内省的なボス

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B1A4のサンドゥルが歌うサントラ『あと１歩』が大好きです。
『雲が描いた月明り』でも彼が歌ってますがホントいい声で上手い。
このドラマ見てた間中、よくこの曲を聴きました。他にもパク・ボラムさんやBenさんも参加してます。

主人公であるウン・ファンギ。
初恋の苦い経験を経て、人前に立てなくなり
内向的な性格も手伝って社会に適応できないほどの人見知りになってしまいました。
最初はその行動ひとつひとつにもやもやさせられますが、超前向きな性格であるチェ・ロウンと接していくうちに
だんだん変わっていくファンギを見てるのは楽しい。
けれど、自分の気持ちをはっきり言わない、言えないのだけど・・・
男らしくなくイジイジしてる感じはどうも苦手でした。

けれど、単なるラブコメかと思いきや
ファンギとロウンには、ファンギの秘書をしてたロウンの姉の自殺という大きな壁があります。
それが二人の傷ついた心を大きく占めています。
この姉の自殺の真相も描かれていきます。
ミスタースミスと名乗り、ずっとロウンを陰から見守っていたファンギ。
決して姿を見せることなく、ずっと彼女のそばにいたこと、彼の気持ちを思うと胸が痛んでしまいます。

ロウンの家族も痛みは同じでずっと悲しみの中にいたままです。
姉を自殺に追い込んだのはファンギだと思ってるロウンは何とかして復讐をと思い入社しますが、
彼女もファンギの事を知っていくにつれ、彼ではないのでは・・・と思い始めてきます。

お互いが少しずつ心を開き始めたころ、ファンギの初恋相手ソ・ヨンジョン（チャン・ヒジン）が現れます。
この彼女がさっぱり系のはっきりものをいう女性なので
嫌味がなくて、逆にサバサバしたもの言いに笑わせてもらいました。
『空港に行く道』でも素敵だったチャン・ヒジンさん。今回もとっても素敵です。

ファンギの昔からの親友、表に出れないファンギを助ける共同経営者カン・ウイル（ユン・パク)
彼もロウンの姉の事件に関係しており、妹とは知らずにロウンの事が好きになっていきます。
ウイルには結婚を約束するファンギの妹イスがいます。
けれど思いが強いのはイスだけでウイルはいまいち気持ちが向かないでいます。
イスにとってはウイルがすべてです。

ファンギとロウンの恋愛は成就するのか。。。
姉の自殺の真相とは。。。

五つ星

主演の女の子の役柄が、自己中心的で、人の気持ちを考えられなくて、人に迷惑かけてもあやまらない上に自分に都合の悪いことは口にしない…そして悲劇のヒロインぶっているという最低女だったので終始腹が立ちましたが、主演の男性は役柄も、それに沿った演技も最高でしたので、星5つです！初めてこの方の演技を拝見しましたが、ファンになってしまいそうです？

ヨンウジンなかなか良い味だしてます。

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扱いにくいボス「ヨン・ウジン」の秘書として新入社員の部下ロウン「パク・ヘス」が投入されます。じつはこの二人には悪縁があるのですが、溌溂としたロウンからボスが色々影響を受けて変わっていきます。ボスにはボスでこうなってしまうには訳があり、、。
このドラマ。序盤にボスがただ不気味に描かれ過ぎてしまったのが残念。ヒロインは声が大きくチャーミングな表情を見せるのですが、メイクが濃いめでこの女優さんの持つ良さを発揮しきれていない印象。中盤から挽回してきたものの、はじめ引き込まれなかったので、私は夢中になれまいまま終わってしまいました。ボスが魅力的に見えないのが最大の要因だと思います。