ヒトラーを欺いた黄色い星 / マックス・マウフ
全体の平均評価点: (5点満点)
(6)
ヒトラーを欺いた黄色い星
/クラウス・レーフレ
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「ヒトラーを欺いた黄色い星」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
第二次世界大戦下のベルリンでナチスの迫害を逃れ終戦まで生き延びたユダヤ人たちの驚きの実話を、実際の4人の生還者たちへの取材をもとに再現した実録サバイバル・ドラマ。監督はドキュメンタリーを中心に活躍するクラウス・レーフレ。1943年6月、ナチスの宣伝相ゲッベルスは、ベルリンからユダヤ人を一掃したと宣言した。そんな中、ユダヤ人の青年ツィオマは、咄嗟の機転で収容所行きを免れる。そして潜伏生活を送りながら、ユダヤ人のために身分証の偽造に精を出す。その他ルート、オイゲン、ハンニを加えた4人のユダヤ人に焦点を当て、彼らがいかにしてホロコーストを生き延びることが出来たのか、その過酷なサバイバルの行方を、本人たちのインタビューを織り交ぜ解き明かしていく。 JAN:4532318013862
「ヒトラーを欺いた黄色い星」 の作品情報
「ヒトラーを欺いた黄色い星」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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ヒトラーを欺いた黄色い星の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日・日(大字幕) |
独:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ALBD9720 |
2019年01月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
ヒトラーを欺いた黄色い星の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日・日(大字幕) |
独:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ALBD9720 |
2019年01月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:6件
ユダヤ人生存者の記録(ドキュメンタリーでは、ありません)
2017年(ドイツ)
ベルリン。
戦時下にベルリンに潜伏して助かった1500人のユダヤ人のうちの生存者4名(男2名と女2名)の証言に基づき構成された映画です。
きっと脚色が少なく事実に近いと思われます。
「ヒトラーを欺いた黄色い星」との題名にある“黄色い星”とは、
ユダヤ人が服の胸元に縫い付ける事を強いられた“黄色い星”のワッペンのことです。
彼らが、如何にして“生き残れたか?”
それは、ドイツ人にも、正しい人、ヒトラーを間違っていると
感じる多くのドイツ人がいたからです。
この映画の主役である生存者の4人に、寝床を与え、乏しい食料を分けあったドイツ人がいたからなのです。
そして生存者の1人が言います。
「ユダヤ人が嫌い」と「だから殺してしまえ」は、根本的に違う。
ヒトラーの考え方は「嫌いイコール粛清」でした。
そしてまた1人は、
「ユダヤ人のアウシュビッツのホロコーストを知ったのは戦後もかなり時間が経ってからだった・・・」
これはイスラエルのユダヤ人がホロコーストに半信半疑だった・・・
それは「アイヒマン裁判」を扱った映画で、よく聞く意見です。
映画「否定と肯定」では、ホロコースト否定論を主張する男と、
ユダヤ人女性学者の裁判を描いています。
ですから、この映画は、庶民のユダヤ人が実際に潜伏して「生き延びた
史実」を最も忠実に描いた映画と言えると思います。
中の1人、ツィオマ(印刷技術者)のエピソードがいちばん印象的です。
特殊技術を駆使して「身分証の偽造」を手掛けまず
呑気な性格で、身分証を焼失したり、指名手配を受けても結局は自転車で国境を超えて生き延びます。
明るさと楽天性が彼を生き延びさせます。
ヒトラーのような狂人が2度と現れないこと、そして彼のような人物に、
判断力を奪われない事を切に願います。
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
ユダヤ人というだけで逮捕されたあの時代に生き延びた人々
黄色い星はユダヤ人であることを示すもので
服に縫い付けなければなりませんでした。
もうそれだけでも屈辱的なのに
ベルリンからユダヤ人が一掃されることになり
ユダヤ人であるということだけで逮捕されていきます。
そんな中でドイツ人に匿ってもらうことにより
生き延びた4人の真実の物語です。
ご本人たちのインタビュー動画を交えての
再現ドラマといったところですが
それぞれの恐怖心と緊迫した状況に
ドキドキしました。
そして匿った人々もまた
自分の命と引き換えの
勇気ある行動だったことにも
感銘をうけました。
人種や民族の違いで差別や排除が当たり前だった悪しき時代。
今また新たにそんな時代が訪れようとしている気配に
不安を覚えました。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
怖がりのケーニヒ
実際にナチスの迫害に遭い
その迫害から生き延びた方々のインタビューをもとに
大戦時のベルリンは一体どんな状況だったのか
そのときの彼らの心情や境遇はどんなものだったのか
彼らは何を観て
何を感じ
何を奪われたのかが描かれています。
それは半分ドキュメントのような
あまり観たことのないスタイルの作品でした。
時折挿入される本人たちのインタビューに
最初はテンポが掴めなくて大変でしたが
物語が進むにつれ
次第に彼らが背負わされた圧倒的負荷の真実にのめり込んでいきます。
ナチス政権下のベルリン
迫害弾圧虐殺の対象となるユダヤ人
その理不尽極まりないナチスの所業という闇と
その行為はナチスの
ドイツ国民の総意ではないという光
ユダヤ人を助けるドイツ国民が
ナチス軍人がいたという事実は
人間という生き物にとって希望であり
人種で差別、区分
様々なことの対象にするということの愚かさと限界を観た思いでした。
屈辱と晒しでしかなかった黄色い星が
命を救う輝く星になる皮肉もまた
事実として非常に重いです。
終盤にロシア兵がドイツ領になだれ込み
ユダヤ人をドイツ人と間違えて詰め寄るシーンの顛末に
涙が溢れました。
あと何度戦争という愚生産な行為を繰り返せば
人間のDNAに「反戦」が深く刻まれるのでしょうか。
ヒトラーという人物にそれほど詳しくないし
なんとなくヒトラーを題材にした映画は
これまで手が出なかったのですが
他にも色々観てみたいと思いました。
この作品にヒトラーという人物は実際には登場しませんが
彼は世界一の
とびっきりのビビりだったのではないかと思います。
怖がりのチャンピオンです。
人は知らないものを怖がり
優れているものを怖がり
理解できないものを怖がります。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユダヤ人をかくまったドイツ人たち
投稿日:2021/01/15
レビュアー:gigli
ベルリンに7000人ものユダヤ人が潜伏していた!
生存者のインタビューを織り込まれ、実感が増します。
アンネ・フランク一家はオランダ人が、
「戦場のピアニスト」はポーランド人が
ユダヤ人を助けましたが、
これはドイツ人が首都ベルリンでユダヤ人を助けた実話です。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
実話だと思うと切なくなりました
投稿日:2019/12/16
レビュアー:スヌーピー
生存者の人達の実話を基にしてるし実際に体験した人が映像に出てくるのでドキュメンタリーを見ている気になりました。見ていて切なくなりました。でもドイツ人の中でも助けてくれる人たちがいて心救われる気がしました。何も悪いことしていないのにユダヤ人というだけでこんな思いするなんてと思いました。
やはり戦争に損することはあっても得することはないなと改めて思いました。
このレビューは気に入りましたか?
0人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ユダヤ人生存者の記録(ドキュメンタリーでは、ありません)
投稿日
2019/02/01
レビュアー
カマンベール
2017年(ドイツ)
ベルリン。
戦時下にベルリンに潜伏して助かった1500人のユダヤ人のうちの生存者4名(男2名と女2名)の証言に基づき構成された映画です。
きっと脚色が少なく事実に近いと思われます。
「ヒトラーを欺いた黄色い星」との題名にある“黄色い星”とは、
ユダヤ人が服の胸元に縫い付ける事を強いられた“黄色い星”のワッペンのことです。
彼らが、如何にして“生き残れたか?”
それは、ドイツ人にも、正しい人、ヒトラーを間違っていると
感じる多くのドイツ人がいたからです。
この映画の主役である生存者の4人に、寝床を与え、乏しい食料を分けあったドイツ人がいたからなのです。
そして生存者の1人が言います。
「ユダヤ人が嫌い」と「だから殺してしまえ」は、根本的に違う。
ヒトラーの考え方は「嫌いイコール粛清」でした。
そしてまた1人は、
「ユダヤ人のアウシュビッツのホロコーストを知ったのは戦後もかなり時間が経ってからだった・・・」
これはイスラエルのユダヤ人がホロコーストに半信半疑だった・・・
それは「アイヒマン裁判」を扱った映画で、よく聞く意見です。
映画「否定と肯定」では、ホロコースト否定論を主張する男と、
ユダヤ人女性学者の裁判を描いています。
ですから、この映画は、庶民のユダヤ人が実際に潜伏して「生き延びた
史実」を最も忠実に描いた映画と言えると思います。
中の1人、ツィオマ(印刷技術者)のエピソードがいちばん印象的です。
特殊技術を駆使して「身分証の偽造」を手掛けまず
呑気な性格で、身分証を焼失したり、指名手配を受けても結局は自転車で国境を超えて生き延びます。
明るさと楽天性が彼を生き延びさせます。
ヒトラーのような狂人が2度と現れないこと、そして彼のような人物に、
判断力を奪われない事を切に願います。
ユダヤ人というだけで逮捕されたあの時代に生き延びた人々
投稿日
2019/01/12
レビュアー
飛べない魔女
黄色い星はユダヤ人であることを示すもので
服に縫い付けなければなりませんでした。
もうそれだけでも屈辱的なのに
ベルリンからユダヤ人が一掃されることになり
ユダヤ人であるということだけで逮捕されていきます。
そんな中でドイツ人に匿ってもらうことにより
生き延びた4人の真実の物語です。
ご本人たちのインタビュー動画を交えての
再現ドラマといったところですが
それぞれの恐怖心と緊迫した状況に
ドキドキしました。
そして匿った人々もまた
自分の命と引き換えの
勇気ある行動だったことにも
感銘をうけました。
人種や民族の違いで差別や排除が当たり前だった悪しき時代。
今また新たにそんな時代が訪れようとしている気配に
不安を覚えました。
怖がりのケーニヒ
投稿日
2019/12/20
レビュアー
ビンス
実際にナチスの迫害に遭い
その迫害から生き延びた方々のインタビューをもとに
大戦時のベルリンは一体どんな状況だったのか
そのときの彼らの心情や境遇はどんなものだったのか
彼らは何を観て
何を感じ
何を奪われたのかが描かれています。
それは半分ドキュメントのような
あまり観たことのないスタイルの作品でした。
時折挿入される本人たちのインタビューに
最初はテンポが掴めなくて大変でしたが
物語が進むにつれ
次第に彼らが背負わされた圧倒的負荷の真実にのめり込んでいきます。
ナチス政権下のベルリン
迫害弾圧虐殺の対象となるユダヤ人
その理不尽極まりないナチスの所業という闇と
その行為はナチスの
ドイツ国民の総意ではないという光
ユダヤ人を助けるドイツ国民が
ナチス軍人がいたという事実は
人間という生き物にとって希望であり
人種で差別、区分
様々なことの対象にするということの愚かさと限界を観た思いでした。
屈辱と晒しでしかなかった黄色い星が
命を救う輝く星になる皮肉もまた
事実として非常に重いです。
終盤にロシア兵がドイツ領になだれ込み
ユダヤ人をドイツ人と間違えて詰め寄るシーンの顛末に
涙が溢れました。
あと何度戦争という愚生産な行為を繰り返せば
人間のDNAに「反戦」が深く刻まれるのでしょうか。
ヒトラーという人物にそれほど詳しくないし
なんとなくヒトラーを題材にした映画は
これまで手が出なかったのですが
他にも色々観てみたいと思いました。
この作品にヒトラーという人物は実際には登場しませんが
彼は世界一の
とびっきりのビビりだったのではないかと思います。
怖がりのチャンピオンです。
人は知らないものを怖がり
優れているものを怖がり
理解できないものを怖がります。
ユダヤ人をかくまったドイツ人たち
投稿日
2021/01/15
レビュアー
gigli
ベルリンに7000人ものユダヤ人が潜伏していた!
生存者のインタビューを織り込まれ、実感が増します。
アンネ・フランク一家はオランダ人が、
「戦場のピアニスト」はポーランド人が
ユダヤ人を助けましたが、
これはドイツ人が首都ベルリンでユダヤ人を助けた実話です。
実話だと思うと切なくなりました
投稿日
2019/12/16
レビュアー
スヌーピー
生存者の人達の実話を基にしてるし実際に体験した人が映像に出てくるのでドキュメンタリーを見ている気になりました。見ていて切なくなりました。でもドイツ人の中でも助けてくれる人たちがいて心救われる気がしました。何も悪いことしていないのにユダヤ人というだけでこんな思いするなんてと思いました。
やはり戦争に損することはあっても得することはないなと改めて思いました。
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ヒトラーを欺いた黄色い星