ゲットバック　奪還

　よくやってしまう変換ミスで、いちいち訂正していたらきりがないのですが、これはさすがにまずいでしょうと思うので、謹んで訂正いたします。
　女性刑事（エリザベス・ツォルナーという名前なのですが）の説明箇所で、銀行強盗犯ではなく、銀行強盗班のリーダーです。投稿前に読み直しぐらいするべきでした。申し訳ありません。

　このページにあるド派手なカバー写真から、どんなにハードなアクション映画かと覚悟していたら…。せいぜいでアクションコメディ、むしろ、コメディ映画と言ってしまう方が正確なぐらい。

　小粋で軽快な音楽で幕を開け、特徴的なエピソードを交えて、主要登場人物４人がコミカルに次々と紹介されるという親切さ。落ち目の俳優ペーター、元ボクサーのクリス、会社をクビになる広告マンのマックス、それぞれにお金の必要な案件を抱えているが、投資資金は株価が下がって紙屑同然。彼らに株を売りつけた銀行の投資顧問トビアスは、いかにもの、とほほな出来ない奴状態で、銀行を追い出される。個性的な面々それぞれに復讐心を燃やし、協力して銀行強盗を企てるのだが…というストーリー。

　それなりに緻密（？）な作戦計画は立てるものの、いつピリッとするのかと思えば、これがず〜っとズッコケ。警察の銀行強盗犯のリーダーで、見るからに優秀そうで格好いい、颯爽とした美人女性刑事まで登場して、いよいよ彼らは危機一髪。

　ご都合主義な展開はお約束。アクションを期待するとガッカリすること間違いなしですが、すべてがうまくいきすぎの感おおありながら、コメディとしては及第点。登場人物の個性が際立っていて、なかなか楽しいです。

（2016年製作・ドイツ）
「U・ボート」や「エアフォースワン」「アウトブレイク」の監督、ウォルフガング・ペーターゼンが、75歳にして30年ぶりに本国でメガホンをとった。
クライムアクションと思いきや、オープニング音楽は何やらコメディライクな軽〜い雰囲気。
む・むむむ、これは？（銀行強盗ものという事で飛びついたワタシなんですけどね。）
登場するのは銀行で投資担当のトビアス、成績の悪いトビアスを頭取はなんだかんだと締め上げる。
市場情報を一時隠してまでトビアスの成績を悪くさせる。そして退職に追い込む。
（インケンですねー、この頭取がラストでどんな目にあうか。ふっふっふ。）
さて、トビアスの顧客で、とばっちりを受けて株暴落、預金残高がなくなった3人！
「銀行が俺たちの預金を盗んだ！！」と、怒りのぶどうなのは、ボクサーのクリス、広告マンのマックス、売れない役者のペーター。
3人はトビアスを内部情報源として仲間に入れ、銀行強盗を企てるのだった。
まずはシミュレーションとして、昔の仲間がチョコレートを銃に見立て強盗してみる。
警備の動きを見、警察到着の時間を計り、逃走車を手配する。リハーサルは万全も、
その先には思いもよらない大事件が待ち受けていた・・・！

3人プラス1人（トビアス）の個性がバッチリで、過去の人生・女関係も含め魅力的に描かれています。
ストーリーも今までの銀行強盗の枠に入り切らない意外性がありますし、
この4人の演技が非常に面白いのですね。（自分で書きながら、褒めてるのかそうじゃないのか不安になった。）
私のように強盗のノウハウを学びたい実務派には、若干バカバカしさがあるも、
これはこれで俳優さんたちの力量が発揮された、楽しめる作品になっていると思います。

なんと30年ぶりのWペーターゼンのメガホンとの事 前のはクリント
イーストウッドのやつかなあ ウォルガング良かったねえ やれめでたい
てな訳なのですが 「コンジアム」見たさに コメディぽいので早送り
ぎゃふん ははは ごめんね

ティルが 女の子に囲まれてニヤついていたり 中々楽しいのだが Uボート
の監督にはコメディは海上に浮き上がりすぎで なんか取り止めがない
さすがに しっかりした画面で 「バーニング」のポルシェ燃え よりも
良い塩梅で 車が燃えます ジャケからすると ティルの復讐皆殺し映画と
思ったこちらが悪いのか 時間が出来たら 再見する予定。。。。は無いw

最後ちょっと良く分からないところもありましたが、そこそこ楽しんで観られました。