アバウトタイム〜止めたい時間〜

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祖母が死んだ時から主人公チェ・ミカ（イ・ソンギョン）は人の体のどこかに現れる寿命時間が見えるようになります。
そんな特別な能力を持ってしまい、戸惑う彼女ですがいつしか自分の寿命も見えるようになり
腕のその時間は一刻一刻と減っているのです。
そんな彼女の夢はミュージカル女優。
何度もオーディションを受けていますがなかなか夢に近づくことができないでいます。
以前、『覆面歌王』にイ・ソンギョンさんが出演したのを見てるので
彼女の歌が上手いのは承知だったので、凄く楽しみにしてました。
演じるチェ・ミカはそんな状況であるのにとっても明るくて、溌剌としていて可愛らしくてしょうがない。

ある日、事故現場で他人の寿命時計を今日もみてしまいます。
それはもう数分、、、
過去に助けようと試みたこともありますがその寿命時計は１秒の狂いもないのです。
だから彼女は定められた時間の中で一生懸命に生きてる姿に泣けてしまいます。
そんな彼女に信じられないような奇跡の出会いが。。。
偶然出会ったイ・ドハという男性。
彼の傍にいると寿命時計が止まっているのに気づきます。
彼女は自分の命を守るために、彼に付きまといあの手この手で接触していくのです。

それをうっとおしく思うのは、MKグループ財閥で不安障害を持つ、人間嫌いのイ・ドハ(イ・サンユン)
怒りっぽくて性格悪し、気難しい人物。
愛のない政略結婚も会社のためだけにしてしまう仕事人間です。
愛を全否定する彼の人生に飛び込んできたミカ。
海で死にかけたドハを助けたことをきっかけにして
彼の運転手に雇われ、彼女の時間は時折止まるようになるのです。
誰にも言えない秘密を抱えながら彼女は精力的にミュージカルアンサンブルとして
日々レッスンに明け暮れます。
生き生きとする彼女の姿に次第に惹かれていくイ・ドハ。
ミカも彼を利用するために近づいたけれど愛し始めていくのです。

そんな時知る、衝撃の事実。。。
彼の首筋に現れた彼の寿命時計。。。
長きに渡る彼の時間が早回しのようにどんどん減っていっており
それと同じように彼女の寿命時間がどんどん増えているではありませんか。
チェ・ミカは絶句してしまいます。
愛する人の時間を自分が奪ってしまっていることに愕然としてしまうのです。
愛しているのに、もうこれ以上彼の傍にいることはできない。
ドハとミカの愛はこれからどうなってしまうのでしょう。。。

健康であるなら若い時は死ぬなんてことはたぶん考えることなく生きているでしょう。
けれどこのドラマを見てるとついつい死について考えさせられます。
人は必ず死ぬ、そう改めて自覚させられるのです。
だからこそ、毎日毎日がどれほど大切な瞬間瞬間なのかと思わさせられます。
恋人と、そして家族と、自分にとって大切で愛する人とあとどれだけ
一緒にいられるのか・・・そんなことを思うとちょっと落ち込んでしまいますが
悔いのないよう生きなければと思ってしまいますね。。。

サブストーリーにはスンヨンとSFナインのロウン。
こっちは退屈ストーリーでした。
サントラもドラマとあいまって、パク・ボラムやフイなどいいです。