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人魚の眠る家

人魚の眠る家の画像・ジャケット写真
人魚の眠る家 / 篠原涼子
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「人魚の眠る家」 の解説・あらすじ・ストーリー

東野圭吾のミステリー小説を堤幸彦監督、篠原涼子、西島秀俊主演で映画化。離婚寸前の夫婦・薫子と和昌の下に、娘がプールで溺れて意識不明になったという悲報が届く。脳死状態になった娘を前にふたりは究極の選択を迫られ、ある決断を下す。

「人魚の眠る家」 の作品情報

製作年: 2018年
製作国: 日本

「人魚の眠る家」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

人魚の眠る家の詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
120分 日(バリアフリー) 日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ、日(バリアフリー):ドルビーデジタルステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DASH9032 2019年05月22日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
466枚 80人 92人

【Blu-ray】人魚の眠る家(ブルーレイ)の詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
120分
レイティング: 記番: レンタル開始日:
SHBR9529 2019年05月22日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
196枚 40人 45人

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ユーザーレビュー:29件

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1〜 5件 / 全29件

問いかける「脳死」と「心臓死」ネタバレ

投稿日:2019/05/22 レビュアー:なんの因果

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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東野圭吾の小説を堤幸彦監督が映画化。
脳死と心臓死、臓器提供など死をめぐる家族と医療の判断をドラマ形式で問いかける。

薫子(篠原涼子)が学校の用事で留守にしていた時、祖母たちに連れられて6歳の娘・瑞穂はプールに遊びにゆく。
そこで瑞穂は事故にあい、意識不明の状態となってしまう。
医師から回復の見込みがないと言われ、臓器提供の意思がありますかと問われる。
(注・ここでなぜ医師が確認するのかというと、日本では脳死と心臓死という2つの死があるのだそうだ。臓器提供なら脳死判定が行われ、脳死と判定されて「死」が宣告され臓器提供が可能となる。そうでない場合は、脳死判定という事をしないで心臓死をもって「死」となる。日本独自の「非常にわかりにくいルール」だ。)
(多くの国では脳死が確認されればたとえ心臓が動いていても治療は打ち切られる。)
(日本の場合は、諸外国に比べて慎重だ。1968年の和田心臓移植事件の失敗とその疑惑が否定的な土壌を作った。
1997年竹内班による竹内基準が発表され2010年改正臓器移植法が施行。なお脳死論争は続き、国民の理解が得られていないという状況と言える。)
さて、薫子と夫(西島秀俊)は臓器提供か否かで悩むが、薫子は公園に行った時の、瑞穂の言葉を思い出す。
四つ葉のクローバーを見つけた瑞穂は、
「この葉っぱは誰かのために残しとくね。会ったこともない誰かが幸せになれますように!」
心の優しい子!夫婦は臓器提供を決意します。
ところが、まさに移植コーディネーターがやってきた時、瑞穂の手が動き、
「この子は生きている!」と夫婦は結論を翻意する。
こうして、瑞穂は眠ったまま命を長らえる。
幸い、社長である夫の会社は、最新テクノロジーの研究をしており、横隔膜ペースメーカーを導入して電気刺激で自発呼吸ができるようになる。続けて、会社の研究員星野(坂口健太郎)の尽力により電気信号を使って手足を動かし、やがては表情筋まで操作できるようになる。星野は研究にのめり込む。(その事が後日、社長による社員の私物化だと反感を買う。)

薫子は未来に希望を感じて、瑞穂を車椅子に乗せて散歩したり、弟生人の入学式にまで
瑞穂を連れてゆくが、それらは生人や親戚たちに深いキズを与える事になった。
回復の見込みもないままに電気刺激で動いているからと言って生きていると言えるのだろうか。
母親だけが、その愛ゆえに倫理的な判断の眼を失っているのであった。
そして、事態がエスカレートする日がくる。
それまで篠原が演ずる薫子は頭も良く冷静な人間に描かれているので、包丁を持って
振り翳すシーンは、同じ人間かと思うほど狂気に満ちていました。自分(薫子)と同じように考えろと言う事はもはや醜いエゴでしかありませんし、理論のために我が娘に刃を向けようと思うでしょうか・・「殺す事が出来たなら娘は生きていた。逆に殺せなかったら、娘は死んでいた。」(生きているのか死んでいるのか誰が判断できると言うのだろう・・)
結果的には社長夫人で潤沢な資金と人材を与えられた薫子だからこそ、2年に渡って生存させる事が出来、事故への責任を感じている祖母の大きな協力があったから介護も可能だった。誰にも打ち明けられず苦しんでいた若葉ちゃんの気持ちもとてもつらい。
無心に回復を願う母親という軸に、死の定義、臓器提供の問題、テクノロジーの役割について、テーマを巡らせている。
希望のある終わり方は良いと思った。

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正当な答を出すことが不可能な問い

投稿日:2019/08/26 レビュアー:hinakksk

 私は人間本来の治癒力や免疫力、自然のホメオスタシスという概念を信じていて、近代医学にどこかしら疑念を抱いている。病弱だった母が心臓のペースメーカーの手術を受けたことは、身体のバランスを崩してむしろ死期を早めたのではないかと、今でも疑っている。(母は、医師の言うことは絶対だと思う人で、母の決断に反対はできなかった。)

 瑞穂ちゃんが、意識はないのに電気刺激によって手足を動かし、生と死の間に生存していることを、気持ち悪いと表現しているけれど、人が治療としてペースメーカーで生きる可能性を突き詰めたら、そういう状況だってあり得るだろう。それとも、意識があれば正常で、意識がなければ異常ということになってしまうのだろうか。合理(正常)と不合理(狂気)の差って、一体何だろう。

 脳死という考え方は、いかにも合理的なようだが、心臓が動いていて温かいのに、それを死だと受け入れ難いのは、ある意味当然ではないのかと思う。だからこそ、その選択は、最終的に本人や家族に委ねられている。この問いに客観的に答えるのは不可能で、答はあくまでも個人的でしかない。私なら、我が子の心臓が動いているのに脳死を認めて臓器提供なんてできない。我が子の命をあきらめるなんて、絶対に無理だ。

 この映画が描いているのは、とてもシンプルな問いだけれど、万人が納得できる結論は永久に出せないだろう。だからこそ、瑞穂ちゃんの生存をめぐって、周りの人々には様々な深い葛藤や亀裂が生じてしまう。とても悲しくてやりきれない思いがする。個人がナイフで刺すのは殺人かもしれなくて、医療措置なら正当化されるのは矛盾ではないのか。脳死での臓器移植はこのボーダー上にある。個人の倫理観や道徳心を問うべきではなくて、あくまでも当事者の主体的な意思によるのだ。臓器提供へのためらいや臓器移植が進まないことが、近代医療の後進性を示すのだと安易に考えたくはない。それを曖昧にした(曖昧にせざるを得ないとしても)、詭弁のような映画の結末には、複雑で割り切れない思いでいっぱいになる。

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人魚の眠る家ネタバレ

投稿日:2019/06/17 レビュアー:片山刑事

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 脳死判定になった娘さんを最新技術で身体を動かせるようになって、いろいろ問題が起こる話

 脳死と心臓死は果たして死なのか? という問題提起は興味深く見ることができました。真面目に進行していって電気信号で身体を動かして娘は生きていると周囲に強要して困惑させていく奥さんと奥さんがしだいに暴走していくのを止めようとする旦那さんの話をメインに研究者の若者とその婚約者のエピソードが挟まれますが、この婚約者が研究に没頭する若者に戸惑うというくだりはメインの流れとはあまり関係ない印象を受けて必要だったのかわからなかったです。研究者自体も奥さんと旦那さんの話がメインになるので彼が研究に没頭して婚約者との約束を破るうんぬんとかどうでもよかったです。

 子役のお芝居もいかにも子役子役したお芝居が続くので、クライマックスは特に子役のお芝居がメインになるので見ているのがだるくなっていくシーンが多かったです。しかもクライマックスは全員号泣とかなのも苦手なお芝居が続いてグッタリなクライマックスでした。

 大きい家に住める富裕層ってうらやましいなという映画でした。

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たとえ脳死だと言われても。。。

投稿日:2019/06/05 レビュアー:飛べない魔女

私でも薫子さんと同じ気持ちになると思う。
たとえ脳が死んだと言われても
心臓が動いている限り
目の前で息をしている限り
我が子が死んだなんて到底思えないと思う。
だから痛いほどに薫子さんの気持ちが判り
周りに配慮のない彼女の行動を責める気にはなれなかった。

我が子が脳死と判定され
臓器提供を確認されたとき
あなたならどういいう決断をしますか?
とこの映画は問いているように思った。
誰かの臓器になったとしたら、
まだ生き続きけていることになるのだろうか?
意識がないのに、機械につなげて生かしておくことはどうなのだろうか?
という疑問も付きまとうが
心臓が動いている限り、私だったら生かしてあげたいと思った。

話をしなくても
目を開けなくても
心臓が動いて息をしているのなら
どうしたって死としては受け入れられない。

ミステリーというよりは、重たいテーマを投げかける社会派ドラマ。
やがて下す親の決断に
涙無には見られませんでした。

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おおむね原作通り

投稿日:2019/04/10 レビュアー:かつ

珍しく原作を読んでから映画館に足を運んだ作品です。

「脳死」についてとても考えさせられました。
自分の身に降りかかったらどうするか?本当に重いテーマですが、見応えは充分にありました。

キャストについては、和昌に西島秀俊はイメージ通りでした。
薫子の篠原涼子も大体合ってましたが、欲を言うと私の中ではもうちょっと地味です。
母としての軸は決してぶれる事がなく、しっかりとした芯があり、でもどこか影がある感じ。
私が本を読んで感じたイメージは木村多江と篠原涼子をたして2で割ったら丁度いいかもしれない。
一番違和感があったのは松坂慶子の薫子の母役。もっと瘦せてて憔悴しきったイメージだった(松坂さんごめんなさい)。

細部わたって映像化するのは難しいかもしれないけど、話の内容については原作に忠実に描かれていると思います。
全体を通しては普段は考えもしない脳死について真正面から向き合う事が出来た貴重な作品です。
観て損はないと思います。


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