ニュースの真相

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ニュースの真相 / ケイト・ブランシェット
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「ニュースの真相」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

2004年9月、米CBSの看板報道番組『60ミニッツII』では、再戦を目指すジョージ・W・ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑という一大スクープを特集するが、根拠となった証拠に偽造の疑いが浮上し、一転して番組の名物アンカーマン、ダン・ラザーが事実上の降板に追い込まれる一大不祥事に発展した。本作は、ダン・ラザーとともに大統領の疑惑追及で中心的役割を担った同番組の女性プロデューサー、メアリー・メイプスの自伝を基に、一連のスキャンダルの真相と、激しいバッシングの渦中で、なおもひるむことのないジャーナリストとしての信念と矜持を描き出していく社会派サスペンス。主演はケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォード。監督は、これが初メガフォンとなる「ゾディアック」の脚本家、ジェームズ・ヴァンダービルト。 JAN:4988013198197

「ニュースの真相」 の作品情報

作品情報

製作年: 2015年
製作国: アメリカ/オーストラリア
原題: TRUTH

「ニュースの真相」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全21件

「ラザーゲート事件」

投稿日:2017/01/21 レビュアー:ミルクチョコ

2004年のアメリカで実際に起こった、あるスクープ報道が広げた波紋の一部始終を、ケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォードの共演で描いた実録ドラマ。
ジョージ・W・ブッシュ米大統領が再選を目指していた04年、米国最大のネットワークを誇る放送局CBSのプロデューサー、メアリー・メイプス(ケイト・ブランシェット)は、伝説的ジャーナリストのダン・ラザー(ロバート・レッドフォード)がアンカーマンを務める看板番組で、ブッシュの軍歴詐欺疑惑というスクープを報道します。その直後、あるブログに資料が偽物と書き込まれ、反響を呼びます。

報道というものの本質を問いながらも組織の不条理を思わせる結末は苦々しく、権力を相手にする報道がいかに困難かを描いた問題作。
波紋が広がる中、ネット上で一人のブロガーが文書の書式や文体の新しさを指摘し、文書の偽造と判断。そこからブッシュを支持する保守派が番組を非難し、大手メディアも追随します。
本来は経歴詐称が問題なのに、証拠の捏造ばかりが話題になって、肝心の軍歴詐欺疑惑の話はいつのまにかうやむやになってしまいます。
ケイト・ブランシェットが途中ボロボロになるも、最後に一筋の光がみえたのが救いでした。

このレビューは気に入りましたか? 20人の会員が気に入ったと投稿しています

「質問する」力を失うことは、死ぬことである。

投稿日:2017/06/17 レビュアー:ちゅく

この言葉が、もっとも大切だと思いました。

「ニュースの真相」(2015年、米国/オーストラリア、カラー、125分)。

描かれているの2004年。映画公開が2015年。

2001年9月11日に、全米同時多発テロが起こる。
翌日、大統領のジョージ・ブッシュ・Jrは、テロとの戦いを宣言する。
Jrは、テロの首謀者は、ウサマ・ヴィン・ラディンだと言う。なぜ、すぐそれを発表できたのか? 
情報を掴んでいたが、「本当にやるまい」と思っていたのだろう。
幼稚園で本を朗読しようとしていたJrに、第一報がメモで伝わる。
Jrは、驚く。邪推かもしれんが、その反応は確信犯的であった。
「まさか、本当にやるとは」という驚きと、まっ白になった彼の脳裏。

「質問する」力を失うことは、死ぬことである。

米国はまず、上下院でテロへの抗戦を決議する。国連で決を採り、11月に、アフガニスタンで、タリバンを掃討し始め、なぜか、その後、イラクへ派兵を行う。
この長期の戦争に、日本は参加している。治安保持のためだが、自衛隊に、幸い、死者は出なかった。
幸い。
それは、現場に赴いた自衛隊の人々の訓練、規律によるものであろう。

ブッシュJr政権では、Jrは軽い神輿であり、その神輿を担ぎ、戦争を拡大させた張本人がいる。
ドナルド・ラムズフェルド国防長官である。彼は、戦争によって利益を得た。
そして、ラムズフェルドの前のディック・チェイニー国防長官の弱腰である。
「ネオコン」という禿鷹のような連中が、馬鹿ブッシュの神輿を、担いでいたのである。「戦争はないか」と探しまわっている輩である。
戦争が始まると、自分が儲かる。持ち会社の株は上がる。そのために、アフガニスタン、イラクで、若者が何人、亡くなっても構わない。

この映画は、米国の大手のCBSの報道番組のプロデューサー、メアリー・メイプスの自伝をもとに脚本が書かれたものだ。
だから、これは、臍(へそ)の緒を締めて、感情移入せず、見なければならない。
彼女(ケイト・ブランシェット)と、大物キャスターのダン(ロバート・レッドフォード)は、単なる正義漢ではない。

大統領選の前に、米国では、こんなプロパガンダ映画が公開される。
この映画も、そういう映画の一つせある。

「質問する」力を失うことは、死ぬことである。

米国社会は、共和党、民主党という2大政党の交代によって、社会を保ってきた。
それは、君は共和党だから僕の民主党のサークルに入れないよ、という偏狭なものではなく、食卓の話題に上せるには無粋だが、
自分で、選挙のたびに判断する。
新しい大統領になれば、反対票を投じた人も、彼の政策を観察する。大人の社会である。しかも、移民国家である。
保守(南軍)と、平和・福祉主義(北軍)で、今も割れている国家であるし、南軍は、トランプの登場で崩壊過程にあり。
北軍は、ヒラリーの雑な情報管理で墓穴を掘った。

2004年は、Jrが再選を目ざし、対抗の民主党はジョン・ケリーが候補だった。
この映画は、Jrの巧妙な「徴兵拒否」を突いている。一度も、軍隊に行かず、健康診断を受けず。
アリバイのような、書類の上での「従軍」。

この映画の公開時の2015年は、民主党のバラク・オバマが再選不可能で、「レーム・ダック」になっていた年。
援護射撃は効かず、共和党のトランプが当選した。

共和党は、二つに分かれているので、弾劾は二年以内に行われるのはないか。僕は、そう予測している。

米国の2大政党制も、まず三つの分かれるであろう。

しかし、米国は日本より健全だ。

総保守のこの「くに」とは愚劣だ。なぜ、こんな悲惨な状況になったというと、近年の政権交代以降だ。
民主党の時代は、みんなが期待したが、政権担当能力がなかった。中学生の学級委員会だった。
会議ばかりして、決断をしない。
言うだけ番長が大臣になって、何もできず、現場を混乱させるだけだった。
竜頭蛇尾。羊頭狗肉。


一人目は、環境問題で無責任な音頭を取り、沖縄の人を裏切り、その位置を壊した。彼は言うだけで、何もしない売国奴だ。
二人目は、最悪。「国家統治」という意識がないまま震災対策を誤り、三人目は、税金を上げることが自分の政治課題だと語った。
この5年間は、日本の真の危機であったと思う。
政治は、素人にまかせず、やはりプロにしてもらったほいうがよいと、皆が思った。

この失望が、一億総保守化に向いたのだと思っている。

とくに、若い連中が、保守に走るこは、景気の安定、雇用条件の向上、生活の安定だ。それは分かる。
しかし、目先のことしか考えていないのではないか?。
戦場に、君が行くことは、実に近い将来なのだよ。

「質問する」力を失うことは、死ぬことである。

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時の最高権力に反抗すると、こうなる!!

投稿日:2017/02/05 レビュアー:カマンベール

2004年。全米ネットワークCBSの敏腕プロデューサー、
メアリー・メイブスは、ジョージ・W・ブッシユ大統領の再選を
阻止する意図で(多分、そうだと思う!!)
大統領の軍歴詐称疑惑の特集を番組『60ミニッツ!!』で、
大きく取り上げる。
しかし証拠とされるメモが、捏造である・・という疑惑で、
真実を調べれる委員会に掛けられる。
それはメモが、2004年にはまだなかったパソコン印刷のコピーだったのだ。

論点はブッシユ大統領の軍歴詐称疑惑ではなくて、たかだかメモのが、本物か?偽物か?
という一点にすり替えられるのだ。
論ずるべきは、金持ちの子弟たち(ブッシユしかり)が、ベトナム戦争送りを阻むため、空軍パイロットに滑り込んだこの。
その空軍での仕事に実態はあったのか?
などを明らかにするべきなのに・・・

確かに証拠の捏造は、ジャーナリストとして決してあってはならない事。
ケイト・ブランシェットの熱演には、引き込まれました。
ロバート・レッドフォードも素晴らしかった。

しかし軍歴詐称疑惑なんかより、裁かれなければならないのは、
ジョージ・W・ブッシユの今世紀最大の『シクジリ・・イラク戦争突入の間違い!!』
ではないのか?
イスラム教徒(イスラム圏)とキリスト教圏の諍いが、こんなに顕著になった根本の原因はイラク戦争にある。
トカゲの尻尾切り(メアリーとダンの首が飛んだって)で、
世界は何も良くならないのだ。

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ニュースの真相 ネタバレ

投稿日:2017/01/04 レビュアー:片山刑事

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 大統領の経歴詐称をスクープしようとしていた記者たちが返り討ちに遭う話。

 大統領の過去の経歴が怪しいぞとなって、それを調べるためにチームが組まれて情報源に当たっていく序盤からテンポよく展開していって楽しく見ることができました。そして番組まで時間がない中、やっとこさ放送して大反響になってやったな感いっぱいだったけど。ブロガーたちにあの文書はワードで書かれたんじゃないか? と騒がれて、それを反証しようとする。アメリカもネットで炎上騒動になるとそれの対応をしないといけないんだと勉強になりました。したらさらに最初の情報源自体が怪しぞとなって対応に追われていく。

 みんなでスクラムを組んで追求するけど、それをやるうちに事の本質がうやむやにされると主人公は訴えるけど、怪しいことを追及したのに結局それがもとで大統領が再選しちゃったんじゃないかと思えるようなことをしでかしていて、主人公、ちゃんと調べようよと思ってしまうものでもありました。いくら時間がなかったとはいえ、とんでもないことしでかした人たちの話でした。仕事ミスっちゃったときの感じを体感させてくれる映画でした。そしてロバート・レッドフォードさんだけ最後にかっこよく決めていて、ズルい映画でもありました。

 ただ基本、ずっと主人公たちにバットニュースが続いてひたすらボコボコにやられていって、それの対応する映画なのでエンタメ映画のカタルシスが得られなくて疲れる映画でした。

 そして、スクープしようとしていた人たちが主人公のため、仕方ないことですが、この映画を見ると明らかに大統領や権力側がグレーな部分をもみ消しているんだと印象づけられてしまう映画でした。

 とはいえ、渋い役者さんたちが出ていて120分退屈せずに見ることができました。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

こんなのがジャーナリストなのだとしたら、ほんとがっかり。

投稿日:2017/02/23 レビュアー:

もっと、シビアな現場を描いた作品だと思っていた。
ふたを開けてがっかり。

実話の映画化でどこまでが本当なのかは分からない。
しかし、この映画を鵜呑みにしてよいのなら、
これがジャーナリストの姿だとは思いたくない。

ジャーナリストの醍醐味、それは大衆が知らない真実を明らかにし
伝えることだろう。
それは、嘘や思い込みや推測であっていいのだろうか。
もし、推測なら、きちんとこの報道、記事は推測であるということを明確に
しなければならない。

ブッシュ元大統領が軍歴を詐称していた、
かもしれない。
そういう情報をアメリカのテレビ局CBSの敏腕プロデューサー、
メアリー(ケイト・ブランシェット)はつかむ。
2期目をかけたブッシュ大統領が出馬する選挙まであと数日。
それまでに、なんとしても番組にのっけたい。

素人目で見てもずさんな資料。
え?それだけの根拠でニュースにしちゃうの?
裏付けは?

もう、あいた口が開いたまんま。
大衆をなめてるんじゃないか。
視聴率がとれたらそれでいいのか。自分の名声が上がればそれでいいのか。

映画は一貫してメアリーを正義として描いている。
そこに大きな違和感を感じる。

ジャーナリストって尊敬すべき職業だった。
そのジャーナリストの仕事の精度があの程度だなんて。

ニュースは鮮度が命だ。
他社より先に報じたい。
そこはよく理解できる。

かといって、あんな裏付けといえるようなものが全くないような状況で
ニュースにのっけてしまう神経が信じられない。
近所のうわさ話じゃないんだし、大衆は報道はある程度裏取りをし、
精査に精査を重ねた上でまな板にのせていると信じている。
あんな程度のネタで事実かのように報じてしまうテレビ局のプロとしての
意識を疑う。

メアリーの仕事ぶりも気に入らないが、なんか人として、女性としても
最後まですきになれなかった。
父への復讐という言い訳を冠に、男に負けない仕事をする。
わたしはできる女。
わたしはタフな女。
わたしは偉いんだ。
そういうのがチラチラ鼻についていやだった。
職場にあんな人いたら、できるだけ接触したくない。
完全に周囲を上から目線でみているし、プライドが高すぎる。

メアリーが尊敬するアンカーマンのダン・ラザー(ロバート・レッドフォード)は
かっこよかった。
おおらかで、仕事のミスを誰かに押し付けたりしない。逃げない。
彼や、メアリーの旦那はすごくメアリーに献身的で、なぜ彼女をあそこまで
受け入れられるのか全く理解できなかった。

女の目と、男の目の違いなのだろうか。

正しい調査をして、裏取りをきっちりして報道するのなら、
政治的な圧力だと思われるバッシングや炎上を気の毒だと思える。
けれど、彼女のやり方を見る限り、わたしは自業自得なんじゃないかと思う。

もしあの報道がガセだったら、どう始末をつけるのだろう。
わたしはブッシュ大統領をすきでも嫌いでもない。
ただ、政治家といえど、真実でない報道により政治生命を危うくされるのは
公平公正ではない気がする。

でも、このことで実際メアリーは大きな賞を受賞してるんだよね。
なんかモヤモヤする。

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ニュースの真相

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「ラザーゲート事件」

投稿日

2017/01/21

レビュアー

ミルクチョコ

2004年のアメリカで実際に起こった、あるスクープ報道が広げた波紋の一部始終を、ケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォードの共演で描いた実録ドラマ。
ジョージ・W・ブッシュ米大統領が再選を目指していた04年、米国最大のネットワークを誇る放送局CBSのプロデューサー、メアリー・メイプス(ケイト・ブランシェット)は、伝説的ジャーナリストのダン・ラザー(ロバート・レッドフォード)がアンカーマンを務める看板番組で、ブッシュの軍歴詐欺疑惑というスクープを報道します。その直後、あるブログに資料が偽物と書き込まれ、反響を呼びます。

報道というものの本質を問いながらも組織の不条理を思わせる結末は苦々しく、権力を相手にする報道がいかに困難かを描いた問題作。
波紋が広がる中、ネット上で一人のブロガーが文書の書式や文体の新しさを指摘し、文書の偽造と判断。そこからブッシュを支持する保守派が番組を非難し、大手メディアも追随します。
本来は経歴詐称が問題なのに、証拠の捏造ばかりが話題になって、肝心の軍歴詐欺疑惑の話はいつのまにかうやむやになってしまいます。
ケイト・ブランシェットが途中ボロボロになるも、最後に一筋の光がみえたのが救いでした。

「質問する」力を失うことは、死ぬことである。

投稿日

2017/06/17

レビュアー

ちゅく

この言葉が、もっとも大切だと思いました。

「ニュースの真相」(2015年、米国/オーストラリア、カラー、125分)。

描かれているの2004年。映画公開が2015年。

2001年9月11日に、全米同時多発テロが起こる。
翌日、大統領のジョージ・ブッシュ・Jrは、テロとの戦いを宣言する。
Jrは、テロの首謀者は、ウサマ・ヴィン・ラディンだと言う。なぜ、すぐそれを発表できたのか? 
情報を掴んでいたが、「本当にやるまい」と思っていたのだろう。
幼稚園で本を朗読しようとしていたJrに、第一報がメモで伝わる。
Jrは、驚く。邪推かもしれんが、その反応は確信犯的であった。
「まさか、本当にやるとは」という驚きと、まっ白になった彼の脳裏。

「質問する」力を失うことは、死ぬことである。

米国はまず、上下院でテロへの抗戦を決議する。国連で決を採り、11月に、アフガニスタンで、タリバンを掃討し始め、なぜか、その後、イラクへ派兵を行う。
この長期の戦争に、日本は参加している。治安保持のためだが、自衛隊に、幸い、死者は出なかった。
幸い。
それは、現場に赴いた自衛隊の人々の訓練、規律によるものであろう。

ブッシュJr政権では、Jrは軽い神輿であり、その神輿を担ぎ、戦争を拡大させた張本人がいる。
ドナルド・ラムズフェルド国防長官である。彼は、戦争によって利益を得た。
そして、ラムズフェルドの前のディック・チェイニー国防長官の弱腰である。
「ネオコン」という禿鷹のような連中が、馬鹿ブッシュの神輿を、担いでいたのである。「戦争はないか」と探しまわっている輩である。
戦争が始まると、自分が儲かる。持ち会社の株は上がる。そのために、アフガニスタン、イラクで、若者が何人、亡くなっても構わない。

この映画は、米国の大手のCBSの報道番組のプロデューサー、メアリー・メイプスの自伝をもとに脚本が書かれたものだ。
だから、これは、臍(へそ)の緒を締めて、感情移入せず、見なければならない。
彼女(ケイト・ブランシェット)と、大物キャスターのダン(ロバート・レッドフォード)は、単なる正義漢ではない。

大統領選の前に、米国では、こんなプロパガンダ映画が公開される。
この映画も、そういう映画の一つせある。

「質問する」力を失うことは、死ぬことである。

米国社会は、共和党、民主党という2大政党の交代によって、社会を保ってきた。
それは、君は共和党だから僕の民主党のサークルに入れないよ、という偏狭なものではなく、食卓の話題に上せるには無粋だが、
自分で、選挙のたびに判断する。
新しい大統領になれば、反対票を投じた人も、彼の政策を観察する。大人の社会である。しかも、移民国家である。
保守(南軍)と、平和・福祉主義(北軍)で、今も割れている国家であるし、南軍は、トランプの登場で崩壊過程にあり。
北軍は、ヒラリーの雑な情報管理で墓穴を掘った。

2004年は、Jrが再選を目ざし、対抗の民主党はジョン・ケリーが候補だった。
この映画は、Jrの巧妙な「徴兵拒否」を突いている。一度も、軍隊に行かず、健康診断を受けず。
アリバイのような、書類の上での「従軍」。

この映画の公開時の2015年は、民主党のバラク・オバマが再選不可能で、「レーム・ダック」になっていた年。
援護射撃は効かず、共和党のトランプが当選した。

共和党は、二つに分かれているので、弾劾は二年以内に行われるのはないか。僕は、そう予測している。

米国の2大政党制も、まず三つの分かれるであろう。

しかし、米国は日本より健全だ。

総保守のこの「くに」とは愚劣だ。なぜ、こんな悲惨な状況になったというと、近年の政権交代以降だ。
民主党の時代は、みんなが期待したが、政権担当能力がなかった。中学生の学級委員会だった。
会議ばかりして、決断をしない。
言うだけ番長が大臣になって、何もできず、現場を混乱させるだけだった。
竜頭蛇尾。羊頭狗肉。


一人目は、環境問題で無責任な音頭を取り、沖縄の人を裏切り、その位置を壊した。彼は言うだけで、何もしない売国奴だ。
二人目は、最悪。「国家統治」という意識がないまま震災対策を誤り、三人目は、税金を上げることが自分の政治課題だと語った。
この5年間は、日本の真の危機であったと思う。
政治は、素人にまかせず、やはりプロにしてもらったほいうがよいと、皆が思った。

この失望が、一億総保守化に向いたのだと思っている。

とくに、若い連中が、保守に走るこは、景気の安定、雇用条件の向上、生活の安定だ。それは分かる。
しかし、目先のことしか考えていないのではないか?。
戦場に、君が行くことは、実に近い将来なのだよ。

「質問する」力を失うことは、死ぬことである。

時の最高権力に反抗すると、こうなる!!

投稿日

2017/02/05

レビュアー

カマンベール

2004年。全米ネットワークCBSの敏腕プロデューサー、
メアリー・メイブスは、ジョージ・W・ブッシユ大統領の再選を
阻止する意図で(多分、そうだと思う!!)
大統領の軍歴詐称疑惑の特集を番組『60ミニッツ!!』で、
大きく取り上げる。
しかし証拠とされるメモが、捏造である・・という疑惑で、
真実を調べれる委員会に掛けられる。
それはメモが、2004年にはまだなかったパソコン印刷のコピーだったのだ。

論点はブッシユ大統領の軍歴詐称疑惑ではなくて、たかだかメモのが、本物か?偽物か?
という一点にすり替えられるのだ。
論ずるべきは、金持ちの子弟たち(ブッシユしかり)が、ベトナム戦争送りを阻むため、空軍パイロットに滑り込んだこの。
その空軍での仕事に実態はあったのか?
などを明らかにするべきなのに・・・

確かに証拠の捏造は、ジャーナリストとして決してあってはならない事。
ケイト・ブランシェットの熱演には、引き込まれました。
ロバート・レッドフォードも素晴らしかった。

しかし軍歴詐称疑惑なんかより、裁かれなければならないのは、
ジョージ・W・ブッシユの今世紀最大の『シクジリ・・イラク戦争突入の間違い!!』
ではないのか?
イスラム教徒(イスラム圏)とキリスト教圏の諍いが、こんなに顕著になった根本の原因はイラク戦争にある。
トカゲの尻尾切り(メアリーとダンの首が飛んだって)で、
世界は何も良くならないのだ。

ニュースの真相

投稿日

2017/01/04

レビュアー

片山刑事

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 大統領の経歴詐称をスクープしようとしていた記者たちが返り討ちに遭う話。

 大統領の過去の経歴が怪しいぞとなって、それを調べるためにチームが組まれて情報源に当たっていく序盤からテンポよく展開していって楽しく見ることができました。そして番組まで時間がない中、やっとこさ放送して大反響になってやったな感いっぱいだったけど。ブロガーたちにあの文書はワードで書かれたんじゃないか? と騒がれて、それを反証しようとする。アメリカもネットで炎上騒動になるとそれの対応をしないといけないんだと勉強になりました。したらさらに最初の情報源自体が怪しぞとなって対応に追われていく。

 みんなでスクラムを組んで追求するけど、それをやるうちに事の本質がうやむやにされると主人公は訴えるけど、怪しいことを追及したのに結局それがもとで大統領が再選しちゃったんじゃないかと思えるようなことをしでかしていて、主人公、ちゃんと調べようよと思ってしまうものでもありました。いくら時間がなかったとはいえ、とんでもないことしでかした人たちの話でした。仕事ミスっちゃったときの感じを体感させてくれる映画でした。そしてロバート・レッドフォードさんだけ最後にかっこよく決めていて、ズルい映画でもありました。

 ただ基本、ずっと主人公たちにバットニュースが続いてひたすらボコボコにやられていって、それの対応する映画なのでエンタメ映画のカタルシスが得られなくて疲れる映画でした。

 そして、スクープしようとしていた人たちが主人公のため、仕方ないことですが、この映画を見ると明らかに大統領や権力側がグレーな部分をもみ消しているんだと印象づけられてしまう映画でした。

 とはいえ、渋い役者さんたちが出ていて120分退屈せずに見ることができました。

こんなのがジャーナリストなのだとしたら、ほんとがっかり。

投稿日

2017/02/23

レビュアー

もっと、シビアな現場を描いた作品だと思っていた。
ふたを開けてがっかり。

実話の映画化でどこまでが本当なのかは分からない。
しかし、この映画を鵜呑みにしてよいのなら、
これがジャーナリストの姿だとは思いたくない。

ジャーナリストの醍醐味、それは大衆が知らない真実を明らかにし
伝えることだろう。
それは、嘘や思い込みや推測であっていいのだろうか。
もし、推測なら、きちんとこの報道、記事は推測であるということを明確に
しなければならない。

ブッシュ元大統領が軍歴を詐称していた、
かもしれない。
そういう情報をアメリカのテレビ局CBSの敏腕プロデューサー、
メアリー(ケイト・ブランシェット)はつかむ。
2期目をかけたブッシュ大統領が出馬する選挙まであと数日。
それまでに、なんとしても番組にのっけたい。

素人目で見てもずさんな資料。
え?それだけの根拠でニュースにしちゃうの?
裏付けは?

もう、あいた口が開いたまんま。
大衆をなめてるんじゃないか。
視聴率がとれたらそれでいいのか。自分の名声が上がればそれでいいのか。

映画は一貫してメアリーを正義として描いている。
そこに大きな違和感を感じる。

ジャーナリストって尊敬すべき職業だった。
そのジャーナリストの仕事の精度があの程度だなんて。

ニュースは鮮度が命だ。
他社より先に報じたい。
そこはよく理解できる。

かといって、あんな裏付けといえるようなものが全くないような状況で
ニュースにのっけてしまう神経が信じられない。
近所のうわさ話じゃないんだし、大衆は報道はある程度裏取りをし、
精査に精査を重ねた上でまな板にのせていると信じている。
あんな程度のネタで事実かのように報じてしまうテレビ局のプロとしての
意識を疑う。

メアリーの仕事ぶりも気に入らないが、なんか人として、女性としても
最後まですきになれなかった。
父への復讐という言い訳を冠に、男に負けない仕事をする。
わたしはできる女。
わたしはタフな女。
わたしは偉いんだ。
そういうのがチラチラ鼻についていやだった。
職場にあんな人いたら、できるだけ接触したくない。
完全に周囲を上から目線でみているし、プライドが高すぎる。

メアリーが尊敬するアンカーマンのダン・ラザー(ロバート・レッドフォード)は
かっこよかった。
おおらかで、仕事のミスを誰かに押し付けたりしない。逃げない。
彼や、メアリーの旦那はすごくメアリーに献身的で、なぜ彼女をあそこまで
受け入れられるのか全く理解できなかった。

女の目と、男の目の違いなのだろうか。

正しい調査をして、裏取りをきっちりして報道するのなら、
政治的な圧力だと思われるバッシングや炎上を気の毒だと思える。
けれど、彼女のやり方を見る限り、わたしは自業自得なんじゃないかと思う。

もしあの報道がガセだったら、どう始末をつけるのだろう。
わたしはブッシュ大統領をすきでも嫌いでもない。
ただ、政治家といえど、真実でない報道により政治生命を危うくされるのは
公平公正ではない気がする。

でも、このことで実際メアリーは大きな賞を受賞してるんだよね。
なんかモヤモヤする。

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