３Ｄ彼女　リアルガール

二次元オタクの筒井光（佐野勇斗）は、アニメ「魔法少女えぞみち」（声・神田沙也加）に
ひたすらハマっている。部屋は「えぞみち」ちゃんのフィギアだらけ。
学校では同じくオタクのネコ耳命の、ゆうたろう（めっちゃ可愛い！）だけが友達でオタク世界をただよってる。
画面に「えぞみち」ちゃんが出没して話しかけるという斬新スタイル。
ある日、美少女だが性格悪いと言われている五十嵐色葉（中条あやみ）と当番が一緒になり色葉から「付き合ってほしい」と言われる光。
そりゃ新手のイジメだろうと逃げる光だが、
「筒井君だから、『つっつん』と呼ぶね！」と言われたりしてドタバタしながら、どうにか付き合ってゆくのだった。
それまでオタクをイジメていたクラスメートの清水尋也、恒松祐里、下級生オタクの上白石萌歌も加わりキャンプやらやらかすが、リア充3人とオタク3人でうまくゆくわけもない。（結果うまくいったのかな？）

萌歌さんのオタクぶりがすごい（笑）ゆうたろうと萌歌さんがうまくゆけば良いな。
オタクさんたちは頭も切れて優しい人たちに描かれている。（ちょっとコミュ障なだけ）
やっぱり良い人たちだった筒井の家族。ストーリィは面白かった。
佐野君と中条さん以外の出演者もキャラがたってて好感度高く、愉快だった。
ただ、後半（5年後）の展開は、イメージが違いすぎて別のお話しのようだった。

面白かったです。
胸キュン恋愛ドラマは苦手分野なのですが、
これは良かった。

テンポもよく、登場人物も魅力的。
妄想の産物？喋るアニメキャラ（神田沙也加、声上手すぎ！）がイイ。

残念な事はリアル美少女役の中条あやみさんが、
お人形さんのようで生活感がなかったところかな？
リアルじゃない（笑）

後半ちょっと失速？
無理矢理感があった。
ハロウィンの場面、あんなの無いよ（笑）

８０点　

この映画はオタクを笑う映画なのか？
それともオタクが輝く映画なのか？
自分がオタクでなければ、まず無縁な世界の映画です。
オタクでコミュ障の高校生・光の目の前に、突然現れたリアル美女・色葉（中条あやみ)
その色葉から迫られメチャクチャ愛されるのだから、オタクには夢のようなお話し。

リア充生活に直面したオタク光。
（佐野勇斗のうろたえようが、マジ笑える)
オタクだって心の奥では、リアル美女と付き合いたいし、愛されたい・・・と思うんだよね。

中条あやみちゃんが、女神さまに見えてくること請け合い。
アニメ原作のラブコメとして、なかなか良かった。

アニメ好きで友達もほとんどいないオタク高校生に
分不相応な美人の彼女ができる話。

マンガが原作なせいかもしれないが、
あまりにもリアリティがなく、
最初から最後までまったく感情移入できなかった。

ヒロインが主人公に惚れ込む流れも説得力も感じないし、
付き合い出した２人に微笑ましさを感じない。
終盤の展開も唐突で無理がありすぎるし、
友達を含めていつまでもウジウジしすぎだろう。

中条あやみ目当てに観るぐらいの価値しかなく、
恋愛コメディとしてはあまりにもつまらないデキ。

４点

まあまあでした。