修道士は沈黙する

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修道士は沈黙する / トニ・セルヴィッロ
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「修道士は沈黙する」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

『ローマに消えた男』のロベルト・アンドー監督・原案・脚本による社会派ミステリー。G8財務相会議の前夜、各国の財務相と修道士・サルスらが国際通貨基金のロシェが開いた夕食会に招かれる。だが翌朝、ロシェの死体が発見される。※販売代理:アルバト

「修道士は沈黙する」 の作品情報

作品情報

製作年: 2016年
製作国: イタリア/フランス
原題: LE CONFESSIONI/THE CONFESSIONS

「修道士は沈黙する」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全7件

修道士は沈黙を破るか?!

投稿日:2018/07/28 レビュアー:カマンベール

2016年(イタリア/フランス)

隠れテーマは、世界経済と貧富の格差だと思います。

場所・・・ドイツの高級リゾートホテル
会合・・・G8(日本含む)財務省会議

事件・・・IMFの理事で世界的エコノミストの死。

死の真相・・・自殺か?それとも他殺か?

世界的エコノミストのロシュ(ダニエル・オートゥイユ)は、
会議の前日、自身の誕生日を祝う。
ゲストは、絵本作家にロックスターそして修道士のサルス(トニ・セルヴィッロ)
ロシュは修道士サルスを部屋に招き告解をする。
ご存知の通り、神父には守秘義務という戒律がある。

翌朝、ロシュはビニール袋を被った死体で発見されるのだ。

一番に疑われたのは、ロシュの最後に告解を受けた修道士サルス。

…………………………………………………………

国際色豊かなベテランスター総出演。
名前までは言えなくてもお馴染みの名優揃いです。

修道士が格好いいです。修道服がこんなに似合う人は少ない。
白髪頭のハゲ具合まで素敵。修道士は元数学者なのです。
それでアルゴリズム(数式)が、大きな意味を持つのです。

静けさ、告解、数式、小鳥のさえずり、沈黙。
そして修道士に懐く黒い大型犬。

最後にG8の議題の採決がなされます。
正義は愛は、富の集中は避けられるのでしょうか?

知的でユーモアも感じられる、社会はミステリーでした。

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社会派ミステリーではあるが、『気配』に難

投稿日:2021/03/01 レビュアー:くまげらの森

「2018年9月レンタル開始、まったくそそられないジャケットながら、
気にはなるのだよね」
「それで今頃、見たわけですか。面白かったですか?(なぜか笑)」
「・・・脱力ミステリーでした。肝心なところが思い出せません。(キッパリ)」
「G8財相会議とか、IMFという時点でなんだかなぁ〜と思うものの、それに修道士まで。
地味にアタマがグルグルですよ。インドのインチキ魔術師がドイツの高級リゾート、
ハイリゲンダム空港にいるってんですから。この案件、関係ないですかね?」
「重要度はないですね」

「リゾートホテルに犬がウロウロしてましたね。ドイツはいいの?
怖そうな大型犬だじょー・・プルプル」
「あ、そこはポイントになります!怖そうな犬が修道士に対して・・・え〜とぉ、最後に言います。」
「つまり、どういう話なんでしょう?まとめてください」

「会議にお呼ばれしたイタリア人修道士ロベルト。
IMF専務理事の他殺だか自殺だかわからない事件が勃発して、死の直前に告解を受けたロベルトが疑われる。
戒律に従って「沈黙」を貫くロベルト。
G8財務相会議では、貧しい国にとって不利な取り決めが秘密裏に行われる事になっていた。それは、物質主義にまみれて金が金を生み出すマネーゲームに浮かれる権力者たちの姿を浮き彫りにしていた。人為的にも拡がる経済格差。監督が言いたいのはそこだろう。」
登場人物が浅く広く、ややわかりにくい面がある。

ラストは、ファンタジー風にフェードアウトする。
ロベルトに従順に従う大型犬。
そうか、あの修道士はこの世のものでないのかもしれない・
もしかしたら『神』だったのだろうか・・。

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ミステリーを求めると辛い映画。

投稿日:2018/10/11 レビュアー:

予告編にひかれて見た。
が、予告編でうたわれているようなサスペンスや謎解きにはほとんど重きをおかれて
おらず、さらっさらっと通り過ぎ幕を閉じられてしまった。

舞台は実際G8が行われた高級リゾートホテル。
G8財務省会議に、イタリアの修道士ロベルト・サルス、ちゃらめの中年おやじ歌手、
女性絵本作家がゲストに招かれる。

会議の重要メンバーであるロシュは、サルスに告解(キリスト教において、秘密を告白すること)
したいと求め、サルスは応じる。
ところが、翌日ロシュはサルスが前日持っていたスパーのレジ袋をかぶった状態で死亡
しているところを発見される。

ロシュは自殺なのか、他殺なのか。
ロシュは何を告解したのか。
ロシュの残した数式は何を意味するのか。

冒頭からぽんぽんぽんと謎が投げかけられる。

ミステリーならここから犯人らしき者が浮上したり、思わせぶりな目撃場面が
あがったり、謎解きが始まる。
観客は謎を知りたくてどんどん引き込まれていく。

はずなのだが、この映画にはその部分が欠落している。
予告ではミステリーとしているのだが、どうもロベルト・アンドー監督は
そういう意図でこの映画を捕らえていないのだ。

特典映像にアンドー監督のインタビューがあるが、音楽の使い方が気に入っているとか、
動物の使い方が効果的だろとか、枠の話ばかりであまりわたしの聞きたいことは
語られていなかった。というか、他のインタビューを読んでも、わたしが期待していた
ミステリーという要素は監督にとっては重要ではなかったようだ。

経済、カトリックの教義がある程度頭にないと、よく分からない映画のような気がする。
キリスト教には美術やタロット、数秘術の観点から興味があり、本も少し読んでいる
わたしでも、あまり意味が分からなかった。

アンドー監督はインタビューで、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の引用をしたり、
この映画について、「経済状況を神学的にとらえている」と語っている。
それを読んで、わたしに理解できるわけないな、と深く納得した。

この映画を楽しめた人の多くは、監督のアイロニカルな視点や、チャップリンを
彷彿させる部分をとりあげていた。
そういう部分が理解できる人なら楽しめるだろう。

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転向と真理

投稿日:2019/05/05 レビュアー:icy

文句なしの5つ星。
アメリカのネオコンが代表的だが、人は若い時に傾倒した考え方から転向することがある。私もそうで、アメリカで学位を取って市場経済と確率統計、そして相対価値に基づく取引原理で経済だけでなく社会現象から人間関係まで全てを説明していた。今でも別に赤く染まった訳でもなく、イデオロギー的な転向ではないものの、この考え方には無理があったと完全敗北を認める勇気だけは持つことができた。資本主義は失敗だし、相対価値で説明できることは刹那的な話にとどまる。政治的正しさと俗物的享楽の果てに空しさを感じて宗教的赦しを欲することもあろうし、数学から神の道に転向するのもあるだろう。ネオコンだけでなく、転向後の方が確信的になるものだ。
この映画は細部の描き方がとてもヨーロッパ的で面白い。役柄ごとの英語のアクセントはもちろん(俳優の国籍が違うから当たり前だが)、世界経済の中心と言われるところで仕事している人たちの仕草が所々でよく描かれている。本物を見たのかと言いたくなるほど。
方程式は茶番だが、そうであっても物語は崩れない。心なき悔恨は赦しに値しないだろうし、秩序の維持という詭弁は真理への冒涜に過ぎない。真理の前には沈黙するしかない。

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ユニーク

投稿日:2018/11/20 レビュアー:あんちゃん

堅苦しいイメージのジャケットだが、中身はそうでもない。
修道士は通常融通の利かない人が多そうだが、そんな固定観念のイメージを型破るところが、とても素敵。

※思いっきり横な一意見です。
ほんっと、邦題のセンスは最低!!と個人的に思います。
字幕のセンスもさる事ながら、
変な先入観を植え付け押し付けて、商売に出来る謎な業界ですね。
作品の世界観にレッテル張りをして価値を狭めるのなら、むしろ原題のままにすべきです。

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修道士は沈黙する

ユーザーレビュー

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修道士は沈黙を破るか?!

投稿日

2018/07/28

レビュアー

カマンベール

2016年(イタリア/フランス)

隠れテーマは、世界経済と貧富の格差だと思います。

場所・・・ドイツの高級リゾートホテル
会合・・・G8(日本含む)財務省会議

事件・・・IMFの理事で世界的エコノミストの死。

死の真相・・・自殺か?それとも他殺か?

世界的エコノミストのロシュ(ダニエル・オートゥイユ)は、
会議の前日、自身の誕生日を祝う。
ゲストは、絵本作家にロックスターそして修道士のサルス(トニ・セルヴィッロ)
ロシュは修道士サルスを部屋に招き告解をする。
ご存知の通り、神父には守秘義務という戒律がある。

翌朝、ロシュはビニール袋を被った死体で発見されるのだ。

一番に疑われたのは、ロシュの最後に告解を受けた修道士サルス。

…………………………………………………………

国際色豊かなベテランスター総出演。
名前までは言えなくてもお馴染みの名優揃いです。

修道士が格好いいです。修道服がこんなに似合う人は少ない。
白髪頭のハゲ具合まで素敵。修道士は元数学者なのです。
それでアルゴリズム(数式)が、大きな意味を持つのです。

静けさ、告解、数式、小鳥のさえずり、沈黙。
そして修道士に懐く黒い大型犬。

最後にG8の議題の採決がなされます。
正義は愛は、富の集中は避けられるのでしょうか?

知的でユーモアも感じられる、社会はミステリーでした。

社会派ミステリーではあるが、『気配』に難

投稿日

2021/03/01

レビュアー

くまげらの森

「2018年9月レンタル開始、まったくそそられないジャケットながら、
気にはなるのだよね」
「それで今頃、見たわけですか。面白かったですか?(なぜか笑)」
「・・・脱力ミステリーでした。肝心なところが思い出せません。(キッパリ)」
「G8財相会議とか、IMFという時点でなんだかなぁ〜と思うものの、それに修道士まで。
地味にアタマがグルグルですよ。インドのインチキ魔術師がドイツの高級リゾート、
ハイリゲンダム空港にいるってんですから。この案件、関係ないですかね?」
「重要度はないですね」

「リゾートホテルに犬がウロウロしてましたね。ドイツはいいの?
怖そうな大型犬だじょー・・プルプル」
「あ、そこはポイントになります!怖そうな犬が修道士に対して・・・え〜とぉ、最後に言います。」
「つまり、どういう話なんでしょう?まとめてください」

「会議にお呼ばれしたイタリア人修道士ロベルト。
IMF専務理事の他殺だか自殺だかわからない事件が勃発して、死の直前に告解を受けたロベルトが疑われる。
戒律に従って「沈黙」を貫くロベルト。
G8財務相会議では、貧しい国にとって不利な取り決めが秘密裏に行われる事になっていた。それは、物質主義にまみれて金が金を生み出すマネーゲームに浮かれる権力者たちの姿を浮き彫りにしていた。人為的にも拡がる経済格差。監督が言いたいのはそこだろう。」
登場人物が浅く広く、ややわかりにくい面がある。

ラストは、ファンタジー風にフェードアウトする。
ロベルトに従順に従う大型犬。
そうか、あの修道士はこの世のものでないのかもしれない・
もしかしたら『神』だったのだろうか・・。

ミステリーを求めると辛い映画。

投稿日

2018/10/11

レビュアー

予告編にひかれて見た。
が、予告編でうたわれているようなサスペンスや謎解きにはほとんど重きをおかれて
おらず、さらっさらっと通り過ぎ幕を閉じられてしまった。

舞台は実際G8が行われた高級リゾートホテル。
G8財務省会議に、イタリアの修道士ロベルト・サルス、ちゃらめの中年おやじ歌手、
女性絵本作家がゲストに招かれる。

会議の重要メンバーであるロシュは、サルスに告解(キリスト教において、秘密を告白すること)
したいと求め、サルスは応じる。
ところが、翌日ロシュはサルスが前日持っていたスパーのレジ袋をかぶった状態で死亡
しているところを発見される。

ロシュは自殺なのか、他殺なのか。
ロシュは何を告解したのか。
ロシュの残した数式は何を意味するのか。

冒頭からぽんぽんぽんと謎が投げかけられる。

ミステリーならここから犯人らしき者が浮上したり、思わせぶりな目撃場面が
あがったり、謎解きが始まる。
観客は謎を知りたくてどんどん引き込まれていく。

はずなのだが、この映画にはその部分が欠落している。
予告ではミステリーとしているのだが、どうもロベルト・アンドー監督は
そういう意図でこの映画を捕らえていないのだ。

特典映像にアンドー監督のインタビューがあるが、音楽の使い方が気に入っているとか、
動物の使い方が効果的だろとか、枠の話ばかりであまりわたしの聞きたいことは
語られていなかった。というか、他のインタビューを読んでも、わたしが期待していた
ミステリーという要素は監督にとっては重要ではなかったようだ。

経済、カトリックの教義がある程度頭にないと、よく分からない映画のような気がする。
キリスト教には美術やタロット、数秘術の観点から興味があり、本も少し読んでいる
わたしでも、あまり意味が分からなかった。

アンドー監督はインタビューで、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の引用をしたり、
この映画について、「経済状況を神学的にとらえている」と語っている。
それを読んで、わたしに理解できるわけないな、と深く納得した。

この映画を楽しめた人の多くは、監督のアイロニカルな視点や、チャップリンを
彷彿させる部分をとりあげていた。
そういう部分が理解できる人なら楽しめるだろう。

転向と真理

投稿日

2019/05/05

レビュアー

icy

文句なしの5つ星。
アメリカのネオコンが代表的だが、人は若い時に傾倒した考え方から転向することがある。私もそうで、アメリカで学位を取って市場経済と確率統計、そして相対価値に基づく取引原理で経済だけでなく社会現象から人間関係まで全てを説明していた。今でも別に赤く染まった訳でもなく、イデオロギー的な転向ではないものの、この考え方には無理があったと完全敗北を認める勇気だけは持つことができた。資本主義は失敗だし、相対価値で説明できることは刹那的な話にとどまる。政治的正しさと俗物的享楽の果てに空しさを感じて宗教的赦しを欲することもあろうし、数学から神の道に転向するのもあるだろう。ネオコンだけでなく、転向後の方が確信的になるものだ。
この映画は細部の描き方がとてもヨーロッパ的で面白い。役柄ごとの英語のアクセントはもちろん(俳優の国籍が違うから当たり前だが)、世界経済の中心と言われるところで仕事している人たちの仕草が所々でよく描かれている。本物を見たのかと言いたくなるほど。
方程式は茶番だが、そうであっても物語は崩れない。心なき悔恨は赦しに値しないだろうし、秩序の維持という詭弁は真理への冒涜に過ぎない。真理の前には沈黙するしかない。

ユニーク

投稿日

2018/11/20

レビュアー

あんちゃん

堅苦しいイメージのジャケットだが、中身はそうでもない。
修道士は通常融通の利かない人が多そうだが、そんな固定観念のイメージを型破るところが、とても素敵。

※思いっきり横な一意見です。
ほんっと、邦題のセンスは最低!!と個人的に思います。
字幕のセンスもさる事ながら、
変な先入観を植え付け押し付けて、商売に出来る謎な業界ですね。
作品の世界観にレッテル張りをして価値を狭めるのなら、むしろ原題のままにすべきです。

1〜 5件 / 全7件