累−かさね−

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累−かさね− / 土屋太鳳

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「累−かさね−」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

松浦だるまの人気コミックを土屋太鳳と芳根京子主演で映画化。幼い頃より醜い容姿に劣等感を抱いてきた女・累。そんな彼女に亡き母が遺した1本の口紅。それはキスした相手の顔を奪い取ることができる不思議な力を秘めていた。

「累−かさね−」 の作品情報

作品情報

製作年: 2018年
製作国: 日本

「累−かさね−」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本: 黒岩勉
原作: 松浦だるま
音楽: 菅野祐悟

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ユーザーレビュー:21件

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1〜 5件 / 全21件

芳根ちゃん寄りで見るも見てるのは太鳳ちゃんで

投稿日:2019/04/19 レビュアー:なんの因果

美人で高慢なニナ(土屋太鳳)よりも、悲惨な過去で口元に大きな傷がある塁(芳根京子)に、つい肩入れして見てしまう。醜い顔だけど演劇へのたぎるような熱情を秘めている塁。

塁は母からもらった魔法の口紅(それを塗ってキスすると12時間顔が入れ替わる)でニナと顔を交換する。
(ニナは役者として目が出ないでいた)。お互いにメリットがある契約のはずだった。
ところが、役者としての栄光と讃美に酔いしれ、才能を発揮してゆく塁は、もはやニナの顔を手放したくない。
ニナは「その顔は私のモノよ!返して!」と、強引に劇中に紛れ込んで芝居をするが、大根なのは誰の目にも明らか。
さあ、二人の行く末は?

意地けまくった芳根ちゃんの根性の舞台を見たいと思って見ると、やってるのは太鳳ちゃんなのでややこしい。
一人二役のダブル。太鳳ちゃん演ずる(太鳳本人のサロメ)と太鳳ちゃん演ずる(中身が芳根ちゃんのサロメ)もはやどっちがどうなんだか。
それでも二人が激しく口論する場面はドスがきいて気合が入っていて、ピリピリする修羅場なのだった。
演技も素晴らしいしサスペンスフルで面白い作品でした。

芳根さんの大きな傷跡ですが、(良い形成外科医がいなかったのかい?佐藤隆太どうよ)
はじめ、コンプレックスで同情したくなる顔だったのですが、才能を発揮して自信がついてくると、傷ではなく、
オオカミが含み笑いしてニヤリとしているような、底知れぬ闇を表現していました。ニナを奪おうとする恐怖です。
この傷口を作ったメイクアップアーチストの芸術性に感心すると共に、似ていない太鳳ちゃんと芳根さんをソックリに映した撮影技術さんの仕事に感動しました。

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累−かさね− ネタバレ

投稿日:2019/09/18 レビュアー:片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 顔が入れ替わる摩訶不思議な口紅で2人の女性が俺がお前でお前が俺で混乱する話。

 口紅をつけてキスをすると顔が12時間だけ入れ替わるというSFな設定が楽しくて、スカーフェイスで自信がない女性と顔は綺麗だけど演技が評価されない女性が入れ替わって、どんどんと立場が変わっていくというのは興味深く見ることが出来て退屈せずに110分間見られました。

 ただ主人公の1人は誰しもが魅了されるお芝居の持ち主で監督とかを一目ぼれさせる「天才的なお芝居」のを映像で表現するのはなかなか難しくて、どうして映画の中のみんなはこの主人公に惹きつけられるのかわからないので、演技が認められず嫉妬するもう1人の主人公の嫉妬とかもイマイチ伝わりにくかったです。もう1人の演技との違いも映画を見ていてわからなかったです。

 顔が入れ替わる口紅というなかなかぶっ飛んだ設定ですが、それについての説明とかは一切ないので終始設定そのものについて考えてしまってストーリーに入り込めなかったです。結果、入れ替わってどうなったのか? というのもボーっと見ていたらよくわからず、オチは一体なんだったんだと110分見てきて消化不良のまま終わる映画で残念でした。

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逆転の構図

投稿日:2019/07/16 レビュアー:飛べない魔女

どうしてこの口紅にこのような魔法の力があるのか?
その謎は最後まで明かされることはありません。
そこは本作にはさほど重要なポイントではないのですね。

人は手に入れることが出来ないものを
手にしてしまったら
それを手放すことはし難くなるもの。
人の欲望とは底知れなく恐ろしい。
そんな心理を見事に突いていたと思います。
顔に醜い傷のある累はオドオドして暗く
言葉もはっきりと話さないことから
親戚にもバケモノ扱いされて嫌われる始末。(酷いよね、あのおばさん)
なのに演技をさせると別人のように生き生きとする。
一方、美人で気だけは強いが、演技の才能の欠片ももたないニナ。
魔法の口紅でキスをすることで累とニナの顔を交換させて
オーディションに挑む。

性格が全く違う二人。
土屋太鳳と芳根京子の入れ替わったときの演技の変化が見もの。
二人とも上手ですね。
太鳳ちゃん演じるニナ、こんな嫌な女が世の中に存在するのか?ってぐらい
嫌な女になってます。
そして累がニナになった瞬間には、顔つきが地味で優しくなり
一方、ニナの累はきつい顔で派手になり。。
文章にするとややこしいですね(;^_^A
まあ、とにかく見て下さい。
二人の演技の変化をお楽しみあれ。

お話の方は終盤はダレますが、まあそこそこ面白かったです。
さすが日本女子体育大学・舞踏学を専攻していた太鳳ちゃん。
サロメのダンスは激しかった!

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もっと内面の葛藤が見たかった

投稿日:2019/06/10 レビュアー:kazupon

監督:佐藤祐市(2018年・112分)
原作:松浦だるま・漫画「累-かさね-」

土屋太鳳と芳根京子のW主演。
土屋太鳳の役は、美しい容姿を持つが演技に難ありの女優・丹沢ニナ。
芳根京子の役は、抜群の演技力の持ち主だが、唇から右頬にかけて大きな傷を持つ淵累(ふちかさね)です。
累は、淵透世という美しい伝説の女優を母に持ちながら、自分は醜いことに非常な劣等感を抱いていました。
母は、亡くなる前に1本の口紅を累に残します。
その口紅には不思議な力があり、それを塗ってキスをすると、キスした相手の顔と入れ替わることが出来るのです。
ニナのマネージャー羽生田(浅野忠信)によって引き合わされた累とニナの二人は、その口紅によって一人の「完璧な女優」を作るべく契約をするのでした。
ニナの美しい顔と累の演技力を持った女優。(顔がニナなので、丹沢ニナと名乗るのは仕方ないか)
ニナは、自分の顔を貸した累を「カモメ」のオーディションに行かせ、主役を勝ち取ります。
演技力を持たない者と美貌を持たない者が互いを補い合って、両者ウィンウィンの関係のはずでした。
しかし、演技力のないニナは永遠に顔を貸し続け、自分では舞台に上がることが出来ません。
そして、累は素顔をさらすことが出来ず、ずっと他人の顔で女優を続けていくしかないのです。
考えてみたら、得をしているのは累の方だけで、ニナは圧倒的に損ではないでしょうか?
口紅で入れ替わった後に残されるのは、醜い傷を持った演技の出来ないニナなのですから。
“無いものねだり”という言葉があるけれど、無いものを一度手に入れてしまうとひとは、今度は二度とそれを手放すまいと必死になるのですね。
累とニナは、どこまで行っても「ふたりで一人」の関係なのに、自分だけの成功や幸福を願い、相手に嫉妬し復讐心まで抱くのは、人間の“業”の深さを見るようで後味の悪いことでした。
*****   *****   *****   *****
土屋太鳳が創作ダンスを踊る姿(何かのPV)をテレビで観たことがありましたが、そのパフォーマンスの奇妙な迫力に驚いた記憶があります。
本作の劇中劇「サロメ」でも、かなりの時間を割いて土屋太鳳の舞踏シーンがありました。
土屋太鳳(身長155p)、芳根京子(身長159p)の二人を違和感なく入れ替わらせ、
本物の累とニナ、偽物の累とニナの演じ分けが可能だったのは、二人の女優の演技力が拮抗していたから出来たことだと思います。
でも、観終わった後の感想としては、土屋太鳳を魅せるための映画だったように感じました。
*****   *****   *****   *****
私の「?ポイント」
あの口紅って1本だけなのでしょうか?
使い果たしたらどうなるんだろう?

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一人二役、いえ、二人一役

投稿日:2019/05/22 レビュアー:カマンベール

土屋太鳳と芳根京子の演技バトル、見応えあります。

美人だが演技力のない女優の卵・ニナ(土屋太鳳)
顔に醜い傷のある根暗な累(芳根京子)

二人はニナのマネージャー羽生田(浅野忠信)を介して知り合う。
そして魔法の口紅を塗ってキスをすると、ニナと累の顔は12時間、入れ替わるのだ。
才能はないが美貌のニナの顔を乗っ取った累は、
チェーホフの「カモメ」のオーディションに合格して、
新人女優として羽ばたき出します。

この辺の入れ替わり、頻繁(12時間だから、毎日キスして入れ替わる)
だから、頻繁です。
これが入れ替わった後も、どちらの性格を演じているかが、
ハッキリと分かるんです。
土屋太鳳も芳根京子も凄い、驚きました。

そして終盤の山場、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」をニナの顔で累が演じることになる。
そして「誘惑の舞踏」
踊るのはもちろん土屋太鳳です。
土屋が創作舞踊が特技だと聞いていましたが、まさかここまで本格的に踊れるとは!!
正に圧巻のパフォーマンスでした。
このシーンだけでも、この映画を観る価値有りです。

容姿へのコンプレックス。
才能と欲望そして嫉妬心。
女の子には思い当たる心理ばかりですね。

二人の女優の本気の演技と、ドロドロのバトルを堪能しました。
見応え十二分の演劇ドラマでした。

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累−かさね−

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芳根ちゃん寄りで見るも見てるのは太鳳ちゃんで

投稿日

2019/04/19

レビュアー

なんの因果

美人で高慢なニナ(土屋太鳳)よりも、悲惨な過去で口元に大きな傷がある塁(芳根京子)に、つい肩入れして見てしまう。醜い顔だけど演劇へのたぎるような熱情を秘めている塁。

塁は母からもらった魔法の口紅(それを塗ってキスすると12時間顔が入れ替わる)でニナと顔を交換する。
(ニナは役者として目が出ないでいた)。お互いにメリットがある契約のはずだった。
ところが、役者としての栄光と讃美に酔いしれ、才能を発揮してゆく塁は、もはやニナの顔を手放したくない。
ニナは「その顔は私のモノよ!返して!」と、強引に劇中に紛れ込んで芝居をするが、大根なのは誰の目にも明らか。
さあ、二人の行く末は?

意地けまくった芳根ちゃんの根性の舞台を見たいと思って見ると、やってるのは太鳳ちゃんなのでややこしい。
一人二役のダブル。太鳳ちゃん演ずる(太鳳本人のサロメ)と太鳳ちゃん演ずる(中身が芳根ちゃんのサロメ)もはやどっちがどうなんだか。
それでも二人が激しく口論する場面はドスがきいて気合が入っていて、ピリピリする修羅場なのだった。
演技も素晴らしいしサスペンスフルで面白い作品でした。

芳根さんの大きな傷跡ですが、(良い形成外科医がいなかったのかい?佐藤隆太どうよ)
はじめ、コンプレックスで同情したくなる顔だったのですが、才能を発揮して自信がついてくると、傷ではなく、
オオカミが含み笑いしてニヤリとしているような、底知れぬ闇を表現していました。ニナを奪おうとする恐怖です。
この傷口を作ったメイクアップアーチストの芸術性に感心すると共に、似ていない太鳳ちゃんと芳根さんをソックリに映した撮影技術さんの仕事に感動しました。

累−かさね−

投稿日

2019/09/18

レビュアー

片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 顔が入れ替わる摩訶不思議な口紅で2人の女性が俺がお前でお前が俺で混乱する話。

 口紅をつけてキスをすると顔が12時間だけ入れ替わるというSFな設定が楽しくて、スカーフェイスで自信がない女性と顔は綺麗だけど演技が評価されない女性が入れ替わって、どんどんと立場が変わっていくというのは興味深く見ることが出来て退屈せずに110分間見られました。

 ただ主人公の1人は誰しもが魅了されるお芝居の持ち主で監督とかを一目ぼれさせる「天才的なお芝居」のを映像で表現するのはなかなか難しくて、どうして映画の中のみんなはこの主人公に惹きつけられるのかわからないので、演技が認められず嫉妬するもう1人の主人公の嫉妬とかもイマイチ伝わりにくかったです。もう1人の演技との違いも映画を見ていてわからなかったです。

 顔が入れ替わる口紅というなかなかぶっ飛んだ設定ですが、それについての説明とかは一切ないので終始設定そのものについて考えてしまってストーリーに入り込めなかったです。結果、入れ替わってどうなったのか? というのもボーっと見ていたらよくわからず、オチは一体なんだったんだと110分見てきて消化不良のまま終わる映画で残念でした。

逆転の構図

投稿日

2019/07/16

レビュアー

飛べない魔女

どうしてこの口紅にこのような魔法の力があるのか?
その謎は最後まで明かされることはありません。
そこは本作にはさほど重要なポイントではないのですね。

人は手に入れることが出来ないものを
手にしてしまったら
それを手放すことはし難くなるもの。
人の欲望とは底知れなく恐ろしい。
そんな心理を見事に突いていたと思います。
顔に醜い傷のある累はオドオドして暗く
言葉もはっきりと話さないことから
親戚にもバケモノ扱いされて嫌われる始末。(酷いよね、あのおばさん)
なのに演技をさせると別人のように生き生きとする。
一方、美人で気だけは強いが、演技の才能の欠片ももたないニナ。
魔法の口紅でキスをすることで累とニナの顔を交換させて
オーディションに挑む。

性格が全く違う二人。
土屋太鳳と芳根京子の入れ替わったときの演技の変化が見もの。
二人とも上手ですね。
太鳳ちゃん演じるニナ、こんな嫌な女が世の中に存在するのか?ってぐらい
嫌な女になってます。
そして累がニナになった瞬間には、顔つきが地味で優しくなり
一方、ニナの累はきつい顔で派手になり。。
文章にするとややこしいですね(;^_^A
まあ、とにかく見て下さい。
二人の演技の変化をお楽しみあれ。

お話の方は終盤はダレますが、まあそこそこ面白かったです。
さすが日本女子体育大学・舞踏学を専攻していた太鳳ちゃん。
サロメのダンスは激しかった!

もっと内面の葛藤が見たかった

投稿日

2019/06/10

レビュアー

kazupon

監督:佐藤祐市(2018年・112分)
原作:松浦だるま・漫画「累-かさね-」

土屋太鳳と芳根京子のW主演。
土屋太鳳の役は、美しい容姿を持つが演技に難ありの女優・丹沢ニナ。
芳根京子の役は、抜群の演技力の持ち主だが、唇から右頬にかけて大きな傷を持つ淵累(ふちかさね)です。
累は、淵透世という美しい伝説の女優を母に持ちながら、自分は醜いことに非常な劣等感を抱いていました。
母は、亡くなる前に1本の口紅を累に残します。
その口紅には不思議な力があり、それを塗ってキスをすると、キスした相手の顔と入れ替わることが出来るのです。
ニナのマネージャー羽生田(浅野忠信)によって引き合わされた累とニナの二人は、その口紅によって一人の「完璧な女優」を作るべく契約をするのでした。
ニナの美しい顔と累の演技力を持った女優。(顔がニナなので、丹沢ニナと名乗るのは仕方ないか)
ニナは、自分の顔を貸した累を「カモメ」のオーディションに行かせ、主役を勝ち取ります。
演技力を持たない者と美貌を持たない者が互いを補い合って、両者ウィンウィンの関係のはずでした。
しかし、演技力のないニナは永遠に顔を貸し続け、自分では舞台に上がることが出来ません。
そして、累は素顔をさらすことが出来ず、ずっと他人の顔で女優を続けていくしかないのです。
考えてみたら、得をしているのは累の方だけで、ニナは圧倒的に損ではないでしょうか?
口紅で入れ替わった後に残されるのは、醜い傷を持った演技の出来ないニナなのですから。
“無いものねだり”という言葉があるけれど、無いものを一度手に入れてしまうとひとは、今度は二度とそれを手放すまいと必死になるのですね。
累とニナは、どこまで行っても「ふたりで一人」の関係なのに、自分だけの成功や幸福を願い、相手に嫉妬し復讐心まで抱くのは、人間の“業”の深さを見るようで後味の悪いことでした。
*****   *****   *****   *****
土屋太鳳が創作ダンスを踊る姿(何かのPV)をテレビで観たことがありましたが、そのパフォーマンスの奇妙な迫力に驚いた記憶があります。
本作の劇中劇「サロメ」でも、かなりの時間を割いて土屋太鳳の舞踏シーンがありました。
土屋太鳳(身長155p)、芳根京子(身長159p)の二人を違和感なく入れ替わらせ、
本物の累とニナ、偽物の累とニナの演じ分けが可能だったのは、二人の女優の演技力が拮抗していたから出来たことだと思います。
でも、観終わった後の感想としては、土屋太鳳を魅せるための映画だったように感じました。
*****   *****   *****   *****
私の「?ポイント」
あの口紅って1本だけなのでしょうか?
使い果たしたらどうなるんだろう?

一人二役、いえ、二人一役

投稿日

2019/05/22

レビュアー

カマンベール

土屋太鳳と芳根京子の演技バトル、見応えあります。

美人だが演技力のない女優の卵・ニナ(土屋太鳳)
顔に醜い傷のある根暗な累(芳根京子)

二人はニナのマネージャー羽生田(浅野忠信)を介して知り合う。
そして魔法の口紅を塗ってキスをすると、ニナと累の顔は12時間、入れ替わるのだ。
才能はないが美貌のニナの顔を乗っ取った累は、
チェーホフの「カモメ」のオーディションに合格して、
新人女優として羽ばたき出します。

この辺の入れ替わり、頻繁(12時間だから、毎日キスして入れ替わる)
だから、頻繁です。
これが入れ替わった後も、どちらの性格を演じているかが、
ハッキリと分かるんです。
土屋太鳳も芳根京子も凄い、驚きました。

そして終盤の山場、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」をニナの顔で累が演じることになる。
そして「誘惑の舞踏」
踊るのはもちろん土屋太鳳です。
土屋が創作舞踊が特技だと聞いていましたが、まさかここまで本格的に踊れるとは!!
正に圧巻のパフォーマンスでした。
このシーンだけでも、この映画を観る価値有りです。

容姿へのコンプレックス。
才能と欲望そして嫉妬心。
女の子には思い当たる心理ばかりですね。

二人の女優の本気の演技と、ドロドロのバトルを堪能しました。
見応え十二分の演劇ドラマでした。

1〜 5件 / 全21件