彼らが本気で編むときは、

彼らが本気で編むときは、の画像・ジャケット写真
彼らが本気で編むときは、 / 生田斗真
全体の平均評価点:
(5点満点)

10

  • DVD
ジャンル:

「彼らが本気で編むときは、」 の解説・あらすじ・ストーリー

『かもめ食堂』の荻上直子監督が生田斗真主演で描いた人間ドラマ。優しさに満ちたトランスジェンダーの女性・リンコと、彼女のすべてを受け入れる恋人・マキオ、そして母親に育児放棄された孤独な少女・トモ。3人の奇妙な共同生活が始まり…。※一般告知解禁日:6月23日

「彼らが本気で編むときは、」 の作品情報

製作年: 2017年
製作国: 日本

「彼らが本気で編むときは、」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

彼らが本気で編むときは、の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
127分 日:未定
レイティング: 記番: レンタル開始日:
JABR5003 2017年09月06日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
64枚 2人 3人

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ユーザーレビュー:10件

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1〜 5件 / 全10件

孤独な少女の心を癒すのは?

投稿日:2017/08/14 レビュアー:ミルクチョコ

小学校5年生のトモ(柿原りんか)は、母親が男を追って家を出たことから、叔父のマキオ(桐谷健太)のもとへ。マキオはトランスジェンダーの恋人リンコ(生田斗真)と暮らしていて、トモは戸惑いを隠せません。けれどもリンコの優しさや心のこもった手料理に安らぎを感じたトモは、次第にリンコに心を開いていきます。

トランスジェンダーと育児放棄という現代の問題を入れながらこれからの家族のあり方を描いています。
様々な壁にぶつかりながらもここまでやってきたリンコ。今の姿があるのは、お母さんの支えがあったからこそやって来れたのでしょう。なので、リンコが周りの人に注ぐ愛が溢れていて温かいです。

初めは偏見を持って見ていたトモ。身近な距離から眺めているうちに、戸惑いからリンコの母性あふれる優しさに癒され、共感へと変化していく様がいいです。

生田斗真は、戸籍上は男性だけれども、体は女性になったヒロイン役に挑戦。体は大きいけれども、繊細で柔らかな演技を見せています。彼女の優しさが伝われば伝わるほど、大きな彼女の苦悩がリアルになって来ます。
大切なのはどれだけ、他人の気持ちを思いやれるか?という事なんだと思います。
トランスジェンダー故の家族の愛おしさと心強さが伝わって来る作品でした。

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海辺で108の煩悩を燃やす

投稿日:2017/09/11 レビュアー:kazupon

トモは、11歳の女の子。
母親のヒロミは、トモを一人残して男性の元へ行ったようです。
トモは母の弟であるマキオを頼って行くのですが、
マキオは今、リンコというトランスジェンダーの女性と暮らしていました。
最初は、ぎこちなかったトモですが、リンコの手料理の魅力と
自身のことを隠し立てせずに話してくれるリンコの誠実さに
次第に心を開いていきました。
トモとリンコの距離を縮めたのは、リンコが毛糸で編んでいる“煩悩”の話でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
半年くらい前のTVの番宣では、生田斗真の女装ばかりが取り上げられていて、
こういう内容だとは知りませんでした。
ネグレクトの問題も絡ませた内容で、
扱い方次第では重いものになったと思います。
しかし、リンコが非常に前向きな女性で、
自分の中に芽生えた怒りや負の感情を“煩悩”として
いつか煩悩を108個編み上げたら燃やす!
と決めていて、ユーモラスでもありました。
私が、リンコにとって何よりの救いだと思ったのは
リンコの母親がリンコのことを幼い時からよく理解し
愛情深く育ててくれたことでした。
TVなどで見聞きするLGBTの家族の反応は、
違和感に悩む本人にとっては、一番の難関のようです。
リンコを演じた生田斗真の演技は、想像以上に自然でした。
マキオ役の桐谷健太は、いつもの熱い演技ではなく
口調もゆっくりと穏やかでした。
マキオとヒロミの母親役で出演していた「りりい」さんは
本作公開前に亡くなられてしまいました。
ご冥福をお祈りします。

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彼らが本気で編むときは、ネタバレ

投稿日:2017/07/03 レビュアー:片山刑事

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 育児放棄された小学生が叔父さんとその恋人と生活するうちにいろんな人の母と娘の絆が再確認される話。

 淡々と物語が進む演出の中にちょこっと笑えてかつ主人公たちが成長していく姿がしっかりと描かれていたと思いました。その中で母親と娘の関係を主人公の小学生、トランスジェンダーで性転換した生田斗真さんを始め女性キャラクターがキーとなる作品になっていました。

 小学生の家は荒れ放題で母親は家を出て行っちゃったので、本屋で働く叔父のもとへ。見ていくとどうやら今回が初めてではないらしい。叔父さんには大切な人がいるらしくて会ってみたら、トランスジェンダーで性転換した女性だった。生活していくうちに彼女の方が実の母親よりよっぽど母親らしいことをしてくれて、充実した日々が始まる。そして彼女は手術で自分の切り落とした男性自身の供養のために煩悩の数だけ編み物を作り、それを燃やして供養してとせきの性別を変えようと決めていて、3人で編み物をする生活が描かれていきます。学校でも自分の性について悩んでいる主人公の同級生がいて、彼も母親との関係に悩んでいて…。母親と叔父さんと彼達の入院している母親。といくつもの親子関係が登場します。生田斗真さん、桐谷健太さんのお芝居で引っ張っていってくれてさすがでした。

 ただ小池栄子さん演じる同級生の母親役がいかにも悪いステレオタイプなキャラクターとして登場して、小池栄子さんらしい怪演でインパクト大なキャラクターで面白いですが、安っぽく見えてしまって残念でした。いまどきあんなわかやすく嫌悪感を表に出す人っているのだろうか。と思ってしまいました。

 それにそれぞれのエピソードもぶつ切りな印象で生田斗真さんの小学生時代の回想とか唐突に思えました。演出自体も淡々なため映画が始まって終わるまで主人公たちの人生を見てもあまり心が動かされなかった映画でもありました。

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とても観念的な映画だ

投稿日:2017/12/18 レビュアー:hinakksk

 あるいは、事例研究的とでも言おうか…。難しい主題によくチャレンジしていると思うし、子役たちを含めて俳優陣の健闘ぶりには本当に頭が下がる。けれど、主演の3人以外、他の登場人物のキャラクターが余りにも極端でステレオタイプなので、かえって不自然に感じてしまった。脚本のせいなのだが、キャラクターが本当の意味で生きていなくて、頭で考えられた人物像だという気がする。また、ジェンダーが類型的なのも少し気になった。

 何だか無理をしているような、観念的過ぎる映画に、トランスジェンダーの人たちやマイノリティの人々が、ごく自然に生きていける社会にはまだまだなってはいないんだということを、よけいに強く感じてしまった。

 怒りや悔しさをコントロールすることは重要だけれども、本気で編むことが、ただ忍耐するだけではなく、社会の偏見に立ち向かうことにつながればもっといいのにと思う。

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ジワジワと心に染みます。性教育になります。

投稿日:2017/09/14 レビュアー:カマンベール

発情期の猫のように姿を消す、ともちゃん柿原りんか)の母親。
欲しくもない男性の象徴を付けて産まれたリンコさん(生田斗真)
リンコさんが第一次性徴期に願ったことは、オッパイが膨らむことでした。
この映画は静かな語り口で深い内容を伝えています。
生田斗真のおしとやかなトランスジェンダーの演技も見ものの一つですが、それ以上に「本当の母性とは何か?」に斬り込んでいます。
リンコさんは性転換手術も済ませて外見はほとんど女性と変わらなくても、出産して実の子供を持つことは不可能です。

だから不幸だなんて映画は言ってません。
「私は母親よりオンナなの」というトモちゃんの母親より、
トモちゃんに添い寝してくれて、キャラ弁も作ってくれて、暖かく包み込む愛情の持ち主、リンコさんのほうが母性に溢れています。

11歳の少女トモちゃんは、ホワンとしたリンコさんやトモちゃんの叔父さんのマキオくん(桐谷健太)よりずっと大人でした。
ラスト近くで、迎えに来た母親に泣いて叩いて訴える言葉は、
スゴかったです。
娘だからこそ言える・・一番近いから・・柿原りんか、素晴らしい迫力の演技でした。
それにしてもリンコさんが編んでいた筒型のもの。
108の煩悩の数だけ作って燃やす。
その心持ちが、ユーモラスだけど、今までのリンコさんの苦労を思うと泣けました。
リンコさん、どうか幸せになってくださいね。

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