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運び屋

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運び屋 / クリント・イーストウッド
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「運び屋」 の解説・あらすじ・ストーリー

クリント・イーストウッド監督・主演による実話サスペンス。金もなく孤独な日々を送る90歳のアールは、車の運転さえすればいいという仕事を持ち掛けられる。だが、それはドラッグの運び屋だった。やがて、彼に麻薬取締局の捜査官が迫り…。※一般告知解禁日:5月8日

「運び屋」 の作品情報

製作年: 2018年
製作国: アメリカ
原題: THE MULE

「運び屋」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

運び屋の詳細

  • 新作
収録時間: 字幕: 音声:
116分 日・英・吹 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
1000744934 2019年06月19日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
1,082枚 789人 830人

【Blu-ray】運び屋(ブルーレイ)の詳細

  • 新作
収録時間: 字幕: 音声:
116分
レイティング: 記番: レンタル開始日:
1000744933 2019年06月19日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
408枚 1,135人 619人

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ユーザーレビュー:33件

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1〜 5件 / 全33件

90歳の運び屋を通して描く家族と人生

投稿日:2019/06/03 レビュアー:なんの因果

わずか一日しか花を咲かせないデイリリーというユリの栽培に情熱を燃やすアール・ストーン(クリント・イーストウッド)。
品評会などでも高く評価される存在だったが、ネットの普及で園芸事業は行き詰まり農園も自宅も差し押さえられる。
仕事一筋で家庭を顧みない彼は、娘の結婚式にも姿を見せなかった。
90歳になった今は家族との確執はさらに深刻になり、孤独な老人と成り果てていた。
そんな時、アールが長年無事故だと聞いて「車の運転をするだけで大金が貰える」と仕事を紹介される。
こうしてアールが運んだのがなんと麻薬。のんきなジイさんがまさか麻薬を運んでるとは警察も疑わず、成功して麻薬の量も報酬もエスカレートしてゆくのだった。

大金を得たアールは、孫娘に資金を出して感謝され、自宅も取り戻す。火事にあった施設にお金を出すなどいろいろ実現させる。やってる事は犯罪なのだと自覚しながらも、
お金によって他者から感謝され受け入れられる気持ちよさ。歌を歌いながら稼ぐ運び屋家業。モーテルに女性たちを呼び、ボスの屋敷に招待されるとお尻フリフリのダイナマイトガールたちのパーティ!
「こんなすごい屋敷を建てるのに、何人殺したんだい?」

なんだろう、この軽薄さ、確かに捜査当局(ブラッドリー・クーパー)の動向は迫ってきているというのに緊張感のカケラもない!なにか人生の喜びを噛み締めつつ、どうしようもない諦め、みたいな感じもする不思議な作品だ。
クリント・イーストウッドが家庭を顧みず、晩年になっても映画作りに熱中し、自分のペースで楽しみながら撮ってきた、
外の世界で生きてきたという事の「懺悔」と「投影」なのでありましょう。
最後には奥さんの元に駆けつけ病気の奥さんを見守ります。
ないがしろにしてきた「家族」というものへの懺悔であり、
「時間だけはお金で買えない」という後悔。「俺みたいに外ばかり見てちゃいけない」という罪の思い。
全体のタッチは軽妙でありながら、ヒシヒシと人生の喜びと苦しみが感じられる作品だった。

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いよっ、名人芸!!・・イーストウッド監督40作目。

投稿日:2019/05/29 レビュアー:カマンベール

2018年(アメリカ)

楽しい娯楽作です。
予告編を見ての、ミジメな年寄りの「運び屋」、
そんな感じは微塵もない、軽妙で肩がこらないエンタメ作品でした。

実話ベースだそうです。
好き勝手に家庭を顧みなかったことから、孤独で、お金にも困っているアール(クリント・イーストウッド)は、メキシコの麻薬カルテルから、
「運転するだけで良い・・・」と運び屋を持ちかけられます。

だから全米中をドライブする「ロードムービー」なんです。
アールの運転は法令順守、おまけに年寄りと言う利点も生かし、
仕事に順応して楽しむ余裕まで・・・そして度胸もあります。

エピソードも豊富です。
「運び屋」の仕事を寄り道して、全米イチとアールが信じる
ビーフサンドを食べて、仲間に奢ったりね!
好き勝手に運転して脱線する自己中ぶりとか・・・。

共演はアールを追う麻薬捜査官コリンに、ブラッドリー・クーパー。
人情味と男盛りの色気がムンムンします。
この作品ではクリント・イーストウッド監督自身の作品としては、
『グラン・トリノ』以来10年ぶりの俳優出演です。
クリントさんと共演者とのロマンスの噂も咲いたと言う
お元気なイーストウッド監督です。

楽しみながらも最後には、家族とのエピソードで、
ホロリとさせられる・・・本当に手練れの技ですね。
早くも次回作を楽しみ待つ・・・そんな気持ちになりました。
どうかいつまでもお元気で!!

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じぃちゃんの決断に涙

投稿日:2019/05/29 レビュアー:飛べない魔女

実話に基づいたお話です。
80歳代でシナロア・カルテルの麻薬の運び屋となった第二次世界大戦の退役軍人である
レオ・シャープのニュース記事から着想を得たそうです。
クリントさんは『人生の特等席』依頼の5年ぶりの監督・主演映画です。

なかなか面白かったです。
さすがクリントさん、終始ストーリー展開のうまさに魅せられてしまいました。
タタことアール・ストーンのちょっと猫背のその姿は哀愁たっぷりで、
ひょうひょうとしたじぃさんを演じているクリントさん。
気持ちよくジョークを飛ばし
時として差別用語も悪気なく使うじぃさんです。

『悪いことしている』という印象は全くなく、
当のご本人も、最初は『ヤバい!』と思うものの
何度かランを繰り返しているうちに
大胆不敵にもなり、麻薬捜査官(ブラッドリー)と判っていても
余裕綽々で近づいていき、世間話で彼を虜にするところなんざ
じぃちゃん、やるじゃないか!と拍手喝采したくなります。
そして、見ている側はどうかじぃちゃん、捕まらないで〜、とずっと応援してしまいます。
116分間、ずっと引き込まれました。
そしてラストのじぃちゃんの決断には、ちょっと涙。

予告編では暗い映画の印象を受けましたが
クリントじぃちゃんのノリノリの演技には
コメディ入ってました(笑)

星4.2

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運び屋ネタバレ

投稿日:2019/06/01 レビュアー:片山刑事

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 90歳にもなって老人らしい図々しさ全開で麻薬の運び屋をのんびりするおじいさんの話。

 90歳にもなって女性を抱けるのかという恐ろしいお盛んな主人公が映画史的に最高齢のベッドシーンなのではないかという衝撃の映画で最高でした。基本、チャらい90歳が周りの緊張感無視でマイペースで麻薬を運んでいくというサスペンスフルとのんびりさが交わった不思議な映画でそれが面白い作品でした。

 めちゃ怖いメキシコの麻薬カルテルたちとが何をやっているのか主人公はヤバいことに足を踏み入れているのはわかっているけれど、そこまで深刻さを感じていないのか、細かい運びの手口は見せないのも主人公と同目線になれてよかったです。ただ車を運転しているだけなのに退屈しなかったです。

 主人公を追いかける麻薬取締局の捜査も交互に描かれますが、この捜査官たちの捜査は結構オマヌケなシーンの連続で全く凄腕にみえないのも笑えてよかったです。失敗の連続の捜査のオンパレードでした。

 麻薬の運び屋を描きつつ家族への贖罪が後半メインになっていって、それも暖かい気持ちになれました。

 とはいえ普通に反省して、解決したっぽい終わりですが、麻薬カルテルは絶対追いかけてきちゃうんじゃないかと心配してしまう映画でした。

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老いを迎え入れるな

投稿日:2019/07/30 レビュアー:趣味は洋画

運び屋(2018年、アメリカ、カラー、116分)

クリント・イーストウッド(1930年5月31日、米・サンフランシスコ生まれ)
スティーヴ・マックィーン(1930年3月24日、米・インディアナ州生まれ)

この名優2人は同年齢で、マックィーンのほうがわずか2カ月ほど年長なのです。
勿論、マックィーンは故人(1980年11月7日没)ですから、この映画に出演はしていません。
2人を並べて記したのは、個人的にマックィーンが最も好きで尊敬する俳優であり、89歳となったイーストウッドの ‘映画に対する情熱’ に敬意を表するためです。

イーストウッドを初めて知ったのは米TV「ローハイド」ですが、映画では64年「荒野の用心棒」、65年「夕陽のガンマン」といったマカロニ・ウェスタン。そして何本かの西部劇、戦争映画を経て、71年「ダーティ ハリー」で一躍世界的に知られるトップスターとなりました。
<20歳代で無名作品には何本か出演していたようですが、いずれも端役です>

調べてみると、イーストウッドの出演作品は44本観ていました。(2019年7月30日現在)
その1本1本のタイトルをみると、それぞれに印象があり、思い入れがあります。勿論、その強弱はあるのですが。
西部劇、戦争映画、刑事もの、脱獄もの、山岳アクション、宇宙を絡めたもの、そして恋愛ドラマと、幾つものジャンルで、多種多様な役を演じてきました。
さらに、監督としての力量・裁量は今更云うに及ばずでしょう。

この「運び屋」のスクリーンで、年輪が刻まれたイーストウッドの顔を見ました。
シワが何本も走り、落ち込んだ眼と薄くなった頭髪。
長身の彼はもともと猫背でしたが、本作ではさらにそれが目立ちます。
しかし、私にはそれが「男の勲章」に見えました。少なくとも、‘老いを迎え入れている’とは到底思えないのです。

そういったイーストウッドの風貌を目のあたりにし、アメリカ映画界を半世紀以上に渡って牽引してきた
映画人に、こころから敬意を表しました。
彼は云うでしょう。
‘89歳がなんだって? 人間、生きてりゃ誰だってトシは取るんだ。「運び屋」はちょっと寄り道した通過点さ。面白いネタは湯水のように湧いてくる。撮るよ、まだこれからいくらでも。50(才)や60(才)の青二才には負けたくないからね’

この映画のストーリーは多くのレビュアーさんが記されているとおりです。
ジェームズ・スチュアートをセリフの中に登場させたり、パーティ会場にいる女性たちに‘美人コンテストは3階だよ’とジョークを飛ばしたりと、イーストウッド独特のユーモアは健在です。

又、立ち寄ったカフェで、偶然出会ったブラッドリー・クーパー扮する捜査官と、互いの正体を知らない状況での会話は、男と男の敬意が入り混じった雰囲気を醸し出し、見事な演出でした。

最終的には「家族」に着地点をおくのも「監督イーストウッド」らしく、エンディングも冒頭と同じく「デイリリー」の花をみせるあたりは心憎い限りです。

久方ぶりに出会ったダイアン・ウィーストの瑞々しい演技も特筆ものでした。

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