻ジャネットの前でも感情を表に出すことはなかった。しかし悲しみから逃れるべくNASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募し、みごと採用される。宇宙飛行士たちに課されるいくつもの過酷な訓練をこなしていく中で、エリオットやエドら飛行士仲間との間に確かな絆が結ばれていくニールだったが…。 JAN:4988102765897
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督&ライアン・ゴズリングのコンビが、人類で初めて月に降り立った宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を映画化した伝記ドラマ。壮大なミッションに立ち向かった男たちの過酷な道のりと、アームストロング船長の知られざる素顔を、圧倒的臨場感の映像とともに描き出す。1961年、空軍でテストパイロットを務めるニール・アームストロングだったが、幼い娘を病で亡くす。寡黙な彼は、悲しみに暮れる妻ジャネットの前でも感情を表に出すことはなかった。しかし悲しみから逃れるべくNASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募し、みごと採用される。宇宙飛行士たちに課されるいくつもの過酷な訓練をこなしていく中で、エリオットやエドら飛行士仲間との間に確かな絆が結ばれていくニールだったが…。 JAN:4988102765897
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「ファースト・マン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督&ライアン・ゴズリングのコンビが、人類で初めて月に降り立った宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を映画化した伝記ドラマ。壮大なミッションに立ち向かった男たちの過酷な道のりと、アームストロング船長の知られざる素顔を、圧倒的臨場感の映像とともに描き出す。1961年、空軍でテストパイロットを務めるニール・アームストロングだったが、幼い娘を病で亡くす。寡黙な彼は、悲しみに暮れる妻ジャネットの前でも感情を表に出すことはなかった。しかし悲しみから逃れるべくNASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募し、みごと採用される。宇宙飛行士たちに課されるいくつもの過酷な訓練をこなしていく中で、エリオットやエドら飛行士仲間との間に確かな絆が結ばれていくニールだったが…。 JAN:4988102765897
「ファースト・マン」 の作品情報
「ファースト・マン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ファースト・マンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
141分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR4856 |
2019年07月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
98枚
|
1人
|
1人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】ファースト・マン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
141分 |
|
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNXR1332 |
2019年07月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
79枚
|
0人
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ファースト・マンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
141分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GNBR4856 |
2019年07月03日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】ファースト・マン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
141分 |
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記番: |
レンタル開始日: |
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GNXR1332 |
2019年07月03日
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1位登録者: |
2位登録者: |
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ユーザーレビュー:29件
月面に星条旗を立てなかった・・お祭り映画では、ありません。
2018年(アメリカ)
………「・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督作品。
…………主演はライアン・ゴズリング
「ラ・ラ・ランド」の主演と監督のコンビ。
楽しみでワクワクして観に行きました。
正直言って、退屈なシーンが多かったです。
1969年。人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の船長
ニール・アームストロングの半生を描いた映画です。
1961年。ニールは最愛の幼い娘を亡くします。
悲しい記憶を振り払うように、空軍のテストパイロットから、
NASAの宇宙飛行士に応募します。
ソビエトとの激しい有人飛行を争うアメリカは、1の一番に
月面着陸を成功させたかった。
しかし、それは苦難と多くの犠牲を伴うものでした。
正直、訓練が多いです。
そして失敗・・・
訓練機の墜落により親友を亡くしたり、
1967年にはアポロの内部で火災が発生して犠牲者が出ます。
そして世間からは、莫大な税金を投入して、犠牲ばかり・・・との非難が起こります。
試験飛行が多くてなかなか月へ飛びません!!
そして宇宙船が、なんともちっちゃけな、まるで「小さなブリキ缶」なのです。
実際の飛行でもアポロ11号は、ガタガタ大揺れする、軋む、で、
今にも分解して破裂するのではと、心配になりました。
月へ行くと言うことは、片道切符。
帰りの安全なんて、なんの保証もありません。
妻の心労も大変なもの。妻のジャネット(クレア・フォイ)は立派でしたね。
そして月面着陸のその時、映画では星条旗を立てるシーンがありません。
アメリカ人はガッカリしたことでしょうね。
トランプ嫌いの私でさえガッカリしました。
(サービス精神が足りないんじゃありませんか?)
そんな高尚な映画を私は観たかったわけではありません。
(確かに成功までに二十数人のパイロットが犠牲になりました)
この映画はまるで、亡くなったパイロットたちへの鎮魂歌であるかのようでした。
このレビューは気に入りましたか?
14人の会員が気に入ったと投稿しています
思っていたよりも静かな映画だった。
テストパイロットであったニール・アームストロングが
アポロ11号で月への一歩を踏み出すことになるまでのその軌跡を
恐らく史実に忠実に丁寧に描いている。
そしてアームストロングだけではなく
宇宙へと送り出す家族の心情も繊細なタッチで描きだす。
カメラは常に役者たちのアップをとらえていくので
その一つ一つの表情に細かな心情を読み取ることが出来る。
ニール役のライアン・ゴズリングの抑えた演技もさることながら
夫を危険な任務に送り出す妻役のクレア・フォイが素晴らしかった。
『これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である』
この名言が生まれるにいたっては
彼のいろいろな思いが込められていそうだ。
巨額の費用を投入して行われた月への有人飛行に対して世論の厳しい風当たりも
あっただろう。
それに、彼は幼い娘を病気で亡くすという悲劇を経験しており
娘を助けてやれなかったことで自分を責め続けていた。
月への一歩を踏み出すことでその思いを振り切ることが出来たことは
彼のとっても偉大な飛躍であったに違いない。
全体的に静かな映画だったが、飛行シーンは音の迫力がすごかった。
アポロ計画ではその後5回の月面着陸が行われ、1972年にすべての月飛行計画は終了した。
巨額の費用をかけて行われたこの計画は
単に人を月を送り出してまた地球に戻すだけ、という気がしないでもないが
宇宙飛行士たちは、月から美しい地球を見ることで
何故人類はあの美しい星の中で
争いごとばかりしているのだろうかという感慨深い気持ちになったに違いない。
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
ファースト・マン
投稿日:2019/05/11
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
宇宙飛行士のニール・アームストロングさんの月面着陸まで頑張る話。
アポロ計画とは? 月面着陸とは? とお勉強としてはためになる映画でドアップの連続の画面や宇宙飛行のシーンやそれこそ月面着陸などの映像は迫力があって凄かったです。
ただ話運びや見せ方は終始淡々としていて、主人公も何でそんな暗いヤツなんだと実際の人物がそうだったから仕方ないと言われちゃおしまいですが、恐ろしく地味で面白みもなんともない人間で、しかも月面着陸自体も盛り上がるものではなく淡々と行われるだけでエンタメ映画としては退屈で140分という長さもあいまって疲れるだけの映画でした。
月面着陸より冒頭の大気圏に跳ねかえされたりとか途中のジェミニ計画での飛行シーンとかはハラハラドキドキするものでしたが、それも顔のアップの連続でグラグラと揺れるもので画面酔いしそうになる映像で余計に疲れるというものでした。
これを見てアメリカの宇宙開拓ものとしても親切設計ではなく、淡々と出来事だけが映し出されるだけなので宇宙開拓の冒険ものとしてのワクワク感もなかったです。
宇宙飛行で基本画面が船内だけというのは他の映画であまり見たことないのが新鮮でよかった映画でした。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
本物のドキュメンタリーの方がずっと感動的だった
ライアンが全然似ていない。顔形が似ていないだけでなくキャラもちがう。他にもっといい役者がいたと思う。奥さんとすったもんだしたり子どもたちとの関係が冷え冷えしたりするシーンが本当のことなのかよくわからないが、映画のために無理矢理つくったエピソードなんじゃないかという気がした。ニールさんは、ああゆうクセのある人じゃないはず。明朗快活で真面目で地味で面白くないがいい人というイメージ。
あと、気になったのは、説明不足なこと。アポロ1号のテスト中にコクピット内で火事が起きたわけだが、その詳細についての説明がない。船内の酸素濃度が100パーセントになっていて、窒素を混ぜてなかったためにちょっとの火でも火災になったことや、ハッチの構造が内側に引っぱって開けるようになっていたため内部から圧力がかかると開けられず、これがために全員が焼死したことなどをちゃんと説明するべきだったと思う。そのことをふまえてアポロ3号はハッチの構造や船内の空気の酸素濃度などを変更したわけだから、そのへんもちゃんと描くべきだったろう。あと、月に着陸する際に鳴り続けた警報について何の説明もない。映画では「なんでもない」と即座に連絡が入り、警報が鳴る度に警報を止めるだけで、とくにあわてた様子もなかったが、実際は、ヒューストンのスタッフもなんの警報なのかがわからず、飛行士たちも地上スタッフも戦慄したらしい。あれはオルドリンの失敗だそうで、月面との距離を計測する装置と母船との距離を計測する装置の両方のスイッチを入れてしまったためにコンピュータへ入力されたデータが多すぎてコンピュータの処理能力が追いつかなくなってクラッシュしたせいらしい。着陸のときは母船との距離は必要ないわけで、そっちのスイッチは入れてはいけなかったわけだが、オルドリンは両方入れるもんだと思い込んでいた・・と語ってるらしい。あんなに訓練していて、肝心かなめの着陸時の手順をまちがえて覚えていたってことのようだが、そんなことあるものなのか不思議である。そのせいで予定していた着陸場所を通過してしまい、着陸場所をみつけるために余計に時間を要して燃料が切れる寸前の状態になったことも描くべきだったろう。オルドリンがカッコ悪くなるので警報の説明をはぶいたのかもしれないが、そんなことするくらいならこんな映画をつくる必要はなかったと思う。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
月までの長いドラマ
「ファーストマン」(2018、米国、カラー、141分)。
監督はデイミアン・チャゼル(1985年、米国生)。「セッション」(2014)、「ラ・ラ・ランド」(2016)を20代後半から30代前半で作った、注目すべき逸材です。
「アポロ11号」の月面有人着陸は、1969年7月24日16時50分35秒 (UTC:世界協定の時間)。ということです。学校の教室でこのニュースを見たのですが、ピンと来なかった。翌1970年の大阪万博、1972年の札幌冬季五輪は鮮明に記憶しているのですが。
「アポロ11」が地球へ持ち帰った月の石を展示した万博のアメリカ館で2時間並んだ友人の回顧では、「ただの石や」ちゅうことです。
この映画を見ると、人類が初めて月に降りた日よりも、そこにたどり着くまでの宇宙飛行士たちの苦労に主眼におかれたことがわかります。
ニール・アームストロング船長〈1930〜2013〉の言葉「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な一歩である」は、名言です。「「a man」(「一人の男」)と言ったのが「a」が届かず「man」(「人類」)になったのではないかという邪推があります。冠詞「a」の有無で意味が変わる外国語にびっくりですが、「一人の男」は「人類」の一員には違いない。当時の合衆国大統領は、ニクソンの初年度です。
今も月面に星条旗が立っているのでしょう。しかし、そこは「人類」の到達点であって、米国の固有領土ではない。今後、中国に常識、叡智、節度を期待したいが、無理だろう。
火星への有人飛行で、初の着地を行うのは、白犬のお父さんかもしれない。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
月面に星条旗を立てなかった・・お祭り映画では、ありません。
投稿日
2019/05/11
レビュアー
カマンベール
2018年(アメリカ)
………「・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督作品。
…………主演はライアン・ゴズリング
「ラ・ラ・ランド」の主演と監督のコンビ。
楽しみでワクワクして観に行きました。
正直言って、退屈なシーンが多かったです。
1969年。人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の船長
ニール・アームストロングの半生を描いた映画です。
1961年。ニールは最愛の幼い娘を亡くします。
悲しい記憶を振り払うように、空軍のテストパイロットから、
NASAの宇宙飛行士に応募します。
ソビエトとの激しい有人飛行を争うアメリカは、1の一番に
月面着陸を成功させたかった。
しかし、それは苦難と多くの犠牲を伴うものでした。
正直、訓練が多いです。
そして失敗・・・
訓練機の墜落により親友を亡くしたり、
1967年にはアポロの内部で火災が発生して犠牲者が出ます。
そして世間からは、莫大な税金を投入して、犠牲ばかり・・・との非難が起こります。
試験飛行が多くてなかなか月へ飛びません!!
そして宇宙船が、なんともちっちゃけな、まるで「小さなブリキ缶」なのです。
実際の飛行でもアポロ11号は、ガタガタ大揺れする、軋む、で、
今にも分解して破裂するのではと、心配になりました。
月へ行くと言うことは、片道切符。
帰りの安全なんて、なんの保証もありません。
妻の心労も大変なもの。妻のジャネット(クレア・フォイ)は立派でしたね。
そして月面着陸のその時、映画では星条旗を立てるシーンがありません。
アメリカ人はガッカリしたことでしょうね。
トランプ嫌いの私でさえガッカリしました。
(サービス精神が足りないんじゃありませんか?)
そんな高尚な映画を私は観たかったわけではありません。
(確かに成功までに二十数人のパイロットが犠牲になりました)
この映画はまるで、亡くなったパイロットたちへの鎮魂歌であるかのようでした。
思っていたよりも静かな映画だった。
投稿日
2019/05/12
レビュアー
飛べない魔女
テストパイロットであったニール・アームストロングが
アポロ11号で月への一歩を踏み出すことになるまでのその軌跡を
恐らく史実に忠実に丁寧に描いている。
そしてアームストロングだけではなく
宇宙へと送り出す家族の心情も繊細なタッチで描きだす。
カメラは常に役者たちのアップをとらえていくので
その一つ一つの表情に細かな心情を読み取ることが出来る。
ニール役のライアン・ゴズリングの抑えた演技もさることながら
夫を危険な任務に送り出す妻役のクレア・フォイが素晴らしかった。
『これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である』
この名言が生まれるにいたっては
彼のいろいろな思いが込められていそうだ。
巨額の費用を投入して行われた月への有人飛行に対して世論の厳しい風当たりも
あっただろう。
それに、彼は幼い娘を病気で亡くすという悲劇を経験しており
娘を助けてやれなかったことで自分を責め続けていた。
月への一歩を踏み出すことでその思いを振り切ることが出来たことは
彼のとっても偉大な飛躍であったに違いない。
全体的に静かな映画だったが、飛行シーンは音の迫力がすごかった。
アポロ計画ではその後5回の月面着陸が行われ、1972年にすべての月飛行計画は終了した。
巨額の費用をかけて行われたこの計画は
単に人を月を送り出してまた地球に戻すだけ、という気がしないでもないが
宇宙飛行士たちは、月から美しい地球を見ることで
何故人類はあの美しい星の中で
争いごとばかりしているのだろうかという感慨深い気持ちになったに違いない。
ファースト・マン
投稿日
2019/05/11
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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宇宙飛行士のニール・アームストロングさんの月面着陸まで頑張る話。
アポロ計画とは? 月面着陸とは? とお勉強としてはためになる映画でドアップの連続の画面や宇宙飛行のシーンやそれこそ月面着陸などの映像は迫力があって凄かったです。
ただ話運びや見せ方は終始淡々としていて、主人公も何でそんな暗いヤツなんだと実際の人物がそうだったから仕方ないと言われちゃおしまいですが、恐ろしく地味で面白みもなんともない人間で、しかも月面着陸自体も盛り上がるものではなく淡々と行われるだけでエンタメ映画としては退屈で140分という長さもあいまって疲れるだけの映画でした。
月面着陸より冒頭の大気圏に跳ねかえされたりとか途中のジェミニ計画での飛行シーンとかはハラハラドキドキするものでしたが、それも顔のアップの連続でグラグラと揺れるもので画面酔いしそうになる映像で余計に疲れるというものでした。
これを見てアメリカの宇宙開拓ものとしても親切設計ではなく、淡々と出来事だけが映し出されるだけなので宇宙開拓の冒険ものとしてのワクワク感もなかったです。
宇宙飛行で基本画面が船内だけというのは他の映画であまり見たことないのが新鮮でよかった映画でした。
本物のドキュメンタリーの方がずっと感動的だった
投稿日
2019/09/09
レビュアー
勇光
ライアンが全然似ていない。顔形が似ていないだけでなくキャラもちがう。他にもっといい役者がいたと思う。奥さんとすったもんだしたり子どもたちとの関係が冷え冷えしたりするシーンが本当のことなのかよくわからないが、映画のために無理矢理つくったエピソードなんじゃないかという気がした。ニールさんは、ああゆうクセのある人じゃないはず。明朗快活で真面目で地味で面白くないがいい人というイメージ。
あと、気になったのは、説明不足なこと。アポロ1号のテスト中にコクピット内で火事が起きたわけだが、その詳細についての説明がない。船内の酸素濃度が100パーセントになっていて、窒素を混ぜてなかったためにちょっとの火でも火災になったことや、ハッチの構造が内側に引っぱって開けるようになっていたため内部から圧力がかかると開けられず、これがために全員が焼死したことなどをちゃんと説明するべきだったと思う。そのことをふまえてアポロ3号はハッチの構造や船内の空気の酸素濃度などを変更したわけだから、そのへんもちゃんと描くべきだったろう。あと、月に着陸する際に鳴り続けた警報について何の説明もない。映画では「なんでもない」と即座に連絡が入り、警報が鳴る度に警報を止めるだけで、とくにあわてた様子もなかったが、実際は、ヒューストンのスタッフもなんの警報なのかがわからず、飛行士たちも地上スタッフも戦慄したらしい。あれはオルドリンの失敗だそうで、月面との距離を計測する装置と母船との距離を計測する装置の両方のスイッチを入れてしまったためにコンピュータへ入力されたデータが多すぎてコンピュータの処理能力が追いつかなくなってクラッシュしたせいらしい。着陸のときは母船との距離は必要ないわけで、そっちのスイッチは入れてはいけなかったわけだが、オルドリンは両方入れるもんだと思い込んでいた・・と語ってるらしい。あんなに訓練していて、肝心かなめの着陸時の手順をまちがえて覚えていたってことのようだが、そんなことあるものなのか不思議である。そのせいで予定していた着陸場所を通過してしまい、着陸場所をみつけるために余計に時間を要して燃料が切れる寸前の状態になったことも描くべきだったろう。オルドリンがカッコ悪くなるので警報の説明をはぶいたのかもしれないが、そんなことするくらいならこんな映画をつくる必要はなかったと思う。
月までの長いドラマ
投稿日
2019/08/02
レビュアー
ちゅく
「ファーストマン」(2018、米国、カラー、141分)。
監督はデイミアン・チャゼル(1985年、米国生)。「セッション」(2014)、「ラ・ラ・ランド」(2016)を20代後半から30代前半で作った、注目すべき逸材です。
「アポロ11号」の月面有人着陸は、1969年7月24日16時50分35秒 (UTC:世界協定の時間)。ということです。学校の教室でこのニュースを見たのですが、ピンと来なかった。翌1970年の大阪万博、1972年の札幌冬季五輪は鮮明に記憶しているのですが。
「アポロ11」が地球へ持ち帰った月の石を展示した万博のアメリカ館で2時間並んだ友人の回顧では、「ただの石や」ちゅうことです。
この映画を見ると、人類が初めて月に降りた日よりも、そこにたどり着くまでの宇宙飛行士たちの苦労に主眼におかれたことがわかります。
ニール・アームストロング船長〈1930〜2013〉の言葉「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な一歩である」は、名言です。「「a man」(「一人の男」)と言ったのが「a」が届かず「man」(「人類」)になったのではないかという邪推があります。冠詞「a」の有無で意味が変わる外国語にびっくりですが、「一人の男」は「人類」の一員には違いない。当時の合衆国大統領は、ニクソンの初年度です。
今も月面に星条旗が立っているのでしょう。しかし、そこは「人類」の到達点であって、米国の固有領土ではない。今後、中国に常識、叡智、節度を期待したいが、無理だろう。
火星への有人飛行で、初の着地を行うのは、白犬のお父さんかもしれない。
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