死霊館　エンフィールド事件

ロンドンのエンフィールドに住むシングルマザー・ペギーの家で
ポルターガイスト現象が続き、やがて次女・ジャネットが異常な言動を取るようになる。
ペギー一家の調査に心霊研究家のウォーレン夫妻（エドとロレイン）が訪れるが…

実際にあった事件をアレンジした作品で「死霊館」の続編。
前作を見ていなくても大丈夫です。
作中で流れる「ロンドン　コーリング」がカッコいい。

前作では「アナベル人形事件」が前振りとなっていましたが、今作では
「アミティビルの恐怖」でおなじみの幽霊屋敷から始まります。
つかみのくせに怖いです…

ジャケ写にもあるキモい尼僧が目立っていました。
特殊メイクの派手なクリーチャー顔もイイですが、エドの描いた絵姿の尼僧も怖いです。
真夜中にドアを叩く音、少女の口からもれる爺さんの声、勝手に動く玩具などの現象も
地味だけど怖いです。
へそ曲がり男ｃｒｏｏｋｅｄ　ｍａｎも面白い造形でした。
ウォーレン夫妻の夫婦愛も描かれていて、恐怖ばっかりの一本調子にならなくて良かったです。

ペギーの家が傷んでいて、生活が苦しそうな感じが伝わってくる作り込み。
ペギーと同じ公営住宅に住む親切な隣人の家は、住み心地が良さそうなのに…
母一人で子供を守っているペギー、がんばれ！
霊がでますよーって雰囲気を醸し出すための作り込みかもだけど。

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　今度はロンドンでポルターガイスト現象に悩む家族を救おうとする霊媒師夫婦の話。

　流れるようなカメラワークやナイトシーンも綺麗で映像の雰囲気からしてロンドンの暗い冬が悪魔祓いと雰囲気があっていてよかったです。ホラー映画としても王道のビックリさや恐怖を次から次につるべ打ちにあって息つく暇なかったです。幽霊もあの手この手で襲ってきます。そして、この手のジャンル映画としては襲われる人以外は幽霊の存在を信じていなかったりしますが、この映画の人たちはだいぶ超常現象を体験していて、これだったらみんな信じてくれるんではないだろうかと思えるくらいアグレッシブな幽霊でした。そしておじいちゃんの幽霊が襲ってきていると思っていたら実は…。というのも幽霊の世界にも上下関係があるんだと勉強になりました。

　ただ130分というのはホラー映画としては長くて、面白いので長さはあまり感じないですが、ひたすら幽霊にアタックされて恐怖におののく子どもたちというのが延々と続くのでもうすこし短くてもいいのではないかと思ってしまう映画でした。

美少女に霊が、憑依する事件は「エクソシスト」を
彷彿させます。
実在の心霊研究家ウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン&ベラ・ファーミガ)が、頼まれて、わざわざロンドン郊外で実際にあったとされる、シングルマザーと4人の子供の一家に起こった、
「ポルターガイスト事件」を、解決に導きます。

とても怖かったです。
11歳の美少女ベンジャミンに取り憑いた前の住民のおじいちゃんの霊。
バリエーションが、凄くて、
無人のブランコが、揺れる
おもちゃが、勝手に動き出す
椅子が、瞬間移動する
TVのチャンネルが、勝手に変わる
次々と更に更にエスカレートして行きます。
極め付きは「地獄の修道女！！！！・・・怖過ぎ！！」

霊に取り憑かれた少女に自分たちの経験を重ねてさとす
ウォーレン夫妻の優しさや「家族愛」「夫婦愛」が、込められていて、救いのある仕上がりになっています。
オススメです。

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いただいたポイントで見ました。
DISCAS様ありがとうございます。
鉄板で安心して見れる王道ホラーでした。
オドロオドロしさが画面を通してこちらまで伝わってきました。
悪魔って世界を超えるんですね（笑

血しぶきやグロい描写はありませんが、ストーリーや様々な心霊現象が作品を盛り上げます。
本当にあった事件とのこと怖いですね。

エンドロールで、当時の写真がいくつか出てきました。
もっと見たかったです。

面白かったですが、あまりサプライズの無い無難な作品でした。

前作同様
非常に丁寧に作られたホラーです。
このシリーズからは
実在する恐怖の人形「アナベル」がスピンオフして
シリーズ化されていますが
やはりこの本筋の「死霊館」のほうが面白いです。
今回「アナベル」はチコっと出てきただけで
本作の「恐怖」を独り占めしたのは尼さんです。
この尼さん
ごっつ怖い！
そりゃー次回作も尼さん主役になっちゃうよって感じです。
色々な出現方法で現れましたが
一番怖かったのは
家の中に普通に入ってきて
普通に見える形で立っているときでした。
あの違和感
違和感が悪寒を連れてくる
違和感・悪寒・もうアカン！です。
やはり欧米のホラーは
幽霊より悪魔のほうが格上で
ラスボスはそっちになっちゃうので
ジャパニーズホラーのような恐怖はないんですが
今回も実際にあった事件を描きつつ
尼さんという強烈なキャラを登場させて楽しませてくれます。
全体的には「エクソシスト」に近い感じでしょうかね。
家族を苦しめる霊が
「驚かせたい」って言ってたのには笑っちゃいましたが（笑）
やっぱり驚かせたいのね（笑）

これでシリーズ４作品は全て観ましたが
現在あと３作品作られることが決定していて
その中で「死霊館のシスター」はもう公開され
レンタル日も決まっており
今から楽しみで仕方がありません。
これからもジェーズ・ワン監督には
「ソウ」にも「死霊館」にも負けないホラーを生み出すとともに
現存シリーズの続編にも期待したいところです。
「ソウ」はもう無理かもしれないけど（笑）

それにしてもエド
あんな絵描く？
ま、描いてもいいけど壁に飾る？（笑）
どんな神経してんだよ（笑）
そしてエドの十字架は効くのに
壁に飾ったたくさんの十字架は効果なしってのも不可解