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ある女流作家の罪と罰

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ある女流作家の罪と罰 / メリッサ・マッカーシー
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(5点満点)

9

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「ある女流作家の罪と罰」 の解説・あらすじ・ストーリー

メリッサ・マッカーシー主演、私文書偽造に手を染めた女流作家を描いた実話。かつてベストセラー作家だったリーも、今ではアルコールに溺れ、家賃も滞納。そんな彼女が生きるため、コレクター相手に有名人の手紙を捏造する犯罪に手を染めていく。

「ある女流作家の罪と罰」 の作品情報

製作年: 2018年
製作国: アメリカ
原題: CAN YOU EVER FORGIVE ME?

「ある女流作家の罪と罰」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ある女流作家の罪と罰の詳細

  • 新作
収録時間: 字幕: 音声:
106分 日・英 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
FXBR83304 2019年07月03日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
196枚 56人 64人

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ユーザーレビュー:9件

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1〜 5件 / 全9件

ある女流作家の罪と罰ネタバレ

投稿日:2019/07/20 レビュアー:片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 著名な作家さんの手紙の贋作を作ってお金儲けしてた落ち目の作家さんの話。

 普段コメディエンヌのメリッサ・マッカッシーさんのお芝居はさすがのお芝居で、冒頭から社会不適合者的な日常の描写から、しだいに文書偽造に手を染めてそれが生きがいになっていって、関係者とも深く関わっていって…というのをニューヨークの寒い景色の映像も雰囲気バッチリで100分間退屈せずに見られる映画でした。

 中盤までは自作で贋作を作っていってそれを売って生活の足しにしていたけど、後半でとうとう本物を盗むというケイパーもののような雰囲気になっていってハラハラドキドキの構成でした。

 話自体は想像以上のものでも以下でもない展開が続きますが、クライマックスの裁判でのメリッサ・マッカッシーさんの独白は集中して見られる熱演で素晴らしかったです。

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手紙の贋作という、実に非映画的な主題

投稿日:2019/07/28 レビュアー:hinakksk

 描く能力はあっても、多くの贋作者は無名である。絵の贋作であれば、映像として華があり、その出来映えの程も一目瞭然。騙されることに説得力がある。けれど、これが手紙の贋作となると、その信憑性は映像では伝わらない。サインがあるだけで、タイプした、たかが偽の文章に、なぜそんなに簡単に騙されるのだ、ということになってしまう。贋作者の技量は伝わらないから、同情もされ難い。

 手紙は作品ではないので、絵画だと素描やスケッチ程度だろうが、その人物の生き方や人となりを深く理解し、好みの語彙や表現、文体の癖を再現できなければ、手紙でも簡単には人を欺くことはできないだろう。文書偽造で逮捕されるまで、実に400通もの贋作を書き、そのうち2通はノエル・カワードの研究書に引用されるなど、書き手としての能力の証左で、贋作者冥利に尽きるのではないか。(ノエル・カワードはチャーチルとも親交のあったイギリスの劇作家・俳優・脚本家で、研究者や伝記作家にとって手紙や日記は、作品と並ぶ重要な一次資料。)

 犯罪者であり、映像向きではない手紙の贋作者、ほぼ無名のリー・イスラエルを取り上げるには、彼女に対する何らかの共感があったように思われる。孤独で口の悪い、全く売れない、忘れ去られた初老の女性伝記作家。身なりもいいかげん、意固地で不器用、自分の名や作品を売るためにサイン会を開いたり、お愛想のひとつも言ったりできない。商業主義の社会では到底生きていけないような人。仕事もクビ、家賃は3か月滞納、治療代も払えず唯一の家族である愛猫の診療も叶わない。

 彼女に同情の余地があるとすれば、最初の動機は、家族である病気の猫を受診させるためだったことだ。やがて、自分の隠された能力を発揮できる充実感と、悪縁ではあるが、犯罪のパートナーとなった気の合うジャック・ホックとの、本当に久々の人間らしい楽しい交流とで、どんどん深入りして抜き差しならなくなってしまう。犯罪であり、破滅でしかないと分かっていても、社会の敗残者である彼女にとっては、作家としてやりがいがあって輝いていた日々。

 毒のきいた辛口の、けれどどこかあたたかさも感じる、大人の映画。リーを断罪する映画ではないことは確かだ。

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「私が創った偽物は本物より・・・」味をしめちゃダメっしょ!!

投稿日:2019/06/21 レビュアー:なんの因果

(2018年製作・アメリカ)日本では劇場未公開。
実在の作家リー・イスラエルの自伝を元に映画化。

らくだ色のジャケットをはおった50がらみの小太りのおばさん。
かつてキャサリン・ヘプバーンへのインタビュー記事が注目されそれを機に伝記作家となったリー・イスラエル(メリッサ・マッカーシー)の姿だ。
本が売れなくなってから20年も過ぎ、家賃滞納、愛猫の病院代も払えない、トホホなアラフィフの現在・・
「貧すれば鈍す」ということわざがアメリカにあるかどうか知らないが、
リーは大切にしていた手紙を古書店に売る。それが意外な高値で、リーは有名人の手紙を偽造する喜びに目覚め、生活も安定するが、さらにさらにエスカレート・・そしてドボン!というお話です。

コメディの女王といわれたメリッサ・マッカーシーがシリアス100パーセントでの演技。
目に小ズルさ、プライドを捨てきれないイヤな女を熱演しました。
ロッテントマトでの評価は高評価ですが、一般人の私としては面白くも楽しくもないので
おススメ要素は探しにくい作品です。
簡単に騙される古書店も勉強不足ですし(結果、コレクター市場を混乱させる)
リーのやってることは文学を愛する人たちを裏切る行為でしょ?
(「本物より本物だわ!」って、ものまね歌番組じゃないんだからさ・・)
才能はあるのだから本来の道で頑張りなされませ。他山の石として観ましょう。

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アメリカ人なら、3倍楽しめるはず・・です。ネタバレ

投稿日:2019/06/22 レビュアー:カマンベール

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2018年。メリッサ・マッカーシーがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた他、助演男優賞、脚色賞にもノミネート。

生活に困窮した作家のリー・イスラエル(メリッサ・マッカーシー)は、大切に居間に飾っていた、キャサリン・ヘップバーンのリー宛の手紙を175ドルで売りました。お金が無かった。

家賃を滞納して猫の病院代にも困ったリーは、セレブの手紙が高く売れることに味をしめて、様々な有名人の手紙を偽造して売り歩き、
大金を得るようになります。

キャサリン・ヘップバーンと聞いても、若い方はもうほとんどご存知ないと思います。
リー・イスラエルはキャサリン・ヘップバーンの回想録(メモアール)を書いて、それがベストセラーになったのです。
ヘップバーンの手紙はリー宛なのはそのためで、恋人だったスペンス(スペンサー・トレーシー)への苦しい胸の内を打ち明けた手紙でした。

リーは作家というよりセレブの回想録を2〜3書いただけで、トラブルになり評判を落としました。

アメリカ人なら3倍楽しめる・・・とタイトルに書いたのは、
アメリカ人なら、かなりの確率で知ってる有名人ばかりが登場するからです。

私が知ってたのは、トム・クランシーの名前とノーラ・エフロン位でした。
トム・クランシーはジャック・ライアンが活躍する『レッド・オクターバーを追え』『愛国者のゲーム』の作家です。
ノーラ・エフロンは、メグ・ライアンの主演で大ヒットした映画
『恋人たちの予感』『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』の監督と脚本家です。
ノーラ・エフロンはリーのお気に入りで、本人を語って盛んに電話してましたね。(嫉妬ももちろんありますね)
ドロシー・パーカー、ノエル・カワードもセレブの作家や脚本家です。
しかし日本人には馴染みがない、ですよね。

リーは自ら古書店に偽造した手紙を売りに行きますが、偽物の疑いの目を向けられたことから、ゲイの知り合いジャック・ホック(リチャード・E・グラント)を相棒として手を組み偽造手紙の売りさばきを、手伝わせます。
やがてブラック・リストに載って、ジャックは逮捕されて、リーにもFBIの召喚状が届くことに。

それにしても、メリッサ・マッカーシーのシリアスな演技は、素晴らしいです。
感情を抑えた演技で、プライドが高く、人を信じることの出来ない孤独で寂しい女流作家をノーメイクの捨て身で演じ切りました。

書けない二流作家が自分自身の体験を書いた自伝、
『Can You Ever Forgive Me?』
私を許していただけますか?の意味でしょうか?
この本は売れて、この映画が製作され多くのの評判になりました。
リーが言うには、『私は罪を犯して、特をした』

リー・イスラエルは2014年に80歳で亡くなりましたが、この映画の完成を見届けて貰えたら・・・と、そう思いますね。

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メリッサ・マッカーシーの方向転換180度!

投稿日:2019/08/04 レビュアー:趣味は洋画

ある女流作家の罪と罰(2018年・アメリカ、カラー、106分)

メリッサ・マッカーシーのイメージが180度変わる(良い意味で)傑作でした。
彼女の作品に多く関わってきたポール・フェイグ監督や、夫君のベン・ファルコーン氏は、彼女のシリアスな演技の出来栄えを最も喜んでいるのではないでしょうか。

2013年「デンジャラス・バディ」、2015年「SPY/スパイ」(共にポール・フェイグ監督)でみせたメリッサ・マッカーシーという女優の、底知れぬ雰囲気と可愛さ、笑いの絶えない面白さは絶品でした。私も、その2作で彼女の演技に魅せられた一人です。

もともと新作に疎いのですが、今春、アカデミー賞授賞式のTV中継を見ていた際、彼女が本作で「主演女優賞」にノミネートされたことを知り、鑑賞を待ち望んでいた次第です。(主演女優賞は「女王陛下のお気に入り」のオリヴィア・コールマンが受賞。当然の結果で納得しています)

キャサリン・ヘプバーンへのインタビュー記事などの伝記作家とし名を馳せたリー・イスラエル(メリッサ・マッカーシー)ですが、あることがきっかけで彼女は落ち目な作家になっていきます。その経緯はウィキペディアを調べれば詳細が記されているのですが、なんでもロンドンのマクミラン出版社からの依頼による、エスティ・ローダーの伝記の執筆依頼に起因しているとか。
エスティ・ローダーという人は有名化粧品会社の創設に関わった人らしいですが、本人の同意を得ることなく、出版社が先走った為、彼女は伝記の出版時期に合わせて自ら自伝を出版したようです。リーの伝記は批評家から酷評されて売り上げも振るわなかったとウィキに記されています。

そういった下地のうえにこの映画が発表されたわけですが、ストーリーにあるリー・イスラエルの行った事実は明らかに犯罪です。
事実は事実として受け入れ、リー本人の役柄にノーメイクで挑んだメリッサ・マッカーシーに拍手を送りたい...そう思いました。そして、彼女が演じてよかった...とも。

古物商役でしたか(?)アラン・シュミット役のベン・ファルコーンはメリッサの夫で、前述の「デンジャラス・バディ」、「SPY/スパイ」ともに夫婦共演を果たしています。

リー・イスラエルの親友エレイン役で、アンナ・ディーヴァー・スミスが出ていました。
出演シーンは短いですが、心の底からリーを理解している数少ない人物という設定です。
93年「フィラデルフィア」や、95年「アメリカン・プレジデント」、03年「白いカラス」に出演した名バイプレイヤーです。彼女をみる価値ありです。

本編中、生バンド演奏で歌うシンガーの映像がありました。
ジャスティン・ヴィヴィアン・ボンドというシンガー・ソングライターらしいですが、その魅力的な声の持ち主は「男性」のようです。(この人、まったく知りません)
衣装と化粧ですっかり騙されました。

猛暑で判断力が大幅に鈍っています。


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