バース・オブ・ネイション

バース・オブ・ネイションの画像・ジャケット写真
バース・オブ・ネイション / ネイト・パーカー
予告編を観る
  • 画質は本編映像とは異なります。
全体の平均評価点:
(5点満点)

8

  • DVD
  • Blu-ray
  • TSUTAYA TV
  • 動画ポイント利用可
ジャンル:

「バース・オブ・ネイション」 の解説・あらすじ・ストーリー

黒人奴隷反乱を率いた伝説の人物、ナット・ターナーを描いた感動の実話。ターナー家の農場で奴隷として生活するナットは、若い頃に文字の読み書きを習得。大人へと成長した彼は聖書に精通し、ターナー家の奴隷のために説教をするようになるのだが…。

「バース・オブ・ネイション」 の作品情報

製作年: 2016年
製作国: アメリカ/カナダ
原題: THE BIRTH OF A NATION

「バース・オブ・ネイション」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

バース・オブ・ネイションの詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
120分 日・英 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
FXBR69837 2018年08月03日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
382枚 5人 8人

【Blu-ray】バース・オブ・ネイション(ブルーレイ)の詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
120分
レイティング: 記番: レンタル開始日:
FXXR69837 2018年08月03日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
190枚 4人 0人

関連作品

ユーザーレビュー:8件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全8件

「全ての白人を殺せ!」って・・・。

投稿日:2018/08/27 レビュアー:なんの因果

1831年バージニア州で奴隷反乱を起こしたナッド・ターナーを描く実話。
サンダンス映画祭、トロント国際映画祭で高い評価を得た力作だったが、監督・制作・脚本・主演を兼任したネット・パーカーが、過去に起こした事件(レイプ疑惑・無罪となったが告訴した女性は自殺した。)が浮上するというスキャンダルが発覚。全米では公開されたものの、配給のFOXサーチライトも今、注目されてる会社だけに宣伝の見直しせざるを得なかった。興行成績は振るわず、日本での劇場公開も中止になった。

作品と、本人の問題は別だというのは、間違っていない意見だと思う。
が、本作は奴隷への暴行シーンやレイプシーンが重要な鍵となる。「国民の創生」のタイトルまで借りて7年越し製作にかかったネッド・パーカーの熱意は、報道の質問に誠意あるアンサーをしない事でイメージダウンした。
何かと黒人と警察の問題や、黒人パワーについて話題になってる今、タイムリーな作品だっただけに、勝負球がストライクゾーンをはずれたような惜しさがある。
さて、ここまでで長くなったので、簡略に言うと
主人から虐げられ残虐な仕打ちを受ける奴隷たち⇒ 聖書を読めて福音を紹介する立場でもあったナッド・ターナー(ネット・パーカー)が、戦う事を決意 ⇒反乱は48時間で鎮圧。
60人あまりの白人が殺されたが、報復として無関係な黒人も含め数百人の黒人が殺された。!

当時の奴隷の扱いについては、どなたも想像されると思いますが
この作品は結構、リアルにエグく描いています。一応は牧師という扱いのナッドが
「黒人が白人に洗礼を施した」という理由で、木に縛り付けられ、死に瀕するほど打擲されます。(イエスの磔刑の場面を想起しない事もありません。)全身キズだらけになったナッドが神の啓示を受けたとして、サムエル記上15章の、
「行け。アマレクを討ち、アマレクに属するものは一切、滅ぼし尽くせ。男も女も、子供も乳飲み子も打ち殺せ。容赦してはならない。」を引用して、仲間を集め、金環日食の日、白人を手当たり次第、殺戮する、出会い頭に斧でって、流血ホラーになったかと思いました。

サムエル記上15章は、先にエジプトから出る時アマレクに妨害されたんで、アマレクを許すな、という聖句なわけで。
神の啓示、というやつは、本人が言う事ですから注意したい危険なものだと思う。(神がささやいた、と言って凶悪な犯罪に走る人たちがいます。)
もちろん、上の暴動は抑圧されて抑圧されてついに、というシーンではあるのですが。
なかったことには出来ない歴史のページ。鑑賞とは言ってもキツイものがありました。

このレビューは気に入りましたか? はい 7人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

なんで人が人をこんな風に扱うことが出来るのかな

投稿日:2018/10/29 レビュアー:ポッシュ

(ややネタバレあり〉

19世紀アメリカ、バージニア州で起きた奴隷反乱を描いた作品。

バージニアと言えばポカホンタスの恋人ジョン・スミスが植民地指導者になった土地でしょうか。
この辺りはピューリタンが宗教的理想郷を夢見て入植した北部と違い、イングランドの内乱から逃れた
有力家族が大量に移り住んだらしい。そして、欧州からの年季奉公人を多数支配して
プランテーションを経営する貴族社会を形成。やがて、労働者不足をアフリカからの奴隷で賄うように
なった・・・というのが此の地の黒人奴隷の成り立ちでしょうか。(ナット・ターナーの時代にはもう
奴隷輸入は禁止されていましたが。・・・付け焼刃知識ゆえ事実誤認がありましたらご教示を)

奴隷を所有し思うがままにしている白人農場主たち。彼らの考え方では、人間は生まれながらにして
「階級」が決まっているのでしょう。自由を享受できる特権を持つ、選ばれし人間と、そうでない人間と。

前置き長くなりましたが、なんでね、人が人をこんな風に扱うことが出来るのかな・・・と
ブルブル震えながら観たわけです。あの人たちは何を根拠にそんなに堂々と他者を支配し、
残虐なことを行えたのかなと。

一つには聖書が関係しているらしく、創世記9章のノア(箱舟のおっちゃん)の物語で
ノアには3人の息子セム、ハム、ヤフェテがいて、色々あって(お、ザックリ切るなー)
「カナンは呪われよ」「カナンは彼ら(セム&ヤフェテ)のしもべとなれ」って言われちゃう。
カナンはハムの息子です。で、ハムはアフリカの諸民族の祖先だと言うのだけど、
ちょっとその辺については浅学ゆえ詳述は避けます(汗)。

あとは、此の地の支配層は「自分たちはノルマン人貴族の子孫で、北部に移住した平民の
アングロサクソン人とは違う」という特権意識を持っていたらしい。(※)
そんな中での奴隷制なので、より嗜虐性が高まりやすかったのかなと推測してみたり。
(そんな単純な話ではないかな?)
白人の中でも人種の違いによる差別意識があるのは興味深い事です。(後の南北戦争にも繋がっていく)

いずれにしろ、長年、虐げられてきた者たちは、ムリヤリ押し曲げられた木の枝のごとく
たわんで怨念のパワーを内部に蓄積・増大させ、それが何かのキッカケで弾けて
もの凄い力で、自分にのしかかっていた圧力を撥ね退け押し返す・・・ことがあるのだろう。
ナット・ターナーの反乱もそんな風にして起こった。

実質2日で鎮圧されたこの反乱は、結果的に罪のない大勢の黒人たちの命を奪うことになる。
ビリー・ホリデイの“奇妙な果実”をバックに、見せしめで吊るし首にされた人々の姿を映し出す
シーンの衝撃は忘れられない。

明るめなエピソードはベタな演出でパパッと駆け足に説明して、暗黒面をこれでもかと描く語り口が
奏功しているのかチョイと疑問でしたが、アメリカ史の一幕として興味深く観ました。


※コリン・ウッダード『11の国のアメリカ史』(岩波書店2017)より

このレビューは気に入りましたか? はい 4人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

タブーに挑んだ作品

投稿日:2018/08/23 レビュアー:カマンベール

2016年(アメリカ/カナダ)
………ネイト・パーカーが主演・製作・監督・脚本。
………サンダンス映画祭グランプリと観客賞をダブル受賞。

アメリカの黒人奴隷として最古と言われる黒人奴隷の反乱を描いています。

1800年代はじめ、その反乱を率いた人物、ナット・ターナー(ネイト・パーカー)の伝記ドラマです。

ここからは、ネタバレがありますので、気になる方は映画鑑賞後に、
読んでくださいね。

歴史上散々に虐げられ、プライドをズタズタにされてきたアメリカ黒人の歴史。
21世紀の現在でも黒人と白人の経済面そして教育水準の格差による差別など、残っています。

ナット・ターナーは、所有者のターナー一家の女主人(ペネロペ・アン・ミラー)から、読み書きそして聖書を勉強させてもらいます。
聖書を理解して読み解く力は、やがて仲間の黒人奴隷に、
キリスト教を教える立場になり、尊敬を集めます。

成人してからはターナー家の若主人サミュエル(アーミー・ハマー)と、黒人相手の説教師として、北米各地を説教して歩くようになるのです。
そこで見聞きする黒人への残酷な扱い。

首と足を鎖で繋がれて、歯をハンマーで抜かれる黒人。
女性の黒人奴隷は白人の性の対象でした。
そしてナット(ネイト・パーカー)の妻がレイプと酷い暴力を受けた事件。
さらにターナー家の敷地で白人に洗礼を受けさせた事件は、
理解のあった主人サミュエル(アーミー・ハマー)を激怒させます。

それまで抑えに抑えていた怒りがナットの中でほとばしります。
ここで仲間を鼓舞する説教は、激しく力強く最大の見せ場です。

しかしまず一番にした事が、主人のアーミー・ハマーを斧で惨殺した事。
その後の白人を40人を惨殺した行為は、いくら白人に非があるとはいえ、受け入れ難いものでした。

暴動は48時間で制圧され、参加した黒人たちは、木に吊るされ、
ナットに至っては、肉片ひとつ残らぬように処理されました。
それはナットの精神が、何一つ黒人奴隷に受け継がれぬための
方策でした。

この事件は今ではナット・ターナーを英雄視する人々と、
ただの大量殺人犯に過ぎないという意見と真っ二つに分かれています。

しかしナットの精神がその後に起こる『南北戦争』に受け継がれたのは事実だとされています。

主演のネイト・パーカーが資金集めから構想10数年の心血を注いだ作品。
埋もれた黒人の歴史を掘り起こした功績は大きいと思います。
その後のスキャンダル。
(ネイトと共同脚本者の20年前の婦女暴行事件)
それがこの映画の興行成績や評価に水を差したのは、
とても残念なことです。



このレビューは気に入りましたか? はい 4人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

アメリカの負の歴史を赤裸々に描く

投稿日:2018/12/05 レビュアー:飛べない魔女

かつて夢中になったドラマ『ルーツ』で
誰もが知ってはいるが
改めて黒人奴隷たちの酷い扱いと過酷なその歴史を知ったことを思い出しました。
アメリカの負の歴史、白人史上主義の原点である奴隷制度。
勝手にアフリカ大陸から拉致してきて
奴隷として売買され
家畜同然の扱いをされた彼らの負の歴史。
それでも主人公のナットが使える白人の農場主は
黒人奴隷たちに優しい方だったので
最初は奴隷としてはまともで幸せな日々を送っていたナット。
頭の良さを奥様に買われて、勉強もさせてもらった彼は
やがて黒人奴隷たちの心を癒すために説教師となります。
ていうか、白人たちが奴隷たちをより押さえ込むための手段ではあったわけで
ネットは白人に利用されていたのですね。
主人と一緒に家々を回るうちに見ていく黒人奴隷たちの悲惨な状況に
ネットの心は揺れ動きます。
そしてやがてネットの心を動かす事件が起こり、彼は立ち上がるのです。
もう怒りの水はコップから溢れんばかりになっていましたから
押さえることは出来ません。
白人を皆殺しに!!目には目を!とばかりの襲撃シーンは目を覆いたくなるほど残酷でした。

『剣は鞘に収めなさい。剣は剣を振るう人にやがては降りかかるのだ』
みたいなセリフが印象的でした。
人はどこまで残酷になれるのでしょうか。
白人たちの黒人奴隷に対する家畜同然の扱いにも腹がたちましたが
黒人奴隷たちの怒りも凄まじいものがありました。
人を人とも思わず抑圧すれば、憎しみしか生まないということを
歴史が証明しています。

この暴動が南北戦争への引き金になり、やがては奴隷解放への道を開いたということ
なのでしょう。

このレビューは気に入りましたか? はい 3人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

ハリウッド悪役商会に白人農場主および従業員が加盟

投稿日:2018/09/08 レビュアー:ダイアー教授

不謹慎な言い方をしますが、
ひと昔前、ハリウッドの悪役と言えばナチスとアラブ人の専売だったのに、
最近は白人農場主および従業員も加わったのでしょうか?
『ジャンゴ』『 Twelve Years a Slave』(邦題忘れました)に出てくるクソ白人たちは記憶に新しいところです。

本作も“汚らしくて”“下品で”“醜くい”…悪党白人のオンパレードです。

アーミー・ハマーは相変わらずの美男子で、
ご主人様の中でも優しい、『12 year』のカンバーバッチのような人なのですが…

この映画の中にチャックDとフレーバー・フレイヴがいたら、
Don't believe the HYPE !
を歌い、みんなの目を覚ましたかもしれません…

キリスト教福音派と呼ばれる連中の祖先が
まさか聖書の訓えを歪めて悪用していたとは驚きでした。

このレビューは気に入りましたか? はい 2人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

1〜 5件 / 全8件

バース・オブ・ネイション