ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜

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ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜 / 二宮和也

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「ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

田中経一の同名ベストセラーを「おくりびと」の滝田洋二郎監督、「母と暮せば」の二宮和也主演で映画化した歴史ヒューマン・ミステリー。一人の天才料理人が、1930年代の満州で天皇の料理番が考案した幻のフルコースの再現を依頼されたことから思いも寄らぬ歴史の運命に巻き込まれていくさまを、現代と過去それぞれの物語を通して感動的に描き出す。共演は西島秀俊、綾野剛、宮崎あおい、竹野内豊。絶対味覚=“麒麟の舌”を持つ佐々木充は、依頼人が人生最後に食べたい料理の再現を請け負う“最期の料理人”として知られる男。ある日、中国料理界の重鎮・楊晴明から破格の依頼が舞い込む。それは、かつて満州国で天才料理人・山形直太朗が考案したという伝説のフルコース“大日本帝国食菜全席”のレシピを再現してほしいというものだったが…。 JAN:4988104116734

「ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜」 の作品情報

作品情報

製作年: 2017年
製作国: 日本

「ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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1〜 5件 / 全20件

幻のレピシを巡る《ミステリー》

投稿日:2018/05/25 レビュアー:カマンベール

2017年。滝田洋二郎監督作品。

とても面白かったです。
1930年代の満州国に始まり、70年後の2002年。
2人の天才料理人にまつわる秘密が、綺麗にパズルを解くように
解けて行くのが気持ち良かったです。

一人の料理人は佐々木充。
絶対味覚=麒麟の舌の持ち主で、料亭経営を失敗した今、
依頼された「最後に食べたい料理」を作って、高額な報酬を得て、
借金返済に当てている世を拗ねた天才料理人です。

その彼が受けた依頼は満州国の日本人料理人・山形直太朗が考案した
『大日本帝国食菜全席』のレピシの再現だった。

原作は田中経一の同名小説。
田中はテレビ番組「料理の鉄人」に携わり、料理に造詣が深い。

施設出身の料理人・佐々木充は二宮和也。
天才料理人・山形直太朗は西島秀俊。
監督は『おくりびと』の滝田洋二郎。

満州国と第二次世界大戦の時代背景も絡めた料理レピシを巡る
サスペンスは見応えがありました。
あまりに上手く謎が解けてしまい、ちょっと拍子抜けではありました(笑)
料理が非常に美術作品のように美しい。
目で食べる喜びを堪能出来ます。

大作ではありませんので、家のテレビでゆっくり鑑賞に
おススメです。

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ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜 ネタバレ

投稿日:2018/08/24 レビュアー:片山刑事

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 1人の男のためにいろんな大人がお金と時間と労力をかけて気づかせる話。

 映画に出てくる料理の数々が美味しそうでお腹の減る映像の数々で料理を作った人たち撮影をした人たちの素晴らしい仕事が堪能できる映画でした。

 物語はどんな料理でも再現できるという無茶苦茶な能力を持つ主人公が大日本帝国の命令で作られたという伝説のレシピを再現してほしいってんで、満州国でそのレシピを作った男の足跡をたどりながら、しだいに真相が明らかになっていくという構成でした。

 冒頭からフリーランスで働いていて一品料理を作って、それで何百万と報酬をもらうという無茶苦茶な仕事っぷりをする主人公が凄かったです。しかも借金まみれらしいという。満州に理想を胸に抱いた料理人が奥さんや助手たちと料理を作っていって周囲を感動させていくのを主人公と一緒に勉強していく作りは退屈はせずに見ることができました。

 ただ伝説のレシピの真相が明らかになるにつれて、どんだけ時間と労力とお金をかけて主人公に気づかせるのを主人公の周囲の人間が行っているのがわかって無茶苦茶さだけが強調されてしまっているようでした。しかも主人公の親族はみんな不幸な出来事に襲われすぎているのも笑いそうになってしまいました。出てくる日本軍もステレオタイプな悪い軍人の描かれ方で面白みはなかったです。しかも天皇の料理に毒を入れて、それを中国人のせいにしてどうしたかったのかとかわからなかったです。

 料理の数々が美味しいそうなのがよかったですが、料理シーンってよっぽど工夫しないと料理している人以外の周りの人たちはただ突っ立っているだけでリアリティがないんだなと勉強になる映画でした。

 とはいえ邦画大作らしい教科書みたいな全うに作られた映画でよかったです。

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ひでー ネタバレ

投稿日:2018/07/19 レビュアー:勇光

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三流小説の匂いがプンプンした。原作は読んでないし、原作どおりにつくってないのだろうけど、とにかく細部のディテールがなってない。本を書いた人も脚本を書いた人も料理のことは何も知らないのだろうと思われる。
以下にツッコミを入れたいところを列記しておく。

1. 問題のレシピのページ数が少なすぎる。A3サイズくらいの紙の束で厚さが3センチくらいになっているが、そんなわけないだろう。4年も5年もかけて試行錯誤してつくった100品以上の超高級料理のレシピなわけだが、文字の大きさや添付写真の大きさからすると、1品につき最低20ページは必要なはず。食材の選び方なども書き込んだら1品で50ページいくだろう。観たところ1品につき1ページになっていたようだが、インスタントラーメンのつくりかたじゃねえんだからよ・・って思ってしまう。人生かけた大仕事の集大成ならばダンボール箱3コでも足りないだろうと思う。

2. 主役の兄ちゃんの演技がひどすぎる。冒頭シーンでは出張サービスでオムライス1コつくって100万円もらっていたが、お客に対する態度は最悪。ニコリともせずに終始ぶっちょう面。愛想笑いなし。ピザの宅配ボーイだってもうちょっと愛想がいいだろう。日本映画ではよくある態度だが、ふてくされたような態度がカッコイイと思ってるのだとしたらバカとしか言いようがない。あんな態度とって次の仕事がくるわけない。だいたい、1品つくって100万円の仕事なんてあるわけない。もう、この段階で観るのやめようかなと思ったが、ツタヤさんから送られてきたBDだったので、仕方なく最後まで観た。

3. 「また塩が効きすぎている」と料理のアシスタント役の兄ちゃんが師匠から指摘されていて、数十年後に主役の兄ちゃんからも同じ指摘をされていたが、塩加減ができないということは料理がまったくできないということであり、超高級料理のレシピを創作するチームのアシスタントが勤まるレベルではないだろう。原作者は料理のことがまったくわからず、料理の技術的な部分で何かセリフを入れなくちゃと思ったら塩加減のことくらいしか思いつかなかったのだろう。主役の兄ちゃんの友達がつくるチャーハンのことについても塩加減について言っていたが、だいたい塩加減なんてのはこれが正解ということはなく、食べる相手の疲れ具合や好みに合わせるものなのだが、作者はそんなこともわかっていないようだった。

4. 中国と戦争をはじめたい帝国陸軍の将校が天皇の暗殺未遂事件をでっちあげ、その犯人を中国人スパイであったことにする計画が出てくるが、その計画を阻止するためにレシピを燃やすというシーンがある。が、レシピなど燃やしたところで計画にはなんの支障もなかったであろう。料理と政治や戦争をムリクリ結びつけて話を盛り上げたかったのはわかるが、無理矢理すぎる。

5. レシピの継承がひとつのテーマとなっていて、そのレシピさえあれば何かとてつもない大事業ができるかのような話になっているが、70年も前のレシピを今つかっても大した料理にはならないだろう。

・・・気に入らないところはまだまだあったが、時間の無駄なのでこれくらいにしておく。

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命をかけて守りぬいたレシピ ネタバレ

投稿日:2018/03/13 レビュアー:飛べない魔女

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ちょっとハードル上げ過ぎたかなぁ。
原作小説を読んでいた息子から原作は面白かったと聞いていたので
ならば映画も!って思いかなり期待した。
でも、息子いわく、原作とはかなり変えているとのことです。
それはそうですよね、長い小説を映画化するにはそれなりに変えないと
納まりがつかないので、それは当然でしょう。

映画の方は、面白いは面白かったけど
途中でなんとなくそういうことなんだろうな、って想像がついちゃって。
だって、あのセリフ、『その料理人、お前に似てるな』ってセリフ言わせちゃったら
ああ、そういうことね、って判っちゃいますよ!
ただそこまでのからくりはさすがに判らなかった。
そこまで回りくどいことしないとダメなくらい
主人公の充は人間的に病んでいた、ってことなのでしょう。

陰謀に加担することを避けるために山形が命をかけて守り抜いたレシピ。
天皇に食べてもらうために考案した幻のレシピにまつわる過去のミステリーは
なかなかスリリングでした。
現代は2002年の設定。
じゃないと、あの人たち年取り過ぎて、誰も生きてないしね^_^;

ひとつだけ判らなかったところが。
充の母親は、お父さんのレシピが燃えちゃう!と言って火事の中飛び込んでいったのに
何故にレシピは無傷で残ってたの?
私何か見落としてただろうか?
ずっとそこがモヤモヤしちゃって仕方がないです。

それにしてもニノは演技が上手ですね。(←いまさら?(笑))
嵐の中で一番上手なのでは?(←何をいまさら!(笑))

星3.2

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料理は生き方、ラストレシピは家族の絆

投稿日:2018/06/08 レビュアー:hinakksk

 美味しいものに目がない私は、料理がテーマの映画も大好物。プロの技を凝縮した、目にも美しい贅をつくした豪華な料理はもちろんのこと、丁寧に作られた慎ましいおにぎりや定番の朝食メニュー(塩鮭、玉子焼き、おひたしにお味噌汁、炊きたての白いご飯)が、一番おいしそうだったりする。

 惜しげもなく高級食材を使ったプロのレシピは凝りに凝っているが、物語のメッセージは至極シンプル。料理の評価は食べた人の心からの美味しかったという笑顔。道に迷った若き料理人、佐々木充が、紆余曲折を経て、それを発見する物語であると同時に、家族の絆や周囲の人々の温かな想いに気付く話でもある。

 ストーリーはすごく壮大なので、途中で予測がつくような変な捻りを効かすよりも、むしろストレートに語った方がより感動したのではないだろうか。レシピ自体が十分に複雑なのだから。

 最後のクレジットに、2代にわたる創意あふれる料理の写真が添えられているのが、とても良かった。

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ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜

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幻のレピシを巡る《ミステリー》

投稿日

2018/05/25

レビュアー

カマンベール

2017年。滝田洋二郎監督作品。

とても面白かったです。
1930年代の満州国に始まり、70年後の2002年。
2人の天才料理人にまつわる秘密が、綺麗にパズルを解くように
解けて行くのが気持ち良かったです。

一人の料理人は佐々木充。
絶対味覚=麒麟の舌の持ち主で、料亭経営を失敗した今、
依頼された「最後に食べたい料理」を作って、高額な報酬を得て、
借金返済に当てている世を拗ねた天才料理人です。

その彼が受けた依頼は満州国の日本人料理人・山形直太朗が考案した
『大日本帝国食菜全席』のレピシの再現だった。

原作は田中経一の同名小説。
田中はテレビ番組「料理の鉄人」に携わり、料理に造詣が深い。

施設出身の料理人・佐々木充は二宮和也。
天才料理人・山形直太朗は西島秀俊。
監督は『おくりびと』の滝田洋二郎。

満州国と第二次世界大戦の時代背景も絡めた料理レピシを巡る
サスペンスは見応えがありました。
あまりに上手く謎が解けてしまい、ちょっと拍子抜けではありました(笑)
料理が非常に美術作品のように美しい。
目で食べる喜びを堪能出来ます。

大作ではありませんので、家のテレビでゆっくり鑑賞に
おススメです。

ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜

投稿日

2018/08/24

レビュアー

片山刑事

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 1人の男のためにいろんな大人がお金と時間と労力をかけて気づかせる話。

 映画に出てくる料理の数々が美味しそうでお腹の減る映像の数々で料理を作った人たち撮影をした人たちの素晴らしい仕事が堪能できる映画でした。

 物語はどんな料理でも再現できるという無茶苦茶な能力を持つ主人公が大日本帝国の命令で作られたという伝説のレシピを再現してほしいってんで、満州国でそのレシピを作った男の足跡をたどりながら、しだいに真相が明らかになっていくという構成でした。

 冒頭からフリーランスで働いていて一品料理を作って、それで何百万と報酬をもらうという無茶苦茶な仕事っぷりをする主人公が凄かったです。しかも借金まみれらしいという。満州に理想を胸に抱いた料理人が奥さんや助手たちと料理を作っていって周囲を感動させていくのを主人公と一緒に勉強していく作りは退屈はせずに見ることができました。

 ただ伝説のレシピの真相が明らかになるにつれて、どんだけ時間と労力とお金をかけて主人公に気づかせるのを主人公の周囲の人間が行っているのがわかって無茶苦茶さだけが強調されてしまっているようでした。しかも主人公の親族はみんな不幸な出来事に襲われすぎているのも笑いそうになってしまいました。出てくる日本軍もステレオタイプな悪い軍人の描かれ方で面白みはなかったです。しかも天皇の料理に毒を入れて、それを中国人のせいにしてどうしたかったのかとかわからなかったです。

 料理の数々が美味しいそうなのがよかったですが、料理シーンってよっぽど工夫しないと料理している人以外の周りの人たちはただ突っ立っているだけでリアリティがないんだなと勉強になる映画でした。

 とはいえ邦画大作らしい教科書みたいな全うに作られた映画でよかったです。

ひでー

投稿日

2018/07/19

レビュアー

勇光

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三流小説の匂いがプンプンした。原作は読んでないし、原作どおりにつくってないのだろうけど、とにかく細部のディテールがなってない。本を書いた人も脚本を書いた人も料理のことは何も知らないのだろうと思われる。
以下にツッコミを入れたいところを列記しておく。

1. 問題のレシピのページ数が少なすぎる。A3サイズくらいの紙の束で厚さが3センチくらいになっているが、そんなわけないだろう。4年も5年もかけて試行錯誤してつくった100品以上の超高級料理のレシピなわけだが、文字の大きさや添付写真の大きさからすると、1品につき最低20ページは必要なはず。食材の選び方なども書き込んだら1品で50ページいくだろう。観たところ1品につき1ページになっていたようだが、インスタントラーメンのつくりかたじゃねえんだからよ・・って思ってしまう。人生かけた大仕事の集大成ならばダンボール箱3コでも足りないだろうと思う。

2. 主役の兄ちゃんの演技がひどすぎる。冒頭シーンでは出張サービスでオムライス1コつくって100万円もらっていたが、お客に対する態度は最悪。ニコリともせずに終始ぶっちょう面。愛想笑いなし。ピザの宅配ボーイだってもうちょっと愛想がいいだろう。日本映画ではよくある態度だが、ふてくされたような態度がカッコイイと思ってるのだとしたらバカとしか言いようがない。あんな態度とって次の仕事がくるわけない。だいたい、1品つくって100万円の仕事なんてあるわけない。もう、この段階で観るのやめようかなと思ったが、ツタヤさんから送られてきたBDだったので、仕方なく最後まで観た。

3. 「また塩が効きすぎている」と料理のアシスタント役の兄ちゃんが師匠から指摘されていて、数十年後に主役の兄ちゃんからも同じ指摘をされていたが、塩加減ができないということは料理がまったくできないということであり、超高級料理のレシピを創作するチームのアシスタントが勤まるレベルではないだろう。原作者は料理のことがまったくわからず、料理の技術的な部分で何かセリフを入れなくちゃと思ったら塩加減のことくらいしか思いつかなかったのだろう。主役の兄ちゃんの友達がつくるチャーハンのことについても塩加減について言っていたが、だいたい塩加減なんてのはこれが正解ということはなく、食べる相手の疲れ具合や好みに合わせるものなのだが、作者はそんなこともわかっていないようだった。

4. 中国と戦争をはじめたい帝国陸軍の将校が天皇の暗殺未遂事件をでっちあげ、その犯人を中国人スパイであったことにする計画が出てくるが、その計画を阻止するためにレシピを燃やすというシーンがある。が、レシピなど燃やしたところで計画にはなんの支障もなかったであろう。料理と政治や戦争をムリクリ結びつけて話を盛り上げたかったのはわかるが、無理矢理すぎる。

5. レシピの継承がひとつのテーマとなっていて、そのレシピさえあれば何かとてつもない大事業ができるかのような話になっているが、70年も前のレシピを今つかっても大した料理にはならないだろう。

・・・気に入らないところはまだまだあったが、時間の無駄なのでこれくらいにしておく。

命をかけて守りぬいたレシピ

投稿日

2018/03/13

レビュアー

飛べない魔女

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ちょっとハードル上げ過ぎたかなぁ。
原作小説を読んでいた息子から原作は面白かったと聞いていたので
ならば映画も!って思いかなり期待した。
でも、息子いわく、原作とはかなり変えているとのことです。
それはそうですよね、長い小説を映画化するにはそれなりに変えないと
納まりがつかないので、それは当然でしょう。

映画の方は、面白いは面白かったけど
途中でなんとなくそういうことなんだろうな、って想像がついちゃって。
だって、あのセリフ、『その料理人、お前に似てるな』ってセリフ言わせちゃったら
ああ、そういうことね、って判っちゃいますよ!
ただそこまでのからくりはさすがに判らなかった。
そこまで回りくどいことしないとダメなくらい
主人公の充は人間的に病んでいた、ってことなのでしょう。

陰謀に加担することを避けるために山形が命をかけて守り抜いたレシピ。
天皇に食べてもらうために考案した幻のレシピにまつわる過去のミステリーは
なかなかスリリングでした。
現代は2002年の設定。
じゃないと、あの人たち年取り過ぎて、誰も生きてないしね^_^;

ひとつだけ判らなかったところが。
充の母親は、お父さんのレシピが燃えちゃう!と言って火事の中飛び込んでいったのに
何故にレシピは無傷で残ってたの?
私何か見落としてただろうか?
ずっとそこがモヤモヤしちゃって仕方がないです。

それにしてもニノは演技が上手ですね。(←いまさら?(笑))
嵐の中で一番上手なのでは?(←何をいまさら!(笑))

星3.2

料理は生き方、ラストレシピは家族の絆

投稿日

2018/06/08

レビュアー

hinakksk

 美味しいものに目がない私は、料理がテーマの映画も大好物。プロの技を凝縮した、目にも美しい贅をつくした豪華な料理はもちろんのこと、丁寧に作られた慎ましいおにぎりや定番の朝食メニュー(塩鮭、玉子焼き、おひたしにお味噌汁、炊きたての白いご飯)が、一番おいしそうだったりする。

 惜しげもなく高級食材を使ったプロのレシピは凝りに凝っているが、物語のメッセージは至極シンプル。料理の評価は食べた人の心からの美味しかったという笑顔。道に迷った若き料理人、佐々木充が、紆余曲折を経て、それを発見する物語であると同時に、家族の絆や周囲の人々の温かな想いに気付く話でもある。

 ストーリーはすごく壮大なので、途中で予測がつくような変な捻りを効かすよりも、むしろストレートに語った方がより感動したのではないだろうか。レシピ自体が十分に複雑なのだから。

 最後のクレジットに、2代にわたる創意あふれる料理の写真が添えられているのが、とても良かった。

1〜 5件 / 全20件