マン・ダウン　戦士の約束

『アメリカで驚異的な低セールスを記録した』という事らしいですが、こんな描き
方の映画だと判って居たら見なかった。
テーマは非常に重い事は理解するし、MAN DOWN マン・ダウンは主人公と息子の間の合言葉以外に主人公がダウンする事も含めているのだろうが、物語の進み方も感情移入しづらく、ただただ暗い雰囲気のまま最後の展開を迎える。
結局監督の自己満足で終わった映画。

アフガニスタン任務から帰還した海兵隊員・ガブリエル。だが、街は荒廃し人々の姿は消えていた。
「息子と妻を守り抜く」
なんて予告だったので期待して見たら・・・
ん〜〜何だか変！！！！
騙された感が強い。

だだ・・・現実、戦争で無事に帰還してた人でも多くが後遺症に悩み、自殺している現実も描かれていてショックでした。

ラスト息子と抱き合う姿に涙しました。

極限状態であんな出来事、あんな思いすればそうなるよな。誰が悪いのか、何が悪いのかはわからないが主人公は何も悪くないのは分かる。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

行方不明になった妻子を探すミステリー的なストーリーなのかと思って借りてみたら全然違っていましたｗ

海兵隊に入隊した父が戦地に赴く直前、息子が学校で母親と別れる時に「愛してる」と言われたことで、友達からからかわれ、父は２人だけの間たけでわかる愛してるという意味の合言葉を決める。
それがタイトルの「man down」

マンダウンとは軍隊用語で隊員が敵にやられたり、ケガをした時にいう言葉らしい。

戦地での主人公ドラマー(シャイアラブーフ)が上官(ゲイリーオールドマン)と話をしているのと並行して戦地でのドラマー、戦地から帰ってきたら住んでいた町が荒廃して、おまけに妻子が行方不明になってしまっていて、親友と共に探す姿へ行ったり来たりする。

最後の10分ほどで、妻子が行方不明な理由がわかるのだが、「あぁそうだったのか…」、上官との話とも繋がって納得したけれど、もうどうにもならないのか、とやるせない気持ちになると共に、ラスト息子が父からのメッセージをみて「愛してる」と抱き締める姿にうるっとしました。

本国アメリカで驚異的な低セールスを記録した本作。まあそれは主演のシャイアの奇行っぷりが原因だろうが。

そんな世間の風もなんのその。中身はわりと面白いです。ただ、先が読めるね。


戦場から帰ると廃墟の町に。妻と我が子はどこへ？

それと平行して語られる戦場での話と上官との会話。

物語はどこに転がっていくのか？


この上官が、ゲイリー・オールドマンなんだか、その時点で読める。この役柄の人は無名に近い俳優か、もしくは顔を見せないようにしないと。

ラスト7分の衝撃も普通に流れていくのみ。そりゃ、前半であれだけ何かあるぞ何かあるぞオーラ出してたら、先を勘ぐって読めるわ。

もっと普通の雰囲気をだして騙されたら、すごっ！って思うのだ。

なかなか面白いのは確か。

☆3.5つ。