ザ・ミッドナイトマン

1953年の雪の夜、アナは、兄や友人と共に「ミッドナイトマンから逃げ切れば勝利」という
呪いのゲームを、屋根裏部屋で行っていた。
しかし、ゲームは、アナ以外全員死亡という悲惨な結末を迎える。
時は流れて現在、認知症を患うアナは、孫娘アレックスの介護を受ける身となっていた。
あの日と同じ雪の夜、アナに命じられて屋根裏部屋を訪れたアレックスが「ゲーム」を発見する！

いきなり感情を爆発させたり、邪悪な表情を見せる祖母・アナ（リン・シェイ）が不気味。
彼女の出演シーンは、なかなか怖かった。怪演！

ミッドナイトマンの造形は、耳まで裂けた口をした干し首のようで、さほどグロくない。
終盤でアレックスに対峙する時の姿が魅力的だった。
優しげにも見えるほどに。そんなはずないのに！
彼は、プレイヤーが「無意識に恐れるモノ」を察知して、精神攻撃をする。
恐ろしいのは、ルールがあるにも関わらず、彼が「ズル」をすること。
悲しいのは、視聴側が「どんなズルなのか」を予想できてしまうこと…おぉぉぉぉぉ…

軽い気持ちでゲームを始めてしまったアレックス、彼女の幼馴染マックスとケリー。
彼らは、それぞれミッドナイトマンの精神攻撃に晒される。
顔面をグチョっとされてしまうマックスが、ホラー的には華やか。
ケリーへの攻撃に登場する「鼻をピクピクさせる白ウサギ」がメルヘンな感じで好き。
可哀相だったけど…

アナの住む屋敷、アナの主治医と助手の衣装、大量の時計、屋根裏部屋のトランクなどが、
クラシカルな雰囲気を演出。
この雰囲気は、「午前3時33分まで逃げ切る」「10分おきに移動する」等のルール確認に、
スマホを一切使わないアレックスたちの行動と無関係とは思えぬ。おぉぉぉぉぉ…

冒頭、派手な殺戮シーンで期待させますが、始まってしまえば存外大人しい作品でした。
アレックスの母の死の真相は、もっと怖くできそうだったのに、ちょっと残念。
不気味な祖母を演じていたリン・シェイ一人が気を吐いていた印象です。
お暇なら…

設定やキャストは良いのに今ひとつパッとしない。登場人物が少なすぎて物足りない。その上ストーリーも先読みできてしまうので「やっぱりね」という感想でしかない。どこかがリメイクしてくれたらもっと良い映画になるかもね。

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いつまで経っても終わらすことができないホラーの常とう手段。この映画もご多聞に漏れずその類です。
全然怖くないゴースト？と、死ぬために後から加わるバカ女（なかなかの美人で、個人的にはこちらが主人公でいいのにと思った）もいつも通り。
で、このバカ女が案の定最初に死ぬけど、それを全然助けてやらずにラブシーンやら会話してる主人公二人…もう、この辺りでいいかなぁってなります。


ところで、このゴースト？　お前の怖いものはなんだ？とか聞いてきますが、これって以前に何かのホラーで見た記憶がある。なんだか忘れたけど確かに見てる。。。パクリか？

ちょうど今 イーライロスの ルイスと時計が何とかってのを見てきた
ところで 新作はデスウィッシュにばかり 話題集中こちらも注目
そのイーライに助けられての演出で 何とか合格すれすれのキャビン
フィバのトラヴィスの次作は如何でしょうか

冒頭 三人の子供の黒い儀式 照明が薄らぼんやりした中での カット割り
の凡庸さで こりゃあかんとなります フロリダプロジェクトの三人の
悪ガキの登場シーンと比べてみましょう

もっと掴みを考えないと タメも何もない 333ルール 建物セットなどは
良し このばあちゃんは有名なおばさんだよね ロバートイングランドも
良いおじさん役なのかな キャストは渋く豪華

1953から現在となり またもゲーの再開 お話は悪くないのではないか
よくわからないのだが あ 無意識に早送りにしてるのか はは よく見え
ないミッドナイトマンごめんね このずっと暗い画面が続くのは もう
ちょい照明のコントラストがありゃ悪くないし ラストに至る残酷描写
も まあまあね 時計が出てくるんだけど 部屋にたくさん これはルイス
と時計にも効果的に使われる また小津の「東京の女」にも時計が不気味
に使われる そんなとこ沢山映画見て 演出の勉強して欲しいね
次はいけるかもしれないセンスはあるかもなのよ

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ばぁちゃんのが怖かった（笑）