ミュータント・ニンジャ・タートルズ：影＜シャドウズ＞

原作が30年前のアメコミで現在も続行中。
日本でも2000年代にTV放映してたとか・・・

前作も良かったけど、前作は雪山アクションが印象的だったっけ！！
今作の見所。
1、エイブリル(ミーガン・フォックス)の可愛さと活躍。
2、脱獄する宿敵シュレッダーとの「カーチェイス」
3、ブラジル行き飛行機が爆撃されて、めちゃくちゃな操縦席。
4、ケイシー(新メンバーのスティーヴン・アメル)がサイとイノシシに
立ち向かうシーン。
5、異次元からの悪の帝王「クランゲ」との攻防。
クランゲがキモい、グロい、吐きそ！！
6、ニンジャタートルズ以外の出演者が、すべてgood！！
ハマってます。役割分担が良い。
ローラ・リニーの警察署長とか、以外なキャスティングもグー！！
楽しめました。

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　影の軍団として生きるタートルズだけど、前作の敵のシュレッダーが逃走して何か計画してるってんで、それを阻止する話。

　冒頭からフルスロットルでバンバン飛び跳ねて動き回るタートルズが激しかったです。前作で街を救ったのに手柄はなくていまだに隠れて生きているタートルズがいて、前作の敵がシュレッダーが脱獄するってんで、そのカーチェイスも車がドカンドカンとひっくり帰る中、改造ゴミ収集車に乗って大騒ぎするタートルズが見ていて楽しいです。

　ただ激しいアクションシーンがあった1幕目が楽しく見ることができましたが、しだいにどのアクションシーンもただ大騒ぎしているだけで失速していきました。特にクライマックスの戦いは空からいっぱい宇宙人みたいなのが襲ってくるのは【アベンジャーズ】とか【インデペンデンス・デイ】みたいなので100万回見てるもので既視感いっぱいの戦いの中、わちゃわちゃタートルズが動き回って、どうやって苦戦してどうやって倒したのかとか一切わからないので何の感情の動きもなかったです。

　そして案の定、シュレッダーが脱獄に成功して悪巧みをし始める。子分がいないからと普通のチンピラをスカウトするのが凄くて、軍団の凄さがよくわからなかったです。いきなり現れる脳みそロボットもいったい何者なのか終始わからないままでした。扉を開く装置を守るのもよくわからない女性のカタキ役だったり相手はとほかにいなかったのかと考えてしまいました。猪とサイの子分との戦いは面白かったですが、その場が面白いだけで映画の流れとしては退屈でした。

　タートルズも人間になれる派とならない派で仲間割れみたいなことになりますが、それも何でのちに関係が修復したのかとかこれまたどうでもいいと思ってしまうもので残念でした。

　その場その場は楽しいエンタメで良いとは思いますが、いかんせんノリだけだとしても欠点が多い映画で残念でした。

前作が意外と楽しめたので期待をもって鑑賞。
期待を裏切らない出来だった。
相変わらず「ニンジャ」というより「カンフー」だったが。

コミカルヒーローものは少ないので貴重。
タートルズの姿はキモいが瞳はピュア（笑）
カメ達の掛け合いはテンション高い。
新たな敵のイボイノシシとサイのやりとりは楽しい。
空中の高さを感じるアクションは見事。

シュレッダーのあっさりすぎる退場には不満。
宮川大輔とオリラジ藤森の吹き替えは下手だった。

小難しいこと考えずにタートルズのアクションを観ていましょう。

８０点　

前作もそこそこ面白かった。
でも内容は完全に忘却の彼方(^_^;)

前作で捕まえた極悪非道のシュレッダーが脱獄して暗躍。
それを阻止しようと奮闘するニンジャのかめ4兄弟。
スピーディーで通快。
会話のテンポも愉快で爽快。
楽しめました。
エイプリル役のミーガンフォックスがかっこいい！
私にとってはドラマ「アロー」でお馴染みの
スティーブン・アメルは相変わらず素敵。
筋肉バカのような役どころなれど、愛すべき存在。
そして今回は彼らの存在がとうとう警察に発覚するも
彼らの協力無しには地球は救えないと悟った警察はかめ4兄弟を認めることに。
地球を乗っ取ろうとする悪の帝王クランゲ（ゲロゲロにキモい！！)
との最終決戦に挑みます。
きっと何日かしたらまた忘却の彼方になるにちがいないけど
楽しくてハイスピードな展開、面白かったです。

あと、博士が黒いピコ太郎に見えて仕方なかったんですけど(^_^;)

まず２メートル超えの巨大な二足歩行の亀がいて、その職業が忍者でまたライフスタイルがニューヨーカーで、ジョークを交えた人語を操り、人間的な正義の心をもち、超化学をあやつり、大都会で影ながら人々の生活を守っている。という酔っ払いのアイデアのような設定をどう受け止めるのかが評価の分かれ目。
設定からしてそうなのだから、そりゃ物語に二三の不備はあるだろう。ないとおかしい。たとえマッハで飛ぶ飛行機から別の飛行機に飛び移ったとしても、設定のばかばかしさに比べればどうってことない。最初からそう説明してあるんだから。もしかしてリアルにそんな亀がいるかもって思ってるの？ってことで、現在のリアル志向のヒーロー映画の対極をいく映画。作り手もここを十分に意識しており、とにかく楽しくなれば後はどうでもいいと言わんばかりの演出である。
特に秀逸なのが全登場人物がコミカルという事を徹底してある点。この映画の肝であり存在理由として重要で、ほかの映画ならば深刻で緊迫するクライマックスの場面ですら３０分アニメのような気軽さで乗り越える。世界征服する悪役に理由などない、悪いやつだからで十分。亀どもも一度自らの境遇に疑問を持つシーンがあるが、兄弟喧嘩以上の深刻さにはならない。
出自が子供向けアニメ（コミック）でありながら、なぜか大人向けに深刻化していく他の大人げないヒーロー映画に比べて遥かに潔い姿勢が、子供からヒーローを奪いつつある現状のヒーロー映画に一石を投げつける。本来は子供が一番に楽しむべきものがこうした映画で大人はその余慶に預かれば十分なのである。