ゲット・アウト / ダニエル・カルーヤ
全体の平均評価点: (5点満点)
(44)
ゲット・アウト
/ジョーダン・ピール
全体の平均評価点:
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「ゲット・アウト」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
人気コメディアン、ジョーダン・ピールの記念すべき監督デビュー作となるホラー・サスペンス。米国が抱える根深い人種問題を背景に、白人の彼女の家を初めて訪問することになった黒人青年を待ち受ける予測不能の運命を不穏なタッチでスリリングに描き出す。主演はダニエル・カルーヤとアリソン・ウィリアムズ。ニューヨークに暮らす黒人青年のカメラマン、クリス・ワシントン。白人の恋人ローズ・アーミテージから実家に招待されるが、彼女の両親は娘の恋人が黒人であることをまだ知らず不安を隠せない。しかし、いざアーミテージ家に着いてみると、まったく心配ないというローズの言葉通り、家族みんなクリスを温かく歓迎してくれた。それでも、使用人として働いている黒人の姿に妙な胸騒ぎを覚えてしまうクリスだったが…。 JAN:4988102618476
「ゲット・アウト」 の作品情報
「ゲット・アウト」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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ゲット・アウトの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR4093 |
2018年04月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
47枚
|
2人
|
4人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】ゲット・アウト(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNXR1307 |
2018年04月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
26枚
|
0人
|
1人
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ゲット・アウトの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GNBR4093 |
2018年04月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】ゲット・アウト(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
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レイティング: |
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レンタル開始日: |
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GNXR1307 |
2018年04月11日
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1位登録者: |
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ユーザーレビュー:44件
ゲット・アウト
投稿日:2018/02/01
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
彼女の実家に行ったら何やら様子がおかしいぞってなっていってからの恐怖体験の話。
彼女の実家に行く緊張感プラス人種が違うというハードルもあって彼女の家族に会いに行ったらめちゃくちゃ良い人たちだけど、何やら様子がおかしいぞという序盤の違和感の怖さみたいなのはよかったです。
すわここからどう展開するのかと楽しみに見ていたら、そのこの家や周辺の人たちの様子がおかしいというのが延々と続くので終始退屈に感じてしまいました。早く次の展開に行ってほしかったです。黒人もいるけど彼らの様子がおかしい。白人たちの様子がおかしい。というのを100分の上映時間のうちほとんどがそれだけなのでじらされすぎて退屈でした。
それでいて最後にわかる真相もぶっとびすぎていて、催眠術最強説だし。かといって残酷描写もあるわけでもなく、よくわからない方法で黒人たちがやられていたというのもサイエンスフィクションすぎで笑っていいのか怖がっていいのかわからず戸惑う展開でした。主人公の脱出もたまたま椅子がボロくなかったらどうなっていたんだろうとか。次男とお父さんの弱さも気になっちゃったりとクライマックスの展開もジャンル映画的なお約束でさらっと描かれるだけでカタルシスは少なかったです。
ビンゴ大会のみんなビンゴそろっているのに静かに行われているのとかその場にある主人公の写真は誰が撮ったものなんだとか笑えてよかったですし、主人公の親友とかもコメディリリーフとして笑えてよかったです。
個人的な好みとしてもう少しテンポを早くしてもらえたら面白く感じれて【ムカデ人間】や【ホステル】を面白さを薄めたような作品だと思いました。
このレビューは気に入りましたか?
22人の会員が気に入ったと投稿しています
白人恋人の家で味合う《黒人青年の恐怖》
2017年(アメリカ/104分)
アカデミー賞脚本賞受賞作品。
監督は黒人コメディアンのジョーダン・ピール。
人種差別を題材にした「恐怖と笑い」に、全米が拍手喝采した
ホラー映画です。
黒人で知的でハイソなカメラマンのクリスは、美人で気立ての良い
恋人のローズのニューヨーク郊外の家を週末に訪問することに。
オバマ支持者だというリベラルな両親に紹介されるが、管理人とメイドは黒人だった。
会話の端々に違和感を感じ、居心地が悪く、それこそ“何かが、おかしい”のだ。
ローズの母親には魔術をかけられて、幼い頃母親を亡くした辛い記憶をまざまざと思い出して、沼地に沈んだような気持ちにされる。
そして開かれる、ローズ一家の親睦会パーティ。
親しげに接するのに、ここでも違和感を感じて、イラつくクリス。
黒人を好きなのは性的な興味からなのか?
ローズにさえ疑惑を感じるクリス。
耐えきれず、帰宅しようとすると突然またしても、魔術をかけられ・・・。
これ以後の展開はネタバレになるので、明かせませんが、
恐怖ホラー映画です。
白人と黒人の間に横たわる猜疑心、不信感や溝は、思ってる以上に
深いものだと知らされる映画です。
なかなか怖かったです。
このレビューは気に入りましたか?
14人の会員が気に入ったと投稿しています
評判通りの面白さと恐怖
本作、公開当時にも口コミで面白いと聞いていて
映画館で観たいと思っていたのですが、見逃しておりました。
(せっかく近所の映画館で後から2週間限定でかかっていたのに、それも見逃してしまった)
それにアカデミー賞脚本賞にノミネートされていましたから
この手の作品でノミネートは珍しいので
これは相当面白いのでは?とハードル上げてしまいましたわ。
で、やはり面白かった!
一体全体何が起こっているのか、
全く想像もつかずに不穏な空気がずっと続くなか、
主人公クリスとともに見ているこちら側も、
ソワソワして早く帰りたくなります。
これは、絶対にネタバレは厳禁!
何も知らずに見て、クリスとともに新鮮な恐怖を味わってください。
それにしても、主役クリスを演じた俳優さん、無名ですよね?
有名どころを使わず
派手なアクションもなく
こったCGなどもない
低予算っぽい作りの作品ではありますが、
お金をかけなくても、脚本力がれば、映画は面白く出来るってことの
証明でもありますね。
このレビューは気に入りましたか?
13人の会員が気に入ったと投稿しています
アーミテージ家の策謀
投稿日:2018/10/14
レビュアー:趣味は洋画
ゲット・アウト(2017年アメリカ、カラー104分)
相当な驚きだ。
ミステリー映画、或いは、ホラー映画の通説の流れに、一石を投じた作品といえる。
ミステリーでいえばヒッチコックの世界とは異なるし、ホラーでいえば、ジョージ・アンドリュー・ロメロやクローネンバーグ、トビー・フーパーらとの作風とも似つかない、いわば別世界だ。
ニューヨーク。アフリカ系米国人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は恋人のローズ・アーミテージ(アリソン・ウィリアムズ)の実家を初めて訪ねることにし、2人は車でアーミテージ家に向かう。ローズの両親は2人を歓待した。脳外科医の父親ディーン、精神科医であり催眠療法士でもある母親のミッシー(キャサリン・キーナー)である。ローズの弟ジェレミー(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は酔ってクリスに絡んでくるが、ミッシーが執成す。やがてクリスは、アーミテージ家にいる男女の黒人の使用人に違和感を覚える。男のウォルター(マーカス・ヘンダーソン)の発する言葉、突然、全力疾走する姿。女のジョージナ(ベッティ・ガブリエル)の笑いながら涙する不気味な表情...そしてクリスは、ミッシーから半ば強制的に、催眠療法を受けさせられる。
この映画の面白さは前半にある。
ありとあらゆる種まきが仕掛けられ、それらの伏線が後半に向けて、どう繋がっていくのかという興味が、不安感と期待感を混乗させて展開されていく。
謎がいくつも投げかけられる。
冒頭、アーミテージ家に向かう途中の車が鹿を跳ね飛ばしてしまう。
これは何なのか、警官の身分証提示要求に対し、ローズは何を示したのか。
使用人のウォルターは、なぜ急に全力で走ったのか。
白人の年配女性と、若い黒人青年のカップルは何を意味するのか。
盲目の画廊の正体は。
ローズの部屋の隠し扉から出てきた、ローズと黒人との何枚ものツーショット。
ビンゴ・ゲームの意図する意味、等々。
混乱させない登場人物の出し方。
これは理に適っている。一度に、或いは短時間に多くの登場人物が登場した場合、観客は混乱する。
特にミステリーやサスペンスの場合、それが足かせとなって興味をそがれる場合がある。
本作の場合、アーミテージ家が近所の人を招いたパーティのシーンで、多数の人物が登場するが、それは混乱するほどの人物設定ではない。(スルーすればいい)
主要キャストのコメントを記したい。
映画を観るまで、ジャケ写に映っている黒人男性は、オッサンかと思っていた。
ところが彼はダニエル・カルーヤだった。本作で圧倒的な評価を得た、ロンドン出身の29歳(出演時は28歳)の青年だ。彼の出演作は、2011年「ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬」と2015年「ボーダーライン」を観ている。
ローズの弟ジェレミーを演じた、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。
最近みた顔だなと思って調べてみたら、本作と同年の「スリー・ビルボード」で看板を管理する会社の男レッドに扮し、最後は窓から投げ落とされる悲しい役を演じていた。
ローズの父親ディーンを演じたブラッドリー・ウィットフォード。
90年代から多くの話題作で脇役を演じ、出演シーンは短いながらも不思議と印象に残る俳優。
本作ではメーキャップの効果もあり、うまく化けた印象。
ローズの母親ミッシーを演じたキャサリン・キーナー。
目立たないが、彼女ほど映画の中で自然体に映る女優サンは珍しい。脇役ではピカイチの存在で、個人的には05年「ザ・インタープリター」、05年「カポーティ」が印象深い。ダーモット・マローニーの元夫人として知られている。
盲目の画廊主ジム・ハドソンを演じたスティーヴン・ルート。
これまた脇役の重鎮で、90年代前後はチョイ役が多かったが、2000年代に入り、俄然存在感を増してきた俳優。2010年「4デイズ」、2012年「ランナウェイ/逃亡者」が印象深い。
語りたい俳優はまだたくさんいるが、本作での極めつけは、ベッティ・ガブリエルという女優サン。
使用人ジョージナの役で、とにかく‘不気味な黒人女性’だった。言葉でうまく表現できない程の立ち位置で、前述のように笑いながら泣き、無言でも訴えかける目力を感じさせる。
この映画における彼女の貢献度はかなり高いと思っている。
それにしても有名コメディアンが監督した映画とはとても思えない。
いや、コメディアンだからこそ成しえた、異色の面白さ満載映画なのだろう。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
「予測不能」はホラーとコメディの連結点
「ゲット・アウト」(2017年、米国、カラー、104分)。凄い。
ホラー映画を、僕は自分のとぼしい体験で大ざっぱ四通りに分類します。
【1】何が出るか、その主役がわかっているもの
「ゾンビ」や「ドラキュラ」「狼男」もの。見る前にわかっていて、その状況を楽しむ。一種のカーニバル映画でしょうか。
【2】 状況ホラー
不条理な場所に閉じ込められて、状況がどうなるか分からない恐怖。「ミザリー」、「オールド・ボーイ」、「ソウ」。
【3】 何が・いつ・どのように出るか分からないが、未知のモンスターを楽しむ
未知のモンスターは、怪物、悪霊、人間心理などさまざま。東宝の「マタンゴ」、「エクソシスト」。もっとも多いのが、「ゆりかごを揺らす手」「ルームメイト」などの同居者・隣人が怖いという心理サスペンスもの。今の映画は、サスペンスとホラーの境界が曖昧、融合しているように思える。
【4】 ジャンルや先入観を超えたもの
従来のホラー映画にはなかったものを観客に提示する作品。「シックス・センス」がその代表傑作で、人の死と霊の存在を考えさせる深みがあった。「ルーム」は【2】のように見えて、世界観を変えてしまう。
この映画は、【4】の稀有の新展開。
ストーリーを追うのはやめて、怖いシーンとイメージを列記します。
◇鹿
「鹿殺し」は西欧の神話象徴でしょうか……最初のシーンにはひどく驚き、彼女の家に鹿の首がある。伏線として使うぞ、ということが、わかります。
◇紅茶カップとスプーンの催眠。
キャスリーン・キーナーの名演。嫌煙、誘導。落下。
◇人物のありえない行動・表情
主人公「クリス」は、彼の恋人「ローズ・アーミテージ」の実家に行くが、違和を敏感に察知する。
「ローズ」の両親は人種差別を極端に批判するのではないし、むしろ温熱。当家のパーティーに集まった人々こそ、「クリス」をあたたかく迎え、興味深く、彼を見ている。
「アーミテージ」家の「メイド」と思われる「ジョージナ」が、笑い、泣く場面は、忘れられない、重い、名演だ。
監督のジョーダン・ピールは、このあと「アス」を作った。見たいのだが大人気で見られない。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ゲット・アウト
投稿日
2018/02/01
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
彼女の実家に行ったら何やら様子がおかしいぞってなっていってからの恐怖体験の話。
彼女の実家に行く緊張感プラス人種が違うというハードルもあって彼女の家族に会いに行ったらめちゃくちゃ良い人たちだけど、何やら様子がおかしいぞという序盤の違和感の怖さみたいなのはよかったです。
すわここからどう展開するのかと楽しみに見ていたら、そのこの家や周辺の人たちの様子がおかしいというのが延々と続くので終始退屈に感じてしまいました。早く次の展開に行ってほしかったです。黒人もいるけど彼らの様子がおかしい。白人たちの様子がおかしい。というのを100分の上映時間のうちほとんどがそれだけなのでじらされすぎて退屈でした。
それでいて最後にわかる真相もぶっとびすぎていて、催眠術最強説だし。かといって残酷描写もあるわけでもなく、よくわからない方法で黒人たちがやられていたというのもサイエンスフィクションすぎで笑っていいのか怖がっていいのかわからず戸惑う展開でした。主人公の脱出もたまたま椅子がボロくなかったらどうなっていたんだろうとか。次男とお父さんの弱さも気になっちゃったりとクライマックスの展開もジャンル映画的なお約束でさらっと描かれるだけでカタルシスは少なかったです。
ビンゴ大会のみんなビンゴそろっているのに静かに行われているのとかその場にある主人公の写真は誰が撮ったものなんだとか笑えてよかったですし、主人公の親友とかもコメディリリーフとして笑えてよかったです。
個人的な好みとしてもう少しテンポを早くしてもらえたら面白く感じれて【ムカデ人間】や【ホステル】を面白さを薄めたような作品だと思いました。
白人恋人の家で味合う《黒人青年の恐怖》
投稿日
2018/04/11
レビュアー
カマンベール
2017年(アメリカ/104分)
アカデミー賞脚本賞受賞作品。
監督は黒人コメディアンのジョーダン・ピール。
人種差別を題材にした「恐怖と笑い」に、全米が拍手喝采した
ホラー映画です。
黒人で知的でハイソなカメラマンのクリスは、美人で気立ての良い
恋人のローズのニューヨーク郊外の家を週末に訪問することに。
オバマ支持者だというリベラルな両親に紹介されるが、管理人とメイドは黒人だった。
会話の端々に違和感を感じ、居心地が悪く、それこそ“何かが、おかしい”のだ。
ローズの母親には魔術をかけられて、幼い頃母親を亡くした辛い記憶をまざまざと思い出して、沼地に沈んだような気持ちにされる。
そして開かれる、ローズ一家の親睦会パーティ。
親しげに接するのに、ここでも違和感を感じて、イラつくクリス。
黒人を好きなのは性的な興味からなのか?
ローズにさえ疑惑を感じるクリス。
耐えきれず、帰宅しようとすると突然またしても、魔術をかけられ・・・。
これ以後の展開はネタバレになるので、明かせませんが、
恐怖ホラー映画です。
白人と黒人の間に横たわる猜疑心、不信感や溝は、思ってる以上に
深いものだと知らされる映画です。
なかなか怖かったです。
評判通りの面白さと恐怖
投稿日
2018/04/15
レビュアー
飛べない魔女
本作、公開当時にも口コミで面白いと聞いていて
映画館で観たいと思っていたのですが、見逃しておりました。
(せっかく近所の映画館で後から2週間限定でかかっていたのに、それも見逃してしまった)
それにアカデミー賞脚本賞にノミネートされていましたから
この手の作品でノミネートは珍しいので
これは相当面白いのでは?とハードル上げてしまいましたわ。
で、やはり面白かった!
一体全体何が起こっているのか、
全く想像もつかずに不穏な空気がずっと続くなか、
主人公クリスとともに見ているこちら側も、
ソワソワして早く帰りたくなります。
これは、絶対にネタバレは厳禁!
何も知らずに見て、クリスとともに新鮮な恐怖を味わってください。
それにしても、主役クリスを演じた俳優さん、無名ですよね?
有名どころを使わず
派手なアクションもなく
こったCGなどもない
低予算っぽい作りの作品ではありますが、
お金をかけなくても、脚本力がれば、映画は面白く出来るってことの
証明でもありますね。
アーミテージ家の策謀
投稿日
2018/10/14
レビュアー
趣味は洋画
ゲット・アウト(2017年アメリカ、カラー104分)
相当な驚きだ。
ミステリー映画、或いは、ホラー映画の通説の流れに、一石を投じた作品といえる。
ミステリーでいえばヒッチコックの世界とは異なるし、ホラーでいえば、ジョージ・アンドリュー・ロメロやクローネンバーグ、トビー・フーパーらとの作風とも似つかない、いわば別世界だ。
ニューヨーク。アフリカ系米国人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は恋人のローズ・アーミテージ(アリソン・ウィリアムズ)の実家を初めて訪ねることにし、2人は車でアーミテージ家に向かう。ローズの両親は2人を歓待した。脳外科医の父親ディーン、精神科医であり催眠療法士でもある母親のミッシー(キャサリン・キーナー)である。ローズの弟ジェレミー(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は酔ってクリスに絡んでくるが、ミッシーが執成す。やがてクリスは、アーミテージ家にいる男女の黒人の使用人に違和感を覚える。男のウォルター(マーカス・ヘンダーソン)の発する言葉、突然、全力疾走する姿。女のジョージナ(ベッティ・ガブリエル)の笑いながら涙する不気味な表情...そしてクリスは、ミッシーから半ば強制的に、催眠療法を受けさせられる。
この映画の面白さは前半にある。
ありとあらゆる種まきが仕掛けられ、それらの伏線が後半に向けて、どう繋がっていくのかという興味が、不安感と期待感を混乗させて展開されていく。
謎がいくつも投げかけられる。
冒頭、アーミテージ家に向かう途中の車が鹿を跳ね飛ばしてしまう。
これは何なのか、警官の身分証提示要求に対し、ローズは何を示したのか。
使用人のウォルターは、なぜ急に全力で走ったのか。
白人の年配女性と、若い黒人青年のカップルは何を意味するのか。
盲目の画廊の正体は。
ローズの部屋の隠し扉から出てきた、ローズと黒人との何枚ものツーショット。
ビンゴ・ゲームの意図する意味、等々。
混乱させない登場人物の出し方。
これは理に適っている。一度に、或いは短時間に多くの登場人物が登場した場合、観客は混乱する。
特にミステリーやサスペンスの場合、それが足かせとなって興味をそがれる場合がある。
本作の場合、アーミテージ家が近所の人を招いたパーティのシーンで、多数の人物が登場するが、それは混乱するほどの人物設定ではない。(スルーすればいい)
主要キャストのコメントを記したい。
映画を観るまで、ジャケ写に映っている黒人男性は、オッサンかと思っていた。
ところが彼はダニエル・カルーヤだった。本作で圧倒的な評価を得た、ロンドン出身の29歳(出演時は28歳)の青年だ。彼の出演作は、2011年「ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬」と2015年「ボーダーライン」を観ている。
ローズの弟ジェレミーを演じた、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。
最近みた顔だなと思って調べてみたら、本作と同年の「スリー・ビルボード」で看板を管理する会社の男レッドに扮し、最後は窓から投げ落とされる悲しい役を演じていた。
ローズの父親ディーンを演じたブラッドリー・ウィットフォード。
90年代から多くの話題作で脇役を演じ、出演シーンは短いながらも不思議と印象に残る俳優。
本作ではメーキャップの効果もあり、うまく化けた印象。
ローズの母親ミッシーを演じたキャサリン・キーナー。
目立たないが、彼女ほど映画の中で自然体に映る女優サンは珍しい。脇役ではピカイチの存在で、個人的には05年「ザ・インタープリター」、05年「カポーティ」が印象深い。ダーモット・マローニーの元夫人として知られている。
盲目の画廊主ジム・ハドソンを演じたスティーヴン・ルート。
これまた脇役の重鎮で、90年代前後はチョイ役が多かったが、2000年代に入り、俄然存在感を増してきた俳優。2010年「4デイズ」、2012年「ランナウェイ/逃亡者」が印象深い。
語りたい俳優はまだたくさんいるが、本作での極めつけは、ベッティ・ガブリエルという女優サン。
使用人ジョージナの役で、とにかく‘不気味な黒人女性’だった。言葉でうまく表現できない程の立ち位置で、前述のように笑いながら泣き、無言でも訴えかける目力を感じさせる。
この映画における彼女の貢献度はかなり高いと思っている。
それにしても有名コメディアンが監督した映画とはとても思えない。
いや、コメディアンだからこそ成しえた、異色の面白さ満載映画なのだろう。
「予測不能」はホラーとコメディの連結点
投稿日
2020/02/29
レビュアー
ちゅく
「ゲット・アウト」(2017年、米国、カラー、104分)。凄い。
ホラー映画を、僕は自分のとぼしい体験で大ざっぱ四通りに分類します。
【1】何が出るか、その主役がわかっているもの
「ゾンビ」や「ドラキュラ」「狼男」もの。見る前にわかっていて、その状況を楽しむ。一種のカーニバル映画でしょうか。
【2】 状況ホラー
不条理な場所に閉じ込められて、状況がどうなるか分からない恐怖。「ミザリー」、「オールド・ボーイ」、「ソウ」。
【3】 何が・いつ・どのように出るか分からないが、未知のモンスターを楽しむ
未知のモンスターは、怪物、悪霊、人間心理などさまざま。東宝の「マタンゴ」、「エクソシスト」。もっとも多いのが、「ゆりかごを揺らす手」「ルームメイト」などの同居者・隣人が怖いという心理サスペンスもの。今の映画は、サスペンスとホラーの境界が曖昧、融合しているように思える。
【4】 ジャンルや先入観を超えたもの
従来のホラー映画にはなかったものを観客に提示する作品。「シックス・センス」がその代表傑作で、人の死と霊の存在を考えさせる深みがあった。「ルーム」は【2】のように見えて、世界観を変えてしまう。
この映画は、【4】の稀有の新展開。
ストーリーを追うのはやめて、怖いシーンとイメージを列記します。
◇鹿
「鹿殺し」は西欧の神話象徴でしょうか……最初のシーンにはひどく驚き、彼女の家に鹿の首がある。伏線として使うぞ、ということが、わかります。
◇紅茶カップとスプーンの催眠。
キャスリーン・キーナーの名演。嫌煙、誘導。落下。
◇人物のありえない行動・表情
主人公「クリス」は、彼の恋人「ローズ・アーミテージ」の実家に行くが、違和を敏感に察知する。
「ローズ」の両親は人種差別を極端に批判するのではないし、むしろ温熱。当家のパーティーに集まった人々こそ、「クリス」をあたたかく迎え、興味深く、彼を見ている。
「アーミテージ」家の「メイド」と思われる「ジョージナ」が、笑い、泣く場面は、忘れられない、重い、名演だ。
監督のジョーダン・ピールは、このあと「アス」を作った。見たいのだが大人気で見られない。
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ゲット・アウト