淵に立つ

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淵に立つ / 浅野忠信
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「淵に立つ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した人間ドラマ。郊外で小さな金属加工工場を営む鈴岡家。平穏な毎日を送るごく平凡な家族の前に、ある日、利雄の旧い知人で最近まで服役していた八坂草太郎が現れる。監督は『歓待』の深田晃司。

「淵に立つ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2016年
製作国: 日本/フランス
原題: HARMONIUM

「淵に立つ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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キルトの家

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1〜 5件 / 全12件

淵に立つ ネタバレ

投稿日:2017/06/17 レビュアー:片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 町工場を営む家族の何やらワケありの男が住み込みで働くことになって、家族が大変なことになる話。

 娯楽映画とは対極のところにある映画で、前半から中盤までしか出てこない浅野忠信さんの不気味なキャラクターで彼が何を考えているのかわからないところに魅力を感じる話でしたが。説明が全くないので、過去にお父さんと浅野さんの間に何があったのか? 奥さんと浅野さんの距離が縮まるのが早すぎやしないか。最初は嫌がっていたのに、娘さんにピアノを教えただけであっという間に好意を持ってしまうのは違和感でしかなかったです。

 中盤で娘さんにある事件が起こって、時間が8年後に飛んで。その後の生活が描かれていきます。新たに働いている青年が浅野さんの息子だというのが判明して、浅野さんを探すことになりメンタルが弱くなった奥さんが幻覚を見て…。という120分で自分はこの映画を見て何を感じ取ればいいのだろう? と難しい作品でした。

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計算され尽くしたモヤモヤ

投稿日:2017/05/23 レビュアー:KEE


すごい映画。
"怒り"と同じように重そうだから劇場で観なかったんだけど、これは重いけどスゴイ。
完璧に作り込まれている作品。
とにかく浅野忠信の得体の知れない感がスゴイ。
何かがおこるであろう感が半端なく、人物設定が全ての伏線になっていて無駄がない。
深田晃司監督ってスゴイな。
すごいしか書いてないけど。
筒井真理子、古舘寛司、とにかく素晴らしい。
映像、音楽、脚本、プロット、全部が計算されつくされている。
ホラーじゃないけどホラーのような怖さのある作品。
でも、目が離せない!これはカンヌは好きでしょう。
邦画もこういう作品をどんどん作ってほしい。

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水辺の誘惑者

投稿日:2017/05/16 レビュアー:裸足のラヴァース

「手紙は覚えている」の後は 又も復讐劇か ポスプロはおフランス

冒頭の五分では言葉に拘っているのがわかり 平田オリザ的だが
海外ではニュアンスはわからないね しかし海外は意識はしていて
オリザ的日本の日常を事細かに会話劇せず 大胆な飛躍がある
思い切った脚本で 会話の持つ演劇性を排除する これが良くも悪くも
深田晃司の今回の目論見だ

「歓待1.0」でストレンジャーであった ひげの主人公は訪問される側
に回り 不気味な異人は浅野忠信になる それは陰鬱な「歓待2.0」へと
変様する 浅野の過去の犯罪の詳細も心理もデリートされている
これは「アカルイミライ」なのだ

1時間経って驚愕の転回 それは「ダゲレオタイプの女」の1時間
ぴったしのドン引きの階段落ち!に同じ 今作は意識的なものか
どうかな黒沢清的なのだ それから時が隠れテーマなのも現代世界
映画に共通する 例えば「キングコング」には三層の奇妙な時間
構成がある 停滞する時間の意味とは?

白から赤へと衣装の変化が映画を二分する 二人の子供を引き合わ
せる オルガンがスケッチブックに代わる 浅野はマクガフィン化する
不幸な娘は「さようなら」の自動人形を思わせるだろう しかしそれ
は聡明な機械から 残酷な生きた愚鈍へと変わっている

ラストの水の中からの救済は 又も「アカルイミライ」なのだが
それは淵に立って 踏み止まらずに行動に移したとは言え 明るい未来
では無く 曖昧な時間を生きる現在をいささかも更新させることは
無いのであろうか

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淵に立つ理由

投稿日:2017/07/26 レビュアー:飛べない魔女

119分間、ずっと息をのむような危うさと緊迫感がありました。
それは良質のサスペンスを見ているようなドキドキ感が終始伴いました。
それが最後まで持続します。

だから”あなたならどんな結末を望みますか?”と
投げかけられたようなラストの終わり方には呆然としてしまいました。
普段決して主役をする俳優さんじゃない(名わき役俳優さんですよね)筒井真理子と古館寛治。
得たいの知れない存在感の浅野忠信の不気味な演技に
二人の名演技がシンクロして
先の読めない3人の人間模様にぐいぐいと惹き込まれていきました。
それまで”優しく礼儀正しいおじさん”だった八坂が、一瞬だけ変貌するシーン。
ゾクゾクするほど怖かったです。

後半、事件から8年後、八坂は登場しないのに、あの恐ろしいまでの存在感。
いつ姿を現すのではないかとドキドキしました。
そして、筒井真理子演じる母親の8年後。
別の女優さんが演じていたのかと思うほどの老け方がなんともリアルでした。

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復讐というには余りに残酷な・・・

投稿日:2017/05/07 レビュアー:カマンベール

暗いけれど深い深い「人間が淵に立たれる」映画でした。
人間の持つ「残酷さ」「原罪?」を浅野忠信が、タダならぬリアリティで、悪魔のようです。
不気味な男です。不快です。耐えられない人間。

ある日突然、小さい工場を営む夫婦と可愛い女の子の鈴岡家に、
出所したばかりの親友八坂が現れる。
住み込みで働くうちに、妻も娘も馴染んで行く。
「良い人だなあ」と思っていると八坂はとんでもない本性を
現します。
鈴岡の家族三人の生活は、あっという間に暗転するのです。
そして更に、入って来た若い従業員が、八坂に繋がる縁が
あるのです。
息の詰まる緊張感が支配します。
後半に浅野忠信はほとんど出演しないのです。
なのに、この映画を最後まで支配する演技力と存在感に、
圧倒されます。
まったく娯楽要素はありません。
でも途轍もない深い淵を覗ける、そんな映画でした。

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淵に立つ

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淵に立つ

投稿日

2017/06/17

レビュアー

片山刑事

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 町工場を営む家族の何やらワケありの男が住み込みで働くことになって、家族が大変なことになる話。

 娯楽映画とは対極のところにある映画で、前半から中盤までしか出てこない浅野忠信さんの不気味なキャラクターで彼が何を考えているのかわからないところに魅力を感じる話でしたが。説明が全くないので、過去にお父さんと浅野さんの間に何があったのか? 奥さんと浅野さんの距離が縮まるのが早すぎやしないか。最初は嫌がっていたのに、娘さんにピアノを教えただけであっという間に好意を持ってしまうのは違和感でしかなかったです。

 中盤で娘さんにある事件が起こって、時間が8年後に飛んで。その後の生活が描かれていきます。新たに働いている青年が浅野さんの息子だというのが判明して、浅野さんを探すことになりメンタルが弱くなった奥さんが幻覚を見て…。という120分で自分はこの映画を見て何を感じ取ればいいのだろう? と難しい作品でした。

計算され尽くしたモヤモヤ

投稿日

2017/05/23

レビュアー

KEE


すごい映画。
"怒り"と同じように重そうだから劇場で観なかったんだけど、これは重いけどスゴイ。
完璧に作り込まれている作品。
とにかく浅野忠信の得体の知れない感がスゴイ。
何かがおこるであろう感が半端なく、人物設定が全ての伏線になっていて無駄がない。
深田晃司監督ってスゴイな。
すごいしか書いてないけど。
筒井真理子、古舘寛司、とにかく素晴らしい。
映像、音楽、脚本、プロット、全部が計算されつくされている。
ホラーじゃないけどホラーのような怖さのある作品。
でも、目が離せない!これはカンヌは好きでしょう。
邦画もこういう作品をどんどん作ってほしい。

水辺の誘惑者

投稿日

2017/05/16

レビュアー

裸足のラヴァース

「手紙は覚えている」の後は 又も復讐劇か ポスプロはおフランス

冒頭の五分では言葉に拘っているのがわかり 平田オリザ的だが
海外ではニュアンスはわからないね しかし海外は意識はしていて
オリザ的日本の日常を事細かに会話劇せず 大胆な飛躍がある
思い切った脚本で 会話の持つ演劇性を排除する これが良くも悪くも
深田晃司の今回の目論見だ

「歓待1.0」でストレンジャーであった ひげの主人公は訪問される側
に回り 不気味な異人は浅野忠信になる それは陰鬱な「歓待2.0」へと
変様する 浅野の過去の犯罪の詳細も心理もデリートされている
これは「アカルイミライ」なのだ

1時間経って驚愕の転回 それは「ダゲレオタイプの女」の1時間
ぴったしのドン引きの階段落ち!に同じ 今作は意識的なものか
どうかな黒沢清的なのだ それから時が隠れテーマなのも現代世界
映画に共通する 例えば「キングコング」には三層の奇妙な時間
構成がある 停滞する時間の意味とは?

白から赤へと衣装の変化が映画を二分する 二人の子供を引き合わ
せる オルガンがスケッチブックに代わる 浅野はマクガフィン化する
不幸な娘は「さようなら」の自動人形を思わせるだろう しかしそれ
は聡明な機械から 残酷な生きた愚鈍へと変わっている

ラストの水の中からの救済は 又も「アカルイミライ」なのだが
それは淵に立って 踏み止まらずに行動に移したとは言え 明るい未来
では無く 曖昧な時間を生きる現在をいささかも更新させることは
無いのであろうか

淵に立つ理由

投稿日

2017/07/26

レビュアー

飛べない魔女

119分間、ずっと息をのむような危うさと緊迫感がありました。
それは良質のサスペンスを見ているようなドキドキ感が終始伴いました。
それが最後まで持続します。

だから”あなたならどんな結末を望みますか?”と
投げかけられたようなラストの終わり方には呆然としてしまいました。
普段決して主役をする俳優さんじゃない(名わき役俳優さんですよね)筒井真理子と古館寛治。
得たいの知れない存在感の浅野忠信の不気味な演技に
二人の名演技がシンクロして
先の読めない3人の人間模様にぐいぐいと惹き込まれていきました。
それまで”優しく礼儀正しいおじさん”だった八坂が、一瞬だけ変貌するシーン。
ゾクゾクするほど怖かったです。

後半、事件から8年後、八坂は登場しないのに、あの恐ろしいまでの存在感。
いつ姿を現すのではないかとドキドキしました。
そして、筒井真理子演じる母親の8年後。
別の女優さんが演じていたのかと思うほどの老け方がなんともリアルでした。

復讐というには余りに残酷な・・・

投稿日

2017/05/07

レビュアー

カマンベール

暗いけれど深い深い「人間が淵に立たれる」映画でした。
人間の持つ「残酷さ」「原罪?」を浅野忠信が、タダならぬリアリティで、悪魔のようです。
不気味な男です。不快です。耐えられない人間。

ある日突然、小さい工場を営む夫婦と可愛い女の子の鈴岡家に、
出所したばかりの親友八坂が現れる。
住み込みで働くうちに、妻も娘も馴染んで行く。
「良い人だなあ」と思っていると八坂はとんでもない本性を
現します。
鈴岡の家族三人の生活は、あっという間に暗転するのです。
そして更に、入って来た若い従業員が、八坂に繋がる縁が
あるのです。
息の詰まる緊張感が支配します。
後半に浅野忠信はほとんど出演しないのです。
なのに、この映画を最後まで支配する演技力と存在感に、
圧倒されます。
まったく娯楽要素はありません。
でも途轍もない深い淵を覗ける、そんな映画でした。

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