ショッピング王ルイ

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韓ドラに多い、身分違いの２人の許されない恋愛モノでは全然ありません。
ラブコメですよ、すごく楽しかった！

おとぎ話のような出だしで始まります。
フランスの片田舎のお城に幽閉されるように育ったジソン＝ルイ（ソ・イングク）。
あれもダメ、これもダメな生活の中で、楽しみはネットショッピング。
金額制限はしないのか？湯水のようにお金使いまくって、本人その意味さえわかっていないようだけど。
ていうか、知識はあるけど、世間知らず。まだ子供、ズレてる。
親身になっている執事はいるけど、そこのとこどう考えているのでしょうか。

このお坊ちゃまが祖母のものを訪ねるべく、ソウルの空港に降り立ったとき・・
何があったか、記憶喪失のホームレスになってしまう。

ボクシル（ナム・ジヒョン）は、山育ちの女の子。ソウルに行ったきり消息不明の弟を探しに山から降りて来た。
人のいいボクシルは、ルイを、可哀想だからと抱え込むのですね。
どこに行くのもひっつき虫のルイ、笑えちゃいます。

お坊ちゃまだけど、食い意地は張っているルイ。屋台のトーストサンドをじっとみているところとかが、ほんとに子供の様で可愛い。
普通、金持ちはきれいに食べるぞ。こいつ、口の周りケチャップつけまくって食べている。
こういいところが、すごく、すごくいい、可愛いすぎる！

素朴で純真な雰囲気を不自然なく演じているというか、醸しだしているソ・イングクとナム・ジヒョン。
ソ・イングク氏、見た目を変えることなく、いろんなキャラを演じ分けできる器用な俳優さん。クチャクチャ顔が個性的過ぎるからかもしれませんが。
ルイ役は、彼しかできないようなキャラになっています。
ナム・ジヒョンは、この手の役は十八番。まだまだフレッシュです。このあとが少し心配になりますが・・

韓ドラ独特な嫌なキャラがいない、軽快な脇役陣も爽やかでとってもいいです。
本部長役のユン・サンヒョン。服の趣味はともかく、ちょっと変人なところもあるかな。
ルイの執事、祖母の執事、刑事さん、チョ・インソン、オードリー、ヒビアン、クレオパトラ・・なんのこっちゃだけど、みんなよかった。
祖母役のキム・ヨンオクさん、相当なお年ですよね。彼女いなくなったら、こういう役って誰がやるのだろう？
ちょっと心配です。ファンですから。

ソ・イングク作品、最近よくリリースされています。どれも私的には及第点ですが、これは特に一番！

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　２５歳になった時に主人公ルイ「ソ・イングク」は祖母の望みでフランスから帰国を果たす。空港からの移動の間に車が大破。死んだかと思われたが、実は記憶喪失となって田舎から上京したてのコ・ボクシルに拾われる。血を分けた唯一の肉親である弟を探しに上京した２１歳のコ・ボクシルを演じるのは、その昔「善徳女王」でトンマン役を熱演した「ナム・ジヒョン」。（最近では「家族なのにどうして？」の田舎娘役が印象的。）生活力にあふれたボクシルは、ソウルに向かう列車でスリに遭い一文無しになるが、田舎で掘った山人参を誠実に？通りすがりのチーム長「ユン・サンヒョン」に売りつける。その後また偶然出会った記憶喪失のルイが家出した弟の服を着ていたことから、「手がかり」になる人間としてルイを自分のそばに置く決心をするのだった。右も左もわからない二人が、助け合ううちに、なくてはならない相手と気持ちが通じ合っていって、、、。
　主役二人もほほえましいのですが、脇役もキャスティングが絶妙。
祖母は「キム・ヨンオク」。ルイの執事が名優「オム・ヒョソプ」。社長が「キム・ギチョル」。社長夫人に「ユン・ユソン」。→ちょっと抜けていて、明るくて親切な役柄で憎めない。ヒロインの階下住人で同僚が「ファン・ヨンヒ」。その息子役は「３８機動隊」では詐欺師社長役でしたが、一体この「オ・デファン」は何歳？「自己発光オフィス」でもコメディが十分いけていました。またゴールドライン開発室の企画長「キム・ビョンチョル」が前髪クルンで面白かった。刑事役の「カン・ジソク」は私は久しぶりでしたが、ムキムキぶりは健在。カッコよくてもうけ役だったな。唯一、社長娘「イム・セミ」だけが弱かった印象です。
　田舎娘がヒロインて言えばなんたって「明朗少女成功記」だが、このドラマの「ナム・ジヒョン」はそれ並みのインパクト。
かわいい清潔なヒロインと、捨てられた子犬のような主人公ルイが明るく泣かせてくれました。オススメ。

お伽噺度もこの域にまで達しているともう、ご都合主義だとか非現実的だとか何とかを言う気には全くならない。可愛いカップルが楽しそうにしているのを見ているだけで、自分もホンワカした気分になれる。大型犬の仔犬のような可愛いイングク君を見るだけでも視聴価値は十二分にある。

主人公の二人、おバカちゃんキャラというよりも、気持ち悪いです。
そんなやり取りが始ると先送りしてしまう。
このドラマに限ってではないのですが、食事の時には、なんで口の中みせるくらい食べ物を放り込んで喋るのでしょう。汚いのですが。

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幼い頃に事故で家族を失ったゴールドライン会長の孫カン・ジソン(ソ・イングク)。
祖母の過保護からフランスでどんな危険からも完全隔離し守られながら育ってきました。
友人もなく、執事が唯一の心許せる人という寂しい生活を送ってます。
そんな彼の楽しみはネットショッピング、極めたそのショッピングに関する知識で
世界中の商品を買いあさり、ショッピング王とまで言われています。

そんな彼が韓国に戻ってきた矢先、事故に遭い記憶喪失になってしまいます。
自分が誰なのかわからず、みすぼらしいホームレスになるソ・イングクさん。
空腹から食べ物に食らいつく彼に苦笑いしてしまいます。

まるでペットのような可愛らしい姿のソ・イングクさんには
イングクペンにはたまらないでしょう。
セリフ回しも甘えたで可愛い駄々っ子のようです。
母性を感じずにはいられない。

行方不明のなってしまった弟を探すためにソウルへとやってきたコ・ボクシル(ナム・ジヒョン)。
山奥育ちの純粋なボクシルは弟と同じ服を着ていたルイの面倒を見る羽目になってしまい
同居することに。。。

しかし、生活力ゼロのルイ、
買い物好きなのは記憶を失ってても健在で、お金はないのに買ってしまうので
ボクシルの怒りをかってばかり、けれどその可愛さから許してしまいます。
そんな苦労も元気で明るく思いやりのあるボクシルはそれでも彼を見放すこともできず。。。

ひょんなことから出会ったボクシルから薬草を買ったチャ・ジュンウォン(ユン・サンヒョン)。
ゴールドライン・ドット・コムの本部長で仕事には厳しい冷血男。
そんな彼もボクシルと出会ってからというもの、どうも振り回されっぱなし。
けれど気になり手を差し伸べずにはいられない魅力があり、
彼もボクシルを好きになってしまいます。
ユ・サンヒョンさんも面白い役どころで、いい脇役ぶりでした。
心地よいストーリーでサクサク観れました。。。