被告人

今まで見た中で面白い作品の上位に入ります。予告を見たら犯人まるわかり…と思いきやそういう展開でしたかと納得。ありきたりのサスペンスより、こういう感じの方が好きですね。怖いだけで終わると面白くないので。１話目の始まり方がもう少し良ければと思いますが、すぐに面白くなってきます。どういう風に展開するのかと謎を解く感じが好きですね。｢神様がくれた１４日間｣のように次が気になる展開となっています。監督か脚本家かプリズンブレイクのファンかな〜という感じがしますが、話の構成や展開の仕方は面白くできています。一気に見られます。

ソウル中央地方検察庁の熱血検事パク・ジョンウ(チソンssi)、ある日目を覚ますと、そこは刑務所、記憶を失ったジョンウが妻と娘を殺害した容疑で収監されているところからドラマは始まります。
流れとしては、ジョンウがいかにして無罪を証明するのかということに尽きます。
ドラマは、ヒール役の多いオム・ギジュンssi（本作では性格の異なる双子を一人二役で好演）の登場で、こいつが悪でチソンssiが善で、この絡みで進んでいくなと読めますが、出てくる証拠はすべて「被告人ジョンウが犯人」に向いていて、視聴者の方もジョンウが犯人でないことは分かっていても、謎解きの妙に嵌ってしまいます。
ジョンウの記憶は呼び戻せるのか、真実は暴けるのか、オンタイム視聴だと相当イライラが募りそうですが、一気見しましたのでそこは大丈夫でした。視聴する時間が選択可能なレンタル視聴がオススメな作品だと思います。

一気に観たくなってしまう作品です。様々な形の「子を思う愛」へ向けて展開する事件。ハラハラ、涙の連続ですが同室メンバーの愛嬌あるやり取りにクスッとしてしまうスパイスもあるのでドップリサスペンスが苦手な方も大丈夫だと思います。心に残る作品です。チソンそして敵役のオムギジュンの良い演技にその場にいるようにハラハラと引き込まれました。他の俳優さんも名演技！星半欠けは、翻訳がちょっとニュアンス違いで誤解を招いてしまう箇所があったから。作品的にはOKです！

チソンの魅力がいかされた役とストーリー。
切れのいい役をさせたら、ピカ一！
一気に観ました。
中だるみが少しあったようにも思いますが、
全体的にいいテンポで話しが進行しました。

泣きの演技が光るチソンの端正なルックスと、双子の兄になりすますオム・ギジュンの演技力が素晴らしいです。
悪役然としていて本当に憎たらしい悪役が次々出てきます。
検察側にも悪がはびこっているので、なかなか無実の罪を晴らすことができず、ハラハラします。
ある日目覚めると妻子殺しの無実の罪を着せられてる、というスリリングな設定は最高です。
が、プリズンブレイクに似て、半分くらいは塀の中なので、ちょっと閉塞感があるのと、短縮すれば半分くらいですみそうな話をかなり伸ばしてあるのでちょっと間延びした感。
ラストはすっきり！全体的に子供への親心がテーマとなっているので小さな子がいる方は泣かずにいられないでしょう。