オンリー・ザ・ブレイブ

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オンリー・ザ・ブレイブ / ジョシュ・ブローリン
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「オンリー・ザ・ブレイブ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

全米中に衝撃と悲しみをもたらした悲劇の実話をジョシュ・ブローリン主演で映画化した実録ドラマ。2013年にアリゾナ州で発生した大規模森林火災に立ち向かう森林消防の精鋭部隊“ホットショット”の男たち20人の絆と運命を描く。共演はマイルズ・テラー。監督は「オブリビオン」のジョセフ・コシンスキー。アリゾナ州プレスコット市の森林消防隊員を率いるマーシュは、過酷な任務に耐えられるよう、日々隊員たちを厳しく鍛え上げていた。ある日その森林消防隊に、薬物中毒の過去があり、おまけに窃盗罪で保護観察中の若者マクドナウが入隊を希望する。“娘が生まれたのを機に心を入れ替えたい”という彼を、マーシュは周囲の反対を押し切り採用する。するとマクドナウは過酷な訓練に必死で食らいつき、次第に他の隊員たちの信頼を勝ち取っていくが…。 JAN:4589921408400

「オンリー・ザ・ブレイブ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2017年
製作国: アメリカ
原題: Only the Brave

「オンリー・ザ・ブレイブ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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「ホットショット」森林消火隊20名の活躍

投稿日:2018/11/03 レビュアー:なんの因果

パニック映画ではないです。ガンガン燃えますが心温まるストーリィでもありません。
2時間14分と長いですが、なぜこんなに丁寧な展開にしたのか、ラストで納得しました。結末はネタバレになるので言えませんが、衝撃です・・。
2013年アメリカ、アリゾナ州ヤーネルで発生した巨大な山火事に立ち向かう地元の消防隊の活躍を描く。
実話が元で原作はGQ誌の記事ですが、隊員ブレンダン・マクドナウの自伝からもエピソードを引用。
実話の重みにあふれた作品になっています。

森林消火隊というのは、水や薬剤を使う建物火災の消火とは違って、燃え広がり方を予測して防火帯を掘り、
周辺の木を切り倒して延焼を防ぐという、火を使って火に立ち向かうという方法なんだそうです。
非常にキツい、体力と勇気がなければ務まらない仕事で、映画は超過酷な訓練の様子や
現場に向かう車の中で「裸の女性の写真」を見ずにはいられないメンタルの機微?を表現する。
ちなみに隊長は40代、半数以上が20代の若者たちだ・・。

ブレンダン・マクドナウを演じるのがマイルズ・テラー。この人は初め、ヤク中の窃盗犯という設定なのですがね、
似合わないんだよね、どっかマジメでしょ?
予想どおり消火隊に入って頑張って人生をやり直すパートを受け持ちますが、彼の成長物語だけに重きを置いてないですね。隊長の夫婦関係、人間関係もかなり見せ場があります。
隊長の奥さんアマンダ(ジェニファー・コネリー)の演技がすごいです。
「やっと休みが取れたら寝てばかり!それじゃいつするの!?」
(いやいや、ワタクシはなんでこんなセリフばかりレビューしちゃうんでしょう?アハハ。)
ジェニファー・コネリー、迫力があって素晴らしい生き方を見せてくれます。

アリゾナ州と言えばあのグランドキャニオンがある所ですから、(プレスコット市とどのくらい離れているかちょっとわかりません、すみません)
山々森林の風景がそれは素晴らしいです。その森林が火だるま状態になってグングン迫ってくる映像、ホントに怖いです。怖くて、緊迫してて、実話だという事で責任や重みを感じる作品、ぜひどうぞ。

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オンリー・ザ・ブレイブ ネタバレ

投稿日:2018/11/30 レビュアー:片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 山火事に挑む男たちの話。

 日本ではあまり体感できない森林火災消火というモチーフが面白くて、消火活動といっても周辺の木々を伐採したり穴を掘ったりと林業っぽりが面白かったです。

 話自体はヤク中でどうしようもなかった主人公が子どもをきっかけに消防隊に入隊してしごかれて成長していって仲間たちとの友情も深まって…。という王道を行くものでその手のジャンルとして安定の面白さの担保はあったと思います。しかも役者さんたちの渋いのでかっこよかったです。

 ただ実話だから仕方ないのかもしれないですが、終始単調で訓練も地味だし火災現場での仕事もエンタメ映画として地味に感じてしまって130分が退屈に感じてしまいました。それにクライマックスの火災も隊長さんはめちゃ天候を先読みしたりして火災と戦える男なのかと思いきや、いきなりピンチに陥ったりして炎に喋りかけてたりしていたのは一体何だったんだと驚くオチでした。印象的に出てくる防火シートもどれくらい耐えられてどれくらい耐えられないのか? とかもう少し説明が欲しかったです。

 とはいえ、火災と戦う人たちがカッコいい映画でした

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いまいち

投稿日:2018/11/04 レビュアー:QWERTY

消火活動の話がメインなのかと思ったら
仕事で家にいない期間が長くて嫁と口論になる、とか
新人が母親から、もっと安全な職場に異動するように言われる、みたいな
隊員の私生活の話ばかり・・

話の展開もスローだし
結末もドヨーーンと気が滅入る感じだし
いまいちな映画だった。

こういう映画を悪く言うと性格悪そうに見えるので
アメリカでは絶賛レビューがいっぱいだけど
低い興収(1800万ドル)が実際のところを物語っていると思う。

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最後は間違いなく、スクリーンに釘付け

投稿日:2018/09/30 レビュアー:のぶ

 消防士映画の代表作といえば、やはり「バックドラフト」でしょう。あれは建物火災を専門にする街の消防士の活躍をサスペンス仕立てにした、フィクション映画でした。
 一方こちらは、山火事専門の消防隊の映画です。登場人物は実在の人物をモデルにしており、実話に基づいたストーリーになっているため、奇想天外でドラマチックな展開や、ド派手な演出はありませんが、本当にあった話なんだと納得しながら見ることができます。こうした実話モノ映画では、都合よすぎる偶然やあれっと思える不自然な展開があったりして、おかしいと思って調べてみると、その部分はやっぱり事実が作り変えられていた、ということがしばしばあります。どうせ作り変えるなら、もっとまことしやかにやってほしいものだと思います。余談ですが…

 さてこの映画の主人公は、自堕落な生活をおくっている薬物中毒者で、恋人はおろか母親からも見放されてしまいます。しかし子供が生まれたことを機に、ダメ人生に決別して森林火災の消防隊員をめざすのですが、当然、他の隊員たちからクズ人間として白い目で見られます。
 この森林消防隊員というのは、腕立て伏せ100回とか20sの装備をかついで山道を短時間で走破するといった並外れた体力がないと務まらない、過酷な職業です。と言うと、マッチョな熱い男たちの映画のようですが、そんな隊員たちの恋人や妻子なども登場し、女性が見ても面白いと思えるような作品になっています。常に死と隣り合わせの危険な仕事、家で過ごす時間も限らる隊員たちを支える彼女や家族、そこで生じる葛藤なども描かれています。
 しかし見どころはやはり森林火災と、危険をかえりみずそれに立ちむかう隊員たちの活躍です。40度を超える高温の上に、湿度が一桁と日本ではめったにないからからに乾燥しきった空気の中で、いったん火災がおきると、あっという間に拡大してしまうのがアメリカの森林火災。この映画の監督はCGを得意としているのですが、実写場面は4ヶ月かけて600本以上の木々を植えて作った森を、液体プロパンやディーゼル燃料などを使った恐ろしい火力で燃すことで、迫力ある映像に仕上がっています。また、出演者たちも撮影前に厳しい訓練キャンプを経ているため、それを手慣れた様子で消火していくシーンが幾度もあります。森林火災をどういう方法で消火しているのかというのも、見どころの一つでしょう。
 残念なのは、上映時間が長すぎるところ。途中ダレてしまい、なかなかクライマックスの史上最大級のアリゾナ大火災にいきつきません。あと30分短くして、メリハリのあるテンポの良い展開に濃縮していたら、もっといい映画になっていたと思います。

 とはいえラスト近くの体育館のシーンで、主人公のセリフにおもわず目がウルウルしてしまったのは秘密です。エンドロール直前で、必ずスクリーンに目が釘付けにるシーンがあるのですが、なぜそこで釘付けになるのかは、皆さんで確認して下さい。

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山火事に立ち向かう勇敢な男たち(思い切りネタバレ) ネタバレ

投稿日:2018/12/18 レビュアー:kazupon

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2013年6月28日、アメリカのアリゾナ州で落雷が原因の巨大山火事が発生した。
これは、その山火事に立ち向かった“ホットショット”と呼ばれるエリート消防士たちの実話である。
アメリカ西海岸で山火事の発生が多いのは、極端な湿度の低さらしい。
そう言えば劇中でもホットショットの隊員たちが、しきりに湿度を測定していた。
西海岸は夏場に雨が少ない上、気温も高くなるので乾燥もハンパなく、燃えやすい状態にあるという事だろう。
物語前半は、アリゾナ州プレスコット市の森林消防隊のメンバー紹介や、火の動きを読むことでは優秀な指揮官マーシュらの訓練風景に費やされる。
彼らは森林消防隊からホットショット(精鋭チーム)への昇格を目標にしていた。
そしてついに市長の口添えで審査を受けられることになり、チリカウア山脈で発生した火災を見事に制し、念願の“ホットショット”に昇格したのだった。
彼らの訓練風景は、― この後に遭遇するヤーネルヒル火災で実践することになるが― 建物火災の訓練とは全く趣きが違っていた。
消防士たちは、延焼を防ぐために防火帯を作る。
土を掘り起こしたり、あるいは山火事の燃料となる雑木林、草木を伐採する。
同時に退却時のルートも確保しなくてはならない。
時には、迎え火を放ち、まさしく「火を以て火を制す」作戦。
万が一、逃げ場を失った時には、防火テント(携帯用の小型シェルター)の中で火が通り過ぎるのを待つのだ。
劇中でも各自が防火テントを素早く広げる訓練の様子があった。
ストーリーは、隊員たちの日常も映し出し、勇敢な彼らも家庭では妻や子の夫であり父であり、問題も抱えているのだった。
指揮官のマーシュも例外ではなく、そろそろ指揮官の仕事を部下にバトンタッチしようと考えていた矢先に、ヤーネルの巨大山火事に挑むことになってしまった。
いよいよ物語は佳境に入る。
冷静に雲や風向きなどの気象条件を確認しつつ火の動きを読み、それに先回りして火事を制しようとするマーシュ。
それを嘲笑うかのように、炎は進路を巧みに変えながら、木々を飛び越えて猛烈な勢いで迫って来る。
折からの猛暑と乾燥、そして突然の風向きの変化。
彼らは逃げ場を失ってしまい、防火テントに命を託すことになる。
マーシュは防火テントの中で、若い頃に山火事の現場で遭遇した“火だるま”の熊の姿を思い浮かべていた。

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オンリー・ザ・ブレイブ

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「ホットショット」森林消火隊20名の活躍

投稿日

2018/11/03

レビュアー

なんの因果

パニック映画ではないです。ガンガン燃えますが心温まるストーリィでもありません。
2時間14分と長いですが、なぜこんなに丁寧な展開にしたのか、ラストで納得しました。結末はネタバレになるので言えませんが、衝撃です・・。
2013年アメリカ、アリゾナ州ヤーネルで発生した巨大な山火事に立ち向かう地元の消防隊の活躍を描く。
実話が元で原作はGQ誌の記事ですが、隊員ブレンダン・マクドナウの自伝からもエピソードを引用。
実話の重みにあふれた作品になっています。

森林消火隊というのは、水や薬剤を使う建物火災の消火とは違って、燃え広がり方を予測して防火帯を掘り、
周辺の木を切り倒して延焼を防ぐという、火を使って火に立ち向かうという方法なんだそうです。
非常にキツい、体力と勇気がなければ務まらない仕事で、映画は超過酷な訓練の様子や
現場に向かう車の中で「裸の女性の写真」を見ずにはいられないメンタルの機微?を表現する。
ちなみに隊長は40代、半数以上が20代の若者たちだ・・。

ブレンダン・マクドナウを演じるのがマイルズ・テラー。この人は初め、ヤク中の窃盗犯という設定なのですがね、
似合わないんだよね、どっかマジメでしょ?
予想どおり消火隊に入って頑張って人生をやり直すパートを受け持ちますが、彼の成長物語だけに重きを置いてないですね。隊長の夫婦関係、人間関係もかなり見せ場があります。
隊長の奥さんアマンダ(ジェニファー・コネリー)の演技がすごいです。
「やっと休みが取れたら寝てばかり!それじゃいつするの!?」
(いやいや、ワタクシはなんでこんなセリフばかりレビューしちゃうんでしょう?アハハ。)
ジェニファー・コネリー、迫力があって素晴らしい生き方を見せてくれます。

アリゾナ州と言えばあのグランドキャニオンがある所ですから、(プレスコット市とどのくらい離れているかちょっとわかりません、すみません)
山々森林の風景がそれは素晴らしいです。その森林が火だるま状態になってグングン迫ってくる映像、ホントに怖いです。怖くて、緊迫してて、実話だという事で責任や重みを感じる作品、ぜひどうぞ。

オンリー・ザ・ブレイブ

投稿日

2018/11/30

レビュアー

片山刑事

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 山火事に挑む男たちの話。

 日本ではあまり体感できない森林火災消火というモチーフが面白くて、消火活動といっても周辺の木々を伐採したり穴を掘ったりと林業っぽりが面白かったです。

 話自体はヤク中でどうしようもなかった主人公が子どもをきっかけに消防隊に入隊してしごかれて成長していって仲間たちとの友情も深まって…。という王道を行くものでその手のジャンルとして安定の面白さの担保はあったと思います。しかも役者さんたちの渋いのでかっこよかったです。

 ただ実話だから仕方ないのかもしれないですが、終始単調で訓練も地味だし火災現場での仕事もエンタメ映画として地味に感じてしまって130分が退屈に感じてしまいました。それにクライマックスの火災も隊長さんはめちゃ天候を先読みしたりして火災と戦える男なのかと思いきや、いきなりピンチに陥ったりして炎に喋りかけてたりしていたのは一体何だったんだと驚くオチでした。印象的に出てくる防火シートもどれくらい耐えられてどれくらい耐えられないのか? とかもう少し説明が欲しかったです。

 とはいえ、火災と戦う人たちがカッコいい映画でした

いまいち

投稿日

2018/11/04

レビュアー

QWERTY

消火活動の話がメインなのかと思ったら
仕事で家にいない期間が長くて嫁と口論になる、とか
新人が母親から、もっと安全な職場に異動するように言われる、みたいな
隊員の私生活の話ばかり・・

話の展開もスローだし
結末もドヨーーンと気が滅入る感じだし
いまいちな映画だった。

こういう映画を悪く言うと性格悪そうに見えるので
アメリカでは絶賛レビューがいっぱいだけど
低い興収(1800万ドル)が実際のところを物語っていると思う。

最後は間違いなく、スクリーンに釘付け

投稿日

2018/09/30

レビュアー

のぶ

 消防士映画の代表作といえば、やはり「バックドラフト」でしょう。あれは建物火災を専門にする街の消防士の活躍をサスペンス仕立てにした、フィクション映画でした。
 一方こちらは、山火事専門の消防隊の映画です。登場人物は実在の人物をモデルにしており、実話に基づいたストーリーになっているため、奇想天外でドラマチックな展開や、ド派手な演出はありませんが、本当にあった話なんだと納得しながら見ることができます。こうした実話モノ映画では、都合よすぎる偶然やあれっと思える不自然な展開があったりして、おかしいと思って調べてみると、その部分はやっぱり事実が作り変えられていた、ということがしばしばあります。どうせ作り変えるなら、もっとまことしやかにやってほしいものだと思います。余談ですが…

 さてこの映画の主人公は、自堕落な生活をおくっている薬物中毒者で、恋人はおろか母親からも見放されてしまいます。しかし子供が生まれたことを機に、ダメ人生に決別して森林火災の消防隊員をめざすのですが、当然、他の隊員たちからクズ人間として白い目で見られます。
 この森林消防隊員というのは、腕立て伏せ100回とか20sの装備をかついで山道を短時間で走破するといった並外れた体力がないと務まらない、過酷な職業です。と言うと、マッチョな熱い男たちの映画のようですが、そんな隊員たちの恋人や妻子なども登場し、女性が見ても面白いと思えるような作品になっています。常に死と隣り合わせの危険な仕事、家で過ごす時間も限らる隊員たちを支える彼女や家族、そこで生じる葛藤なども描かれています。
 しかし見どころはやはり森林火災と、危険をかえりみずそれに立ちむかう隊員たちの活躍です。40度を超える高温の上に、湿度が一桁と日本ではめったにないからからに乾燥しきった空気の中で、いったん火災がおきると、あっという間に拡大してしまうのがアメリカの森林火災。この映画の監督はCGを得意としているのですが、実写場面は4ヶ月かけて600本以上の木々を植えて作った森を、液体プロパンやディーゼル燃料などを使った恐ろしい火力で燃すことで、迫力ある映像に仕上がっています。また、出演者たちも撮影前に厳しい訓練キャンプを経ているため、それを手慣れた様子で消火していくシーンが幾度もあります。森林火災をどういう方法で消火しているのかというのも、見どころの一つでしょう。
 残念なのは、上映時間が長すぎるところ。途中ダレてしまい、なかなかクライマックスの史上最大級のアリゾナ大火災にいきつきません。あと30分短くして、メリハリのあるテンポの良い展開に濃縮していたら、もっといい映画になっていたと思います。

 とはいえラスト近くの体育館のシーンで、主人公のセリフにおもわず目がウルウルしてしまったのは秘密です。エンドロール直前で、必ずスクリーンに目が釘付けにるシーンがあるのですが、なぜそこで釘付けになるのかは、皆さんで確認して下さい。

山火事に立ち向かう勇敢な男たち(思い切りネタバレ)

投稿日

2018/12/18

レビュアー

kazupon

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2013年6月28日、アメリカのアリゾナ州で落雷が原因の巨大山火事が発生した。
これは、その山火事に立ち向かった“ホットショット”と呼ばれるエリート消防士たちの実話である。
アメリカ西海岸で山火事の発生が多いのは、極端な湿度の低さらしい。
そう言えば劇中でもホットショットの隊員たちが、しきりに湿度を測定していた。
西海岸は夏場に雨が少ない上、気温も高くなるので乾燥もハンパなく、燃えやすい状態にあるという事だろう。
物語前半は、アリゾナ州プレスコット市の森林消防隊のメンバー紹介や、火の動きを読むことでは優秀な指揮官マーシュらの訓練風景に費やされる。
彼らは森林消防隊からホットショット(精鋭チーム)への昇格を目標にしていた。
そしてついに市長の口添えで審査を受けられることになり、チリカウア山脈で発生した火災を見事に制し、念願の“ホットショット”に昇格したのだった。
彼らの訓練風景は、― この後に遭遇するヤーネルヒル火災で実践することになるが― 建物火災の訓練とは全く趣きが違っていた。
消防士たちは、延焼を防ぐために防火帯を作る。
土を掘り起こしたり、あるいは山火事の燃料となる雑木林、草木を伐採する。
同時に退却時のルートも確保しなくてはならない。
時には、迎え火を放ち、まさしく「火を以て火を制す」作戦。
万が一、逃げ場を失った時には、防火テント(携帯用の小型シェルター)の中で火が通り過ぎるのを待つのだ。
劇中でも各自が防火テントを素早く広げる訓練の様子があった。
ストーリーは、隊員たちの日常も映し出し、勇敢な彼らも家庭では妻や子の夫であり父であり、問題も抱えているのだった。
指揮官のマーシュも例外ではなく、そろそろ指揮官の仕事を部下にバトンタッチしようと考えていた矢先に、ヤーネルの巨大山火事に挑むことになってしまった。
いよいよ物語は佳境に入る。
冷静に雲や風向きなどの気象条件を確認しつつ火の動きを読み、それに先回りして火事を制しようとするマーシュ。
それを嘲笑うかのように、炎は進路を巧みに変えながら、木々を飛び越えて猛烈な勢いで迫って来る。
折からの猛暑と乾燥、そして突然の風向きの変化。
彼らは逃げ場を失ってしまい、防火テントに命を託すことになる。
マーシュは防火テントの中で、若い頃に山火事の現場で遭遇した“火だるま”の熊の姿を思い浮かべていた。

1〜 5件 / 全32件