

ミスエデュケーション
「ミスエデュケーション」 の解説・あらすじ・ストーリー
デジリー・アッカヴァン監督・脚本、クロエ・グレース・モレッツ主演による青春ドラマ。事故で両親を亡くし、保守的な叔母と暮らす高校生、キャメロン・ポスト。プロムの夜、彼女は車の後部座席で同性の恋人とSEXに及ぶが、同級生に目撃されてしまう。
「ミスエデュケーション」 の作品情報
製作年: | 2018年 |
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製作国: | アメリカ |
原題: | The Miseducation of Cameron Post |
「ミスエデュケーション」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | デジリー・アッカヴァン 、 デジレー・アカヴァン |
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製作: | マイケル・B・クラーク |
製作総指揮: | デジレー・アカヴァン 、 オリヴィエ・ケンプファー |
出演: | クロエ・グレース・モレッツ 、 ジョン・ギャラガー・Jr 、 サッシャ・レイン 、 フォレスト・グッドラッグ 、 マリン・アイルランド 、 オーウェン・キャンベル 、 ケリー・バトラー 、 クイン・シェパード 、 エミリー・スケッグズ 、 メラニー・エアリック 、 サーシャ・レーン 、 ジェニファー・イーリー |
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「更生」の名の下に、人の心を変えようとするのは傲慢。怖い…
1993年、両親を亡くしたキャメロンは、叔母の家で暮らしていた。
彼女は、車の中で同級生の女の子・コリーと愛し合っている現場を発見される。
保守的で福音派の信仰を持つ叔母は、キャメロンを更生施設「神の約束」に入所させる。
施設は清潔で、職員も親切だ。
福音派の家庭に育った子どもを聖書の教えによって更生させる事は、間違いではないと思う。
でも、薬物中毒と同性愛を同列に「更生」の対象にしているのは怖い考えだと思う…
これは「罪」の考え方の違いなんだろうけど、罪ってそういうことなんだろうか。
「神の約束」代表は、穏やかでありつつ確固とした態度のマーシュ博士。
彼女の指導で「同性を愛した自分は間違っている」と、自分を否定することに努力する子どもたちが
気の毒でたまらない。
マーシュ博士の弟で、以前はゲイだったというリック牧師も彼女の被害者だと思う。
「僕は更生した」と言っていたが、いつか破綻する気がする。
入所者の一人、優しく繊細そうなマークは、父に認められるために変わろうと努力していた。
退所が近づいたと思われた時、彼は「お前はまだ女々しく、この家に相応しくない」と
父親から否定されてしまう。
マークは、聖書の言葉「私(キリスト)の力は、弱さのうちに完全にあらわれる」を借りて、
悲しみと怒りをぶちまける。「僕は弱い。だから強い!」と…
彼がその後にとった衝撃的な行動も痛ましく、言葉を失う。
結末のキャメロンと友人たちの微笑みには、救われた気がしました。
彼らと施設の子たちに幸あれ…
施設内で流れるビデオに「ヘヴンミクス」という名のエアロビクスが登場。
「イエスと一緒にヘヴンミクス!」「腰筋を鍛えてハレルヤ!」などと言うインストラクター…
神の名をみだりに叫ぶこっちの方が、よっぽと罰当たりな気がしてならない。
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