ブッシュウィック　武装都市

2017年（アメリカ)

ラストを観て、唖然でした(笑)
けど、ストーリーなんてどうでもいいのね。

地下鉄を出たら、そこは戦場だった。
主人公の女子大学院生のルーシー。
恋人のスペイン系の男子は速攻で死亡(好みの顔でなかったので・・)

爆発音だけは凄い。
ミサイル、手榴弾、撃ちまくる顔なき敵。
低予算の全編10カット・長回し・・臨場感は、たしかにあるある！！

ルーシーちゃん(ピッチ・パーフェクトのブルタニー・スノウ)は、
ちょこっと撃ち方を習うと、もう走りながらバンバン撃ちまくる！！

相棒の元兵士の衛生士官のスティーブは元プロレスラーのデイヴ・バウティスタ。
負傷(ガラスが脚に食い込んだのを、バーナーでナイフを熱して、傷口をアンモニアで消毒後、傷を焼く・・・このシーンは中々、リアル)

低予算だから、敵役は何度も交代してるだろうなぁ。
仲間なのか、略奪者なのか区別もつかないけど、
銃弾だけは、四方八方から予測不能に飛んでくる。

映像は意外と安っぽくない。
音楽もロックで盛り上がる。
音響効果は良い。

ラストに息を呑む・・・っったって、
えっ！！これで終わりなの？！？

あとは見てのお楽しみ・・・かな？

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主人公の彼氏は開始10分で死に、アルゴおじさんは登場した時すでに死んでいました。やっとおばあちゃんの家に着いたと思ったら、持病ですでに死んでいて、牧師さんも登場1分で自殺しました。最後の頼みの元兵士おじさんは、これまた戦争とは関係ないところであっさりと死に、最後生き残った主人公も打たれて死んだので、なぜか妹だけが生き残りました。

地下鉄を降りたルーシーと恋人のホセは、駅が閉鎖されると知る。
地上の様子を見に行ったホセは、直後に爆死した。
動揺するルーシーが目撃したのは、黒ずくめの兵士と住民が撃ち合う姿だった…

地下鉄駅を出たら、そこは戦場だった…というお話。
実在する場所、ブルックリン地区ブッシュウィックを舞台にした作品。
冒頭、コニーアイランド側から侵入してくるヘリの映像に高揚！
だが、本編に入ったら1カット撮影風というか、POV風というか、ほんのりブレブレ。
臨場感はあるけど、背景まできっちり見たかった。

住民（ギャング）に襲われているルーシーを元軍人のスチュープが助け、
「祖母の家へ向かう」という彼女に同行する。
ドンパチ満載のアクションのようでいて、そうでもない。

侵攻する勢力は、サウスカロライナ州など南部連合を創設した地域の人々だった。
一方、ブッシュウィックの人々は、多様な人種や銃の所持率の高さによって、
侵攻を容易に許さない。
現代版・南北戦争か？
何か政治的な意図をもって作られた作品なのだろうが、問題提起だけして終わった感じ。
やるせないラストには、何の希望も湧かない。
ブッシュウィックのオシャレな観光スポットはどこに…

ふむ それなりのBの面構えをしている始まり方だ 悪くない

地下鉄を出ると そこは雪国では無く 戦場であった 説明抜きで主人公は
投げ出される まあね「トモローワールド」の四番煎じ スピルバーグの
戦争ごっこに通じる あるいは女の子がパンツ丸見えのガールパンツう
違うか タンクのやつね 戦争映画でなく戦闘映画のノリ

美術造形は街中を汚して行って 楽しいだろうなあ 20分過ぎで 息切れ
負傷によって運動が止まってしまう 単線の話の長丁場を乗り切るために
負傷がマクガフィンとなって 物語の説明やら時間稼ぎに使われる

成る程 新南北戦争は時事的に誇大妄想とは言えないね マイノリティの
抵抗は発想として 良いね 車の使用があってしなるべきだ 話を無くして
それで80分に収めたら かなりポイント高くなるよ 悪く無いんだよ

この展開で行けば 皆殺しかなあと思ってたら おいおいネタバレ多過ぎ
どうでもいい映画と見られてはいるにゃあ

え？これで終わり？
なんじゃらホイ？

何が言いたかったのか？
何をしたかったのか？

地下鉄を降りたら街が戦闘状態になっていた、
という奇想天外なストーリーが面白そうって思ったのに、全くの期待はずれ。
ストリー展開もいきあたりばったりな感じ。
何も解決しないし
さりとて続きがあるわけもなく
逃げ惑いながらも抗戦する市民たちを
なんとか感動的に描くわけには行かなかったのかなぁ？

本年の「私の時間を返せ」対象作品に決定！