

関ヶ原
「関ヶ原」 の解説・あらすじ・ストーリー
『日本のいちばん長い日』の原田眞人監督が、司馬●遼太郎の国民的ベストセラー小説を映画化。豊臣家への忠義から立ち上がる石田三成と、天下取りの野望を抱く徳川家康。ふたりの武将が向き合った戦国史上最大の合戦「関ヶ原の戦い」を描く。※一般告知解禁日:11月27日
「関ヶ原」 の作品情報
製作年: | 2017年 |
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製作国: | 日本 |
「関ヶ原」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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ユーザーレビュー:16件
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大河ドラマのあとで見ちゃった。。
岡田准一主演「関ケ原」を見ました。
共演役所広司(家康)、平岳大、高畑充希、東出昌大(小早川秀秋)、北川有起哉(井伊直政)などなど。ワンシーンに松山ケンイチが出てます(直江兼続役)
岡田君は石田三成です。
「知られざる関ケ原の合戦」という触れ込みでしたが、その前に軍師官兵衛や、真田丸を見ていたので、それに比べると、ストーリーは雑です。
原作が司馬遼太郎だというので、新しい事実あるのかと思いきや、小早川秀秋は裏切るつもりはなかった。。ぐらいですね。
小早川秀秋は”狂死”となってますが、暗殺説もあるそうですが、ここでは触れず。
何より登場人物が多いので有名人をあんまり起用してないので、人物区分けがちょっと???になってしまった。
加藤清正や福島正則はただの直情型にしか描いてないし、寧々が、根性悪に描かれてて、ホントはちょっと、???だったんです。
何よりすべて出演者が”方言”で話しているので聞き取りにくくて、これが困りました。(この方言が実は伏線になってるんですが。。)
直江兼続の書状が結構のカギになったらしいんですが、そこがワンシーン。
やはり原作が長すぎるとこーなっちゃうんですね。
思いもよらずいいなと思ったのが平岳大。平幹二郎のご子息です。
彼の演じる島左近、ラストの合戦シーンなんてガタイがいいから、大迫力。
こいつ、つえーなーと思わせる殺陣です。真田丸ではたしか武田勝頼(だっけ。)やってましたね。
有村架純の動きのぎこちない伊賀者よりずっといい。(あ、ごめんね。最後まで違和感あったのよ;;;)
役所広司は安定路線。岡田准一はやっぱり軍師官兵衛から間おいてないから、ちょっとイメージ払しょくできてなかったわ。。
(ちなみに和田正人が官兵衛の息子、長政をしてます。)
せめて島津が合戦の最中に、まんなかぶっちぎって逃げるシーン、入れてほしかったな(コレコレ
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関ヶ原
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関ヶ原の戦いの流れを知っている人向けの関ヶ原の戦いの話。
原田眞人監督作品らしい独特の編集テンポと早口のセリフが相変わらず全開で、しかも人物の背景や説明があまりない状態でいきなりスタートするので、関ヶ原の戦いをある程度知っていないと天地人の概要すらつかめない難易度の高い映画でした。もう少し何も知らない人にもわかりやすく親切設計でもいいのではないかと思ってしまう作風でした。
そして秀吉の晩年から家康や三成の対立が深まっていき、ラスト40分ほどが関ヶ原の戦いという流れですが。三成と忍びの淡い恋みたいなのが本筋とはあまり関係のない流れで果たして必要だったのか謎でした。クライマックスでもヒロインの忍びが戦場を逃げ惑うくだりは流れをぶったぎっていて退屈でした。
定番の有名な流れが基本で歴史の結論は出ているので、いかにして新たな視点などで楽しませてくれるのがキモだと思いますが、それもあまりなかったです。三成が武断派に命を狙われて家康の家にかくまってもらったり、直江兼続と密談して家康を挟み撃ちにする計画を練ったり。もう何度も見てきたシーンを早口で見せていくのも退屈でした。それでいて家康が福島正則をはじめとする武将たちに三成の挙兵の知らせを聞いて自分についてくるか決断を迫る会議や家康に挑発の手紙の直江状や鳥居元忠の守る城を落城させる戦いなど定番の流れはスルーされたりするのが不満点でした。それでいて島左近と柳生一族の別れとか忍者たちの一連のシーンは果たして必要? とただでさえ長い上映時間がもっと長く感じてしまいました。
肝心の関ヶ原の戦いも遠景の映像がないため、わらわら足軽たちが槍でポコポコ殴ってるだけを見せるだけなのでスペクタクル感はなかったです。誰がどこでどんな戦いをしていてどっちが有利不利という全体の把握がわからなかったです。島津の退却も描かれないのも残念でした。それよりもいきなり出てくる朝鮮人の大砲軍団とかもいきなりすぎて戸惑いました。
日本映画の大型時代劇の大作として期待した割には迫力不足、人物の描き方が不足している作品で、これだったら【その時、歴史は動いた】とか大河ドラマの【葵徳川三代】の1話の関ヶ原を見た方がわかりやすく勉強になる映画だと思いました。
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字幕必須!
戦国最大の合戦、かの有名な関が原の戦いまでの石田三成の苦悩と葛藤を描いた超大作。
いつも大河ドラマでは、嫌なやつ、せこいやつ、友達がいないやつ、冷酷なやつ
みたいな描き方をされる石田さんですが
本作では、三成が正義、家康が不義として対照的な二人を描いていきます。
まあ、そうですよね。
最後まで秀吉に恩義を感じ主君に尽くした三成、
反逆の機会をずっと覗ってじわりじわりと豊臣家を引きづりおろした家康。
豊臣家からすれば三成は正義で、家康は不義ですから。
本作での三成は自分のことより他人のことを考えるやさしい人柄。
だから関白であった秀次にあらぬ謀反の疑いをでっちあげ
その一家及び使用人もろとも根絶やしにした秀吉のやり方には反感を持っていた三成。
処刑場で暴れた伊賀者の女性・初芽を助けることになります。
初芽は架空の女性でしょうけど、家康が送り込んだスパイとして描かれることが多い彼女を
三成が心底愛した女性として描いていきます。
このあたりは、胸キュンでした。
三成が自害せずに逃げた理由もこの女性に関係しているのです。
黒田勘兵衛を演じた岡田准一が、今度は石田三成を演じているのですが
どうも勘兵衛にしか思えなくて(笑)
でも相変わらず戦国武将姿は似合ってました。
そして難は言葉。
昔言葉と方言で判りにくいところに、更に声高で話すシーンが多いので
何を言っているのかさっぱり聞き取れず^_^;
これ、字幕をつけて欲しかったですよ、マジで^_^;
DVDで鑑賞時には字幕必須ですよ。
そんなこともあって、星は3つ。
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視点を変えた、新しい“関ヶ原”を観たい!
これは...NHKの大河ドラマのほうがよっぽど良くできてるなぁとの評価になってしまう。
配役や脚本その他いろいろと、若い世代の関心を買いたいとの苦心が窺われるんだけど、う〜ん...時代劇としては低レベル(私的には)。
一番ガッカリなのはセリフが早くて聞き取りにくいこと。日本語字幕を表示させないとわからないし、まったく現代人の喋り方になっちゃってて、時代の雰囲気が感じられない。
主要俳優も軽量級が目立ち、これはそういう方針での製作なのだろうが、“関ヶ原合戦”という歴史上の大史実を描くならベテラン俳優陣をもっと生かした史劇を見たかったところ。
三成と初芽(くノ一、有村架純)相互の思慕がサイドストーリーとなっているが、これもなんかしっくり来ない。原作にあるエピソードとのことだが、どうせならもっと映像の利を生かした大胆な熱いシーンを盛り込んでもよかったのではないか。有村ではそれが無理だというなら、それができる女優を起用してほしかった。
本作は司馬遼太郎さんの歴史小説を基にしているが、今これを映画化するなら、別の視点から描いた“関ヶ原”のほうがいいかもしれない。
家康が西軍諸将を寝返らせるために書き送った書状がかなり残っているそうで、実戦前にかなりの調略戦があったことが窺われるのだ。それによって西軍の多くの軍勢は戦いが始まっても日和見を続けていた。また、この戦いでは出陣したすべての将(大名)が旗幟を鮮明にして戦に望んだわけではない。むしろ、多くが親子兄弟で東西両軍に分かれて参戦し、東西どちらが勝ってもお家を残せるようにしていたのである。三成や家康など大将格の動向だけでなく、そうした他諸将の憂慮、思惑などもうまく盛り込んだ内容にすれば、新しい“関ヶ原”が出来るのではないだろうか。
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期待して観たけどつまらなかった
関ヶ原の合戦は、有名だから、全く知識なく、この映画を
観る人は、少数だと思います。
そのせいか、ストーリーが雑で、『細いこと言わなくても
知っていますよね』って感じで、最後まで流れます。
秀吉、家康、小早川については、面白く感じましたが、他
は特に、何も感じませんでした。
俳優さん達、演技上手な方々が揃っていますが、あまり生
かされていない様な感じです。
つまらない脚本なんだと思います。
暗躍する伊賀者は、中途半端で、必要なかった様に感じま
す。
台詞は、全体を通して、聞きにくいです。
全部、正確に聞きたい方は、日本語字幕を入れて観る必要
があります。
処刑場で三成が初芽を助けるシーンは、きちんとセリフを
聞かせた方が、良いと思いますが、監督さんの感性は、
そうじゃないみたいですね。
聞きづらいので、映画に集中することを強要される作品で
す。
私は、あまりお勧めしません。
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関ヶ原
※こちらはイメージ画像になります。