嫉妬の化身〜恋の嵐は接近中！〜

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物語の導入部分がラブコメでありながら男性乳がん。
ファシンの胸に偶然触れた時に違和感を感じたピョ・ナリが乳がんの疑惑をもちファシンに検査を受けるように執拗にすすめます。
何度もファシンの胸に触ろうとするピョ・ナリに笑うんですけど、それが彼の命をも救うことになる。
男性ならばきっと想像もしない男性の乳がん、ファシンにとってもそうで、病院での他の女性患者のいぶかしげな眼、身につける術後のブラジャー。
仕事への不安、もう男性としてみられないんではないかとどん底を味わうファシンでした。

そんな時ピョ・ナリも同じ時期に良性の腫瘍の手術で入院しており、ふたりは同室で過ごすことになってしまいます。
ファシンが名の知れた記者なので、それが知られないようにいろいろと世話を焼くピョ・ナリ。
彼にいつも付き添いながら、自分が患者のようにふるまって治療を受けるようにしていました。
それまでは何とも感じてなかったのにだんだん気になる存在になってくるのです。
病気になって初めて味わう不安な心の隙間に今まで女性として見てなかったピョ・ナリの存在が
すっと入ってきたのです。
けれど自分の気持ちに気づいた時にはもう彼女は親友のことを好きになっていて手遅れ状態。。。

自分の気持ちを抑えられないのに必死で抑えようとする彼が何とも哀れで哀れで。
しばらくはこの暗いファシンがずっーと続くので、
あんなに自信過剰な人の情けない姿に、笑っちゃいけないけど何故かククっと笑ってしまうんです。
惨めで可哀想なんだけど、ダメ、ねちねちした感じに笑ってしまう、ゴメンネ。
けど、それがチョ・ジョンソクさんの絶妙の上手さなんでしょう。
まるでチョ・ジョンソクワールドでいろんなファシンを演じてて面白すぎます。

数々のミュージカルの舞台を経てテレビドラマ界に出るようになったチョ・ジョンソクさん。
彼の歌の上手さは良く知ってますが、このドラマでもダンスシーンや歌うシーンもありそれも見所です。
特に彼がまたまた情けなく見えるカラオケでのあのシーンは爆笑しました。
結局はこの抑えてた感情が爆発するのも時間の問題です！

アナウンサー志望だけど3流大学出身のため報われず、
お天気キャスターを日々体当たりでこなしてるピョ・ナリ(コン・ヒョジン)
3年もの間一途に片思いしてた先輩アナウンサー、イ・ファシン(チョ・ジョンソク)をずっと目で追い続けています。
しかし、ファシンはピョ・ナリをまったく相手にせずにいて、仕事に厳しくかなりの俺様キャラ
バンコク特派員を経て韓国に戻ってきます。
そのファシンの無二の親友、自分のブランドショップの代表、さらにトップ企業の財閥御曹司のコ・ジョンウォン(コ・ギョンピョ)。
ファシンとは違い、優しくて常識があり温かい人。
彼も飛行機の中でピョ・ナリと出会い、そこからこの3人の三角関係が始まっていくのです。
ピョ・ナリのためにブルーのドレスを作るシーンは見とれてしまいました。
とっても素敵なシーンでした。

この男性たちから熱心にアプローチを受けることになるピョ・ナリ。
最初は親友のために諦めようとするファシンでしたが今まであんなに無視してたのに180度の変わりよう・・・
嫉妬とタイトルにつくように、内容はこの大の男たちの燃えるような嫉妬戦。
そこまでするかーと思いますが、いつまでたっても子供っていう感じで
はたから見ればバカバカしくも思えます。
しかし、ピョ・ナリもピョ・ナリで、二人とも好きになってしまったという優柔不断さも
どうしたもんだろうか。。。
一緒に共同生活をと話す彼女に同調してしまうのもさてさて。。。
主導権を持つピョ・ナリに振り回される可哀想な男性たちに同情せずにはいられません。

業界ものなのでテレビの裏側や視聴率重視の上司たち、お天気キャスターの位置づけなどなかなか厳しい世界です。
こんな先生いないだろうなと思いつつも、脇役のファシンの主治医が面白かったです。

コン・ヒョジンさんが主役なので、はずれないと思い見始めました。
最初は、かなり突飛な展開で、彼女もあまりにも突飛で、
珍しくはずれかな、と思いながらちょっと我慢をして見続けましたが、
後半、いい味が出始め、流石かな。
途中で投げ出さずに観てください。
私には、いろいろ理屈をこねずに、面白かったです。

最初の3話を見て、コン・ヒョジンさんが悪いわけではないけど年齢の割に少しオバカに見える。いくら乳がんを疑って気になったからって、説明なしにいきなり男性の胸を触り始めたり（男女が逆だとセクハラ間違いなしでしょ）、いい歳の社会人としてどうなの、と言いたくなる。この先、男性二人と三角関係になりそうだけど、彼女がモテるというきちんとした説得力が欲しいです。あと、韓ドラを見ていつも思うのですが、成人女性があんなに短いスカートや短パン姿なのは、現実でもよくあることなのでしょうか。会社勤めの役でもかなりのミニをはいていることが多いですよね。まあ韓国の女優は皆さん足がきれいなので自慢したいのかもだけど。

ラブコメの女王コン・ヒョジンお天気キャスターピョ・ナリが記者ファシン（チョ・ジョンソク）をずっーと思い続けていた。
ファシンの不調に気付くナリは、彼の胸を触ってしこりを感じる、乳がんと診断される。
一方ナリも腫瘍で入院、ナリとファシンは、同室で治療をうける。
ファシンがナリの愛情に気付いたとき、ナリは。ファシンを諦めて、ナリを思ってくれる、ファシンの親友に気持ちが移っていた。
三角関係の行方は、どうなるのやら
男性の乳ガンってあるんですね。びっくりです。