手紙は憶えている / クリストファー・プラマー
全体の平均評価点: (5点満点)
(31)
手紙は憶えている
/アトム・エゴヤン
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「手紙は憶えている」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
『エキゾチカ』のアトム・エゴヤン監督、クリストファー・プラマー主演によるサスペンス。90歳のゼヴの記憶は目覚める度に消えたり戻ったりを繰り返す。ある日彼は、友人のマックスからふたりの家族を殺したナチス兵士への復讐の手紙を託される。
「手紙は憶えている」 の作品情報
「手紙は憶えている」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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手紙は憶えているの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
95分 |
日・吹 |
英:ドルビーデジタルステレオ/ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
PCBE75597 |
2017年05月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
17枚
|
0人
|
0人
|
英:ドルビーデジタルステレオ/ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
手紙は憶えているの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
95分 |
日・吹 |
英:ドルビーデジタルステレオ/ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
PCBE75597 |
2017年05月03日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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英:ドルビーデジタルステレオ/ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
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ユーザーレビュー:31件
衝撃のエンディング
アトム・エゴヤン監督のサスペンス。
認知賞のため妻に先立たれた事さえ時折忘れる90歳のゼヴ(クリストファー・プラマー)。彼は同じ施設に暮らす友人マックス(マーティン・ランドー)から手紙を渡され、施設を飛び出します。
その手紙には70年前にアウシュビッツ収容所でセヴの家族を殺した元ナチス兵の情報が書かれています。
セヴは記憶が消える度に手紙を読み返し、4人の容疑者のもとを訪ねて行きます。
衝撃のエンディングでした。
同名の容疑者は4人。体が不自由なマックスは、ゼヴの“復讐の旅”をサポートします。ところがゼヴは目覚める度に私は誰?状態になり、その度にマックスからの手紙をみないと自分が何をすべきかが分からず、自分の腕に刻まれた収容者番号を見て、自分の為すべきことを思い出しているような状態です。
4人に絞り込まれた手紙を元に一人一人訪ねて行きます。
認知症というアイデアを巧みに利用したトリック。その語り口に唸らされました。
戦後何十年経とうともホロコーストは終わっていないとつくづく思うのでした。
良く練られた脚本にC.プラマー、B.ガンツの好演。
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19人の会員が気に入ったと投稿しています
人間AはAであり、Bである
投稿日:2017/09/16
レビュアー:なんの因果
「アウシュヴィッツの生存者・重度認知症・後期高齢者」なんか気が重くなるワードばかり。
暗い話ならパスしたいんですけど・・。と、妙にビクビクしつつ、予告編の画面が普通に明るいのと、
レビュアー諸兄の文章がそそる内容ばかりなので観てみました。
黙っていてもすぐお迎えがくるのに、この90歳近いジイさんたちは何をしようと言うのか。
「やっと復讐の相手を探し出した。同じ偽名のこの四人の内一人だ、ワシは動けないから
行ってくれ」と車椅子鼻チューブのマックスに頼まれるゼヴ(クリストファー・プラマー )。
ふらふらヨボヨボ歩きながら、ホテルに泊まり、税関やっと通過して国境を越え、再び
アメリカに戻る。このあたり、黒ひげ一発ゲームかドラえもんタワーゲームの心境なんですよねー、観ている方としては。いつダメになるかハラハラ、いつゲームオーバーになるのかドキドキ。
ピストルは何とか購入できたが、発見されずにすむのか、まともに打てるのか、
(私がそばにいたらオンブもしてあげるし、手紙の拡大コピーもしてあげるのにさ)
アウシュヴィッツの映像や回想シーンは一切ありません。
「クリスタル・ナハト」という出来事の象徴的なマークは出ます。(初めて知りました。)
四人探す内、三人までが別人だった時点でこのお話のからくりに気付く方もおりそうです。
ラストには驚きますが、うがった見方として
「被害者も加害者も中身本質は同じ。表裏一体なのだよ。人間Aは、AでありBなのだよ」と言いたいのかなと解釈しました。(独自的ですけどね)
旅の途中で時々、子どもたちと純心な会話をするゼヴ。この「子どもたちの場面」がオセロの四隅を取るように配置されているのですが、私は、「子供」すなわち、希望、将来、世代のバトンタッチを表していると思いますね。
歴史の辛い過去をなかったことには出来ないが、憎しみも連鎖するだろうが、このコ達が大きく
なる頃には、乗り越えて、新しい世の中を作ってほしいと。(そんなセリフは一言もありませんが私がそう思っただけ。)(思いすぎかなぁ・?)
クリストファー・プラマーも良い仕事をした。流石だ・・。
ありがとうございました。
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
上質のサスペンスとして、楽しみたい。
ナチスの戦犯を90歳の認知症のゼブが、介護施設の友達のマックスに
託された手紙。
その手紙の指示でマックスは、第二次大戦後でアウシュヴィッツでゼブとマックスの家族を全て殺した男・・・ルディ・コランダーを、
探して殺すというミッションに出発します。
ゼブの認知症は重く、一週間前に死んだ妻のルースのことも時々死んだことを忘れます。
そんなゼブが、長距離バスに乗り、拳銃店で、拳銃を手に入れ、
カナダへと国境まで越えて行く。
クリストファー・プラマーは足元もおぼつかない年寄りを、
薄い頭髪、輝きの失せた瞳、虚ろな記憶力・・・認知症の年寄りロードムービーを、訥々と演じています。
そして宿敵ルディ・コランダーの候補者4人を1人、1人と当たって行きます。
そして、ゼブの拳銃が火を噴く日が遂に来ます。
正直、ラストはサスペンスとしては上質ですが、B級の上質さで、
驚くけれど、人間ドラマとして一級品ではないのです。
そこが、この映画の弱点で、単なる手の込んだ「復讐劇」でしかない。
それにしても、トラップ大佐のクリストファー・プラマーの演技。
厳しい怖いほどの青い瞳、毅然としたプラマーはいませんが、
愛おしかったです。
ブルーノ・ガンツはメイキャップのし過ぎで彼らしく無かったのが残念です。
それにしても「ナチス」は、限りなく人間の想像力を掻き立てる素材なのですね。永遠に・・・。
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手紙は憶えている
投稿日:2018/05/28
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
90歳のおじいちゃんがアウシュビッツで家族を殺されたので、その下手人を探す旅をする話。
ナチスへの復讐ものとして90歳になってなおリベンジの気持ちを忘れないというホロコーストの恐ろしさをエンタメとして描いていて面白かったです。それでいてこの手の映画でありそうな回想でナチスの蛮行を描くとかは一切せずに復讐の旅でそれを見せていくという脚本や演出はよかったです。
95分ほどしかないですが、会いに行ってまた別の会いに行っての繰り返しなので中盤から退屈に感じてしまったり、記憶をなくすという設定が上手に活かされていないような感じで残念でした。
1人また1人と犯人だと思われる人物に出会っていくミステリーであり老人のロードムービーをベテラン名優たちのおかげで厚みを感じられる作品でした。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
用意周到に練られた復讐計画
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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冷徹な計画の用意周到さが、かえって怨念の深さを際立たせている。復讐の旅を決行するゼヴの認知症を、記憶にむらがありすぐに忘れてしまうが指示書は理解でき、読めば思い出せて、乗物やホテルの利用、買い物や会話といった日常の行動はかろうじてできる程度に設定したことが、とても成功している。
老いと復讐という重く暗いテーマを扱いながら、予想以上に面白い。しかし、結末が衝撃的すぎて、逆にその面白さが、ホロコーストの悲劇や、忘れてはいけないというメッセージ性を弱めている。サスペンスとしては有効でも、途中の残酷で無駄な殺人が物語として必要だったかも疑問だ。(ゼヴの本質を知らしめるという伏線なのかもしれないが…。)
ゼヴを陰から操り、自分の手を汚さず、ついに積年の復讐を遂げるマックスに、共感し難いのもマイナスだと思う。裁判による正当な裁きを受けさせるには彼らは歳を取り過ぎているのかもしれない。しかもマックスはもはや身体の自由も利かない。復讐するには最後の手段だったのかもしれないが、それでも、このような計画的で私的な制裁は、悪循環を招くだけではないのかと危惧する。
原題のRememberは、多層の意味を含んでいて秀逸だ。記憶障害のゼヴに、旅の目的を忘れず覚えておけということであり、またナチス戦犯としての自分の正体を思い出せということでもある。家族を惨殺された恨みは決して忘れず憶えているという意味でもあり、70年が経過して記憶から薄れていく凄惨なホロコーストの悲劇を忘れてはならないという警鐘であるかもしれない。
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ユーザーレビュー
衝撃のエンディング
投稿日
2017/05/06
レビュアー
ミルクチョコ
アトム・エゴヤン監督のサスペンス。
認知賞のため妻に先立たれた事さえ時折忘れる90歳のゼヴ(クリストファー・プラマー)。彼は同じ施設に暮らす友人マックス(マーティン・ランドー)から手紙を渡され、施設を飛び出します。
その手紙には70年前にアウシュビッツ収容所でセヴの家族を殺した元ナチス兵の情報が書かれています。
セヴは記憶が消える度に手紙を読み返し、4人の容疑者のもとを訪ねて行きます。
衝撃のエンディングでした。
同名の容疑者は4人。体が不自由なマックスは、ゼヴの“復讐の旅”をサポートします。ところがゼヴは目覚める度に私は誰?状態になり、その度にマックスからの手紙をみないと自分が何をすべきかが分からず、自分の腕に刻まれた収容者番号を見て、自分の為すべきことを思い出しているような状態です。
4人に絞り込まれた手紙を元に一人一人訪ねて行きます。
認知症というアイデアを巧みに利用したトリック。その語り口に唸らされました。
戦後何十年経とうともホロコーストは終わっていないとつくづく思うのでした。
良く練られた脚本にC.プラマー、B.ガンツの好演。
人間AはAであり、Bである
投稿日
2017/09/16
レビュアー
なんの因果
「アウシュヴィッツの生存者・重度認知症・後期高齢者」なんか気が重くなるワードばかり。
暗い話ならパスしたいんですけど・・。と、妙にビクビクしつつ、予告編の画面が普通に明るいのと、
レビュアー諸兄の文章がそそる内容ばかりなので観てみました。
黙っていてもすぐお迎えがくるのに、この90歳近いジイさんたちは何をしようと言うのか。
「やっと復讐の相手を探し出した。同じ偽名のこの四人の内一人だ、ワシは動けないから
行ってくれ」と車椅子鼻チューブのマックスに頼まれるゼヴ(クリストファー・プラマー )。
ふらふらヨボヨボ歩きながら、ホテルに泊まり、税関やっと通過して国境を越え、再び
アメリカに戻る。このあたり、黒ひげ一発ゲームかドラえもんタワーゲームの心境なんですよねー、観ている方としては。いつダメになるかハラハラ、いつゲームオーバーになるのかドキドキ。
ピストルは何とか購入できたが、発見されずにすむのか、まともに打てるのか、
(私がそばにいたらオンブもしてあげるし、手紙の拡大コピーもしてあげるのにさ)
アウシュヴィッツの映像や回想シーンは一切ありません。
「クリスタル・ナハト」という出来事の象徴的なマークは出ます。(初めて知りました。)
四人探す内、三人までが別人だった時点でこのお話のからくりに気付く方もおりそうです。
ラストには驚きますが、うがった見方として
「被害者も加害者も中身本質は同じ。表裏一体なのだよ。人間Aは、AでありBなのだよ」と言いたいのかなと解釈しました。(独自的ですけどね)
旅の途中で時々、子どもたちと純心な会話をするゼヴ。この「子どもたちの場面」がオセロの四隅を取るように配置されているのですが、私は、「子供」すなわち、希望、将来、世代のバトンタッチを表していると思いますね。
歴史の辛い過去をなかったことには出来ないが、憎しみも連鎖するだろうが、このコ達が大きく
なる頃には、乗り越えて、新しい世の中を作ってほしいと。(そんなセリフは一言もありませんが私がそう思っただけ。)(思いすぎかなぁ・?)
クリストファー・プラマーも良い仕事をした。流石だ・・。
ありがとうございました。
上質のサスペンスとして、楽しみたい。
投稿日
2017/05/07
レビュアー
カマンベール
ナチスの戦犯を90歳の認知症のゼブが、介護施設の友達のマックスに
託された手紙。
その手紙の指示でマックスは、第二次大戦後でアウシュヴィッツでゼブとマックスの家族を全て殺した男・・・ルディ・コランダーを、
探して殺すというミッションに出発します。
ゼブの認知症は重く、一週間前に死んだ妻のルースのことも時々死んだことを忘れます。
そんなゼブが、長距離バスに乗り、拳銃店で、拳銃を手に入れ、
カナダへと国境まで越えて行く。
クリストファー・プラマーは足元もおぼつかない年寄りを、
薄い頭髪、輝きの失せた瞳、虚ろな記憶力・・・認知症の年寄りロードムービーを、訥々と演じています。
そして宿敵ルディ・コランダーの候補者4人を1人、1人と当たって行きます。
そして、ゼブの拳銃が火を噴く日が遂に来ます。
正直、ラストはサスペンスとしては上質ですが、B級の上質さで、
驚くけれど、人間ドラマとして一級品ではないのです。
そこが、この映画の弱点で、単なる手の込んだ「復讐劇」でしかない。
それにしても、トラップ大佐のクリストファー・プラマーの演技。
厳しい怖いほどの青い瞳、毅然としたプラマーはいませんが、
愛おしかったです。
ブルーノ・ガンツはメイキャップのし過ぎで彼らしく無かったのが残念です。
それにしても「ナチス」は、限りなく人間の想像力を掻き立てる素材なのですね。永遠に・・・。
手紙は憶えている
投稿日
2018/05/28
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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90歳のおじいちゃんがアウシュビッツで家族を殺されたので、その下手人を探す旅をする話。
ナチスへの復讐ものとして90歳になってなおリベンジの気持ちを忘れないというホロコーストの恐ろしさをエンタメとして描いていて面白かったです。それでいてこの手の映画でありそうな回想でナチスの蛮行を描くとかは一切せずに復讐の旅でそれを見せていくという脚本や演出はよかったです。
95分ほどしかないですが、会いに行ってまた別の会いに行っての繰り返しなので中盤から退屈に感じてしまったり、記憶をなくすという設定が上手に活かされていないような感じで残念でした。
1人また1人と犯人だと思われる人物に出会っていくミステリーであり老人のロードムービーをベテラン名優たちのおかげで厚みを感じられる作品でした。
用意周到に練られた復讐計画
投稿日
2017/08/24
レビュアー
hinakksk
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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冷徹な計画の用意周到さが、かえって怨念の深さを際立たせている。復讐の旅を決行するゼヴの認知症を、記憶にむらがありすぐに忘れてしまうが指示書は理解でき、読めば思い出せて、乗物やホテルの利用、買い物や会話といった日常の行動はかろうじてできる程度に設定したことが、とても成功している。
老いと復讐という重く暗いテーマを扱いながら、予想以上に面白い。しかし、結末が衝撃的すぎて、逆にその面白さが、ホロコーストの悲劇や、忘れてはいけないというメッセージ性を弱めている。サスペンスとしては有効でも、途中の残酷で無駄な殺人が物語として必要だったかも疑問だ。(ゼヴの本質を知らしめるという伏線なのかもしれないが…。)
ゼヴを陰から操り、自分の手を汚さず、ついに積年の復讐を遂げるマックスに、共感し難いのもマイナスだと思う。裁判による正当な裁きを受けさせるには彼らは歳を取り過ぎているのかもしれない。しかもマックスはもはや身体の自由も利かない。復讐するには最後の手段だったのかもしれないが、それでも、このような計画的で私的な制裁は、悪循環を招くだけではないのかと危惧する。
原題のRememberは、多層の意味を含んでいて秀逸だ。記憶障害のゼヴに、旅の目的を忘れず覚えておけということであり、またナチス戦犯としての自分の正体を思い出せということでもある。家族を惨殺された恨みは決して忘れず憶えているという意味でもあり、70年が経過して記憶から薄れていく凄惨なホロコーストの悲劇を忘れてはならないという警鐘であるかもしれない。
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