ラビング 愛という名前のふたり / ジョエル・エドガードン
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ラビング 愛という名前のふたり
/ジェフ・ニコルズ
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「ラビング 愛という名前のふたり」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「テイク・シェルター」のジェフ・ニコルズ監督が、アメリカで異人種間の結婚が禁じられていた時代を舞台に、純粋に愛を貫き、最後には理不尽な法律を変えることに成功した一組の夫婦の感動の実話を映画化。主演はジョエル・エドガートンとルース・ネッガ。1958年、バージニア州。レンガ職人の白人男性リチャード・ラビングは、幼なじみで恋人の黒人女性ミルドレッドから妊娠を告げられ、結婚を決意する。しかしバージニアでは異人種間の結婚が法律で禁じられていたため、2人は法律で認められているワシントンDCまで行って結婚の手続きを済ませる。その後、地元に新居を構えて幸せな結婚生活をスタートさせるが、ある日突然、保安官に押し込まれ、逮捕されてしまう。そして法廷で、離婚するか、25年間の州外退去かを迫られるラビング夫妻だったが…。
「ラビング 愛という名前のふたり」 の作品情報
「ラビング 愛という名前のふたり」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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ラビング-愛という名前のふたり-の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CPDP12922 |
2017年09月15日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
28枚
|
0人
|
0人
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ラビング-愛という名前のふたり-の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CPDP12922 |
2017年09月15日
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在庫枚数 |
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ユーザーレビュー:7件
「異人種結婚禁止法」
今からわずか60年前の1958年アメリカ・バージニア州では、
「異人種結婚禁止法」がまかり通っていた。
レンガ職人のリチャード・ラビング(ジョエル・エドガートン)は、
黒人とインディアンの混血の幼馴染のミルドレッドが妊娠を告げた時、大喜びでプロポーズをする。
異人種の結婚を認めていたワシントンDCで挙式します。
しかし間もなく夜中に2人は法律を破ったことで、逮捕されてしまう。
1年の懲役を猶予するためにはバージニア州の土を25年間踏むことは、許されないのです。
これがLoving夫妻(名字が愛という名・・・なのです)のそれから10年間に及ぶ戦いのスタートでした。
ともかくとして、リチャードはミルドレッドを心から愛していた普通の男性です。
ミルドレッドが1963年に、時の司法長官ロバート・F・ケネディに手紙を書いたことで、事態は大きく動き出します。
アメリカ自由人権協会(ACLU)の人権派弁護士が無償で力になってくれるのです。
ラストシーンで実話ですから、ラビング夫妻の1枚の写真が写し出されます。
ミルドレッドの膝枕でソファで寛ぐリチャードの写真です。
そのミルドレッドの弾ける様な笑顔。
誰もを惹きつけずにはいられない魅力があります。
そして心を許しきったリチャードの笑顔。
2人がいかに深く愛し合っていたかが、刻まれた1枚の写真です。
何も語らなくてもいいですね。
ひたすら信じて愛し合った1組の夫婦。
それがたまたま異人種(何という失礼な言葉でしょう)
白人と、黒人とインディアンの混血の女性だった。
それだけのことです。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
「妻を守る」強い気持ち
投稿日:2017/10/09
レビュアー:趣味は洋画
世界に冠たる大国、アメリカ合衆国。
一方で幾種の、幾多の、差別を生んできた国でもあります。
今も根強く残る人種差別ですが、1967年に違憲とされるまで、ヴァージニア州では「異人種間結婚禁止法」という法律が存在したというから驚きです。
なんと馬鹿々々しい...単純にそう思いたくなるものの、映画は「夫婦の愛の深さ、強さ」を愚直なまでに描いていきます。
冒頭、ミルドレッド(ルース・ネッガ)は実に不安そうな表情で、話の切り出しに躊躇しています。
自分が妊娠したことを。
それを聞いたリチャード(ジョエル・エドガートン)が素直に喜びを表現すると、ミルドレッドの表情がみるみる変わり、2人の関係が分かります。
広大な土地を買い、そこに2人の家を建てたいというリチャード。ミルドレッドにプロポーズします。
しかし、ヴァージニア州の法律が2人に立ちはだかる。
その法律に違反したとして、逮捕され、裁判沙汰になる。
そんな無意味な法律を誰が作ったのか...(次第に腹立たしくなってくる)
ジャケ写を見てみると、J・エドガートンはR・ネッガの胸元に顔をうずめ、ネッガのほうは彼を抱いて包み込んでいます。愛情に満ちた関係が表されていますが、エドガートンは弱男のイメージです。
ところが、映画で演ずるエドガートンは「強いリチャード」です。
無口で、口下手で、武骨な男。しかし、「妻を守る」という気持ちは、本当の男の強さを感じさせます。
2012年「ゼロ・ダーク・サーティ」あたりからの彼の躍進ぶりは目覚ましく、2015年「ザ・ギフト」、2015年「ブラック・スキャンダル」、2016年「ジェーン」と目白押し。
一方のルース・ネッガ。
エチオピアのアジスアベバ出身というこの女優サン、本作で初めて知りました。
夫リチャードの愛を受入れ、何をするにも夫の意見に従い、子育てに奮闘する芯の強い女性を好演しています。アカデミー主演女優賞ノミネートも頷けます。
そして最近売り出し中の、マートン・ソーカスの憎々しい警官ぶりも目を引きました。
映画のラストに、ラビング夫妻の実際の写真が映し出されます。
自宅でくつろぐ、夫婦の実に微笑ましい写真です。
カマンベールさんは、次のようにレビューされています。
「2人がいかに深く愛し合っていたかが、刻まれた1枚の写真です。何も語らなくてもいいですね。」
まったく同感です。
映画はいつも、新しい発見に導いてくれます。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
アメリカ最大の恥部
アメリカのヴァージニア州では「異人種結婚禁止法」なる奇なる法律が
50年前までにあったということにまず驚きました。
なんという馬鹿馬鹿しい法律でしょうか。
『神が違う肌の人間が交あうことを嫌っているから』といる馬鹿げたうたい文句をかかげ、
神様のせいにして、白人絶対主義を貫こうとした、白人のエゴですね。
二人が結婚したことで、逮捕され、
黒人である奥さんの方だけ、妊婦にも関わらず保釈してもらえず、
人権無視もはなはだしい時代です。
『自由の国』アメリカではなかったのでしょうか?
不当な差別と裁判所の冷たい仕打ちに怒りしかわきませんでした。
人は誰とであれ、愛し合う権利を奪われることは出来ないと思います。
これは、アメリカの恥部をさらけ出した真実の物語。
そして、救いの手を差し伸べたのも白人であるということにも
自由の国アメリカの皮肉と矛盾を感じずにはいられません。
ラストに映し出される夫婦の実物写真。
劇中にもこの写真が撮られた経緯が描かれていましたが
本当に愛し合っている夫婦の温かさが伝わる素敵な写真です。
ミルドレッド演じる女優さんも綺麗な人ですが
本物の彼女も気品溢れる素敵な女性でした。
たまたま姓がラビングであったということにも
愛をテーマに戦った二人の宿命と運命を感じます。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
俺は妻を愛している
投稿日:2020/02/15
レビュアー:こうさま
付き合っている女性から妊娠を告げられたら、たいがいの男ならまずチヨット引いてしまうのが普通だろう。
まして舞台は1950年代米バージニア州で土地柄人種差別が厳しく、加えて異人種間の婚姻が禁止されている地域である。
白人男性のリチャードにはなんの迷いもない、間髪を入れず「そりゃすごい」と笑顔で返す。
どんな国でもその歴史を振り返れば恥部や汚点はあるものだがアメリカにおける人種差別はかなり根深い。
奴隷として差別され人身売買の対象にされていた黒人がリンカーン大統領による奴隷解放令が実施されてからも差別は続き、当時バージニア州においては異人種間の婚姻が法律によって規制されていたという背景の中で生まれたストーリーが本作。
リチャードは黒人女性ミルドレッドとそんな法律のないワシントンDCに赴きそこで結婚し、結婚証明書を受けるのだが、理不尽にもバージニアに戻ったとたんに逮捕拘留されてしまう。
弁護士曰く司法取引で罪を認めれば一年間の実刑ながら執行猶予が付き、州外に出れば服役は免れるが今後25年間二人そろってバージニアに戻ることは許されない。
身重の妻を抱えたリチャードに選択の余地のあろうはずがない。
でも移り住んだワシントンは都会、田舎暮らしになじんだミルドレッドには辛い日々、出産は故郷でやりたいという妻の願いに快く応じたリチャードは危険を冒して故郷に戻る。
再び苦難の日々、妻の親戚や実母からも非難の嵐、そして再逮捕、弁護士の機転で服役は逃れるがやはり州外に。
州外で暮らす二人にとっての転機はミルドレッドが司法長官に直訴の手紙を書いたことから始まり、マスコミの後押しもあってこの州法の是非が最高裁判所で争われることになる。
でもリチャードは裁判に参加することを望まない。
求められてただ一言「俺は妻を愛している。普通の暮らしがしたいだけ」とコメント、この分かり易い言葉に彼の誠実な人柄と真実の愛があふれていると言えよう。
かくして最高裁の判決により異人種婚姻禁止法は覆されることになるのだが、客観的に見て極めて真っ当な考え方であろう。
合衆国憲法における人権の尊重と黒人と白人が結婚することによってどんなまずいことがあるのかという趣旨、一躍ヒーローに祭り上げられたリチャードは決してそんな立場を望んでいるわけではない。
多分ひっそりと妻や子供たちを愛してその後を平穏に暮らしたのであろう。
素晴らしい愛の物語である。
でも現在でもアメリカの人種差別は根絶されていない。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
せつなかったです
投稿日:2018/07/24
レビュアー:スヌーピー
ただ愛した女性が異人種っていうだけでこんな扱いをされるなんて悲しくなりました。
異人種というのもすごい失礼なことだなと思いました。白人以外は人間じゃないのかと思いました。
リチャードはすごい人だなと思いました。
愛のために長い戦いをずっと続けて見ていてせつなかったです。二人の写真を見て愛をすごく感じました。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
「異人種結婚禁止法」
投稿日
2017/09/20
レビュアー
カマンベール
今からわずか60年前の1958年アメリカ・バージニア州では、
「異人種結婚禁止法」がまかり通っていた。
レンガ職人のリチャード・ラビング(ジョエル・エドガートン)は、
黒人とインディアンの混血の幼馴染のミルドレッドが妊娠を告げた時、大喜びでプロポーズをする。
異人種の結婚を認めていたワシントンDCで挙式します。
しかし間もなく夜中に2人は法律を破ったことで、逮捕されてしまう。
1年の懲役を猶予するためにはバージニア州の土を25年間踏むことは、許されないのです。
これがLoving夫妻(名字が愛という名・・・なのです)のそれから10年間に及ぶ戦いのスタートでした。
ともかくとして、リチャードはミルドレッドを心から愛していた普通の男性です。
ミルドレッドが1963年に、時の司法長官ロバート・F・ケネディに手紙を書いたことで、事態は大きく動き出します。
アメリカ自由人権協会(ACLU)の人権派弁護士が無償で力になってくれるのです。
ラストシーンで実話ですから、ラビング夫妻の1枚の写真が写し出されます。
ミルドレッドの膝枕でソファで寛ぐリチャードの写真です。
そのミルドレッドの弾ける様な笑顔。
誰もを惹きつけずにはいられない魅力があります。
そして心を許しきったリチャードの笑顔。
2人がいかに深く愛し合っていたかが、刻まれた1枚の写真です。
何も語らなくてもいいですね。
ひたすら信じて愛し合った1組の夫婦。
それがたまたま異人種(何という失礼な言葉でしょう)
白人と、黒人とインディアンの混血の女性だった。
それだけのことです。
「妻を守る」強い気持ち
投稿日
2017/10/09
レビュアー
趣味は洋画
世界に冠たる大国、アメリカ合衆国。
一方で幾種の、幾多の、差別を生んできた国でもあります。
今も根強く残る人種差別ですが、1967年に違憲とされるまで、ヴァージニア州では「異人種間結婚禁止法」という法律が存在したというから驚きです。
なんと馬鹿々々しい...単純にそう思いたくなるものの、映画は「夫婦の愛の深さ、強さ」を愚直なまでに描いていきます。
冒頭、ミルドレッド(ルース・ネッガ)は実に不安そうな表情で、話の切り出しに躊躇しています。
自分が妊娠したことを。
それを聞いたリチャード(ジョエル・エドガートン)が素直に喜びを表現すると、ミルドレッドの表情がみるみる変わり、2人の関係が分かります。
広大な土地を買い、そこに2人の家を建てたいというリチャード。ミルドレッドにプロポーズします。
しかし、ヴァージニア州の法律が2人に立ちはだかる。
その法律に違反したとして、逮捕され、裁判沙汰になる。
そんな無意味な法律を誰が作ったのか...(次第に腹立たしくなってくる)
ジャケ写を見てみると、J・エドガートンはR・ネッガの胸元に顔をうずめ、ネッガのほうは彼を抱いて包み込んでいます。愛情に満ちた関係が表されていますが、エドガートンは弱男のイメージです。
ところが、映画で演ずるエドガートンは「強いリチャード」です。
無口で、口下手で、武骨な男。しかし、「妻を守る」という気持ちは、本当の男の強さを感じさせます。
2012年「ゼロ・ダーク・サーティ」あたりからの彼の躍進ぶりは目覚ましく、2015年「ザ・ギフト」、2015年「ブラック・スキャンダル」、2016年「ジェーン」と目白押し。
一方のルース・ネッガ。
エチオピアのアジスアベバ出身というこの女優サン、本作で初めて知りました。
夫リチャードの愛を受入れ、何をするにも夫の意見に従い、子育てに奮闘する芯の強い女性を好演しています。アカデミー主演女優賞ノミネートも頷けます。
そして最近売り出し中の、マートン・ソーカスの憎々しい警官ぶりも目を引きました。
映画のラストに、ラビング夫妻の実際の写真が映し出されます。
自宅でくつろぐ、夫婦の実に微笑ましい写真です。
カマンベールさんは、次のようにレビューされています。
「2人がいかに深く愛し合っていたかが、刻まれた1枚の写真です。何も語らなくてもいいですね。」
まったく同感です。
映画はいつも、新しい発見に導いてくれます。
アメリカ最大の恥部
投稿日
2017/11/01
レビュアー
飛べない魔女
アメリカのヴァージニア州では「異人種結婚禁止法」なる奇なる法律が
50年前までにあったということにまず驚きました。
なんという馬鹿馬鹿しい法律でしょうか。
『神が違う肌の人間が交あうことを嫌っているから』といる馬鹿げたうたい文句をかかげ、
神様のせいにして、白人絶対主義を貫こうとした、白人のエゴですね。
二人が結婚したことで、逮捕され、
黒人である奥さんの方だけ、妊婦にも関わらず保釈してもらえず、
人権無視もはなはだしい時代です。
『自由の国』アメリカではなかったのでしょうか?
不当な差別と裁判所の冷たい仕打ちに怒りしかわきませんでした。
人は誰とであれ、愛し合う権利を奪われることは出来ないと思います。
これは、アメリカの恥部をさらけ出した真実の物語。
そして、救いの手を差し伸べたのも白人であるということにも
自由の国アメリカの皮肉と矛盾を感じずにはいられません。
ラストに映し出される夫婦の実物写真。
劇中にもこの写真が撮られた経緯が描かれていましたが
本当に愛し合っている夫婦の温かさが伝わる素敵な写真です。
ミルドレッド演じる女優さんも綺麗な人ですが
本物の彼女も気品溢れる素敵な女性でした。
たまたま姓がラビングであったということにも
愛をテーマに戦った二人の宿命と運命を感じます。
俺は妻を愛している
投稿日
2020/02/15
レビュアー
こうさま
付き合っている女性から妊娠を告げられたら、たいがいの男ならまずチヨット引いてしまうのが普通だろう。
まして舞台は1950年代米バージニア州で土地柄人種差別が厳しく、加えて異人種間の婚姻が禁止されている地域である。
白人男性のリチャードにはなんの迷いもない、間髪を入れず「そりゃすごい」と笑顔で返す。
どんな国でもその歴史を振り返れば恥部や汚点はあるものだがアメリカにおける人種差別はかなり根深い。
奴隷として差別され人身売買の対象にされていた黒人がリンカーン大統領による奴隷解放令が実施されてからも差別は続き、当時バージニア州においては異人種間の婚姻が法律によって規制されていたという背景の中で生まれたストーリーが本作。
リチャードは黒人女性ミルドレッドとそんな法律のないワシントンDCに赴きそこで結婚し、結婚証明書を受けるのだが、理不尽にもバージニアに戻ったとたんに逮捕拘留されてしまう。
弁護士曰く司法取引で罪を認めれば一年間の実刑ながら執行猶予が付き、州外に出れば服役は免れるが今後25年間二人そろってバージニアに戻ることは許されない。
身重の妻を抱えたリチャードに選択の余地のあろうはずがない。
でも移り住んだワシントンは都会、田舎暮らしになじんだミルドレッドには辛い日々、出産は故郷でやりたいという妻の願いに快く応じたリチャードは危険を冒して故郷に戻る。
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でもリチャードは裁判に参加することを望まない。
求められてただ一言「俺は妻を愛している。普通の暮らしがしたいだけ」とコメント、この分かり易い言葉に彼の誠実な人柄と真実の愛があふれていると言えよう。
かくして最高裁の判決により異人種婚姻禁止法は覆されることになるのだが、客観的に見て極めて真っ当な考え方であろう。
合衆国憲法における人権の尊重と黒人と白人が結婚することによってどんなまずいことがあるのかという趣旨、一躍ヒーローに祭り上げられたリチャードは決してそんな立場を望んでいるわけではない。
多分ひっそりと妻や子供たちを愛してその後を平穏に暮らしたのであろう。
素晴らしい愛の物語である。
でも現在でもアメリカの人種差別は根絶されていない。
せつなかったです
投稿日
2018/07/24
レビュアー
スヌーピー
ただ愛した女性が異人種っていうだけでこんな扱いをされるなんて悲しくなりました。
異人種というのもすごい失礼なことだなと思いました。白人以外は人間じゃないのかと思いました。
リチャードはすごい人だなと思いました。
愛のために長い戦いをずっと続けて見ていてせつなかったです。二人の写真を見て愛をすごく感じました。
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