スターリンの葬送狂騒曲 / スティーブ・ブシェミ
スターリンの葬送狂騒曲
/アーマンド・イアヌッチ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(13)
解説・ストーリー
独裁者スターリンの急死を受け、側近たちが最高権力の座を巡って繰り広げる権力闘争の行方を描いた政治ブラック・コメディ。出演はスティーヴ・ブシェミ、サイモン・ラッセル・ビール、ジェフリー・タンバー。監督は英国のTVを中心に活躍するアーマンド・イアヌッチ。1953年、政敵を次々と粛清し、長年にわたって権力をほしいままにしてきたソビエト連邦連邦共産党書記長スターリンが、一人で自室にいるときに発作を起こす。やがて意識不明で倒れているところを発見されるが、集められた側近たちは責任が及ぶことを恐れて右往左往するばかり。そうこうするうちスターリンは後継者を指名することなく息を引き取ってしまう。すると側近たちは国葬の準備もそっちのけで、スターリンの後釜を狙って卑劣で姑息な権力闘争を繰り広げていくのだったが…。 JAN:4589921409216
独裁者スターリンの急死を受け、側近たちが最高権力の座を巡って繰り広げる権力闘争の行方を描いた政治ブラック・コメディ。出演はスティーヴ・ブシェミ、サイモン・ラッセル・ビール、ジェフリー・タンバー。監督は英国のTVを中心に活躍するアーマンド・イアヌッチ。1953年、政敵を次々と粛清し、長年にわたって権力をほしいままにしてきたソビエト連邦連邦共産党書記長スターリンが、一人で自室にいるときに発作を起こす。やがて意識不明で倒れているところを発見されるが、集められた側近たちは責任が及ぶことを恐れて右往左往するばかり。そうこうするうちスターリンは後継者を指名することなく息を引き取ってしまう。すると側近たちは国葬の準備もそっちのけで、スターリンの後釜を狙って卑劣で姑息な権力闘争を繰り広げていくのだったが…。 JAN:4589921409216
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「スターリンの葬送狂騒曲」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
独裁者スターリンの急死を受け、側近たちが最高権力の座を巡って繰り広げる権力闘争の行方を描いた政治ブラック・コメディ。出演はスティーヴ・ブシェミ、サイモン・ラッセル・ビール、ジェフリー・タンバー。監督は英国のTVを中心に活躍するアーマンド・イアヌッチ。1953年、政敵を次々と粛清し、長年にわたって権力をほしいままにしてきたソビエト連邦連邦共産党書記長スターリンが、一人で自室にいるときに発作を起こす。やがて意識不明で倒れているところを発見されるが、集められた側近たちは責任が及ぶことを恐れて右往左往するばかり。そうこうするうちスターリンは後継者を指名することなく息を引き取ってしまう。すると側近たちは国葬の準備もそっちのけで、スターリンの後釜を狙って卑劣で姑息な権力闘争を繰り広げていくのだったが…。 JAN:4589921409216
「スターリンの葬送狂騒曲」 の作品情報
「スターリンの葬送狂騒曲」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
スターリンの葬送狂騒曲の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
107分 |
日・日(大字幕)・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GADR1921 |
2019年02月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
18枚
|
0人
|
0人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
【Blu-ray】スターリンの葬送狂騒曲(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
107分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GABR1920 |
2019年02月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
0人
|
0人
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スターリンの葬送狂騒曲の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
107分 |
日・日(大字幕)・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GADR1921 |
2019年02月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
18枚
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英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
【Blu-ray】スターリンの葬送狂騒曲(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
107分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GABR1920 |
2019年02月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:13件
ブラックジョークとは言え
粛清の場面は現実味があって笑いも引き攣ります。(現在の某国が思い浮かびます。)
1953年、恐怖政治によってソ連を支配し続けたスターリンが急死。
スターリン亡き後、誰がソ連の最高権力者の地位に就くことが出来るのか?
醜い後継者争いがスタートします。
スターリンの側近で補佐官のマレンコフが、まず「規約により私が書記長代理だ」と宣言。
そのマレンコフに取り入って彼を操ろうするのは、ベリヤ。(見た目はゴルバチョフみたいだった。)
そして、それに対抗するのは、フルシチョフ。
スターリンの遺体をトラックに乗せてモスクワに運ぶのですが、そのトラックの後に誰が続くかで車列の順番を争います。
興味深かったのは、スターリンにそっくりな影武者がいたことです。(プーチンにも影武者がいて、途中からプーチンの顔が変わったとか噂になったことがありましたよね?)
スターリンが死亡して、用済みの影武者さんも粛清されちゃったのかも。(怖い、怖い。)
何処の国にも黒歴史があるのでしょうけど、昨日まで仲間のように話していた相手にガソリンをかけて火をつけて殺してしまうなんて。
しかも、黒い灰になった亡骸をスコップで片づけるのですから、人間ほど残忍な動物はいないと思います。
映画のタイトルと予告編の印象から、もっと笑えるドタバタ喜劇かと期待して観ましたが、全然シリアスでした。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
スターリンの葬送狂騒曲
投稿日:2019/04/11
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
スターリンが亡くなった後の権力闘争の話。
どの時代どの国だろうが権力者がいなくなったあとは跡目争いが必ず起こるんだというのを見せてくれて、相手を何とか出し抜いてやろうというのを滑稽に描いているけれど。実際に映し出されるのは粛清や虐殺と恐ろしい世界でした。
ただソ連の当時の権力者をあまり知らない身で見ると彼らの背景からしてよくわからず、人間関係や対立構造がイマイチわからないので、誰がどっちについて離れてというのも見ていてもドタバタ自体は楽しいけれども権力争いの面白さとかはあまり感じられなかったです。
メインはフルシチョフVSベリヤを軸に描いていく英語を喋るロシア人たちの映画で面白かったです。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
凄く笑えるかと期待したら、やや肩透かし!!
2017年(イギリス)
1953年。独裁者スターリンが急死した。
3日間の国葬と、後継者選びのドタバタを、側近の一人・フルシチョフ(スティーヴ・ブシュミ)を中心にしたブラック・コメディです。
スターリンは権力の頂点に20年君臨して、何百万人を粛清したと言われている。
冒頭、
モスクワのラジオ局で、オーケストラがモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏している。
その途中に電話があり、スターリンが気に入って、その演奏の録音レコードを至急届けるようにと指示してくる。
ところが、ライブだから録音してなかった。
そこからがスターリンの希望を損なったら命はない・・・
帰りかけた聴衆を残し、その他、客に農夫などをかき集めて座らせる。
ピアニストのアンナ(オルガ・キュルレンコ)は再演奏を拒絶する。
スターリンに父と兄を殺されているのだ。
指揮者は倒れる→代役を手配する。
なんとか、録音したレコードにピアニストのアンナは、同士スターリンへの《メモ書き》を強引に入れる。
レコードをかけてご満悦のスターリン。
ふと落ちた《メモ書き》を手にして読む。
「その死を祈り、神の赦しを願う、暴君よ!!」
高笑いしたスターリンが突然、胸を掻き毟り卒倒する。
脳梗塞の発作だった。
スターリン、重体となる。
こうして後継者の後釜に座るための、根回し、策略、裏切り、罠・・・
側近たちの命懸けの戦いの火蓋が切られるのだった。
腹心のマレンコフ、第一書記のフルシチョフ、腹黒の秘密警察隊長のベリヤ。
フルシチョフだけは名前を知ってますが、それ以外は全く知りません。
この映画の良いところは、沢山の側近がそれぞれ個性的で、一度見たら
顔の区別がつく事ですね。
(ただし、二度観ました。結構私には難しかったです)
妻が夫を裏切り、収監されていたり、息子が父親を裏切って秘密警察に
密告したり、汚いし、命の危険一杯。
粛清リストに密告されて乗ったら殺されるか、収監ですよ。
スターリンが倒れたモスクワ郊外の別荘の従業員全員が、
秘密保持のため、収容所送りになるなど、悲惨でした。
良かったのは俳優陣の演技ですね。
ソビエト軍最高司令官ジェーコフ役のの軍服の勲章の数とか、
その姿勢と威勢の良さ。
スティーヴ・ブシェミのフルシチョフの軽妙さ。
ピアニストのオルガ・キュリレンコの肝の据わった演技。
スターリンの息子や娘も適役でした。
もう少し、ブラックでぶっ飛んでても、面白いのに。
良く出来た作品であることは確かですが、
声を上げて、笑うシーンは少なかったです。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
コメディと銘打っているけれども笑えなかったです
フランスのグラフィックノベルの映画化ですが、一部史実との相違点も指摘されています。スターリン政権下、多数の国民が粛清されました。スターリンが亡くなって平和になると思ったら、今度はスターリンの後継者争いに絡んで、多数の国民が殺されました。製作側は自分たちとイデオロギーが違うと言っても、他国の悲劇をこのようなブラックコメディにしてしまうのは、ちょっとやり過ぎのような気がします。現在も世界の色々な国々や地域で、権力者たちが醜い権力闘争を繰り広げ、残虐な殺戮を行なっています。何十年か後に歴史が変わったら、彼ら権力者たちも笑い者にされる時代が来るのでしょうか?
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
心底笑えない狂騒曲
投稿日:2019/06/09
レビュアー:趣味は洋画
スターリンの葬送狂騒曲(2017年・イギリス・カナダ・フランス・ベルギー、カラー、107分)
‘スターリンの秘密警察NKVDは、20年にわたり恐怖で支配していた。「敵」としてリストに載った者は粛清される’
映画の冒頭に流れる、この字幕テロップの内容が、当時のソビエト社会主義共和国連邦の恐怖政治を言い当てているようで、不気味な怖さが感じられます。
コメディ映画に ‘ブラック’ を冠しても、心底笑えないリアリティもあり、何とも複雑な映画でした。
(英国からみたソビエトの一時代を皮肉っているようですが、映画そのものは高レベルの質感です)
1953年、ソビエト連邦・モスクワ。スターリン(エイドリアン・マクラフリン)の恐怖政治は「粛清リスト」に基づく国民の逮捕粛清であり、それは秘密警察隊(NKVD)の最高責任者ベリヤ(サイモン・ラッセル・ビール)が仕切っていた。ピアニストのマリア(オルガ・キュリレンコ)は家族が受けた処分からスターリンを恨み、コンサート録音盤にスターリンを罵倒するメモを忍ばせる。そのメモを見たスターリンは昏倒、一瞬意識を取り戻すが、間もなく死亡する。フルシチョフ第一書記(スティーヴ・ブシェミ)ら共産党幹部が次々と集まる中、後継の座をめぐり、一喜一憂の暗闘が展開される...。
幹部たちは二派に別れます。
上述のベリヤと組むのは、スターリンの補佐役で党内序列2位のマレンコフ(ジェフリー・タンバー)。
一方、フルシチョフ第一書記には、モトロフ外務大臣(マイケル・パリン)、カガノーヴィチ労働大臣(ダーモット・クロウリー)、ミコヤン貿易大臣(ポール・ホワイトハウス)らが付きます。
この二派が様々な思惑を絡め、権力を握るためのドタバタな争いを展開します。
その過程における動作、所作、表情、毒舌にユーモアがあり、思わず苦笑してしまうのですが、やはり心底は笑えないのです。ソビエトの過去の歴史を少しでも理解している身なら、当然なのかもしれません。
スターリンを演じた俳優サンは、実物によく似た(似せた)人でした。
しかしフルシチョフを演じたのが、ニューヨーク出身のスティーヴ・ブシェミとはびっくりです。
殆ど似てないうえ、ブシェミが演じてきた今までの作品や役柄からして、まったくイメージに沿わない役者と思っていましたから。しかし、あえて彼を起用したことに、‘ブラック’の一端があるのでしょうか。
ロシアでは物議を醸しているようで、上映を自粛している映画館もあるようです。
製作したのは、ヤン・ゼヌー、ローラン・ゼトゥンヌ、ニコラ・デュヴァル・アダソフスキです。
そう、2011年のフランス映画「最強のふたり」の面々ですね。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ブラックジョークとは言え
投稿日
2019/02/04
レビュアー
kazupon
粛清の場面は現実味があって笑いも引き攣ります。(現在の某国が思い浮かびます。)
1953年、恐怖政治によってソ連を支配し続けたスターリンが急死。
スターリン亡き後、誰がソ連の最高権力者の地位に就くことが出来るのか?
醜い後継者争いがスタートします。
スターリンの側近で補佐官のマレンコフが、まず「規約により私が書記長代理だ」と宣言。
そのマレンコフに取り入って彼を操ろうするのは、ベリヤ。(見た目はゴルバチョフみたいだった。)
そして、それに対抗するのは、フルシチョフ。
スターリンの遺体をトラックに乗せてモスクワに運ぶのですが、そのトラックの後に誰が続くかで車列の順番を争います。
興味深かったのは、スターリンにそっくりな影武者がいたことです。(プーチンにも影武者がいて、途中からプーチンの顔が変わったとか噂になったことがありましたよね?)
スターリンが死亡して、用済みの影武者さんも粛清されちゃったのかも。(怖い、怖い。)
何処の国にも黒歴史があるのでしょうけど、昨日まで仲間のように話していた相手にガソリンをかけて火をつけて殺してしまうなんて。
しかも、黒い灰になった亡骸をスコップで片づけるのですから、人間ほど残忍な動物はいないと思います。
映画のタイトルと予告編の印象から、もっと笑えるドタバタ喜劇かと期待して観ましたが、全然シリアスでした。
スターリンの葬送狂騒曲
投稿日
2019/04/11
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
スターリンが亡くなった後の権力闘争の話。
どの時代どの国だろうが権力者がいなくなったあとは跡目争いが必ず起こるんだというのを見せてくれて、相手を何とか出し抜いてやろうというのを滑稽に描いているけれど。実際に映し出されるのは粛清や虐殺と恐ろしい世界でした。
ただソ連の当時の権力者をあまり知らない身で見ると彼らの背景からしてよくわからず、人間関係や対立構造がイマイチわからないので、誰がどっちについて離れてというのも見ていてもドタバタ自体は楽しいけれども権力争いの面白さとかはあまり感じられなかったです。
メインはフルシチョフVSベリヤを軸に描いていく英語を喋るロシア人たちの映画で面白かったです。
凄く笑えるかと期待したら、やや肩透かし!!
投稿日
2019/02/03
レビュアー
カマンベール
2017年(イギリス)
1953年。独裁者スターリンが急死した。
3日間の国葬と、後継者選びのドタバタを、側近の一人・フルシチョフ(スティーヴ・ブシュミ)を中心にしたブラック・コメディです。
スターリンは権力の頂点に20年君臨して、何百万人を粛清したと言われている。
冒頭、
モスクワのラジオ局で、オーケストラがモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏している。
その途中に電話があり、スターリンが気に入って、その演奏の録音レコードを至急届けるようにと指示してくる。
ところが、ライブだから録音してなかった。
そこからがスターリンの希望を損なったら命はない・・・
帰りかけた聴衆を残し、その他、客に農夫などをかき集めて座らせる。
ピアニストのアンナ(オルガ・キュルレンコ)は再演奏を拒絶する。
スターリンに父と兄を殺されているのだ。
指揮者は倒れる→代役を手配する。
なんとか、録音したレコードにピアニストのアンナは、同士スターリンへの《メモ書き》を強引に入れる。
レコードをかけてご満悦のスターリン。
ふと落ちた《メモ書き》を手にして読む。
「その死を祈り、神の赦しを願う、暴君よ!!」
高笑いしたスターリンが突然、胸を掻き毟り卒倒する。
脳梗塞の発作だった。
スターリン、重体となる。
こうして後継者の後釜に座るための、根回し、策略、裏切り、罠・・・
側近たちの命懸けの戦いの火蓋が切られるのだった。
腹心のマレンコフ、第一書記のフルシチョフ、腹黒の秘密警察隊長のベリヤ。
フルシチョフだけは名前を知ってますが、それ以外は全く知りません。
この映画の良いところは、沢山の側近がそれぞれ個性的で、一度見たら
顔の区別がつく事ですね。
(ただし、二度観ました。結構私には難しかったです)
妻が夫を裏切り、収監されていたり、息子が父親を裏切って秘密警察に
密告したり、汚いし、命の危険一杯。
粛清リストに密告されて乗ったら殺されるか、収監ですよ。
スターリンが倒れたモスクワ郊外の別荘の従業員全員が、
秘密保持のため、収容所送りになるなど、悲惨でした。
良かったのは俳優陣の演技ですね。
ソビエト軍最高司令官ジェーコフ役のの軍服の勲章の数とか、
その姿勢と威勢の良さ。
スティーヴ・ブシェミのフルシチョフの軽妙さ。
ピアニストのオルガ・キュリレンコの肝の据わった演技。
スターリンの息子や娘も適役でした。
もう少し、ブラックでぶっ飛んでても、面白いのに。
良く出来た作品であることは確かですが、
声を上げて、笑うシーンは少なかったです。
コメディと銘打っているけれども笑えなかったです
投稿日
2019/02/06
レビュアー
アクアマリン
フランスのグラフィックノベルの映画化ですが、一部史実との相違点も指摘されています。スターリン政権下、多数の国民が粛清されました。スターリンが亡くなって平和になると思ったら、今度はスターリンの後継者争いに絡んで、多数の国民が殺されました。製作側は自分たちとイデオロギーが違うと言っても、他国の悲劇をこのようなブラックコメディにしてしまうのは、ちょっとやり過ぎのような気がします。現在も世界の色々な国々や地域で、権力者たちが醜い権力闘争を繰り広げ、残虐な殺戮を行なっています。何十年か後に歴史が変わったら、彼ら権力者たちも笑い者にされる時代が来るのでしょうか?
心底笑えない狂騒曲
投稿日
2019/06/09
レビュアー
趣味は洋画
スターリンの葬送狂騒曲(2017年・イギリス・カナダ・フランス・ベルギー、カラー、107分)
‘スターリンの秘密警察NKVDは、20年にわたり恐怖で支配していた。「敵」としてリストに載った者は粛清される’
映画の冒頭に流れる、この字幕テロップの内容が、当時のソビエト社会主義共和国連邦の恐怖政治を言い当てているようで、不気味な怖さが感じられます。
コメディ映画に ‘ブラック’ を冠しても、心底笑えないリアリティもあり、何とも複雑な映画でした。
(英国からみたソビエトの一時代を皮肉っているようですが、映画そのものは高レベルの質感です)
1953年、ソビエト連邦・モスクワ。スターリン(エイドリアン・マクラフリン)の恐怖政治は「粛清リスト」に基づく国民の逮捕粛清であり、それは秘密警察隊(NKVD)の最高責任者ベリヤ(サイモン・ラッセル・ビール)が仕切っていた。ピアニストのマリア(オルガ・キュリレンコ)は家族が受けた処分からスターリンを恨み、コンサート録音盤にスターリンを罵倒するメモを忍ばせる。そのメモを見たスターリンは昏倒、一瞬意識を取り戻すが、間もなく死亡する。フルシチョフ第一書記(スティーヴ・ブシェミ)ら共産党幹部が次々と集まる中、後継の座をめぐり、一喜一憂の暗闘が展開される...。
幹部たちは二派に別れます。
上述のベリヤと組むのは、スターリンの補佐役で党内序列2位のマレンコフ(ジェフリー・タンバー)。
一方、フルシチョフ第一書記には、モトロフ外務大臣(マイケル・パリン)、カガノーヴィチ労働大臣(ダーモット・クロウリー)、ミコヤン貿易大臣(ポール・ホワイトハウス)らが付きます。
この二派が様々な思惑を絡め、権力を握るためのドタバタな争いを展開します。
その過程における動作、所作、表情、毒舌にユーモアがあり、思わず苦笑してしまうのですが、やはり心底は笑えないのです。ソビエトの過去の歴史を少しでも理解している身なら、当然なのかもしれません。
スターリンを演じた俳優サンは、実物によく似た(似せた)人でした。
しかしフルシチョフを演じたのが、ニューヨーク出身のスティーヴ・ブシェミとはびっくりです。
殆ど似てないうえ、ブシェミが演じてきた今までの作品や役柄からして、まったくイメージに沿わない役者と思っていましたから。しかし、あえて彼を起用したことに、‘ブラック’の一端があるのでしょうか。
ロシアでは物議を醸しているようで、上映を自粛している映画館もあるようです。
製作したのは、ヤン・ゼヌー、ローラン・ゼトゥンヌ、ニコラ・デュヴァル・アダソフスキです。
そう、2011年のフランス映画「最強のふたり」の面々ですね。
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