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きみの鳥はうたえる

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きみの鳥はうたえる / 柄本佑
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「きみの鳥はうたえる」 の解説・あらすじ・ストーリー

佐藤泰志の小説を柄本佑、石橋静河、染谷将太の共演で映画化した青春ドラマ。函館郊外の書店で働く“僕”は、失業中の静雄と共同生活を送っていた。ある日、“僕”は同じ書店で働く佐知子と関係を持つ。すると彼女は、毎晩のように遊びに来るように…。

「きみの鳥はうたえる」 の作品情報

製作年: 2018年
製作国: 日本

「きみの鳥はうたえる」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

監督: 三宅唱
出演: 柄本佑石橋静河染谷将太萩原聖人

きみの鳥はうたえるの詳細

  • 新作
収録時間: 字幕: 音声:
106分 日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
TCED4475 2019年05月10日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
735枚 23人 29人

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1〜 4件 / 全4件

遊び呆けた夏を終え、僕たちは大人になった!!

投稿日:2019/05/12 レビュアー:カマンベール

2018年。佐藤泰志原作。

佐藤泰志原作の函館三部作
「そこのみにて光り輝く」
「オーバーフェンス」
「海炭都市叙景」
とは印象はまったく別物の映画です。

時代は現代に、舞台は原作の東京近郊から、函館に置き換えられている。
なにより違うのは、函館三部作にある「どうしようもない暗さ、喘ぎ、
格闘する人間の底なしの孤独」
、そんな底に流れるものが無くなっている。

函館でオールロケーションした映像は美しい。
3人(柄本佑、石橋静河、染谷将太)が酔いつぶれて歩く、
明け方の路面電車のレールが走る函館市街は、
懐かしく美しい。
低層住宅や古びた木造建物も、北海道函館市そのもの。
埠頭辺りも、やはり函館は絵になる。

僕(柄本佑)と失業中の友達、静雄(染谷将太)僕と同じ書店で働く佐知子(石橋静河)
僕と恋人関係になった佐知子は、僕、静雄と半同居生活になり、
夜な夜な、飲み屋、ビリヤード、カラオケと明け方まで、遊び暮らす。
さしたる不安も感じない3人の長い夏。

しかし佐知子は、しっかり抱き止めてくれない僕に不満を感じていた。
そんな中、静雄と仲間たちと山にキャンプへ参加する佐知子。

佐知子の中で、静雄が大きくなっている。

石橋静河がとても良い。
ふっと見せる表情が子供から大人に変わる女の子の虚ろいや、
戸惑いを繊細に表現する。
男2人(柄本佑と染谷将太)は、腹がぽっちゃりしてて、やや幻滅。
(柄本佑は捉えどころののない僕を、その成長とともに演じている)

男2人と女の子のトライアングル。
三角関係と言うほど生々しくは無くて、しかしそれでも確実に、
《夏の抜け殻》を脱ぎ捨てて、新しい季節を迎える節目は、やって来る。
夏は永遠には続かない!!
(青春は、気が付いたら、終わっている)

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あなたの人生の物語

投稿日:2019/06/13 レビュアー:裸足のラヴァース 2.0

タイトルがビートルズのナンバーとは気が付かなかったね 三宅唱は
ヒップホップの人との思い込みがあるからだね しかしこれは原作本あり
だからなのね 彼もまた商業主義映画へと大きく羽ばたく為の選択か
傾向の違う事をやるのか 僕は去年の邦画ベストは 一位が3本 寝ても覚め
ても ダイナマイトスキャンダル そして今作です 共通するのは商業主義
娯楽作品に堂々と対応していることだ これは インデペンドから初めての
メジャーへの挑戦としては 過去の新人達には無いフレキシブルな鮮やか
さだ

内容は そんな事考えてもしゃあない人生と うそぶく三人 柄本君どん
どん良くなってるね 今作とダイナマイトの2本で主演張ってるんだから
凄いよ 商業主義映画の構築の中で 突出した個性を発揮しているのは見事
そして静河ちゃんが又 抜群に存在感のある女優に成長してアップに充分
堪えるのだ 染谷君はいつも通り 渋く決めてますね

夜のシネマと思いきや 朝も昼もある 街路のシネマか 煙草 酒 食物 Tシャ
ツ ボサボサの髪 意外に海 ああ函館なのかあ そしてスター映画 巷で噂の
クラブシーン 心理劇を拒否する 自然体の三人 そこで過去作にあった
ノスタルジーは希薄となる 最も自然なのが靜河ちゃんで そうなると
物語は無いような物なので 映画は進行の中で変貌しているのか 必然的に
撮影と編集の映画になっている 三宅監督の編集は かなりやりたい放題
そこ注目すると すごい面白いよ 55分でさすがに柄本君の嫌な面も出て
来て 世俗的なエピソードは混じるが 基本は三者三様の彷徨と揺らぎ

あそうだビートルズの この曲の意味がわからなかったんだけども つまり
歌詞から言うと 君は七不思議を見たと言う それで君の鳥は歌えるんだね
みたいな事かな あるいは the little bird is myself and i live a bird.有島武郎
つう訳で 確かに誰も彼もが鳥のように歌い羽ばたける潜在性がある映画
ではあるかしらね 素晴らしいです 三宅監督 次作「ワイルドツワー」で
またもや 我が自主上映の会へと お出でいただきました ありがとう

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丸谷才一の佐藤泰志への評価

投稿日:2019/06/12 レビュアー:ちゅく

「きみの鳥はうたえる」(2018年、函館シネマアイリス、カラー、106分)。

ビートルズの歌「And Your Bird Can Sing」は、レノンが書き、『リボルバー』のB面・2曲目になっています。短いアコースティクな曲。うっかりすると聴き逃す。

函館市出身の佐藤泰志(1949〜1990)の最初の単行本『きみの鳥はうたえる』は、表題作「きみの鳥はうたえる」と、もう一つの中編「草の響き」を併録して、
1982年3月、河出書房から出版された。彼は前年1981年、河出の「文藝」9月号にこの小説を発表し、一括掲載ではなかったようだが、翌1982年に単行本が出版され、
第86回(昭和56年/1981年/下半期)「芥川龍之介賞」候補になるが、この回は、「該当作なし」となった。

当回の候補作は、下記。

高樹のぶ子「遠すぎる友)、増田みず子「小さな娼婦」、宮内勝典「火の降る日」、木崎さと子「離郷」、車谷長吉「万蔵の場合」、佐藤泰志「きみの鳥はうたえる」、飯尾憲士「隻眼の人」、喜多哲正「影の怯え」の8作が最終選考に残ったが、一作も受賞しなかった。
最年少(32歳)の佐藤泰志の作品は、400字詰原稿用紙で「212枚」で、これは8作のうち最大枚数で、当時の芥川賞の選考対象は「中編」は「200枚」以内という規格を超えていた。
選考委員とそれぞれの選評は、下記のHPで参照することができる。

http://prizesworld.com/akutagawa/ichiran/ichiran81
-100.htm

佐藤泰志「きみの鳥はうたえる」を最大の評価とともに批判したのは丸谷才一で、このジョイス『ユリシーズ』の高度の翻訳者、村上春樹の文壇唯一の推挙者、小説『笹まくら』『裏声で歌え君が代を』の作者は、『「からうじて論ずるに価するもの」「これは青春の哀れさと馬鹿ばかしさといふ、もうすつかり陳腐なものになつてしまつた主題、いや、文学永遠の主題の一つをあつかつたもので、かなり読ませる。特にいいのは若者たちに寄り添ひながら、しかしいつも距離を取つてゐることである。」「ただしおしまひのはうは感心しない。人殺しなんか入れなくたつていいのに。佐藤さんは小説的な恰好をつけようとして、かへつて話のこしらへを荒つぽくしてしまつた』と書いた。
文芸評論家の中村光夫は、車谷長吉と佐藤泰志の作品にだけ、コメントし、佐藤の作品には、「「人物たちが新しがつてゐるのにどことなく古風で、昭和初年の世相小説を思はせる」「主人公と、静雄と佐知子の三人は、互に性的に交はり合ふだけで、閨愛といふべきものかどうかわかりません。これが現代人の現代人たる所以だと作者は云ふかも知れませんが、それでは結局この小説がつまらなくなつてしまふではないかと思います。」と述べた。
長老・瀧井工作は「現代青年の心持はわかるが、芥川賞の文章として肯定するわけにはいかぬ。」とコメントし、井上靖は「「私などの知らない現代の若者たちの生活が、一応納得できるように書かれてあった。」とコメントした。
丸谷才一は、第89回芥川賞の候補作「水晶の腕」で『「わりあいまし」「主人公の姿は、健気と言えないこともないが、しかし印象が薄く、かえって、周囲の人たち、特に「頭のとろい」あんちゃんが記憶に残る。」「感じは悪くないにしても、スケッチふうの仕立てで、短篇小説と呼ぶにしてはどうも水っぽい。』と評価し、励ました。

佐藤の「きみの鳥はうたえる」について、「ノーコメント」(黙殺。積極的に評価も批判もしない、どうでもよい。)を表明したのは、吉行淳之介、丹羽文雄、大江健三郎、遠藤周作、安岡章太郎、開高健の6人。
はっきりしている。長老の丹羽文雄は読んでいないが、小説に尖端指向性を求める「第三の世代」とそのあとに続く急進的な大江・開高には、不評だったということだろう。
佐藤泰志は、そのあとの世代だった。彼は団塊の世代だったが、70年安保で大学が封鎖されたとき「あんたがたどこさ」という人脈遊びと内ゲバだけやっていた「核(バカ)マルども」とは、一線を画して、私小説から一歩脱皮した作品を書いていたのだ。ずっと。
もう少し我慢して書いていれば、賞がとれたかもしれない。けれども、彼はそれで、もっと苦しんだかもしれない。しかし、華やかな授賞の場に一度だけでも、立ってもよかった。

2000年代になって、彼の小説の世界に共感して、演じることを望む役者が増えてきたのかもしれない。それほど現代の若者に訴える「こころ」があるのだろう。
そこには、議論はない、打算がない、不器用があり、突然、死んでしまう家族があり、いつのまにか住んでいる家族があり、一瞬の幸福があり、それが日常であるとすれば……。

佐藤泰志は、自分の書いた作品が再出版され、つぎつぎと映画になっていることを、微笑しているだろうか……。苦笑いしているだろう。

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どうなんだろ

投稿日:2019/05/11 レビュアー:ラストシアター

キネマ旬報ベストテンで3位だったので観たんだが……

もうひとつだった

よくある男2人と女1人の3人の青春らしいが、男2人がベテランの役者過ぎて青臭さを感じなかった

石橋静河が良かったので最後まで観れた

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