モリのいる場所 / 山崎努
モリのいる場所
/沖田修一
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全体の平均評価点: (5点満点)
(8)
解説・ストーリー
2017年に没後40年を迎え、再び注目を集める伝説の画家・熊谷守一(モリ)とその妻・秀子の晩年の暮らしぶりを名優・山崎努と樹木希林の共演で描いた伝記ドラマ。仙人のようなモリの日常と、それに動じることなく、一緒に山あり谷ありの人生を歩んできた秀子との深い愛情をユーモラスなタッチで綴る。監督は「南極料理人」「横道世之介」の沖田修一。昭和49年、東京。94歳になる画家のモリは、30年間自宅から出ることもなく、小さな庭に生きる虫や草花を飽きもせずに観察しつづける毎日を送っていた。結婚生活52年の妻・秀子は、そんなモリの浮世離れした言動を当たり前のことのように飄々と受け止めていく。そんなある日の熊谷家。いつものように夫婦のもとには、朝から様々な訪問客がひっきりなしに現われ、にぎやかな一日が始まろうとしていたのだったが…。 JAN:4934569737045
2017年に没後40年を迎え、再び注目を集める伝説の画家・熊谷守一(モリ)とその妻・秀子の晩年の暮らしぶりを名優・山崎努と樹木希林の共演で描いた伝記ドラマ。仙人のようなモリの日常と、それに動じることなく、一緒に山あり谷ありの人生を歩んできた秀子との深い愛情をユーモラスなタッチで綴る。監督は「南極料理人」「横道世之介」の沖田修一。昭和49年、東京。94歳になる画家のモリは、30年間自宅から出ることもなく、小さな庭に生きる虫や草花を飽きもせずに観察しつづける毎日を送っていた。結婚生活52年の妻・秀子は、そんなモリの浮世離れした言動を当たり前のことのように飄々と受け止めていく。そんなある日の熊谷家。いつものように夫婦のもとには、朝から様々な訪問客がひっきりなしに現われ、にぎやかな一日が始まろうとしていたのだったが…。 JAN:4934569737045
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「モリのいる場所」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
2017年に没後40年を迎え、再び注目を集める伝説の画家・熊谷守一(モリ)とその妻・秀子の晩年の暮らしぶりを名優・山崎努と樹木希林の共演で描いた伝記ドラマ。仙人のようなモリの日常と、それに動じることなく、一緒に山あり谷ありの人生を歩んできた秀子との深い愛情をユーモラスなタッチで綴る。監督は「南極料理人」「横道世之介」の沖田修一。昭和49年、東京。94歳になる画家のモリは、30年間自宅から出ることもなく、小さな庭に生きる虫や草花を飽きもせずに観察しつづける毎日を送っていた。結婚生活52年の妻・秀子は、そんなモリの浮世離れした言動を当たり前のことのように飄々と受け止めていく。そんなある日の熊谷家。いつものように夫婦のもとには、朝から様々な訪問客がひっきりなしに現われ、にぎやかな一日が始まろうとしていたのだったが…。 JAN:4934569737045
「モリのいる場所」 の作品情報
「モリのいる場所」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
モリのいる場所の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
99分 |
|
日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3704 |
2018年11月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
27枚
|
1人
|
0人
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日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
モリのいる場所の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
99分 |
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日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BCDR3704 |
2018年11月22日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
27枚
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1人
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日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
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ユーザーレビュー:8件
こういう生活も悪くないかもなぁ
30年間もの間、家の敷地から一歩も外に出ることなく
こよなく自宅の庭を愛し続けた日本画家・熊谷守一。
みんなからモリと呼ばれ、変わり者ではありますが
周囲からはとても愛されていた人だったようです。
そんなモリさんと奥さんの秀子さんの日常を切り取っただけの
なんてことはない映画ですが、
なんかいいんですよね、これ。
すごく静かな映画ですけど、
虫の声や風の音や、鳥の鳴き声、草のこすれる音、
そんな小さな庭に起こる小さな出来事がこの世界のすべてだったモリさん。
庭にむしろを引いて根っころがって空を見上げるモリさん。
何時間も行ったりきたりするアリを観察していたりするモリさん。
その姿から仙人画家と呼ばれていたようです。
じっとしていることが多いので、ちょっとでも動くと
『お!動いた!』と言ってみなが大騒ぎをするのがおかしかったです。
そして何より素敵なのが奥さんの秀子さんです。
樹木希林さんの演技が本当に自然で素晴らしかったです。
(本当に惜しい女優さんを日本映画界は失なってしまいましたね。
ご冥福をお祈りいたします)
『下手も絵のうち』
下手でも絵心があれば、それでいい絵なのですよね。
昭和天皇がモリさんの抽象絵を見て、
『これを書いたのは何年生の小学生ですか?』と尋ねたらしいです(笑)
何かが起こるという特別な物語ではないですが、
見ていてとても癒されました。
こんな風に晩年は静かに生きれたらいいなぁ。。
なんてちょっと羨ましくもありました。
忙しい毎日をあくせくと過ごされているそこのあなた。
この映画で心を癒されてくださいな。
すごく、お勧めです。
(希林さんをしのいで、今、いろいろな映画館でリバイバル上映されているようですよ)
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10人の会員が気に入ったと投稿しています
愛おしい空間
モリの庭は、モリの全宇宙。
みんな共存共栄できる場所・・・草も、樹々も、鳥も、猫も、魚も、もちろん人間も・・・そして空気さえ。
だから、人が集う。
いつのまにか、幸せのお裾分けを貰い癒される。
伝説の画家・熊谷守一(94歳)は30年間、自宅の庭から外界へ出ていないという。
彼は庭にむしろを敷いて寝転がり、空を何時間見ていても飽きる事がない。
宇宙の営みが、きっと見えているのだろう。
シワの刻まれた顔には、それまでの人生が決して平坦でなかった事が偲ばれる。
彼は仙人。
誰も拒まない。なにも望まない。
全ての運命を受け入れている。
リズムに溢れた日常生活・・・何度も声をあげて笑った。
その食事風景。鯵の干物が実に美味しそう。
干瓢のようなものはハサミで刻み、ウインナーソーセージはペンチで粉砕する。
モリは94歳、多分歯がない。
ウインナーから飛び散る肉汁を大袈裟に防ぐ妻とお手伝いさん。
モリの日常は笑いに満ちている。
実際には30坪だったという庭は鬱蒼と茂り、モリはその木漏れ日の中に同化して生息しているようだ。
「アッ、動いたぞ!!」
モリは生きている。そして人生の何たるかを見つめている。
樹木希林さんが愛おしい。そして彼女の喪失が悲しい。
樹木希はこの映画の中で永遠に生きている・・・その愛らしい笑顔。
彼女(妻)はモリに夜、そっと囁く・・・「学校が始まりますよ」
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
熊谷守一に対して敬意はあるのかな。
批判的なレビューです。
( ネタばれになるかな)
公開当時、山崎努と樹木希林の競演を目当てに観に行きました。 さすがにすばらしく、よかった。
何気に豪華キャストで加瀬亮、青木崇高、みんな俳優たちはよかった。
では何がダメだったかというと、あくまで個人的な好みだが、どうもぼくは沖田修一と合わないようです。 『 南極料理人 』『 キツツキと雨 』とまだ3作目ですが、ダメですね。
3作に共通して僕がダメな点は仕事観と食事かな。
仕事と食事という人生の基本に敬意がなく、美がないですね。
周りの人たちの熊谷守一への敬意、愛情は感じますが、脚本の視線には彼と彼の仕事への敬意があるかの疑問が残ります。
熊谷守一の食べ方の不器用さ、汚さを笑いにしていて、ものを食べることへの敬意を感じないのです。 トイレの順番でのやり取りと食べ方を見ていると、熊谷守一に対して敬意はあるのかなと思います。
一日を追って「 何気ない日常 」「 身近にあって気づかない大切なこと・美しいもの 」を描いているのかと思ったら、突飛な「 非日常 」を突然ぶっこんできて、何が描きたいのか訳が分からない。
樹木希林がナレーションをしている『 人生フルーツ 』とは似ているようで大違いです。
ユーモアが弛緩していて、ドリフのギャグはまだしも、足のつる女性、オチが先に見えている表札のことなど、あざといだけの蛇足と感じてしまう。
何がおもしろいやら。
緊張と緩和がなく、話がだらだらしているので、毎回、名優の無駄づかいと感じてしまうのですね。
今回も俳優はいいのにもったいないなと思いました。
樹木希林が自らの死期を見据えてか、映画出演、テレビの密着取材、トーク番組出演など精力的に仕事をしていることに、凄みと敬意を感じていたので、観終わって残念な思いがしたのでした。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
庭は宝石箱
投稿日:2021/04/20
レビュアー:こうさま
著名な日本画家熊谷守一の晩年を描いた作品でモリ夫婦の掛け合いの中に溢れる敬愛と愛情が伝わってくる。
演じているのは山崎努と樹木希林、この二人のレジェンド俳優の共演ならこその味がある。
熊谷守一は97歳で没しているので本作は彼が94歳頃の設定だと思われる。
脳梗塞を患い30年間家から出ずに30坪程度の庭で毎日草木、昆虫、小動物や池の魚を飽きずに観察している飄々とした仙人のような姿が描かれている。
アリの行列を寝っ転がって眺めたり、トカゲ、サンショ魚、メダカと接することはかけがえのない楽しみであり、庭はモリにとって宝石箱のようなものなのだろう。
妻との会話で夫婦の歩いてきた長い道程の一部を垣間見ることができる。
次男を貧乏故に病気で亡くしたことが悔やまれるのであろう。(氏の作品陽が死んだ日)
モリの家には何故か客が多い、玄関も縁側も鍵がなく時には知らない人がお茶を飲んでいたりする。
高名な彼の書を求めて旅館の看板を書いてくれと頼みに来る旅館主もいるが、モリは自分の書きたい言葉しか書かない、その辺りはいかにも真の芸術家らしいところ。
勿論金銭欲など全くない、文化勲章や勲三等の受賞も「もっと人が大勢来るからいらない」と辞退してしまう。
家にはいつも人が集まってワイワイ、モリは庭にいることが多いが、悠然とその会話を眺めている。
ドリフのコントが出てくるがこれはオマケみたいなもの。
時の流れで隣に高層階のマンションが建設されることに、そうなると彼の庭は日が当たらなくなる。
しかしモリはそれも人生の流れと受け入れる姿勢をとるのである。
ひとりの芸術家の晩年を淡々と綴った作品であるが、やはりモリ夫婦のさりげない会話の中に見える絆の深さが素晴らしい。
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素敵な夫婦だなと思いました
投稿日:2019/12/08
レビュアー:スヌーピー
出演者が豪華で驚きました。派手さはないけどこういう日常もいいなと思いました。
正直伝説の画家熊谷守一さんのことは全然知らなかったけど素敵な人だなと思いました。
いつも色々な来客が訪れて楽しそうで毎日飽きないだろうなと思いました。
素敵な夫婦だなと思いました。お互いが言葉に出さなくても思いやっていて素敵だなと思いました。
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ユーザーレビュー
こういう生活も悪くないかもなぁ
投稿日
2018/11/01
レビュアー
飛べない魔女
30年間もの間、家の敷地から一歩も外に出ることなく
こよなく自宅の庭を愛し続けた日本画家・熊谷守一。
みんなからモリと呼ばれ、変わり者ではありますが
周囲からはとても愛されていた人だったようです。
そんなモリさんと奥さんの秀子さんの日常を切り取っただけの
なんてことはない映画ですが、
なんかいいんですよね、これ。
すごく静かな映画ですけど、
虫の声や風の音や、鳥の鳴き声、草のこすれる音、
そんな小さな庭に起こる小さな出来事がこの世界のすべてだったモリさん。
庭にむしろを引いて根っころがって空を見上げるモリさん。
何時間も行ったりきたりするアリを観察していたりするモリさん。
その姿から仙人画家と呼ばれていたようです。
じっとしていることが多いので、ちょっとでも動くと
『お!動いた!』と言ってみなが大騒ぎをするのがおかしかったです。
そして何より素敵なのが奥さんの秀子さんです。
樹木希林さんの演技が本当に自然で素晴らしかったです。
(本当に惜しい女優さんを日本映画界は失なってしまいましたね。
ご冥福をお祈りいたします)
『下手も絵のうち』
下手でも絵心があれば、それでいい絵なのですよね。
昭和天皇がモリさんの抽象絵を見て、
『これを書いたのは何年生の小学生ですか?』と尋ねたらしいです(笑)
何かが起こるという特別な物語ではないですが、
見ていてとても癒されました。
こんな風に晩年は静かに生きれたらいいなぁ。。
なんてちょっと羨ましくもありました。
忙しい毎日をあくせくと過ごされているそこのあなた。
この映画で心を癒されてくださいな。
すごく、お勧めです。
(希林さんをしのいで、今、いろいろな映画館でリバイバル上映されているようですよ)
愛おしい空間
投稿日
2018/12/05
レビュアー
カマンベール
モリの庭は、モリの全宇宙。
みんな共存共栄できる場所・・・草も、樹々も、鳥も、猫も、魚も、もちろん人間も・・・そして空気さえ。
だから、人が集う。
いつのまにか、幸せのお裾分けを貰い癒される。
伝説の画家・熊谷守一(94歳)は30年間、自宅の庭から外界へ出ていないという。
彼は庭にむしろを敷いて寝転がり、空を何時間見ていても飽きる事がない。
宇宙の営みが、きっと見えているのだろう。
シワの刻まれた顔には、それまでの人生が決して平坦でなかった事が偲ばれる。
彼は仙人。
誰も拒まない。なにも望まない。
全ての運命を受け入れている。
リズムに溢れた日常生活・・・何度も声をあげて笑った。
その食事風景。鯵の干物が実に美味しそう。
干瓢のようなものはハサミで刻み、ウインナーソーセージはペンチで粉砕する。
モリは94歳、多分歯がない。
ウインナーから飛び散る肉汁を大袈裟に防ぐ妻とお手伝いさん。
モリの日常は笑いに満ちている。
実際には30坪だったという庭は鬱蒼と茂り、モリはその木漏れ日の中に同化して生息しているようだ。
「アッ、動いたぞ!!」
モリは生きている。そして人生の何たるかを見つめている。
樹木希林さんが愛おしい。そして彼女の喪失が悲しい。
樹木希はこの映画の中で永遠に生きている・・・その愛らしい笑顔。
彼女(妻)はモリに夜、そっと囁く・・・「学校が始まりますよ」
熊谷守一に対して敬意はあるのかな。
投稿日
2019/02/24
レビュアー
ロキュータス
批判的なレビューです。
( ネタばれになるかな)
公開当時、山崎努と樹木希林の競演を目当てに観に行きました。 さすがにすばらしく、よかった。
何気に豪華キャストで加瀬亮、青木崇高、みんな俳優たちはよかった。
では何がダメだったかというと、あくまで個人的な好みだが、どうもぼくは沖田修一と合わないようです。 『 南極料理人 』『 キツツキと雨 』とまだ3作目ですが、ダメですね。
3作に共通して僕がダメな点は仕事観と食事かな。
仕事と食事という人生の基本に敬意がなく、美がないですね。
周りの人たちの熊谷守一への敬意、愛情は感じますが、脚本の視線には彼と彼の仕事への敬意があるかの疑問が残ります。
熊谷守一の食べ方の不器用さ、汚さを笑いにしていて、ものを食べることへの敬意を感じないのです。 トイレの順番でのやり取りと食べ方を見ていると、熊谷守一に対して敬意はあるのかなと思います。
一日を追って「 何気ない日常 」「 身近にあって気づかない大切なこと・美しいもの 」を描いているのかと思ったら、突飛な「 非日常 」を突然ぶっこんできて、何が描きたいのか訳が分からない。
樹木希林がナレーションをしている『 人生フルーツ 』とは似ているようで大違いです。
ユーモアが弛緩していて、ドリフのギャグはまだしも、足のつる女性、オチが先に見えている表札のことなど、あざといだけの蛇足と感じてしまう。
何がおもしろいやら。
緊張と緩和がなく、話がだらだらしているので、毎回、名優の無駄づかいと感じてしまうのですね。
今回も俳優はいいのにもったいないなと思いました。
樹木希林が自らの死期を見据えてか、映画出演、テレビの密着取材、トーク番組出演など精力的に仕事をしていることに、凄みと敬意を感じていたので、観終わって残念な思いがしたのでした。
庭は宝石箱
投稿日
2021/04/20
レビュアー
こうさま
著名な日本画家熊谷守一の晩年を描いた作品でモリ夫婦の掛け合いの中に溢れる敬愛と愛情が伝わってくる。
演じているのは山崎努と樹木希林、この二人のレジェンド俳優の共演ならこその味がある。
熊谷守一は97歳で没しているので本作は彼が94歳頃の設定だと思われる。
脳梗塞を患い30年間家から出ずに30坪程度の庭で毎日草木、昆虫、小動物や池の魚を飽きずに観察している飄々とした仙人のような姿が描かれている。
アリの行列を寝っ転がって眺めたり、トカゲ、サンショ魚、メダカと接することはかけがえのない楽しみであり、庭はモリにとって宝石箱のようなものなのだろう。
妻との会話で夫婦の歩いてきた長い道程の一部を垣間見ることができる。
次男を貧乏故に病気で亡くしたことが悔やまれるのであろう。(氏の作品陽が死んだ日)
モリの家には何故か客が多い、玄関も縁側も鍵がなく時には知らない人がお茶を飲んでいたりする。
高名な彼の書を求めて旅館の看板を書いてくれと頼みに来る旅館主もいるが、モリは自分の書きたい言葉しか書かない、その辺りはいかにも真の芸術家らしいところ。
勿論金銭欲など全くない、文化勲章や勲三等の受賞も「もっと人が大勢来るからいらない」と辞退してしまう。
家にはいつも人が集まってワイワイ、モリは庭にいることが多いが、悠然とその会話を眺めている。
ドリフのコントが出てくるがこれはオマケみたいなもの。
時の流れで隣に高層階のマンションが建設されることに、そうなると彼の庭は日が当たらなくなる。
しかしモリはそれも人生の流れと受け入れる姿勢をとるのである。
ひとりの芸術家の晩年を淡々と綴った作品であるが、やはりモリ夫婦のさりげない会話の中に見える絆の深さが素晴らしい。
素敵な夫婦だなと思いました
投稿日
2019/12/08
レビュアー
スヌーピー
出演者が豪華で驚きました。派手さはないけどこういう日常もいいなと思いました。
正直伝説の画家熊谷守一さんのことは全然知らなかったけど素敵な人だなと思いました。
いつも色々な来客が訪れて楽しそうで毎日飽きないだろうなと思いました。
素敵な夫婦だなと思いました。お互いが言葉に出さなくても思いやっていて素敵だなと思いました。
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