黒井戸殺し

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黒井戸殺し / 野村萬斎

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「黒井戸殺し」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

アガサ・クリスティーの「アクロイド殺し」を三谷幸喜脚本、野村萬斎主演で映像化したサスペンスミステリー。昭和27年。富豪・黒井戸禄助が殺害される。黒井戸の姪・花子から相談を受けた医師・柴平祐は、隣に住む名探偵・勝呂武尊に捜査を依頼する。

「黒井戸殺し」 の作品情報

作品情報

製作年: 2018年
製作国: 日本

「黒井戸殺し」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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名探偵・勝呂武尊、灰色の脳細胞を働かせる

投稿日:2018/10/16 レビュアー:kazupon

いやはや、タイトルの「黒井戸殺し」の原作が、アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」だったとは・・・!
“なんの因果”さんのレビューを読むまで、まったく気が付きませんでした。
と言っても、その原作も読んだことがないので、気づくはずもないのですが。(苦笑)
      **  **  **
昭和27年3月、殿里村で未亡人・唐津佐奈子(吉田羊)が睡眠薬の過剰摂取で死亡。
佐奈子は、前年、夫を毒殺した疑惑の人物だった。
検死に当たったのは、村で唯一の医師・柴平祐(大泉洋)だった。
柴の姉・カナ(斉藤由貴)は、想像力が逞しい上、情報通でもあった。
弟の柴でさえ、姉の勘はよく当たると認めている。
柴の長年の友人である村一番の大富豪・黒井戸禄助(遠藤憲一)が、佐奈子にプロポーズした矢先の出来事だった。
そんな黒井戸までもが殺されてしまったのだった。
黒井戸の姪・花子(松岡茉優)に捜査を依頼されたのは、柴家の隣人・勝呂武尊だった。
勝呂は、柴に「ホームズのワトソンのように、私の相棒となって欲しい」と依頼する。
      **  **  **      
私は個人的に、萬斎さん演じる勝呂の大袈裟過ぎる話し方が苦手です。
それでも、前回の三谷幸喜氏脚本の「オリエント急行殺人事件」を観ていたので、免疫は出来ていました。(笑)
名探偵・勝呂が見込んだだけあって、柴の姉・カナも強力な助っ人。聞き込みの能力は大したものです。
カナに依頼した聞き込みの内容とその答え。
勝呂の何気ない“お喋りと行動”が、事件の辻褄の検証になっていたという驚嘆。
勝呂は、真犯人の本質をも見抜いたのでしょうか?
すべてが明らかになるラストでは、「オリエント急行」でも見せた勝呂の人情味溢れる部分が表れていました。
原作も読んでみたくなること請け合い!

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面白かった!

投稿日:2018/10/05 レビュアー:なんの因果

面白かった!などと言う凡庸なタイトルをつけてしまったが、すごく面白かったんで仕方ない。
タイトルといえば「黒井戸殺し」。ほぇ?これ、「アクロイド殺し」の事じゃん??
「ア」 を取っただけでこんなに笑える!(このセンスに脱帽。)いや、コメディじゃないですが、
三谷幸喜にかかるとアガサ・クリスティまでユーモラスな隠し味で料理されちゃいます。
しかも主役のシェパード医師が、シバ医師となって大泉洋ですからね。(笑)
ポアロ役は野村萬斎。
ちゃんと、日本の昭和27年頃の話になってる。(たとえば向井理がゲタを履いていたり)(斉藤由貴がカレー粉がなくて味噌でカレーを作ったり。)
クリスティの「アクロイド殺し」を読んだ方でも、原作に忠実な展開ですから満足できると思います。
また未読でも楽しめますし、役者さんたちが芸達者さんばかりで好演です。
ラストで野村萬斎と大泉洋が、陰りゆく部屋で話し合う場面はシビれました。

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切なくなるラスト

投稿日:2019/03/16 レビュアー:Sarah

さすが三谷幸喜。相変わらず緻密な脚本です。
原作を読んで分刻みで一人一人の行動を一覧にしてから脚本を作ったと思われます。
野村萬斎ポワロの前作オリエント急行殺人事件と同じく、クリスティでさえ明確に種明かしをしていない不可解な部分まですべて三谷幸喜が解説してくれた感じです。
原作は推理小説界に大議論を巻き起こし、このオチは今は事実上禁止されてると思いますので、まだストーリーを知らない方は一見の価値ありです。
最初から医者役の大泉洋が主役のようでポワロさん役が脇役にさえ見えます。原作でも医者が語り手です。
他の配役は一部B級感が否めないのですが、昔の時代設定なので横溝正史風に仕上がって、誰もが犯人に見え、飽きずに見られました。
個人的には草刈民代と刑事役の佐藤二朗が良かったです。
野村萬斎は個性的な役をやるとすごくはまるのと、なぜか作品が高尚になるのでポワロ役に悪くないと思います。本当はもっと年寄りがやるべきですが。
ラストは切なくて物悲しいものでした。

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黒井戸殺し

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名探偵・勝呂武尊、灰色の脳細胞を働かせる

投稿日

2018/10/16

レビュアー

kazupon

いやはや、タイトルの「黒井戸殺し」の原作が、アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」だったとは・・・!
“なんの因果”さんのレビューを読むまで、まったく気が付きませんでした。
と言っても、その原作も読んだことがないので、気づくはずもないのですが。(苦笑)
      **  **  **
昭和27年3月、殿里村で未亡人・唐津佐奈子(吉田羊)が睡眠薬の過剰摂取で死亡。
佐奈子は、前年、夫を毒殺した疑惑の人物だった。
検死に当たったのは、村で唯一の医師・柴平祐(大泉洋)だった。
柴の姉・カナ(斉藤由貴)は、想像力が逞しい上、情報通でもあった。
弟の柴でさえ、姉の勘はよく当たると認めている。
柴の長年の友人である村一番の大富豪・黒井戸禄助(遠藤憲一)が、佐奈子にプロポーズした矢先の出来事だった。
そんな黒井戸までもが殺されてしまったのだった。
黒井戸の姪・花子(松岡茉優)に捜査を依頼されたのは、柴家の隣人・勝呂武尊だった。
勝呂は、柴に「ホームズのワトソンのように、私の相棒となって欲しい」と依頼する。
      **  **  **      
私は個人的に、萬斎さん演じる勝呂の大袈裟過ぎる話し方が苦手です。
それでも、前回の三谷幸喜氏脚本の「オリエント急行殺人事件」を観ていたので、免疫は出来ていました。(笑)
名探偵・勝呂が見込んだだけあって、柴の姉・カナも強力な助っ人。聞き込みの能力は大したものです。
カナに依頼した聞き込みの内容とその答え。
勝呂の何気ない“お喋りと行動”が、事件の辻褄の検証になっていたという驚嘆。
勝呂は、真犯人の本質をも見抜いたのでしょうか?
すべてが明らかになるラストでは、「オリエント急行」でも見せた勝呂の人情味溢れる部分が表れていました。
原作も読んでみたくなること請け合い!

面白かった!

投稿日

2018/10/05

レビュアー

なんの因果

面白かった!などと言う凡庸なタイトルをつけてしまったが、すごく面白かったんで仕方ない。
タイトルといえば「黒井戸殺し」。ほぇ?これ、「アクロイド殺し」の事じゃん??
「ア」 を取っただけでこんなに笑える!(このセンスに脱帽。)いや、コメディじゃないですが、
三谷幸喜にかかるとアガサ・クリスティまでユーモラスな隠し味で料理されちゃいます。
しかも主役のシェパード医師が、シバ医師となって大泉洋ですからね。(笑)
ポアロ役は野村萬斎。
ちゃんと、日本の昭和27年頃の話になってる。(たとえば向井理がゲタを履いていたり)(斉藤由貴がカレー粉がなくて味噌でカレーを作ったり。)
クリスティの「アクロイド殺し」を読んだ方でも、原作に忠実な展開ですから満足できると思います。
また未読でも楽しめますし、役者さんたちが芸達者さんばかりで好演です。
ラストで野村萬斎と大泉洋が、陰りゆく部屋で話し合う場面はシビれました。

切なくなるラスト

投稿日

2019/03/16

レビュアー

Sarah

さすが三谷幸喜。相変わらず緻密な脚本です。
原作を読んで分刻みで一人一人の行動を一覧にしてから脚本を作ったと思われます。
野村萬斎ポワロの前作オリエント急行殺人事件と同じく、クリスティでさえ明確に種明かしをしていない不可解な部分まですべて三谷幸喜が解説してくれた感じです。
原作は推理小説界に大議論を巻き起こし、このオチは今は事実上禁止されてると思いますので、まだストーリーを知らない方は一見の価値ありです。
最初から医者役の大泉洋が主役のようでポワロさん役が脇役にさえ見えます。原作でも医者が語り手です。
他の配役は一部B級感が否めないのですが、昔の時代設定なので横溝正史風に仕上がって、誰もが犯人に見え、飽きずに見られました。
個人的には草刈民代と刑事役の佐藤二朗が良かったです。
野村萬斎は個性的な役をやるとすごくはまるのと、なぜか作品が高尚になるのでポワロ役に悪くないと思います。本当はもっと年寄りがやるべきですが。
ラストは切なくて物悲しいものでした。

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